2002-06-28 孤独、あるいは隣人のなさ
2002-06-27 「FINAL DISTANCE」のプロモ
2002-06-23 白昼・銃乱射事件
2002-06-21 靴擦れ
2002-06-19 日を浴びて。
2002-06-18 超不満
2002-06-13 『朽ちる散る落ちる』
2002-06-12 お弁当
2002-06-11 「生」の感覚
2002-06-10 Piano Life

今年１月に電撃結婚した大学院の同僚Aちゃんに子供ができた。今二ヵ月で、彼女が担当していた購読の授業が悪阻で空中分解した。おめでたにはパワーがある。新しい命が近くで生まれるのは、何となく嬉しい感じ。人間には殖える喜びが植えつけられているのかも知れない。

タイトルはAちゃんの修士論文のタイトルの一部。彼女は幼い頃から自ら選んでプロテスタントの信者になったり、いろいろ断片は見えかくれするものの、多くの中にいてもずっと独りだったのではないかと思う。
自分が常に独りであると言うことを意識している人は多いだろう。少なくとも哲学科はそんな人ばかりで痛々しいくらい。何が言いたいかと言うと、彼女の孤独を確実にやわらげたのは結婚と妊娠だと思う、ということ。

答えが見つかって良かったね、と、強く思ったけれど。まだ彼女には話していない。

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「Final Distance」と言えばウタダ。彼女の歌は特に好きな方ではありませんが、最近のプロモは異様に力が入っていてチェックするようにしています。ちなみにバラードに関しては、気に入って聴くこともあります。最新アルバムは買おうか迷って結局やめました。

で、先日このプロモDVDを借りて一生懸命観たのですが、いまいちストーリーが見えません。

ウタダが１人二役で、サーカス団の若い看板娘と王子様（？）を演じているのですが、どうやら仲良くできない立場の二人な雰囲気。結局その二人がプロモの最後で融合してしまうのです。二人は逃げ出したのか、それとももともと一人の人間だったのか。

こういう謎めいた映像を見ると、ストーリー設定が気になって気になって、歌を楽しむことができません。御存じの方がいたら設定教えて下さい。

あとバレリーナ姿のウタダが「ウズラ」に似ている疑惑は、 解消されませんでした。ていうか鳥だよあれは。

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まだ明るい商店街の片隅で、マシンガンを打ちまくりました。皆遠くを見る目でそれを眺めています。

小さな子供に銃を渡したら、狂喜乱舞して弾を補充しろとせがんできます。補充したものを渡すと、近くにいた幼い弟を撃ちはじめました。困ったものです。日頃のストレスでしょうか？

ついでに翌日、近くに来ていた友人数名を狙撃しました。情報が伝わっていたようで処刑し損ねました。残念です。

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去年から気に入って履いているサンダルがあります。木のサンダルで、履くとひんやりさらさらで気持ち良い。
買ったばかりの時少し靴擦れしていましたが、やがてそれもなくなって越冬。そして最近履くと激しく靴擦れ。これが結構ひどくて、１時間も履いていると親指の側面の下あたり（魚の目とかができるところ。ガイハンボシの人が出っ張っているところ。つまりそのへんを押さえているストラップが擦れてる）に直径１センチメートルの水膨れができて、それが潰れて皮がベロリとなるところまで行く。

研究室周辺で「絆創膏誰か持ってませんか〜？」と昨日叫んでいたのは私です（笑）。論文購読している時も痛くてそれどころじゃなかった。気もそぞろ。

どうして一度靴擦れしなくなった靴で、再びこんな不幸に遭わねばならないのでしょう。足の形のせい？やはり楽ちんサンダルはビルケンシュトックに限るのか？！

ああ、新しいサンダルが欲しい。靴も欲しい。

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やる気なし週間にピリオドを、と、７時起き。朝から御飯とお弁当を作り、２回洗濯をして、布団を干して、植物の世話をして、日記を書いて買い物に行って。まるで主婦。でも11時から1時間「暴れんぼう将軍」に見入っていたので、ある意味老人かも。どちらでもいいです、研究者なら（笑）。

買い物の合間にカフェで勉強していたら、大学時代の友人から電話。夏にある「若手フォーラム」に行くか行かないかの相談です。そのまま研究のだれ具合を自慢しあって終了。これでいいのか若手研究者な午後。

久々の日光は、崩れかかった体調を少し正常に戻してくれるらしい。日に焼けつつも、気持ちいい。じりじり。お肌は曲り角をとうに越えていますよ。
友人に「最近とがっていないのは歳のせい」発言をくらい、しみじみと時の流れを感じる。そりゃあ君と初めて会ったのは、18才の時だもの。小1の子が中1になる間に、変わらない方がおかしい。変わったことに感謝して欲しいくらい（誰に言ってるか自分でもわからない）。

でも相変わらず集団と倫理は嫌い。しがらみも嫌いなまま。「私は飛べる」みたいな生き方してます。

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イタリア負けちゃった。あり得ない。私にもっとデルピエロ見せてよ。

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雨の休日なので、雨が降り止むのを見計らってカフェに行きました。目的は読書。お気に入りのカフェ・ラテを飲みながら本を一冊読破しました。

読んだ本は最近の私の読書傾向にしては珍しく、ミステリです。私が唯一新刊を狙って購入する、森博嗣氏の最新作『朽ちる散る落ちる』。
密室もので、近刊二冊くらいから復調してきた感じ（と、私が勝手に思っている）の森ミステリは読んでいて楽しい。でも何もかもがネタばれになりそうなので何も語れません。書いてあることがわかって、文章や思考の相性がいい本は、読んでいて幸せです。私が何かと連帯感を感じられるのはこういう時くらい。
一番好きなミステリは同氏の『女王の百年密室』で、なんとN井研の図書ラインナップにも数えられている哲学の本です。とにもかくにも、久々に有意義な時間を過ごさせて頂きました。

雨が続くと家から出なくなるので、よいきっかけがあると元気が出ます。

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訳あってほぼ毎日お弁当を作っています。野菜、お肉、あと煮物とか卵料理とかが入るごく普通のお弁当です。

朝、寝起きの頭でかつ20分くらいで作るので、メニューが非常に貧困です（笑）。これでは食べる人が可哀想なので、短時間でできて美味しい、お弁当のレシピを探しています。

御存じの方がいたら教えて下さい。

定番は豚肉の生姜焼き（前日に下ごしらえできるしね）とか、法蓮草の玉子とじとか・・・。見かけより栄養重視です。

P.s.ピアノ来ました。幸せ中。

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急に木曜日の演習が休講になり、今週中の勉強意欲がもはや減退気味（笑）。
やはり指導教官に会って議論する時間が、一週間の中心にあるようです。そこでpublicな指針を立てないと、だらけてずるずると時間を過ごしてしまう。

その間延びした時間の象徴のように、よく伸びた髪を切りに行きました。ようやくサイドの髪が伸びてきて、ボブに近づきつつあります。
子供の頃、髪を切った次の日に学校に行くと、「失恋したの？」と聞いてくるやつが必ず１人はいましたが、ショートカットの人は一ヵ月に一度失恋しているとでも思っているのでしょうか？
失恋したら髪を切るという行動は、何かに裏づけされているのでしょうか？おそらく髪の分量の多さが必要になっているでしょうから、人は恋愛をすると髪を伸ばすのでしょうか？
考え始めると、色々なことが気になるので、思考は程々が一番（笑）。

美容院の帰りに、植木市に寄りました。最終日で叩き売りされていたので、オレンジ色のハイビスカスとスパシフィラムを購入。今日起きたらハイビスカスが早速花を咲かせていました。ピンクグレープフルーツを輪切りにしたみたいな色合いです。
そんな綺麗な花たちの裏では、枯れていく植物もいます。枯れたら、微生物に分解されて跡形もなく消えてしまう。触ってもみずみずしくない。傍にある生命には、全部自分より長生きして欲しいと思うのは、間違いかな。

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昨日は御茶ノ水で買い物。御茶ノ水で何を？本ですか？と思われる方も多いと思いますが、ピアノ鍵盤のシンセサイザーを買いに行ったのです。楽器の街御茶ノ水。

電子ピアノの類はタッチが軽めのものが多く、音もメーカによってかなり違います。だから何件も回って必死で吟味。結局鍵盤がグランドピアノと同じタッチになっていて、音源をSteinway&Sonsのピアノからサンプリングしているものをゲット。水曜日に来るのでキリンになって待っています。

これで暇な時間に楽器を触れるという至福の生活になります。うれしい。
買い物の途中でカザルスホールの隣にある、Steinway&Sonsのグランド・ピアノサロンに行って少し弾いた時、本当に幸せでした。やっぱりスタインウエイのピアノは良いなあ。昔おめかしして弾いた発表会を思い出して、くすぐったい感じ。

明日はピアノの先生の日。ああ、待ち遠しい。

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