2002-08-19 結論が出たみたい．
2002-08-19 やっぱり好き…なのか？
2002-08-14 「理屈っぽい男」に「良縁」はあるのか？
2002-08-09 憧れの人．
2002-08-07 自分でも分からなくなってきた．
2002-08-06 三十代独身男性のみなさん！
2002-07-30 言葉遣いって難しい．
2002-07-29 俺が「恋愛」できない理由を，いろいろ書いてみる．
2002-07-28 プレゼントの返事を待っている．
2002-07-22 これのどこが「オープン」ソースコミュニティなの？

先月，彼女に贈ったプレゼントが，
今日になって未開封のまま戻ってきた．

メールも来ていないし，手紙も同封されていない．
彼女が何を思って送り返したのか，俺に知る由はない．

いろいろと思ったこともあるが，
この場で書いて，彼女に何も言わないのは
アンフェアだと思うから，何も書かないでおく．

先頭 表紙

忘れられない．
誕生日プレゼントを贈ったままになっている，彼女のことが．

もう，遅いのかも知れない．
あの時のような関係を，もう一度持つために，
関係を修復するには，時間が経ち過ぎているのかも知れない．

そのことを確認するため，メールを打つことを考えてはいる．
でも，それができない．
たぶん，その結果が怖いんだろう．

それにしてもどうしてそこまでして，あの人のことが忘れられないんだろう？
少し考えてみると，こんなことが分かってきた．

３０年近く生きているけど，俺は自分自身に自信が持てないままだ．
特に，人間関係を始めて，それを維持していくことに自信がない．
それに加えて，異性との関係にも自信が持てないし，
「男性」としての魅力を持ち合わせているとは，とても思えない．
だから，俺が「女性と付き合う」「恋愛する」なんて，考えられないことだった．
でも，考えられない反面，それに対する願望はある．
１０代後半から，俺はずっとその矛盾に苦しんできた．

けれど，どういう訳か，彼女と会った時は違った．
「男性らしさ」とか「男性は女性をリードしないといけない」とか，
そういう執着を意識せず，彼女を見つめることができた．
何度か女性と会い，友達として付き合ってきてはいるけれど，
「俺と女性が話している違和感」は相変わらずつきまとっていた．
でも，彼女に対してだけは，その「違和感」を感じなかったのだ．
そして，彼女自身が，俺のことを受け入れてくれることを確信した．
どんなにヘタレな俺であっても，受け入れてくれることを感じたのだ．

どうして「違和感」を感じなかったのか，それは分からない．
でも，これまで出会った女性の中では，彼女が唯一，
「違和感を感じず，何も考えずに付き合える女性」だったのだ．

そう感じることのできる女性は，彼女だけではないかも知れない．
彼女以外にも，今回彼女と会った時に感じた「確信」を
感じることのできる女性は，いつか現れるかも知れない．
でも，いつもいつも，そんな女性と出会えるとは限らない．
とにかく彼女の存在が，今の俺にとってはとても大きく，重たいものなのだ．

これはただ単に「気になっている」だけなのか？
それとも，本当に「好き」なのか？

このことを人に話せば，「そこまでその人のことが好きなんだね」という返事．
けれども，俺の気持ちの中には，「好き」だと言い切れない，
なんとなく「割り切れない感情」があるのだ．
この「割り切れない感情」は，いったい何者なんだろう？

やっぱり分からない．
分からないのだ．

先頭 表紙

「憧れの人」と，二人で食事をする機会があった．
酒を交えつつ話をするうちに，恋愛や結婚の話になった．
（というか，俺が意識的にそういう話に持って行ったんだけど…）

彼女が言うには，
「あなたは理屈っぽいところがあるから，
　女性には受け入れてもらいにくいところがあるかも知れないわね」

…実際そうだ．俺は自分で言うのもなんだが，かなり理屈っぽい．
どんなささいなことでも，そうなっている理由を考えないと気が済まない．
「そのまま」で置いておくことが，どうにも気持ち悪い．

しかし，長年この「理屈っぽい」生き方を「俺のもの」として来たから，
「理屈っぽくない」ことが，どういうことなのか，さっぱり分からない．
たぶんこれは「理屈っぽくない」ことを「理屈っぽく」理解しようとするから
「分からない」んだろうな，と思うんだけど，
いずれにせよ「女性に受け入れてもらいにくいところがある」のなら，
それをある程度までは克服することが，
俺が伴侶を得るまでに，必要なことじゃないかなと思う．

…って分かってはみても，やっぱりどういうことなのかは見当もつかないし，
もう，こうやって考えてること自体が「理屈っぽい」のだ．やれやれ(笑)．

話の最後になって，彼女は「やっぱり縁よね，縁」と言っていた．
仕事やアパートを探すのに，とてもよく似ているような気がする．

もちろん，その良縁を探すのは，もっと難しいことなんだろうけど．
そして一番難しいのは，いつ，どこに「良縁」が転がっているのか，
誰にも分からないということだろう…．

それさえ分かれば，俺はこんなに苦しんでいないと思うけど，
何もかも分かっている人生，そんな人生はつまらんだろうなぁ，きっと(笑)．

先頭 表紙

Ｋ主任（女性）が結婚することになった．
お相手は，営業部某課のＴさん．
二人とも４０代はじめ，お互い，バツが付いてしまっているらしい．

なんでもＴさん，前々からＫ主任が「憧れの人」だったらしい．
確かに優しい人だし，仕事もできる，４０代はじめの割にはかなりの美貌．
（独身っていうのが今まで信じられなかったけど，そういうことだったのね）
その「憧れの人」を，Ｋさんは射止めたことになる．

「憧れの人」かぁ…，実は俺にもそんな人がいた…という過去形より，
「いる」という現在進行形かな．
その「憧れの人」には，一度コクったものの，
「あたしは恋愛できるような女じゃない」（というようなこと）と言われて
結局ダメだった．
その後，友達としての付き合いが３年近く続いている．

お互い，「友達」という距離だからこそ，
こうして付き合うことができるのかも知れない．
友達付き合いがうまくいってるからって，
恋愛に発展して，それがうまくいくかどうかの保証なんてない．

でも，彼女が「憧れの人」には変わらない．
俺を困らせるようなちょっとした悪戯を仕掛けてきても，
そんな彼女（…ちょっと年上なんだけど…）がとてもかわいく感じる．
彼女の手に負えないようなことがあれば，俺を頼って来てくれたりもする．
こんな人が一緒に居てくれたら楽しいんだろうな〜って思う．

けれども、俺っていったい，彼女とどんな関係を作りたいんだろう？
俺にとっての彼女って，いったいどういう存在なんだろう？
そう考えると，いつもような無限ループが俺を襲って何も分からなくなる．

考えても無駄なような感じもするけど，そう考えずにはいられない．

先頭 表紙

「恋がしたい」「パートナーが欲しい」なんて言っているけど，
その気持ちは本当なのかな，と自分でも疑わしくなってきた．

途方に暮れている時，やりきれない時，沈んでいる時に，
ただ黙って隣に寄り添ってくれて，俯いている俺が顔を上げれば，
何事もなかったかのように微笑み返してくれる．

そんなパートナーが居れば，俺はもっと楽になれるはずなのに，
これって都合のいい幻想なんだろうか？

俺自身が求めているものを突き詰めてみると，
単に身体の欲求を満たしたいだけ，そうとしか思えないのだ…．

俺が欲しいのは「恋人」なんかじゃなくて，ただの
「セックスフレンド」なのかも知れない．

先頭 表紙

先頭 表紙

28日の日記，いくらなんでも「逝ってよし」というのは言い過ぎたかも知れない．
だからと言って，その人に対する気持ちが変わっているわけじゃないけど．
ただ，不快感を示す言葉の選び方が悪かったんじゃないか，そう思い直しただけ．

「想い」を寄せている人なんだから，それに見合った気持ちの示し方はあるはず．
相手から反応があったら，
「忙しかったとは思うけど，届いた時に一言あれば安心でした」と，
こんな言葉を掛けることぐらいは，お互いがコミュニケーションする上で，
何も遠慮することはない，当たり前のことですよね？

＜後日談＞

28日の日記で「逝ってよし」と書いているのは，俺自身に対する言葉で
その人に対する言葉ではなかったらしい．
自分で書いて忘れるなんて（鬱）

けど，その人に対して「逝ってよし」と思っていたことは事実だ．
好きな人のはずなのに，そういう感情を抑えられない自分が
なんだかとっても情けない．

あれから１週間経っても，その人からのリアクションはない．

先頭 表紙

「恋愛」ねぇ…，なんて響きのいい言葉なんだろ（うっとり）．
けれども俺はどうやら「恋愛」ができる人間じゃないらしい，残念ながら．

「好き」だと思える人はいる．同時に、その存在が異様に気になる異性はいる．
でも本当にその人が「好き」なのか自分に聞いてみると，分からなくなる．
俺がどれだけその人を「好き」だと思っても，
その人が俺のことを「好き」だと思ってくれないと、恋愛は成り立たない．

だからと言って相手を振り向かせるために，あれこれと手を尽くしてみる気にもなれない．
それって，その人が「本当に好きじゃない」証拠じゃないのか？なんて思う．

路ですれ違うカップルが「うらやましい」と思うことはいくらでもある．
「なんでこんなブ男にこんな女がついとるんじゃ〜」と
つっこみたくなることだっていくらでもある．
けれど，実際に「恋愛」をすると，自分の時間を削がれて相手に拘束され
妥協の連続を求められるか，という現実を見ると，そんな面倒なことはしたくないと思う．
ましてや結婚なんて！！

それでも，「好きになれる人」「好きになってくれる人」は欲しい．
現実がイヤだと言いながら，いつまでも理想ばっかり追ってる．
これじゃ，ダメダメだね．
だいたい．誰かを好きになりたい，っていうコトより
「とにかく恋愛がしたい」っていう気持ちが先走ってるのは分かってるんだよな．
それでも止まらないんだよな．相変わらず、ダメダメの無限ループ〜(笑)．

先頭 表紙

遠方に住むある知り合いに祝い事があったので，プレゼントを贈った．
当然，手渡しはできないので宅急便で送る．
それが相手の手に届いていることは，インターネットで調べれば分かる．
けれど，届いて１週間しても，相手から何の連絡もない．

俺にとってその人の立場が「微妙」なこともあって
（ま，それは次の日記に書いていることなのだけれども）
「返事がない」ということについて，いろいろと考えてしまう．
その人が忙しいことも分かっているし，気長に待つのが理想なんだろう．

けれども，それでは俺の「身」が持たない．ひたすら辛いのだ．
いい方向に解釈しようとする反面，悪い方に，悪い方に考えようとする．
それがなおさら，俺を苦しめる．

せめて「とりあえず届いた，正式なお礼はまた後にする」という程度の
返事を出すことぐらいは，礼儀ではないだろうか？
もちろん，俺はただ礼を求めるためにプレゼントをしたわけじゃない．
けれども，その人との関係をこれからも保っていきたいという意図はある．
なおさら，「返事がない」ということが，辛くなってしまうのだ．

忙しい相手の返事がないことだけで，「せめて一言よこすのが礼儀だろ！」って
思ってしまう俺は，逝ってよしっすかねぇ(笑)．

先頭 表紙

「オープンソースマンセー」「オープンソースこそが人類を救う」と、
こういう場所に集う人々がいる
彼らの敵はマイクロソフト
「オープンソースが資本主義を破壊する」みたいなことを言ったのが、
かのゲイツ君、敵視されるのは自然の流れ

しかし、「オープン」を標榜する彼らに対し
ソースコードを公開しないマイクロソフトと同様、いや、それ以上に
クローズ性を感じてしまう面がある

それは、「そこに入り込めない」「そこに入ることを簡単に許してくれない」こと
...そう、彼らは自分の「聖域」を守ることに必死なのだ

「少し前から流行ってますからお気楽にLinux入れてみました」な初心者が
MLで「RPMパッケージの依存関係が解決できません！」なんて投稿を
Outlook Expressでしようものなら、途端に叩かれる

確かに、ろくすっぽ調べもしないで、安直にMLに聞くのもどうよ？と思う
誰にも金を払わない分、自分自身で「使ってやるぞ」と、
分からないことはどんどん調べる積極性がないと使えないのがLinux
金を払っている分、分からないことは「とりあえず聞く」のが
当たり前になっているマイクロソフト製品、その違いは分かる

それでも、そんな初心者に対して「自分で調べようとしないなら
Linuxなんか使うな！」とか、「LinuxのMLにOutlookで投稿すな！」とか、
「それとこれとは違うだろ？」と思ってしまうような回答をする人が多い気がする

あるパッケージのFAQ集には、
「この件に関するHPはどこにありますか？」という質問に対して
「Hewlett-Packardのwebサイトは http://www.hp.com/ ですが？」という答えが載ってた
その次にあらためて
「この件に関するwebサイトはどこにありますか？」という質問があり、
やっと本来の答えが載っていた
これを見て、俺はこのパッケージを使う気がしなくなった

彼ら（もちろん全員ではないけど）は、
「WindowsなんかよりLinuxが普及した方が人類幸せだ」とか、
「マイクロソフトの呪縛に苦しむ人々をオープンソースで救うんだ」と言っている割には
その敷居を低くすることまでは考えていない、そう思わずにはいられない

結局、オープンソースに集う人々の多くは、
「あいつら（マイクロソフト）よりは高度な知識と技術を持っている、
　しかもそれを俺たちは無償でやってる」と、自己陶酔に浸りたいだけじゃないのか？

金払えば、ある程度のことには耳を傾けてくれる（もちろん全部じゃないが）
そんなマイクロソフトの方が、よっぽど潔く感じることさえあったりします

先頭 表紙