2003-09-04 誘いを断る
2003-08-19 女性って怖い（あくまで私感）
2003-04-02 転職（かわ）らない理由．
2003-03-06 恋愛できない理由を書いてみる．
2003-03-04 長続きしなかった…．
2003-03-01 あの彼女から手紙が来た．
2003-02-22 俺の嫌いな人／「実力主義」ってなんなのさ？
2003-02-18 当たって砕けて学んだこと．
2003-02-16 ダメダメ．
2003-02-06 同情するなら抱いてくれ！

去年の４月から，大手ＯＡ機器会社直系の販売会社で働いている．
けど，派遣だから待遇はそれなり．立場だって不安定だ．
入った当初は，これが正社員雇用なら良かったのに…と，つくづく思った．
しかし，この８月にそんな「お誘い」がかかったが，返事を留保して結局は断ってしまった．

総務・営業統括・人事…，管理部門に近い部署に異動になってから，
この会社の「悪い面」が，嫌でも目に入ってくるようになった．

まず，会社のNo.2が「部下の誰からも評価されていない」ということ．
たいした実績を上げていたわけでもないのに，リーダーシップがあるわけでもないのに，
単にポジションパワーで部下を従わせているだけの人なのに，
前社長の「個人的なお気に入り」というわけで，会社のNo.2というポストに居るらしい．
実際，俺の直属の上司がそのNo.2に叱られているのを見ると「そりゃないよ」と思う．
どうひいき目に見たって，現場にいる人間の立場を全く理解してないような言動ばかり．
間違っても「セールス」の頂点に立つような人間じゃないんだけど…？

そしてに次に目に付くのが，人の出入りの激しさ．
営業に限った話だけれど，中途採用を年間２０人ぐらいしているらしい．
つまり，年間２０人辞めているということ．
回覧で回ってきたある文書に，部下を直接使うポストの社員向けに
「採用して２年目で辞められると１０００万円の損失，
　５年ぐらいすれば何らかの結果は出てくる，それまでには辞めさせないようにする」
というようなことが書いてあった．
しかし，大手中小含めて，意外と競合の多いのがこの業界．
このご時世，ある程度の評価をされる成績を上げるのは，簡単なことじゃないだろう．
中途採用当初は社用車も与えられず，営業所から半径５Km程度の顧客を徒歩で周り，
そして帰ってきたら終電間際までミーティングや会議…そりゃ嫌になるだろう．

「俺たちの頃はそれが当たり前，今の若い奴らが軟弱過ぎるだけだ」
…もう，そんな言葉が通用する時代じゃない．

幸い，俺はエンジニアとして入っているから，この会社で求められる技術＋αをこなせば
営業のようなことにはならないと思う．遅くても２０時には帰れるし．

しかし，この会社…だけでなく，グループ会社全体で見ると，
今年度に入ってマスコミ沙汰の不祥事が続いたこともあり，企業体質そのものに
根本的な問題があるのでは…，と思う．
「SIベンダーへの転身」を目指していても，その収益の多くをコピー機の稼働手数料に
頼っている現実があっては，まず無理な話だろう．

「完璧な会社」はあり得ないだろう．何事も，どこかで妥協をしないとやっていけない．
派遣は確かに気楽だけど（実はこれも，正社員登用を断った大きな理由だけど），
いつまでもそんな立場でいるわけにもいかない．
契約更新のタイミングで，俺の望む職場がなければ，この会社に入ることになるだろう．

でもせめて，その時には少しでも積極的に「この会社に入りたい」と思って
入ることができれば，と思っている．
もし，そう思って入ることができた時が来るとしたら，
それは会社が変わったからなのか，それとも俺があきらめたからなのか，それは分からないけど．

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ときどき，女性がとても怖く感じることがある．

前の日記に書いた「気に入らない仕事を返上するＨさん」も怖かったけど，
新しい職場に配属されて，隣の席になったＨさんも，怖いことが結構ある．
彼女もまたいい加減な営業とケンカすることが多くて，隣で見てるとヒヤヒヤする．
電話を物凄い勢いで「ガチャリ！」と切って，電話してた相手を独り言で罵倒してたり…．

腹立たしくなる気持ちは分からないでもないけど，隣で見てる方は耐えられないよ(笑)．
俺以外の男性陣はそんな彼女を落ち着いて「まぁまぁ」とか言って無視できてるから，
それができない俺の方が，考えすぎ＋気にし過ぎなのかも知れないけどさ．

このＨさんと俺，異動になってしばらくはまぁまぁの関係だったんだけど，
どうも最近，不思議な「距離」を感じるようになってしまった．
それこそ，「気に入らない仕事を返上するＨさん」みたいな印象を受けるようになった．
明らかに，俺のことを避けてるんじゃないか，と思えるような言動を取ってみたりとか．
俺は俺で，何事もなかったように，普通に接しているんだけど，
その度にキツいリアクションがあったりして，それはそれで辛いものがある．

昼休み中，俺のミスで手間を掛けさせて申し訳ないっていう気持ちは持ってるのに，
それについての詫びは，こちらから入れたのに，そんな攻撃的な物言いはないだろう…．

こういう関係になってしまったら最後，修復はなかなか難しい．
いや，俺のスキルでは，事実上不可能としか言いようがない．
相手が男性ならまだなんとかなるけど，女性ともなるとお手上げだ．

…それでも，なんとかしたいんだけどね…．どうしようもないんだよな…．

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新年度の配属が発表されている社内掲示板を読みながら，

「この会社って，どうでもいいような人が上に立てるのに，
　スキルを持ってちゃんと仕事してる人は上に立てないんだよね」

…と，まるで

「これだけスキルがあって，仕事もバリバリのデキるアタシが
　上に立てないのは，絶対におかしい」

と言わんばかりのことを，各種ベンダー資格を取り揃え，
自分の気に入らない（要求スキルの低い）仕事は営業とケンカしてでも返上する，
入社７年目のＨさん（♀）が言っておられました．

それを聞いて，

「だったら，自分のスキルを正当に評価してくれる　会社に転職すりゃいいじゃん．
　貴女のスキルと，自分に対する絶対的な自信があれば引く手あまただよ」

…とか，思った俺．

文句をタラタラ垂れながらも，なんだかんだで仕事はきっちりこなしてる．
きっとこういう人は，それでバランスを取ってるんでしょうね(笑)．

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　それではお待ちかね(笑)，「今谷あせるが恋愛できない理由」を，自分なりに分析して書いてみます．

１．与える・与えられるのバランスが取れていない

　俺のことを相手に「受け入れて欲しい」とものすごく強く思っているけど，逆に相手のことを「受け入れてあげたい」とはあまり思わない…というより，相手のことを「受け入れる」ことそのものが分からない．もっと言えば，自分のことを全部受け入れてくれる相手がいて，その相手のことを自分が受け入れる必要がない関係があれば，それが一番いいと思ったりする．けれども，そんな恋愛関係など有り得えないだろう．

２．共感より同情，同情より抱擁，抱擁より…

　「いろんな意味でダメ男」でもある俺のことを，とにかく「かわいそうな男」と思って欲しいのだ．そして，「かわいそうだから一緒にいてあげる」と言ってくれる，そんな女性を探しているのだ．全てのことを支えてくれる，全てのことを受け入れてくれる．何も考えなくてもいい．俺は今のままで居ても，何かまたヘマをやっても，その彼女は「私がいないとダメなんでしょ？だから一緒にいてあげる」と言ってくれればそれでいい．でも，こんな恋愛関係も，誉められたものじゃないんだろうな…．

３．見捨てられる（嫌われる）のが極端に怖い

　いつもいつも，頭の中には「俺だけを見てくれる女性など現れない」という言葉が渦巻いている．きっと，それは本当のことじゃないと信じたい．でも，これだけ辛い思いをしているのに，いつまでも現れないのだからやっぱり本当なんじゃないのかと思う．それがもし現れるとしたら，超低確率なのは間違いない．そんな低確率の出逢いなんだから，絶対に逃したくない．だから，見捨てられたり，嫌われたりするのがとても怖い．だって，その人に見捨てられたら，死ぬまでに次の出逢いが来るかどうか分からないのだから．

４．身体の欲求が先走る

　恋愛＝セックスじゃない…なんて，頭では分かってる．だから，会っていきなりセックスするなんてできないし，しない．けれども，どうしてもこの人を抱きたいという気持ちは，やっぱりある．それを「理性」で抑え込み続けるのはかなり辛い．いつかはこの人と身体で結ばれたいと願っても，そのためにはいろいろなハードルを越えないといけないが，その前にほとんどの女性は俺から離れてしまう．にもかかわらず，そのハードルをいとも簡単に越えて（あるいは越えずに），まるで空気や水のように女性を抱く男性もいる．俺から見れば，もはや異星人にしか見えない…．

５．趣味の問題

　どちらかと言うと，多人数でワイワイやる楽しみより，一人でコツコツとやる楽しみの方が好きだ．みんなで一つの事を成し遂げて達成感を分かち合うより，自分が趣味で築いた成果を，一人で眺めてニタニタ笑っていることの方が楽しい．自分の趣味に口を挟まれることも大嫌いだから，趣味については敷居を高くせざるを得ない．こんな状態だから当然，趣味からの出逢いはまず有り得ない．

６．相手が悪い

　たまに惚れられる（惚れてくれる）相手が現れても，絶対に恋愛をしないと高らかに宣言し，一人で強く生きているような女性だったり，境界線が低すぎて「自分に気があるのかないのか」分からない女性だったり，歳の差がありすぎて全く気持ちを読めない女性だったり，既婚者だったりもう彼氏もちだったり…．なかなか「今の自分にフィットする」出逢いがないのだ．

　…とりあえず，こんな所かな？気付いたところがあればまた追記していくです．

つっこみ 先頭 表紙

３週間前に感じてた「捨てたもんじゃない」というあの気持ちは消えつつある．
そして，今までさんざん思い知らされて来た
「俺のことを見てくれる女なんかこの世にはいない」
という事実は，相変わらず俺の身体に突き刺さっている．

あの「高揚した気分」は根本的な問題解決なんかじゃなくて，
単に問題を覆い隠して「見えなく」していただけなんだよな．
春になって雪が溶けて，埋もれていた土が姿を表すようなものだ．

まぁ，時間が経てばどんな感動も薄れてしまうものだから仕方あるまい．
けれども，先の彼女から来た手紙で，とどめを刺されてしまった気がする．

　俺は強く生きたいのに，それができずに悩んでいる．
　俺は正しいと信じたいのに，それができずに悩んでいる．
　俺は頑張りたいのに、それができずに悩んでいる．
　俺は悩み過ぎで苦しいのに，それを打開することができずに悩んでいる．

…そんなこと，あの彼女には「知ったこっちゃない」んだろうな．

彼女は悪気あってあの手紙を出したわけじゃないと思う．
それが分かっている分，なおさら辛い．

罪悪感を抱きながら、今まで彼女から来た全ての手紙に鋏を入れた．
その一筋一筋をごみ箱に落としながら，「これでいいんだ」と思うことにした．

つっこみ 先頭 表紙

実は最近，俺は誕生日を迎えたんだが，
それに合わせて「HAPPY BIRTHDAY」と書かれた葉書が届いた．
初詣に行って以来，奴と仲良くなってしまって
メールもプッツリと途絶えてしまった，あの彼女からだ．

　　考え過ぎず　悩み過ぎず
　　自分は正しいと信じて
　　頑張ってください

こんな一言が書き添えてあった．

なんでこのタイミングでこの手紙を送ってきたのか，
そもそも，どうして彼女が俺の誕生日を知っているのか
（奴が話したとしか思えない…奴と俺の誕生日は１週間しか違わない）
いろいろと考えたいことはある．

でもまぁ，このことはあんまり考えないことにするよ．
彼女がそう書いてるし，ただでさえ人の気持ちの読めない俺だからな．
何かを得ようとしてあれこれ考えても，まず得るモノは何もないからな．

そもそもこのタイミングでこの手紙を渡されて，俺は混乱してるんだからな(笑)

そのうち気が向いたら，手紙で返事でも書くかな．

実は彼女からの手紙より，奴からのメールの方が欲しかったんだけどな(笑)

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どんなにバリバリ仕事ができても，
仕事を完璧にこなすことができても，
自分のスキルに絶対的な自信を持っていたとしても，
そのスキルが自他ともに認めるものであっても，

自分よりスキルが劣る者を卑下してみたり，
冷たい目で見てみたり，
一緒に仕事したくないという態度をあからさまにとってみたり，
自分の思うような仕事ができないのを人のせいにしてみたり，

そういう人は，嫌いだ．

…

けれど，「実力主義」が叫ばれるようになってしまった今の世の中って，
「仕事さえ完全にできれば」文句は言えないんだよな．
たとえ，上に書いたように俺が嫌いな人であっても．

自らのスキルを最大限活用するためには，多少周囲の人や雰囲気を
ギスギスさせ，一部の人に徹底的に嫌われることもいとわない．
そして自分の思うがままに，「素晴らしい」実績を上げるタイプの人．

周囲の人との調整や調和を保ちつつ，自分の能力を最優先にせず，
それでいて「自分の全責任」で仕事をこなすが，実績はそこそこというタイプの人．

さて，これから日本人社会が突き進むであろう「実力主義」で，
「実力がある」と認められ、いちばんの報酬を得るのは，
いったいどっちのタイプなんだろう？

…

以上，「負け犬の遠吠え」でした(笑)

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この仕事を始めてから，毎朝通勤の地下鉄で気になる女性を見かける．
アースカラーのジャケットやスカートにナチュラルメイク．
はっきり言って「地味」だけど，それでいてしっかりきまっている．
ナチュラルメイクに「下膨れ」系だから，俺的にかなりポイントが高い．
恋人としてはもちろん，話ができる友達としてでも、楽しそうだなぁと思った．

けれども，殺伐としている通勤の車内，そう簡単に声を掛ける訳にはいかない．
一歩間違えばチカンになってしまう．
「電車の中で見掛けて，それっきり」の縁としてあきらめるしかないのか？
けれども，それだけで終わらせたくはなかった．


ついに一念発起して，レターヘッドに
「迷惑でなかったらメールか，お会いするかでお話しさせてください．
　もし迷惑だと思ったら，この手紙のことは無視してください」
…という用件だけを書き，携帯のアドレスと番号を添えた手紙を
エンベローブに入れ，乗り換えで次の電車に乗ろうとしている彼女に渡した．

そしてその日の夕方，携帯にメールが入ってきた．
「付き合ってる人がいるので，お会いすることはできません，ごめんなさい」

正直，付き合ってる人がいるとは思ってなかっただけに，意外な結末．
「本当に彼氏がいるの？」と問いただそうと思ったが，
その日のうちに返事をしてくれる誠実な人が，嘘をつくとは思えない．
結局「メールありがとうございます，お手数をおかけしました」とだけ返して
その送信メールと，受け取ったメールは削除した．


結果としては残念なことになってしまったけれど，
思ったより精神的ダメージは受けなかった．
しかも，こういう結果にはなったけど，それほど悪い気はしなかった．
少なくとも，俺が言いたかったことは彼女には伝わったんだし，
それについての回答も，彼女はちゃんとくれたんだ．
「付き合ってほしい」といきなり手紙に書いたわけじゃないから，
「友達」としての付き合いでさえ断られたことになるんだろうけど，これで充分だ．

なによりも，彼女を見掛ける度に悶々と抱いていた気持ちも，これで解消される．
「どうせダメだろう」と，行動を起こさない自分に自己嫌悪を感じることもなくなる．
恋愛に限らず，結果はどうであれ，とにかく動いてみることが，
今までの俺に欠けていたことなんじゃないか…，ふと，そう思った．


今回のことで，少し経験値が上がったような感じがする．
けれども，もっともっと，もっと大きくなりたいよ．

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この二日間，何もする気がなかった．
…って言うより，予定が入ってない分，余計になんにもする気になれなかった．

こういう時になると「あ〜彼女いたって面倒くさいだけかもな〜」とまで思う．
「人恋しい俺」でも，適度に忙しくないと，それさえダメになるらしい．

さてと，明日の仕事の準備して風呂入って寝るかな．

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