2003-06-20 ファッションショー
2003-06-19 手紙
2003-06-18 うっとぉ〜しぃ〜なぁ〜。
2003-06-17 うーーーんっっ!!!
2003-06-16 一段落
2003-06-15 これでよかったんだ。
2003-06-14 成長
2003-06-14 これでいいの？
2003-06-13 素直な気持ち
2003-06-12 しっかりしろよ・・・。

明日は京都に行く。
「ファッションカンタータ」を観に。

モデルの冨永愛ちゃんも来るらしい。
好きだなぁ。
後は中村俊介、ともさかりえ・・・。
どぉーでもいい。

どんなファッションショーなんだろ？
楽しみ。

先頭 表紙

主人から手紙がきた。
東京行きの新幹線のチケットも一緒に入っていた。
荷物を取りにいかないといけないからね。


今思うこと、俺の考えは我侭だったと思う。
自分が思い描く夫婦像にお前を無理矢理当てはめようとしていた。
お前の性格を理解することができる心の広さがあれば
こんなことにはならなかった。

そんなことが書かれていた。
俺は我侭だったなんて反省するのは初めてだ。

私が主人に宛てた手紙は、数えきれない。
この７年間、一通の返事すら返ってきたことはなかった。
最初で最後の手紙。


でも真髄には触れていない。
聞いても話そうとしなかった。

彼女のことは最後まで守るんだね。すごいね・・・。
それは自分の仕事の為？　本当に好きだから？

離婚となった理由はそこなのに、結局「謎」のまま終わる。

もういっか、終わったことだし・・・。

そのくせ、恋人同士が別れるように、
またお茶でも飲める仲を望んでいる。

できないよ、そんなこと。


最後まで勝手な人。

先頭 表紙

雨。雨。雨。
梅雨やから仕方ないけど、湿気多いし気持ち悪い。

そろそろ大阪の街を探索しなくちゃ。
どこに何ができてるんやろ。
ちょっと楽しみ。

先頭 表紙

なんだかパーーーーッとしたいっ。
早く荷物を取りにいきたいっ。
いろんな手続きもちゃっちゃと済ましてしまいたいっ。
早く一人で住みたいっ。
早く仕事をしたいっ。

早く新しいスタートを切りたいーーーっ！！

先頭 表紙

深ーーーーーい心の傷が残った。お互いに。
後は時間が解決してくれるのだろう。



今後の私の生活費と財産分与。
弁護士さんから主人に、これでいかがですか？と案を出す。
了承できるかできないか、その話し合いは７月に入ってから。
私が当てたデミオちゃん、ちょうだ〜い。

来週は主人が１週間ほどドイツ出張。
その間に私は荷物を取りに行く予定。

先頭 表紙

主人が私のマンションに保険証を取りに来た。
私はロビーにそれを持って降りた。

お前が出てきてくれてよかった。と言った。

それから少しを話した。でも肝心なことは何も話せない・・・。



その後、父親が降りてきた。
主人は初め警戒していたが、父親の話しを聞き、
その警戒心は徐々に解かれていった様子だった。

父親の思いや考え、弁護士を立てた経緯、主人の思い、いろいろ話した。
私は隣で黙って聴いていた。

父親の友達の弁護士で代理人として介入してもらっているが
主人の考えているような大袈裟なものではない。
弁護士にはお金を支払って立ってもらっているのではない。
もちろん親として二人がいがみ合って別れることなど望んでいない。
お前にも反省の気持ちがあり、円満に解決することを望んでいるのであれば
俺が弁護士にきちんと話しをする。
３人で話しをして納得のいくようにすればいいと・・・。

主人もたくさん話した。
幸いまだ弁護士を立ててはいなかったようだ。
そんな余計な費用が掛かるならば私に使ってもらったほうがいい。
相談所から警戒したほうがよい、
おそらく通常の３倍ほどの慰謝料を請求してくるであろうと言われていたそうだ。
苦笑した。

結局主人のほうに弁護士は立てず、こちらの弁護士に任せることにした。


主人は父親に深々とゆっくり頭を下げ、その後号泣した。
自分はなんて未熟な人間だったのだろうと・・・。
そこまで考えてくれていることも知らず、家族や友人までもが一緒になり
私の父親を憎み、できるだけ金を取ることしか考えていないとそんな風にしか
捉えられなかった。
自分の嫌な部分が、汚い部分がすべて出てしまい最低だと、
なんてちっぽけな人間なんやと、ずっと泣いていた。

私も泣いた。

でも、修復はない。

弁護士さんの言ったように、
本当に縁があるのならば、お互いが成長したときにまた復縁するだろう。
そう言って、ほんまにごめんなと私に謝った。

これでいい。安心した。

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弁護士さんから言われた。
もちろん私にも非があると・・・。
しっかりしろと・・・。

私たちは夫婦という形がまったくできていない。
修復するもなにも最初からできていないんだ。
どうしてそんなに負い目を感じている？
もっとぶつかり合って嫌なものは嫌、はっきり伝えて
納得させ、形にしていかなければいけない。
変わらなければまた同じことを繰り返すぞ。
まだまだ成長しきれていない。

お互い成長し、出会い、復縁ということもある。

主人にとっても、私にとってもこの離婚は意味のあるものなんだろう。

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弁護士と会う前に主人の本音が聞きたい。
もう一度話しをしたいと思っていた。

話し合いはできなかった。

主人は予定通り私のマンションに来てくれた。でも、
私に弁護士が付いている以上何も話せないと・・・。
主人は相当警戒している。
私が、私の親が、できるだけお金を踏んだぎろうと考えているものだと
思い込んでいる。違う。説明がうまくできない。
弁護士は父親の知人であって、代理人として介入しているだけ。
伝わらない。
お前は弁護士の仕事の意味を理解していない。そう言われた。

主人はあの内容証明が送られてきたことに対し私の家族を非難した。
主人の家族や相談した友人もがみんな非難していると。
こうなってはもう家族同士の付き合いもできない。
お前が考えている修復は100％ありえないと思っている。
修復を考えているのにあの内容は理解できない。

弁護士を立てるので今後の話し合いは泥沼化していくだろう。
お前もそれでいいねんな・・・。
かなり辛い思いをすることになるだろうが・・・。

そんな話をした上で、二人で事務所に行った。
どうしていいのか、わからない。
でも修復ができないのなら、それでいい。それでいいんだ。



雨。
お互い傘を差し、無言で俯きながら歩いた。
お互いの胸の中は灰色で塗りつぶされていた。

この状態では何も話せない。
弁護士を下げる・・・そうしなければ駄目なのだろうか。



弁護士と会う。
こちらも弁護士を立てる準備をしていると主人が伝えると、
それは立てて頂いた方がこちらとしても都合が良いです。
では後は弁護士同士のやり取りになりますので決まりましたら
連絡をください・・・。
主人は私が持っている通帳と印鑑を返して欲しいと言ったが
それは弁護士を立てた上でお渡ししますということで、
話はすぐに終わった。

私は事務所に残るよう言われ、彼は先に帰った。
失礼します・・・と、合わせた目に憎しみがこもっていた。

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明日午後２時、主人が私の実家に来ることになった。
誰も居ないので二人で話し合う。
よかった。話し合う時間が取れて・・・。

それから弁護士事務所へ向かう。

私の気持ち、それは決まっている。
修復を望んでいる。

けれども主人に改心の気持ちがあればの話。
なければ同じことの繰り返し。

離婚の決意は変わっていません。
そう言われれば、後はもう弁護士さんに任すしかない。

そう。
離れてから後の自分達の気持ちをメールなり電話なりで
伝えあったけれど、面前できちんと話し合ってはいなかった。
その間に弁護士さんが入りパタパタと進んでいってしまったから
とても心苦しかった。

それができればもうスッキリすると思う。

先頭 表紙

このまま弁護士介入の話し合いから始まっては後悔する。
自分の気持ちは置き去りで、周りがどんどん先走っている。
周りのせいではない。自分がGOサインを出していた。

あぁ、どうしよう・・・。
どうしようじゃない、自分の人生のことでしょ。

電話で話したのは私。主人は嘘はつかない人。
暗証番号を黙って変えていたのも理由があった。
今後の私のこともきちんと考えていたと言った。
すべてのタイミングが悪く伝えられず、
お互いの前向きな気持ちが空回りとなっている。

修復・・・これはないにしろ、
もっときちんと本音で二人で話し合うことは必要なんだ。

そうでないと私は一生後悔し、新しいスタートは切れない。

先頭 表紙