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YIN‐NER WORLD

【他言無用です。無断転載はご遠慮下さい】
現場に出て5年を過ぎましたが、まだまだ修行中。
相変わらず忙しいのか忙しくないのか良く判らない日々。

2010年夏の別荘

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2001-12-15 院長の買い物
2001-12-15 アヤシイのかしら;
2001-12-14 また夢…;
2001-12-14 久々に夢など。
2001-12-13 しまった…
2001-12-12 今日も
2001-12-11
2001-12-11 「肥大」するなかれ!(自戒をこめて;)
2001-12-10 予約は守ってほしいけど
2001-12-07 匙加減


2001-12-15 院長の買い物

クリニックにいくと、
カウンターの上に
ちいさなクリスマスデコレーションが。

サンタとスノーマンとトナカイとテディベアが
沢山ついた、とってもかわいいやつ。
(こういう時、デジカメがあればなぁ…と、つくづく思う)
左右に開くと、光に反応して、
灯りが点滅してクリスマスソングが流れる。

院長は「これが一番良いと思って。
店員さんが現物しかない、というから
『現物でいいです』って買って来たんですよ」
と開けたり閉じたり、いたくご満悦の様子。

た、確かにかわいい…のは認めるけど、
これ以上クリニックにBGMが増えるのも…;;
でもまぁ和むからいいっか〜〜〜。


さて、その晩のこと…

クリニックに忘れ物を取りに戻った院長は、
灯りをつけたとたんに鳴り出したクリスマスソングに
びっくらこいてしまったそうです。

開いたまんまで帰っていたんですね…<デコレーション;;

先頭 表紙

2001-12-15 アヤシイのかしら;

今、受講しているコースでは、現場の臨床家だけではなく、
一般の方(心理療法に関心のある人達)も、参加している。

講師にこんな質問があった。
「夢ってそんなに信頼できるものなのでしょうか?」

言われてみれば、もっともな質問…。

講師の方は確かこんな風に仰っていた。
「昔は皆、信頼していたんですよ。
でも現代ではそれはなかなかできない。難しいです。
だから、実際に体験して、再発見していくしかないのです」

体得していくしか、ないんですよね。夢への接し方は。
本読んだだけでは、なかなか判らない。
私は幸か不幸か、大学生のときに、
夢を扱う教授に出会って、分析を受けてしまったから、
ほとんど抵抗なく入っていけたのだけれど。

別に、夢を素朴に信じているわけではない。
でもそれなりの接し方あることは、私も体験で知った。

精神分析を指向している方だったら、
夢を過去の外傷的な出来事とか、
治療者と来談者の関係とかに還元して解釈していくのだろう。

私の場合は、
夢をみていくときは、何かに当てはめるのではなくて、
「いま起こっていること」を知る…というのかな。
未来のことでもなく、過去のことでもない、
「今」ここで生じているプロセスをイメージとして見る感じ。
でも、夢扱うとアヤシイって思われてしまうんですよねぇ…。


…ところで、クリニックを受診される方のなかには、
カウンセリングを希望される方も多いけれど、
「2、3回で治るのがいいです」
っていうのは何なのだろう。
(ドクターもこれには首を傾げている)
それは、カウンセリング…にはならない。

カウンセリングを受けたいのなら、
最低半年…長いと10年単位と考えて欲しいのに。

薬を飲みたくないから、そう仰るのかな?
薬で治るような、単純私ではありません
…ということなのかな?
でも、2、3回で治るほど、
自分のことを単純だと思ってらっしゃるの?

ヒトってそんなに単純な存在ではない、と私は思うのだけれども。

先頭 表紙

カウンセリングって、日本人には、まだまだ一般的な歴史や認識が浅いのでは・・・? / 菜種 ( 2001-12-15 09:17 )
↓で、そういうセラピーは「何でも治ります」っていうんですよね…(汗) / YIN ( 2001-12-15 03:45 )
1回でン万円とか、システム化されててコースで数十万円とか…そういう方がアヤシイと、思うのだけれど。 / YIN ( 2001-12-15 03:44 )

2001-12-14 また夢…;

【これも時限掲載;】

……(前のほうは、あったのだが覚えていない)

私は年上の女性と一緒にいる。
この女性は私の先生(治療者)か何からしい。

彼女は私の身体のあちこちに触れる。
すると、その感覚に私は恐ろしくなる。
我慢していたが、とうとう、
その人に「触れられるのが怖いのです」という。
すると、彼女は「そうでしょう」というようなことを言った。
どうやら初めからそのことを知っていたようだった……



じつは私は、人に触れられるのが嫌いだし、
親密になることも、苦手だ。
身体接触さえも、極力避けていた時期がある。

…で、なんで面接やっていられるか?ときかれると……;;
まぁ、クライエントにもいろんな方がいらっしゃいますから…
面接には身体接触はないし。
プレイセラピーならあるけど(汗)。

珍しいのは、女性の先生。
私はいままで、男性の先生にしか、ついたことがないのだ;
夢のなかの先生もみんな男性だったのだ。
女性の先生は、はじめて…
ちょっと不思議。

先頭 表紙

菜種さま、こりゃぁ出演料払わないといけないですかねぇ…(笑) / YIN ( 2001-12-15 01:40 )
おぉ、今回私は、YINさんより年上設定なのですね。(勝手に・・・。すいません。)卒論の担当は、女性教官でした。かなり変わった方だったので、なかなか打ち解けられませんでした。いい人なのですが、不思議すぎて。 / 菜種 ( 2001-12-14 14:02 )

2001-12-14 久々に夢など。

【時限掲載です;】

…前略

気がつくと、学校のようなところにいる。
講義の時間になっている。
福祉関係の講義らしい。
私は大学の中庭を急ぐが、教室の場所がわからない。
メモをみると、W-8-2とかかいてある。
キャンパスは中庭から放射状にちかい形で広がっている。
私が迷っていると、ひとりの女の人が声をかけてきて、
同じ講義を受講している、という。
でも、彼女は今日の講義を受けるつもりはないらしい。
「貴方も履修した単位の全部をとるのはやめてほしい、
他の人が皆そうしなければならない、と思ってしまうから」
というので、私は
「私も必ずしも全部とるつもりはない。大学院では受けてみて面白くなかったら、
受講を放棄している」
というと、彼女は安心した様子である。
彼女と私は中庭を並んであるいた。そこは高校や、大学の中庭に似ていた。
シダとかが生えていて植物園のようだった。
彼女は私の左手をとって、これ(私の腕時計)と同じものを探している、といった。
言われて腕時計を見ると、ベルトはいつものと同じなのだが、
時計は丸い形で、針の先のほうが古くなって変色しているようであった。
あれ、と思った次の瞬間、それは指輪になって、彼女の右手の指に収まり、
私はいつもしているスクエアの時計をしていた。
私は彼女が言っている時計は、母からもらった時計のことだろう、と思い、
「あれは15年くらい前に母から貰ったもの。定期点検に出したら、私よりも寿命が長いだろう、と言われた」と話した。
彼女は今日の講義をのぞいてみようか、といい、私達は教室に向かった。

(中略)

講義を聞いてみたが、私たちが関心のない内容だった(講義タイトルと違っていた)ので、講義は受けないことにした。
2人で電車に乗った。電車の外は住宅街だった。
大田区か、目黒あたりらしかった。
一風変わった家が並んでいて、私は
「こっちに戻ったら、このあたりにアパートを探すのも悪くないな」
と思った。

外を見ながら、電車のドアのガラスの上のところに手をかけて力をいれると、
そこはラップのように破れて外に指が出た。

それから、私は彼女の肩に触れた。
すると、何故か何もつけていない(裸の)肩にラップがかかっているところに、
電車の外側から触れるような感じだった。
相手も同じようにしたらしく、やはり外から私の肩に触れてきたようであった。
それが映像として、私の目に映った。
私達は何だかよく似ているような気がした。
穏やかな気分だった。


ううーん…今までにないような感じだなぁ…
どう解釈しよう……

先頭 表紙

事典ねぇ…事典もっていないからなぁ…どんな言葉がキーになるのだろう…>おとじろう様 / YIN ( 2001-12-15 01:39 )
不思議な感じですね。夢事典を調べたらたくさんキーワードが出てきそうです。 / おとじろう ( 2001-12-14 12:07 )
菜種さま、…YINの夢は結構キツいですよ〜、流血の沙汰もありますので、出演の際にはご注意ください(笑)…今回は珍しく平穏だったなぁ… / YIN ( 2001-12-14 02:09 )
じゃあ、彼女は私、ということで。YINさんの夢に出演希望。 / 菜種 ( 2001-12-14 02:02 )

2001-12-13 しまった…

食欲がなかったので、
昼までカフェオレと野菜ジュースしか口にしていなかった。

さすがに昼過ぎに
「何か食べよう」と思って、
スープ・スパげティを作った。
食欲がでるように、とトマト味で。

ところが、出来上がる直前に気がついた。
「…器がない!」
考えてみたら、スープ・スパゲティを作ったのは、
引っ越してきてから初めてだった;;
深さのあるお皿がないよぅ〜〜…
買おうと思っていて、すっかり忘れていたのだ!

…結局、ラーメンどんぶりに盛って食べた(泣笑)。
おいしかったけれど、
美的にはでんでんイケてない…
な、情けな〜〜〜;;
こんど探しに行こう………

先頭 表紙

咲良ちゃん、御飯食べ終わったあと、お茶碗でお茶…って、その昔実家でやってました;でも、寿司屋の湯のみ(恐るべき水分摂取量;)が全員に普及したので、今はしないです… / YIN ( 2001-12-15 01:38 )
アリ!!アリです!! / 撫子 ( 2001-12-14 02:49 )
ラーメンどんぶりでパスタ。ううむ。うちの祖母がごはん食べ終わったお茶碗でお茶飲むのも美的にイマイチだと思うんですがそれの仲間かなぁ?(笑) / 咲良 ( 2001-12-14 01:51 )
菜種さま、坦々麺!!…そうだ、坦々麺作ればよかった…(汗)好物だし、材料揃っていたのに……ああ迂闊な; / YIN ( 2001-12-14 01:39 )
坦々麺のふりをすればいいのですよ。誰かに見られても。 / 菜種 ( 2001-12-14 01:08 )

2001-12-12 今日も

目の前をスーーっと院長が通った…
、と思ったら…

あっ!院長のクルマがないっ!!


YIN  :「せんせぇ〜〜……;(←思いっきり情けない声)」
看護婦サン:「ああ、空いたから出かけたんじゃないの?」

YIN  :「そんなぁ、あと一人予約の方が……」
看護婦サン:「ええ?!」
YIN  :「ポスト(投函)かなぁ…ポストだったらすぐに帰って来るけど…」


…とオロオロしているうちに、患者さんが来てしまいました;

私達だけではどうしようもないので、患者さんと三人で、
待合室のソファに並んで座って院長を待っていました。

…院長はやっぱり郵便の投函に行っていて、
五分ほどたってから帰ってきました。
ああ、よかった(溜息)
でも、一言いってくださいよー(汗)

先頭 表紙

なんか院長先生っていい味出してますねぇ。 / おとじろう ( 2001-12-13 13:19 )
YINさんの「せんせぇ〜〜・・・。」が聞いてみたいです。ぷ。 / 菜種 ( 2001-12-13 07:39 )
この、せっかちな院長のために、クリニックの前に郵便ポストを設置希望…; / YIN ( 2001-12-13 03:17 )

2001-12-11 雪

朝から雪です。吹雪に近いなぁ…

最近、診療中に雪が降り出す度に、院長は嬉しそうに
「YINさん雪だぞ雪!、いいねぇー!」
と妙に嬉しそうです……。
この冬はじめてこの地で過ごす私をからかっているのかなぁ;

…というか、先生、私をからかう前に、
ご自分の車のタイヤを取替えにいかないと、
そろそろ危ないです。

ああぁー!、でも「今の時間予約がないから!」と
突然出かけるのはやめてください〜〜!
…そういう時にかぎって、
突然新患さんとかいらっしゃるんですから;

先頭 表紙

↓「はっ!」と気がついたら院長のクルマがなかった…(笑) / YIN ( 2001-12-12 03:54 )
…でも結局、止める間もなくタイヤ交換に行ってしまいました<院長 …その間看護婦さんと2人でお留守番していたの…(笑) / YIN ( 2001-12-12 01:36 )

2001-12-11 「肥大」するなかれ!(自戒をこめて;)

今、他所に講義を聴きに行っている。
…自分の夢分析のスタイルに少し違和感を覚えてきたので、
他のアプローチを勉強したいと思って。
講義はすごく面白かった。

帰りに、ある男性に呼びとめられた。
「覚えています?2年前のセミナーで貴方が居眠りしていたのを、
僕が後から起こしてあげたんですよ」
(2年前?私じゃないよ…ムカ!)
臨床経験を聞かれたので、
「ぼちぼち…です(まだ現場1年目だから)」
というと、
「実習‘程度゜ですか?」
…ここらあたりで、随分失礼な質問の仕方をするヒトだとは、思った。
自我肥大の匂いがプンプンする。
けれど、電車が同じだったので、暫しのガマン…とお付合い。
(次回も机を並べる相手だし…)

黙っているのも愛想なしかな、と思い、
「現場の方ですか?(全然思っていないけれど;)」
ときいてみると、
「趣味程度でやっています」
との答え。
「そうですか」
といいながら、
(「趣味」なんて、クライエントに失礼じゃない!)
とココロの中で突っ込む私。

更に彼は
「スーパーヴァイズ(=ケースについての指導)とか受けたことありますか?」
と聞いてきたので、
(普通の感覚なら当然スーパヴァイズは受けるぞ)と思いつつ、控えめに、
「大学院で必須でしたので」と答えた。
すると、彼は
「そうですか、…でも僕はまだスーパヴァイズを受ける価値のあるケースは持ったことがないので」

そこで私はかちん、ときてしまった。

…それはいったいどう言う意味なんだろう?
「自分のケースはスーパーヴァイズを受けるほど難しくない」
というのか?それとも
「スーパーヴァイズとはそれをする価値のあるケースを選んで受けるものだ」
と彼は解釈している、ということなのか?
スーパーヴァイズは自己研鑚のために受けるのに。

私はスーパーヴァイズを受ける価値のないケースなど存在しないと思う。
物理的、金銭的な制約上ムリなことはあるけれど。
全てのケースはユニークだし、自分以外の視点をいれることで、
新たな観点が生まれてくることもある。

だいいちどんなに理論や事例を頭で知っていても、
それを考えていたら、面接のなかに入っていけない。
だから、面接のときは自分自身の力だけで精一杯勝負して、
指導者にそれを見てもらうことをやらないと、
責任上、クライエントに申し訳ないし、
自分自身のダメ出しをできなかったら、治療者として成長できない。
クライエントは治療者の自己満足の為にいるのではないのだ!

…とうわけで、折角良い講義を聴いてきたのに、
帰りのバスで気分は最悪だった。


…翌日。
講義の復習をして、「さあ頑張るぞ」と出勤すると、
いきなり最初のクライエントさんからキャンセルの電話。あらら…。
こうやって、ムリに肩の力が入っている時って、
かなりの確率でキャンセルの憂き目にあう。
勿論、クライエントがこっちの事情を知る由もないのだけれど。
こういう時は、肩透かしをくった感じで、カクっとくるけれど、
あとから考えればお互いのためにはいいかもしれない。
肩の力入った状態で面接すると、あまり良いことないから。

…頭を冷やせってことかなぁ…と反省。

あっ、今書いていて思ったけれど、
これって院長が「ヒマだ〜!」いってコーヒーいれる時に限って、
予約なしの患者さんがひょっこりやって来るのと
ちょっと似ているような(笑)。

先頭 表紙

おとじろう様、カラダの肥大も、ココロの肥大も、予防したりダイエットしたりするのは、難しいですね…肥大するのは割と簡単なことが多いけれど;; / YIN ( 2001-12-13 05:13 )
菜種さま、そうなんです、自分のケースなんて、どこの本にも載ってはいない。よく、心理の本を読んで、「ああ、あの人もこうなんだ」と身近な人に適用して納得してしまう人がいますが、それも、ありがちな勘違いです。それで、よくトラブルが起こる、と聞きます。同じケースは2つとないのです。 / YIN ( 2001-12-13 05:11 )
自我肥大の人って嫌ですよねぇ。特に男は。私も心と体の肥大には気をつけようっと。特にカラダ。 / おとじろう ( 2001-12-11 13:00 )
毎回が、教科書通りではない、応用なのでしょうね。 / 菜種 ( 2001-12-11 11:19 )
ココロの肥大にも、カラダの肥大にも気をつけないと…と思いました(汗) / YIN ( 2001-12-11 02:26 )

2001-12-10 予約は守ってほしいけど

クリニックでは、患者さんに次回の受診日時を予約して頂くことにしている。
でも、あんまりガチガチにすると、緊急時に対応できなくなるので、
そんなに厳格な予約はとっていない。
予約のとり方は30分の枠に3〜4人、というアバウトさ。
勿論、都合が悪くなった時は、連絡さえして頂ければ、
いつでも変更に応じることにしている。
当然だけれど、キャンセルのペナルティはない。

でも、予約の仕方は患者さんごとに違う。

必ず1時間ほど早くおいでになる方もいるし、毎回、遅刻する方もいる。

わざわざ電話をかけて「すみません、5分ほど遅れます!」
と連絡して下さる(しかも、結局間に合ったりする;)律儀…というか神経質な方。
つぎの受診までに必ず1度は予約の変更をしてくる方。
「明後日の予約を明日にして下さい」といってきたその日に
「やっぱり時間があったから」とやって来たりする人も(これじゃ、予約ナシじゃーん!)。
予約をいれながら、
「でも、多分その日には来ないだろうと思います」
とまで言う方もいる(じゃあ、何のための予約なのよぅー?!)。

勿論、仕事の都合で、どうしても、当日まで受診できるかわからない人もいる
(でも受診前に電話を入れてくれれば、調整するから大丈夫)。

予約をすると、それが気になって落ちつかないので、
予約が出来ない方もいる(これは、もっともな理由なので、配慮している)。

そうそう、中には「予約をいれた日には絶対来ない」人もいる(仕方ないなぁ…もぅ)。


予約…ということは、
「その時間に受診します」ってことの筈なんだけれど。

でも実は治療者の側からみても、患者さんによっては、
時間を守れるようになることが、大切な方もいるし、
逆に、少しくらい遅刻しても平気になれるほうが、良い方もいる。
予約は守ることだけに意味があるのではない。

そうそう、一番困るのは……
1番最後の時間枠に予約をいれながら、
連絡もなしにすっぽかす患者さん。
いつまで待っていれば良いかわからないで、困る。
結局、院長が「もう、終わりにしましょう」
といってくれるまで、待っていることになる。

…お願いですから、電話を1本ください。
みんな待っているんです……。

先頭 表紙

おとじろう様、…実は私も、予約時間を勘違いして、1時間遅れて行ってしまったことがあります(汗)。ごめんなさい;;<F先生 / YIN ( 2001-12-13 05:08 )
予約から来院までの行動がそんなにバラエティに富んでいるとはおもしろいです。ごめんなさい、笑ってしまいました。私は一度、一日早く行くというすっとぼけたことをしたことがあります。受付の人がダブルチェック、トリプルチェックをした後、大きな声で「おとじろうさんの予約は明日よ」と言われたときは恥ずかしかったです。 / おとじろう ( 2001-12-11 13:09 )

2001-12-07 匙加減

先日書いたとおり、
院長は強気なお方である。
思いきりがいいから、事を決めるのも早い。
決めたら即実行。
(「せっかちだから…」という、奥様からの見解もアリ)
もしもうまくいかなかったら、すぐ対処して軌道修正。
私がボヤボヤしている間に、さっさとレセプトを出力し、
郵便物を投函し、コーヒーをいれ、お菓子を買ってくる。
(では…私はいったい何をすれば……汗)

この院長の持ち味がおそらく最大限に発揮されるのが、投薬だとおもう。
はっきりいって、院長の処方する薬は、他所よりずっと少ない!!
思いきりのよい性格が、投薬時の調整を容易にするようだ。
患者さんが、「薬が合わない」といえば、即変更。
「新薬をつかってみたい」といえば、要望に応え、
「やっぱり元の薬がいい」といえば、即、以前の処方に戻す。
そして、状態が安定すると、思いきって薬の量を減らしていく。
本当は薬を減らすのは結構難しいらしいのだけれど、
ドクターは、最初は少なく…必要と判断すれば、状況に応じて増やし、
安定してきたとみれば、いつまでも同じ処方を続けずに、
徐々に減らしていくことを考える。

毎日処方箋をみているが、薬の少なさにはびっくりする。
一種類からニ種類くらいの人が圧倒的だ。

たまーに「不安定になって、今日もらった薬を全部のんでしまった」
と家族が慌てて電話してくることもある
(本当にごくたまに!だけど)けれど、
「大丈夫、明日になったら目が醒めます」
…という程度の量なのだ。

飲むのを忘れて余っている、と患者さんが申告すると、
それに応じて処方量を調整する、
手元に沢山持たせるようなことはしない。

分裂病の方や、よくわからない症状の患者さんの薬も、
(他の病院からの紹介の方は薬を沢山処方されていたりするのだけれど)
次第に整理して、減らして行く。
あまり処方量がおおいと、副作用も多くでて、
日常生活が困難になってしまうのだ。
この思いきりのよさと、マメさには、感服する。

このクリニックにいると、
慢性の分裂病の方でも、驚くほど少ない薬で、
入院せずに生活していけることがわかる。


…でもこんなに少ない薬でも、
「飲みたくない」という患者さんがいる。
そして逆に「薬がもっと欲しい」
という患者さんもいる…
やっぱり薬はタダの化学物質ではナイらしい…

しかしまた、そういう方たちを、結構うま〜く説得するのだ、うちの院長は…(汗)
その患者を引きつけるテクニック(?)については、
まだよくわかっていないので、また別の機会に(笑)。

先頭 表紙

決断力はすごくあると思うんだよなぁ…<院長。でもスタッフとの意志の疎通がいまいち、かも;…あ、でも責任感はあるので不安は余りないですけれど。 / YIN ( 2001-12-09 14:11 )
菜種さま、一部の患者さんには神様のように思えるらしいです<院長;。不思議だ、駐車場のポールに車をぶつけるような方が、神様………これが、精神分析でいう、「転移」というものの、凄さかしら? / YIN ( 2001-12-09 13:19 )
そのテクニック、ぜひ知りたいです! / 菜種 ( 2001-12-09 02:11 )

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