
子供の頃よく親に絵本を読んでもらった。
ほぼ毎日いろんな本を読んでもらった。
そしてひらがなを覚え、漢字を覚え、自分で本を読むようになる。
こんな経験が今の自分の本好きにつながっているんじゃないかと思う。このコトには非常に感謝している。
そのころの絵本がまだ家に残っている。自分が描いたらしき落書きの跡も残っている。茶色いクレヨンで不思議な絵が描いてある。この絵を読みとる力は今の自分には無い。少しさびしい気もするな・・・。
誰にでも、小さい頃大好きだった本というのはあると思う。
そんな本を紹介したいと思う。
『たんたのたんけん』 中川李枝子さく・山脇百合子え
★たんたの誕生日に、ふしぎな地図がまいこみました。やじるしや△じるしの書いてあるたんけんの地図です。たんたはさっそく出発。するとどこからか、へんなひょうの子バリヒがあらわれて……
名コンビ、中川李枝子と山脇百合子が組んだ作品。
このコンビの作る絵本はみんな好きだ。
『ぐりとぐら』や『いやいやえん』なんかが有名なんじゃないかな。
とにかく、山脇百合子さんのほんわかした雰囲気の絵がココロを和ませる。久しぶりに読み返してみたが、今読んでも楽しめる。
話に出てくるザラメのついた大きな「ストローベリィ・キャンディー」が無償に欲しくなり親に泣きつき困らせた記憶がある。
初めて自分で読んだ本がコレだと思う。これからもずっと、とっておくのだ。 |