2002-08-21 消えてしまったものを思う！
2002-08-14 ミルク金時はよしとする！
2002-08-12 毒を食らって盛り上がれ！
2002-08-11 何もかも、遅すぎた！
2002-08-06 祭りだぜ、クラゲだぜ！
2002-08-02 猫に恩返しするぞ！
2002-07-29 ちんすこうはウマイぜ！
2002-07-28 タケコプターを叱る！
2002-07-27 ファイヤー攻撃せんかい！
2002-07-25 ライダーチョップを忘れたか！

チッ、気がついたら盆が終わってたぜ。
ブルジョアひしめく享楽的なリゾート地で大暴れして、大阪スポーツの一面に『アホ、捕まる』の見出しで記事になるという今夏の野望は、どうやら達成できそうにないな。しょうがない、次の正月はがんばろう。

盆といっても予定もなく、気まぐれに思い立って、子供時代に５年間過ごした大阪府内の某市某町へ行ってみた。
今のスミカから電車で１時間かからないけれど、用事がなければ足の向くことなどはない。結局かの地に赴くのは２０数年ぶりとなったのだが、月日の流れは実にバカにならんモノと知った。ホームに降り立った時点で、まずは景色の変化に驚く。俺に断りもなくモノレールの駅が隣接しており、かつてのションベン臭い小さな駅舎が近代的に改築されていたのだ。
当然、駅前の様子も一変していた。大型スーパーが鎮座する周辺にはマクドもTSUTAYAも進出済み。道も広くてキレイになり、タクシーがズラリと!　昔は酒屋と路地とドブしかなかったぞ。おお、ガキの頃に夢想した２１世紀の街並に近づいてたのか、やるやんけ、都市計画!

と、思ってもみたけれど…
駅から少し離れた『銀座商店街』は、小さくなっていた。俺の背丈が伸びたからそう見えたに違いないけど、明らかに盆休みではない閉め方をしたシャッターの店が並ぶ当時の目抜き通りは、その輝きを失い、静まり返っていた。なんだかとても、小さく見えた。

更に文化住宅の建ち並ぶ中を通り、かつて家族と住んでいた場所へ向かう。
周りに空き家が目立つ。というより、ほとんど人がいなくなっていて静かだった。
こんな言い方があるのかどうか知らんが、かつてその町は活気あるプチスラムやったよ。軒の低い壊れかけた文住群と喧騒。害虫と同じ数だけ子供がいて、男はみんなチンピラか酔っ払い。子供のケンカに大人のケンカ。それでもコミュニティが保たれてたのはなんでやろう。人間の体温を感じられたのは、なんでやろう。
途中、よく遊んだ公園の前に出た。夏休みなのに誰もいない。不気味やな。ちと入ってみようと思ったけど、入り口には監視カメラと不審者に対する警告文。おいおい、俺なんかイッパツで通報されかねんやんけ。早々に立ち去った。

俺のいた文住は、小マシなコーポラスになっていた。静かだった。誰も住んでいないようだった。ホンマに変わったね、変わった。確かに変わった。　
その後、ウチの前の三叉路で、１０分ほどボケーと立っていた。ここで親に写真を撮ってもろたな、とか思いながら。ジリジリ暑いなマジで、とか思いながら。

生まれ出たもの、消えてしまったもの、両方あって変化というんやろうね。
もしかしたら、ガキの頃の俺が面白がって、今の俺をその町に呼んだんかもな。お盆やし里帰りっちゅーヤツか。うん、結構面白かったよ。また２０年経ったら呼んでくれ。その頃までには俺ももう少し２１世紀型の人間になってりゃええけど、まあムリか。
ところで２１世紀って、なんやねん？　さようなら。

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参った参った、墓参り。毘沙門天のお控えなさる霊山、信貴山へＧＯ！　の本日。

まずはJR大阪駅で、環状線に乗り換え。外回りの列車を地味に待つ俺なぞをヨソに、なんだかんだいっても内回りのホームにはウキウキモードのファミリー多し。全てＵＳＪへ向かうハッピーファミリーとみた。
いいぞ、ナイスファミリー！　ＵＳＪ名物のおいしい水をハラ一杯飲んでくるがいい！　新鮮なプレス肉を食うがいい！　俺かて今年の夏こそ行きたかったよ、ＵＳＪ…。別にヒガンでないぞ、お盆やぞ！　わかる者にだけわかれ、この悲しみ！

更に近鉄線に乗り換えて、ケーブルカーからバスに乗り継ぐ。まさに下界を見下ろす土地に建つ墓よ、もっと近くにあってくれたらカネも時間も体力もセーブできるのにと例年の如くブーたれて、俺のバチ当りカウンターがグルグル回る。ああ地獄行きは確定か？　ご先祖サマごめんなさい。何とかしてください。いや、もうマジでお願いします。あ、でも現世利益が第一なんで、ソイツをとにかく期待してます。サマージャンボも買いましたんで、なにとぞよろしく。

諸々ワケあって、俺はその墓には入らないことになっている。縁者の縁とは何を指すコトバやろうと思うことはあるけど、死んだジイサンが俺と同じく菓子好きやったと聞くと、流れる血にも情が湧くってモンか。でもジイサン、糖尿から肺炎を併発して亡くなったらしい。俺も菓子の食いすぎを自戒せねばならぬ…。
しかし、帰りに途中下車して食ったミルク金時はウマかった。カキ氷ほど味の良し悪しがハッキリしている菓子はないが、今日のはアタリであった。粒の細かさ、軽さ、口どけ感がほどよく、小豆、白玉、ソフトクリームの甘さと添え加減も絶妙。大阪府内の某貧乏臭いサ店だが、ヒイキにしてやろうと思う。

それと、霊園内で変わった猫を見た。全体はシャープなスタイルなのに、尻尾だけフカフカな、黒と茶のマーブルだった。
「まあ、せいぜい頑張れや」俺に向かって、そう言って消えた。
ウチの先祖は、大体がみんなヤサグレていたが、例外なく猫好きだったらしい。
いいところも似てよかったと思う、盆の迎え火。さようなら。

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新日本プロレス、今年のＧ１は盛り上がったわけ？　こちら大阪では決勝の中継がまだ流れてへんから内容は知らんけど、大阪スポーツによると蝶野選手が優勝したらしいね。４度目の優勝、メデタイねえ。…いや、メデタイのか？
以前、蝶野選手が健介に勝って３度目の優勝を決めたときは興奮したよ。選手会長で面倒見のいい兄貴分的存在やった蝶野選手が、その後に自己主張を始めたからな。「リングの魂」でナンチャンのインタビューに、善悪微妙な受け応えをしていた様子も以後のハジケッぷりを予感させてくれてワクワクした。
それからのＧ１は、あんまりパッとせんなあ。特に今年は、大阪の開幕戦も行かへんかったし、週プロ読んでたくらい。ありえんことかも知らんけど、この際、高山選手が優勝して、藤田や安田、高山らＮＷＦ軍に事実上新日が乗っ取られる状態になったほうが面白くなったんやないけ？　そしたら新日正規軍とＴ２０００の大同団結も説得力が増すし、何より猪木的なシカケではあるやんか。猪木を入れて長州を出した以上、毒を食らわば何とやら、これからそういう展開もアリと思うぞ。

ＵＦＯ興行「Legend」に関しては、もう大方言い尽くされてる通りやと思う。ガファリが駄目。強い弱い以前にフリーファイトに適応できてない。彼を小川の相手にブックした奴は何を考えていたのか？　まあ、駄目な選手がちゃんと負けたんやから、そういう意味ではガチンコやったとは思うがな。
メインに小川を据えたならヒクソンか藤田と対戦させてほしかった。長州との殺し合いも結構やけど、破綻するのは目に見えてるしな。それとも三沢を連れてくるか？　うーん…見果てぬ夢かなあ。
しかしバーニングの人脈で作ってるイベントである限り、ＵＦＯ興行にそれほどの期待はでけへんやろうな。猪木をリスペクトしておけば格闘技ファンは納得する、更にオキメグやナンノをリングサイドに座らせておけばスポンサーに顔が立つ、そう思ってる上層部の連中を切るところから始めていくべきか？　知らんけど。好きにしてくれ。

まだまだ先の話やけど、今は大阪プロレスの大阪城ホール大会が楽しみ。
それにしても、FLUXXxxのGAMMA選手は中田ヒデに似てるぜ。知らない人は調べてみる価値もあるかも。さようなら。

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同級生がいた。中坊時代の、男の同級生だ。
彼は、俺のことを嫌っていた。知っていた。俺も彼が大嫌いだったからだ。

彼は、校内暴力の風吹き荒れる当時のヤンキーを統べる番長格で、いわゆる問題児だった。暴力で自我を押し通し、子供のように教室でも廊下でも暴れていた。
俺と彼はお互い、関わらないようにしていた。もちろん、俺は彼の仲間でなかったし、暴力を受ける被害者でもなかった。（じつは、彼らヤンキーたちと関わらずに済んだ大きな理由が別にあるのだが、長くなるのでまたの機会に書く）
とにかく、嫌い合う関係だった。俺は彼の横暴にして小物丸出しの言動が許せなかったし、彼はそんな俺の見透かした態度が気に食わなかったのだと思う。お互い口をきくこともなかった。挨拶も恐喝も、二人の間には何も存在しなかった。

彼に接する教師たちの、ハレモノに触る態度もどうかしていた。
俺が彼のコトで抗議に行くたび（チクるのはイヤやけど、被害を受けてるヤツもいたのでしょうがない）、なぜかきまって俺が説教された。「彼のことも理解してやれ」と言われた。
アホか。いや、嵐が過ぎるのを待つ賢者か。どちらにしても気取るなよ、自分の無力さを認めてカラダを張って見せろや、教師！　と、逆にかます義務も愛情も、俺にはない。ただ、嫌いなヤツが増えていくだけだった。

あれから、気の遠くなる年月が過ぎた。
俺は、彼のことをすっかり忘れていた。
そして今日、彼が殺されたのだと知った。
いまだに彼と付き合いのあった後輩たちが、教えてくれた。ニュースでも流れていた。卒業してからも、時々悪い噂は聞いていた。犯人は逃げているらしいが、すぐに捕まると思う。

彼と最後に会ったのは成人式会場、市民会館の外だった。
相変わらず何も言わずすれ違った俺は、革ジャンにＧパン。彼は白ずくめの羽織袴。
イチビリで世の中にスネてて、根拠もなく自信過剰で強情で…
俺も似たようなモンか、偉そうに言えんわ、スマン。でもオマエは人間を甘く見すぎてた。いまさら鞭打つコトバになるけど、自分の小ささに気づくべきやった。

彼の母親は、会えば必ず彼の自慢話をした。親孝行な息子だと言った。
何もかも、もう遅い。遅すぎる。

俺は、彼のようなヤツが嫌いだ。弔う気もない。さようなら。

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クサッちまうぜイカレちまうぜ、流れに乗れず逆らえず、コンチキショウのナイフを隠し、無理やり生きてりゃ吐きもする、時計回りに目が回る、ああ願わくは天下御免の野垂れ死に、骨がみつかりゃその日が命日、あの世で待つヤツァいないだろうが、この世で呼ばれる日も来ない、まあ何にせよとりあえず、俺の靴下に穴があいてるのだけはヒミツだぜ。
そんなこんなの日常の末、来たぜ、夏祭り！　祭れ！　祭りまくれえ！

で、日曜日、地元の祭りにプラプラ潜入。ああ、この異次元に身を任せて歩く喜びを何にたとえよう。そうだ、クラゲにたとえるべし。
クラゲ、ヤキソバ（２００えん）を食う。クラゲ、たこ焼き（３００えん）を食う。クラゲ、ちょっとヘラヘラする。クラゲ、ラムネ（８０ペソ）を飲む。クラゲ、フランクフルト（クララの故郷）を食う。
シメはカキ氷にするかと店先をのぞいたら、ブルーハワイなる種類を発見。ワイはワイハが未体験。早速購入、２００円也。
文字通り青いシロップのブルーハワイは、特にクセのない甘さ。というより、アッサリ気味か。基本的に何味（フルーツ？）かは判らず。トロピカルなカラーは見目にはいい。着色料を云々するのは、祭りにおいては野暮というもの。しかし、ハワイ国民が毎日こんなものを食っているとは想像できんかった。たまには味噌汁だって飲みたかろうに。その辺のことは、別の機会にアティサノエさんに訊いてみよう。
さらに、チーズボールとか言う菓子を発見。名前だけは見かけた覚えもあるけれど、いまだ食わずにいる。腹も減ってないし、ココロがシメちまったので今回もスルー。原宿生まれと書いてあったが、原宿国民は毎日あんなのを…ああ、このパターンはもうイチビリすぎやね。

その日の同じ頃、鈴鹿８耐にエントリーしていた、従妹のダンナのチームが無事完走。４３位でチェッカーを受け、ＳＴ（ストックスポーツ）クラスでは優勝した。ＳＴ参加は二チームだけで、もう一方がリタイアしたからとか…。うん、そういうの俺、大好き。
とにもかくにも、ダンナ、おめでとう。実際、８耐の完走はスゴイことやしな。従妹と娘のララ（漢字では「蘭々」。俺の愛するララ・クロフトから、その名を頂くよう従妹を洗脳した）を放ったらかして火曜日から泊り込んでた甲斐があったやんか。おめでとう。ええ祭りになったな。

そして祭りは終わり。
俺たちは、鉄を食うような日常へ戻る。
祭りを本当に楽しむには、日常をしっかり生きねばならん。
日常こそが、祭りの準備。
軟派な自分にそう言い聞かせ、夏を乗り切る所存也。さようなら。

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猫のことを書いたらキリがない。たとえ書いたとしても、いい加減聞き飽きた猫好き（或いは猫バカ）の猫自慢、猫賛美、猫への忠誠のコトバばかりになることは目に見えている。故に、書かない。それにウチの美女猫の可愛いさは、コトバなんかになるはずもないしな。だから、書かない。

しかし、そうとはいえ、猫に関して全般に思うところをチョットだけ…
まず、猫の年齢を人間のソレに換算することに、賛同しかねるというコト。
猫の５歳は、あくまで５歳であって、「人間の年齢で言うと３０歳」（この換算、デタラメに書いてます）と言うことに、何の意味があるんやろう。俺の気のせいやと思うけど、なんか、猫と過ごした時間が歪められたみたいやん。まあ、俺みたいに、自分の歳を訊かれて「猫の歳では、五つでちゅ」って答える野郎も問題ありかも知らんけどな。
それから、猫と暮らすことを、残酷やとか人間のエゴやとか言う意見に対して。
猫や犬は人間ありきで生活できる動物だそうで、虐待なんかせずにちゃんと環境を整えて信頼関係を保てれば、ストレスもなく生きていける、みたいなコトをどっかの獣医サンが言うてた。この意見に賛成。シリウマに乗る。ほかの動物のことはよく知らんが、大きくは違わんやろうとも思う。

今回、猫のコトを書くつもりはなかった。本当は、ちょいとしたグチを書くはずやったけど、ウチの猫にオヤツをあげて、レッグウォーマーの如く足もとに引っ付いた抜け毛を粘着テープでペタペタ取っていると、上記のことを書きたくなった。
グチはけして悪いことではないし、むしろ溜め込むよりこういう場で出したほうがいいと思う。
でも俺は気が変わり、同時に気分もスッキリした。猫のお陰さんやね。これはもう、猫に恩返しせにゃならぬ。
そのつもりで猫にブラシをかけてやった。最初はゴロゴロ言うてたのに、次の瞬間、引っかかれた。ああ、この残酷な仕打ち。そして、何も言わない優しさよ！
俺は無神論者でバチ当りな男やけど、猫を作った創造主とやらにサンクスと言いたいぞ。サンクス。グラッチェ。ありがとう。さようなら。

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向かいに住んでるニイチャンが沖縄に遊びに行ってたそうで、ちんすこうを土産に持ってきてくれた。やった！　沖縄の菓子は黒糖の違いか、本土では出せん甘さがあって好き！　チョイと捻って揚げたドーナツみたいなヤツ、あれもウマイよな。近所のオバチャン（沖縄出身）がたまに作ってくれるけど、オバチャンも名前は知らんってさ。何やろね？

俺の卒業した高校が、高校野球大阪大会で準々決勝進出…ならず。
しかし激戦区大阪でのベスト１６なら、大したモンやんけ。Ｗ杯日本代表に引けをとらんくらい、凄いぞ。
そうか、ということは、ウチの高校は「大阪の日本代表」ということか。何かややこしいけど、大阪の人間は「大阪で一番ということは世界で一番」「大阪イコール世界！」と思い込んでるフシがあるから、それでええがな。

そんなヘッポコな思いを巡らせつつ、ちんすこうと麦茶で夏の夜を楽しもう。
昼間はまた暑くなるやろね。高校球児、がんばれよ。高校球児でない俺らは、まあ…体を壊さん程度にな。さようなら。

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コラー！

コラーーー！！

未来の科学者か技術者か知らんけど、
タケコプターを発明したヤツーーーーー！！

オマエ、キダさんのことも考えたれーーーーーーーー！！！！！





ああ、スッキリした。
一人の大阪人として、言うべきことは全て言った。
コレで心置きなく、ヨーロッパへ旅立てる気がする。
まあ、ホンマに「気がする」だけやけどな。
さようなら。

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大阪府Ｔ市に住み着いて、もうかなり経つ。
この地は、かの辻元清美氏のお膝元の大阪１０区。同氏の衆議院議員辞職による１０月の補欠選挙を見据えた各党の動きがそろそろ活発になってきたようで、暑いのに大変やねえと思うこの頃。

昨夜は日本共産党委員長、志位和夫氏が市民会館で演説すると聞いたので、夕涼みがてら会場へ。右翼の街宣車も、ドスを構えてテンパッてる丸坊主も現れず、ほぼ満員の場内は町内のオッチャン・オバチャンばかりでのほほんムード。空調も涼しくてエエ感じだったのだが…。
演説途中で、空いていた俺の隣の席に、朝青竜のモンゴルのオトンよりでかいオッチャンが座ってきたため、周りの温度は５度アップ。それだけならまだ許せるけれど、オッチャン、ウトウト揺れ始め、ついに俺にがぶり寄り！　俺は徳俵一杯ノコッタノコッタ状態で、演説を聴くハメになったワケですがな。地球を支えるウルトラマン・コスモスの辛さがわかったね。（タカヤスくん、がんばれよ）

さて、志位氏の演説内容は（全部は書きたいと思わんが、チョットだけ…）、企業献金（それによる癒着）や官房機密費の着服等の批判、さらに医療改革法案の強行採決に怒り、有事法案の危険性を訴えた、というトコやね。いつもの共産党メニューには違いないけど、ソフト路線への変更ってヤツか、結構冗談を多く交えて笑いを取っていた。まあ俺は、ネタ的にも体の状態的にも笑えんかったけどな。

とにかく「良き野党」として共産党には頑張って欲しいと思う気持ちはあるし、そういう意味では、支持はしないが応援はしたいと思うよ。俺は自民党が大嫌いやしな。
「資本主義のイヌ」ならぬ「資本主義のネコ」を自認する俺が、心から支持する政党はないというコトやね。

ココで書き終わる予定やったけど、夕刊を呼んでビックリ。
民主党が大阪１０区補選に、前Ｔ市長のＥ氏を擁立？　
全国的にええイメージあるけど、でもこの人、多くのハコモノ作ってＴ市の負債を増やしたやんけ。ハコモノって、作るときはカネが動くからええけど、維持していくのにナンボかかるか考えろよ。
さらに水道部出身のＥ氏には水道管汚職の疑惑まであった。「市民団体がその資料を揃えたから辞職した」と地元ミニコミ誌に書かれたりしたんやし、その辺、デマならデマやとハッキリさせてから「夫の替わりはおりまへん」と辞めて欲しかったな。とにかく俺は、この人に対してあまりいい印象を持ってへんよ。
しかし反対派も、ホンマにＥ氏を追及する気があったんか？　Ｅ氏が美談の主になるやフェードアウトしたということは、やっぱりデマか？　追求とやらは、有権者に対するポーズかい！
ああ、なんかハラ立ってきた。
医療改革法案の強行採決での乱闘も、明らかに出来試合やったしな。大仁田選手も議員然と立ち回らんと、いっそのこと、かつての宿敵ミスター・ポーゴ直伝のファイヤー攻撃せんかい！　「グレート・ニタをまたも復活させて、グレート・コジと試合するんじゃあアア！」と泣き叫ばんかい！　どいつもこいつもオトナばっかりやな。全く面白くないぞ、政治！

ああ、しまった。今回はタケコプターを発明したヤツに文句を書こうと思ってたんやった。まあええ、録画しておいた「ルパン３世」を観てから書くことにする。さようなら。

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昨夜の阪神・巨人戦に感動、何より藤田太陽への賛辞をサルの如く書き連ねたかったけれど、サーバの調子が悪かったとかでつながらず…断念。興奮も熱狂も、一夜明けてトーンダウンはイタシカタナシ。
鳴り物入りでの入団も、パッとせぬまま二軍暮らしを送るハメとなっていた太陽。しかし昨夜のピッチングは堂々としたもので、ケガと疲れと、まもなく始まるロードを抱えた瀕死の阪神の、まさに救世主出現を実感させてくれた。
ノビのあるストレートやキレのあるフォークはもちろんだが、最も魅力的だったのは、解説の仰木彬氏も触れていたその面構えだろう。
やがて攻略され打ち込まれても、ヘコんだりせず、敗北すらエサにして成長できるであろうイイ顔をしていた。太陽！　男どアホウ甲子園になってくれ！

話題は変わって…
東京駅構内でコンビニ（？）の店長を殺した奴も、高校生を誘拐して殺した奴も、俺と同年代。どんな犯罪にも怒りや悲しみを感じるが、同じ時代の空気を吸って成長したはずの奴らのソレには、とくに果てしない絶望を思う。
単なるノスタルジーか、過去を美化しているだけかも知らんけど、当時、少なくとも俺や周りの奴らはヒーロー願望を持ったガキばっかりやったと思う。ガキ自体がアホであった上に情報も少なくて、悪い奴にはハッキリ悪いと言い切れて、ヒーローが純然たるヒーローでいられた、幸福な時代ではなかったか？
おい、犯人！　オマエは凶器を握ったその手で、首を絞めたその手で、昔、ライダーチョップをしてなかったか！？　今のオマエの姿は、醜いぞ。刑務所に行く恐怖や借金取りに追われる恐怖が、人を殺す恐怖になぜ勝る？　しかも弱者に悪意をぶつけるその心根は、本当に醜い。
俺もカネには泣かされてきたけど（今現在も号泣中）、それで他人に迷惑かけていいってモンやないやんけ。夢も希望も、３０そこそこで涸れるわけないやろ、しっかりせんかい、かつてのガキども！

今回も支離滅裂で、恥ずかしい。ニュアンスでわかっていただけたら感謝。次回は、タケコプターを発明したヤツに文句を書きます。さようなら。

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