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ねむり猫の福だより ふくとねむりの近況報告

ふくは元気!飼い主ねむりは大衆芸能鑑賞にはまってます!

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2000-10-16 ふくは元気。ところで福日記は[日]記でなくなります!
2000-10-10 錦秋の乗鞍高原で予約するオペラチケット
2000-10-05 日記が多い!出金予定も多い!
2000-10-04 口車大王に是非行って欲しい、三代目「紙きり」林家正楽襲名披露
2000-10-01 ふくのお披露目、抜群の度胸に飼い主・・・
2000-09-29 9月29日は何の日?「ズームイン朝」によると[来るふくの日]
2000-09-28 いち押しの新競技「シンクロ飛び込み!」とシンクロするふくと飼い主
2000-09-26 ふくも元気だ!芸術の秋シリーズ第3段、落語芸術協会70周年記念興行
2000-09-24 9月大歌舞伎 児太郎・国生・宗生3人の初舞台
2000-09-22 ミラノ・スカラ座日本公演と空腹なふく


2000-10-16 ふくは元気。ところで福日記は[日]記でなくなります!

本格的に薄ら寒くなってきた、ふくの飼い主に対する接近具合でよくわかる。夜中だけでなく昼間だって体のどこかに触れて寝るようになった。

約4ヶ月間、気分に任せてできるだけ「ふくを絡めて」もの書きしてきた飼い主、皆さんの日記を集めたこのページでありながら、おそらく月報ペースに変更することに勝手に決めてしまったこと、ここにご報告させていただきます。[日記]管理者さん、すみません。それでも、四半期報告とか上半期総括とか年次報告レベルまでは不精にならないように心したい。

月報にする理由は、@ ふくのいる夢のような生活が[既に日常]で、これを変化を持たせながら伝えることが飼い主の技量では出来ない、A 日記が多すぎて読んでると書く時間が無くなる、B その他もろもろ個人的理由。
では、往生際悪く続ける理由はというと、ふくのことをお知らせしつづけたい・また知らせる必要のある方々がいらっしゃる、というその一点に尽きる。

これからは、月末を目標に、[今月のふくお嬢様の変化]とか、お嬢様を不機嫌にしてしまう飼い主の[外出先(主に落語、オペラ、コンサート、演劇関係)]の話しでもポチっと書かせていただこうと思う。

話しは少し戻って、13日の金曜日放映の[たけしの誰でもピカソ、秋の豪華大sペシャル]をご覧になった方、いらっしゃるでしょうか?飼い主が新宿末廣亭で感激し、日記上で口車大王様をお誘いし、大王様に足を運んでいただいて好評だった、あの[紙きり]三代目林屋正楽師匠が出てらっしゃった。一度見たら忘れられない独特のちょっと「きわきわ」の風貌と語り口これからも勝手に注目したい。10月下席、池袋演芸場でもしも「飼い主」のことが分かったら一声かけてくださいまし。

こうやって書いている横で、[ふく]こと本名だい福お嬢様、ご機嫌麗しそうにお休みである。[し・あ・わ・せ]である。

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歌舞伎をはじめ、伝統芸能のおはなし楽しみにしています。。。 / ほにゃらら ( 2000-10-17 01:33 )
しばしのねむりに入られるのですね。月末のお目覚めお待ちしております。 / おとじろう ( 2000-10-16 20:09 )
新潟に三毛猫を連れて行くのかチョット気になる。 / ねむり ( 2000-10-16 19:01 )
うちのたーちゃん(三毛猫)もくっついて寝るようになりました。脇の間でゴロゴロ言ってます。「し・あ・わ・せ」 / ログイン忘れたよちみ ( 2000-10-16 09:13 )

2000-10-10 錦秋の乗鞍高原で予約するオペラチケット

友人が3連休に温泉に行く企画を立ててくれので、ベストシーズンの信州へ出かけた。

必然的にふくは置いてけぼりになるため、これまた別の親切な友人と例の姉が一日づつ家に来て彼女の餌とトイレの面倒をかってでてくれた。本当に有り難いものである。

この時期、紅葉目当てで信州行きの中央道はかなり混み合うということで、友人たちは朝5時半に迎えに来てくれた。まだ暗いうち、[餌は出るは、バタバタしてるわ]で、ふく、早くも不安顔。飼い主も幼な子を残して外出するような気分ながら家を出た。

土曜は乗鞍高原の錦秋を存分に堪能し某温泉へ、日曜は宿に作ってもらってお弁当を手に5時半に上高地へ出発、河童橋より朝日が昇る前の朝もやの中、光り輝く穂高を望みながら明神池まで散策、もどっては大正池まで歩いて本格的に渋滞になる前に上高地を後にして、その後は温泉でのんびりと過ごした。ちなみにその温泉、湯も雰囲気も[かなり]良い。

話しはそれるが、上高地から帰りのタクシーの運転手によると、この週末が[上高地が一番混み合う週末]で、おそらく人手は1万8000人くらいだろうとのこと。マイカー規制でこれだけの人数がバスとタクシーで行ったりきたりするのだから渋滞しないわけが無い。話しはそれるが、明神池を見るだけで250円のなぜか[拝観(?)料]がとられ、上高地に出かけて人の内4分の一がそれを払ったとすると、神社に112.5万円入る、これで良いのか?

と、ずっとのんびりしていたようだが心落ち着かず大変だったのだ。実は7日は来春公演「フィレンツェ歌劇場」のチケット発売の日だった。オペラのチケットは他の外タレのチケット同様なかなか電話がつながりにくく、つながった時にはもう売り切れ、なんて事は良くある。朝早く東京を出たため、発売開始の10時には乗鞍にいた。渋滞気味の高原を景色見ながら昇り、折りを見て友人と電話を掛け捲り、つながったと思うと車が動いて突然[圏外]になった!などの大騒ぎの末、何とかチケット(B席しかなかったが)を確保した。それからの景色がより美しさを増したのは言うまでもない。

土曜は見事な晴れ、日曜も上高地にいる間は晴れから曇りと写真好きには[たまらない]ポイントが目白押しなのに、飼い主は持っていった2台のカメラのうち一台は白黒36枚撮りが入っていて、買ったばかりのもう一台はどうやっても∞のピントが合わない。何百人と三脚を構えているカメラマンのうちの一人の親切なおじさんがカメラを見てくれたが、どうも「距離計がおかしい」、という。お陰で、見事な錦絵を前に@白黒(アンセル・アダムスのような腕があればそれもよかろう)と、Aほぼ間違いなくピンぼけのカラー写真を無理矢理一本づつ撮りつづけた[かなり間抜けな]飼い主だった。

月曜に帰ってきた飼い主、ふくの穏やかな顔を見てほっとする。面倒見てくれた二人にもかなり[慣れて友好的]だったらしい。彼女のひねた性格は、飼い主の「愛情」を持ってしてかなり[まあるく]なったようだ。めでたいことだ。

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私の時には登山客も含めて20000人と言われました・・・明神池で神事があったのと紅葉シーズンだからなんですかね〜。私も早起きすれば良かったです。 / azzurri@早起き苦手 ( 2000-10-10 14:11 )

2000-10-05 日記が多い!出金予定も多い!

最近は日記が多すぎて夕方あたりにアップしても翌日新着に入っていないという恐ろしい状況が続く。「みんな書くことと読むことが好きなんだなぁ」と実はかなり驚いている。ふとした文中の一言で「この日記はもしかすると・・・」なんて作者が誰か思い付くこともあり、隣のデスクの誰々さんが仕事の合間に日記をセッセと・・なんてことも起こっている気がする。

ここのところの文化的生活は10月はとりあえずおしまいだ。後はもう一度紙きり正楽さんの襲名披露に行くくらいだ。11月にまたいくつか公演があるが、それまではまともに帰れば[ふく]と遊ぶ時間をたっぷり取れる筈である。

海外歌劇場引越し公演のチケット発売の時期がきている。直ぐに思い出すだけでもフィレンツェ歌劇場(オペラ)、メトロポリタン歌劇場(同、NY)、フェニーチェ劇場(同、ベネェツィア)、チェコのオペラ等など、あとは新国立劇場の定期公演を入れたら・・・、もう金はいくらあっても足りない。引越し公演は実際には来年2月以降としても今の段階でウン万円払ってチケットを仕入れておかなければならない。ネット上のクラシック専門「チケット譲ります」コーナーを見ても、ことオペラに関すると「正価でお願いします」という値引き無しの売り物が圧倒的だ、ということはやはり今頑張って払っておかないとね。

そんでもって、しばらく前に仕入れた公演を見終わるか見終わらない頃、再びチケットセールの嵐となるわけで、そうなると年に何回かはお金がドドーんと飛んでいく(最近の9月から11月の公演は春頃の仕込みだ)。今回もMETはもう行かない決めたがそれを省いても、いやはや12月にボーナスの出ない会社に勤める身としては厳しい年越しとなりそうだ。

経験を踏まえて一言言えば、BFまたはGFと2人でオペラと洒落こみたい、なんて考えていたら、その人と半年後も「お付き合いが続いているか」はきっちりと見極めたい。チケット余っちゃうと高価なだけに勿体無いやら、代わり見つけるの大変やらで・・・。

ふくは元気。甘やかして朝から2缶あげちゃって飼い主は反省してるけどね。

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2000-10-04 口車大王に是非行って欲しい、三代目「紙きり」林家正楽襲名披露

ふく、最近よく啼く。察するにもっと遊んで欲しいようだ。確かに最近は仕事も忙しければ、その後も外出気味だ。「ふく、これからしばらく忙しいから、仕事の後は遊びの予定を入れないで仕事の後は直ぐ家に帰るから・・・」と猫に向かって言い訳をたれても、多分解っていないだろう。

ということで、先週行ったばかりの新宿末廣亭、お目当ての三代目林家正楽襲名披露の「紙きり」目当てにまた出掛けてしまった。

はっきり言う、[凄い]あの技は!見たものでしかわからない。

流石、色物さんで主任(トリ)ととるだけはある。
「紙きり」が何かわからない方々も多いと思うので簡単に説明すると、白い紙とはさみを持ち、一筆書きのように[一気に]紙を切りとり「なにか」の形に仕上げていく。ただ、それだけなのだが「なにか」が単純に動物とかそんなものではなく、客のリクエストで具体的なものから抽象的なものまで何でも[切り上げて]しまいうのだ、それも短時間で。

飼い主も大声を上げてリクエストし、襲名披露の貴重な作品を頂戴した。
前回の文治師匠の色紙といい、今回の作品といい、末廣亭とはすこぶる相性がよろしい。
それから、今回の襲名披露では普段はやらない[おまけ]も見せてくれます。行った方のみのお楽しみということで・・・。

今回初めて[寄席]というものに行った友人も偉く感動していた。噺も面白く本当に久しぶりにからだがよじれるほど笑えた笑えた・・・。

末廣の上席(10日まで)の後、浅草演芸センターの中席(11日から20日)、池袋演芸場の下席(21日から30日)と三代目正楽襲名披露興行は続く・・・寄席に行ったことの無いみなさん、たまにはどう?

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正楽師匠は9時前後から始まりますが、8時過ぎには表の木戸が閉まるので、それまでにチケットを買って中に入りましょう。出来たら口上も聞きたいですね。お酒飲めませんよ、中では。いってらっしゃい! / ねむり ( 2000-10-05 09:09 )
にゃるほろ、「夜の部主任」たあトリのことでやんしたか。あたしゃどういう意味かわかんなかったでやんす。主任だから幕間ごとに出てきて挨拶すんのかなあ、とか。それじゃ司会だって。 / こすもぽたりん ( 2000-10-04 23:28 )
昼夜入替え無しっちゅうのがよろしいですね。今どき2700円で1日遊べるところなんざぁ、ありゃしませんぜ、だんな(ってだれのこと?)。 / 口車大王 ( 2000-10-04 22:58 )
なにっ!ホームページとな!ほんとだ、http://suehirotei.com/だって。「末廣亭混む」ざんすか。なかなかお入りがよろしいようで。ほんとに、トリになっている。トリのこと、「夜の部主任」て言うんだ。紙切りは9時過ぎからですね。しっかし、便利な世の中になったのうぉ。 / 口車大王 ( 2000-10-04 22:56 )
全く関係ない話ですが,八百八が通っていた小学校の近所に先代の正楽さんの家のラーメン屋があって,一度だけ行ったことがあります. / 八百八六助 ( 2000-10-04 22:28 )
いま末廣亭のHP見てきたんですが、襲名披露は8時ごろからと考えればいいんでやんしょうか? でも新宿は遠いなあ。浅草にせむ。 / こすもぽたりん ( 2000-10-04 19:38 )
あ、開演時間わかりますか? / 口車大王 ( 2000-10-04 18:44 )
をを、日記のタイトルにまでなってしまった。いくっきゃないっすね。10日までですか。とびこみで大丈夫だろうし。 / 口車大王 ( 2000-10-04 18:44 )
その手のものにあまり縁のない烏丸,うらやましゅうございます。 / 烏丸 ( 2000-10-04 18:21 )
遠慮気味のお客様が多かったので、思わず頑張って声を上げました。本当に実際切っていただいたものを手にして嬉しゅうございました / ねむり猫 ( 2000-10-04 17:54 )
この芸は素晴らしいですよね。客からお題をもらい,それについて喋りながらちゃっちゃっと切る。仕上がったものをそのお客さんがいただくのがうらやましくて,でもなかなか手をあげてもご指名もらえません。 / 烏丸 ( 2000-10-04 17:50 )

2000-10-01 ふくのお披露目、抜群の度胸に飼い主・・・

オリンピックが終わった。後半、盛り上がりに欠けて少々残念だった。閉会式の[逃げ回る人たち]、一体なんだったんだろう? 聖火が消えた後のお祭りさわぎの中、スタジアムでゲイの(と、飼い主は理解したが)パレードとは、いやはやシドニー・オリンピックなかなかである。そういえば、あの名画「プリシラ」の設定はオーストラリアだったなぁ。

さて、本題である。
今日は、ふくを目当てでふくに今まで合ったことの無い客人が集まった。[お披露目]であり、ふくの[初舞台]だ。
ふくが「しっかりご挨拶が出来るか」とか「皆さんに気に入っていただけるだろうか」などと心配していた飼い主はただの[相当な親ばか]である。

もちろん、ご挨拶があろう筈が無い。そのかわり[挨拶代わりの眼飛ばし]でお出迎えする。
眼飛ばされても、「にらまれたけど可愛い顔してる!」とか「毎日シャンプーしてるの?スッゴク毛艶が良い!」「キャーおっきい」なんて言われると、この[親ばか]うれしくて仕方が無い。

ここ1ヶ月ほどで[ふく]かなりズーズーしさが増した。知らない人が来ても逃げることがなくなった。以前なら一目散に出窓あたりに逃げて、空腹感が勝るまで我慢をしていたのに、今はそれはそれは[堂々と]している。例の、お気に入りの絨毯のほぼど真ん中、所謂人の通り道であり[輪]の中心にドカンと寝そべり、鳴くでも動くでもなく猫座り(スフィンクスのように座り、手は内側に折り曲がった状態)をしている。

飼い主とのみ一緒のときにはやたら真剣に飛びついてくる[猫ジャラシ系]で遊ぼうとする友人たちのを無視して、ともかく[どっしり]座りつづけている。もちろん客人たちの居た約6・7時間は水も餌も、トイレすら行かない。そういう意味では彼女なりに[緊張していた]らしい。愛想が悪いことは事前に伝えてあったので、客人も[それなりに無愛想なふく]との初対面に満足して帰ってくれたようだ。皆さんが帰った後、いきなり餌に向かい、少し口にしてから再び絨毯の上に行き身繕いをし、いきなり横寝(前足・後ろ足を投げ出して寝る)だ。猫座りは客人を迎える、ふくなりの礼儀と考えたほうが良いだろう。

とかいいながら、客人たちが思わず身をひいた場面があった。ふく、[すかしっ屁]をしたのだ。この場を借りて、飼い主の詫びを一言:
「みなさん、うちのふくが、何食わぬ顔で座ったまま皆さんの真ん中でいきなり大変失礼しました。でもホントそれ以外は好い娘(コ)なんで又遊びに来てください」

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2000-09-29 9月29日は何の日?「ズームイン朝」によると[来るふくの日]

昨日「シンクロ飛び込み」のことを書いたが、夜のNHKでもシンクロ飛び込みについて「かなり凄い新競技!」と伝えていた。本当にまだ見てない人は見てみて欲しい。

今朝友人からメールをもらった。
それによると、「ズームイン朝!」で今日9月29日は[来るふくの日]と言ってたらしい。
10チャンネル派の飼い主は、「お目覚めの」コーナーで捨て猫2匹を散歩にも出掛けずに育てている犬のミーシャちゃん(ミルクも出るようになったそうだ)に感動していたので、もちろん「ズ朝」は見ていないが、なんとも目出度い日ではないか。

そもそも「大福」からの発想でつけた名前だが、確かに目出度いし、当猫のイメージとあっているので飼い主いたく気に入っているが、「福が来れば」そりゃ嬉しいに決まってる。

ふくが来てから果たして飼い主に福が来たか?招き猫的に分析すると「ふくは左手をあげてやってきた」というところだろうか。左手が[金]か[人]かは勝手に想像してもらいたい。

オリンピックも残すところあと3日。ふくとenjoyした熱い夏の祭典ももうすぐ終りである。

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ねむりさん、ちゃんと「ひま顔」出しませう。今度近藤行きませう。ただし、酒は飲めないよん。 / こすもぽたりん ( 2000-09-29 18:41 )
ぽたりんさん、死なないでね(近藤いきませう、今度)。羊頭狗肉とは、まさしく立派な看板かかげて内容の無い今日の日記を指摘されたようで恐い・・・これからも気を引きしめて精進します。あ、確かにクリーニング出さなきゃ。 / ねむり ( 2000-09-29 18:25 )
↓929の作。 / 烏丸 ( 2000-09-29 15:28 )
ぽたりんは雑事で忙しく死亡(脂肪?)寸前。ところで、9/29は羊頭狗肉の日というのはどうか? / こすもぽたりん ( 2000-09-29 15:09 )
9月29日は「ク(9)リーニ(2)ング(9)の日」でもあるそうです。夏物もっていらっしゃいと左手をあげているわけです。 / 烏丸 ( 2000-09-29 14:53 )
失礼しました、送信してたのに気付きませんでした。ところで、ぽたりんさん元気? / ねむり猫 ( 2000-09-29 14:38 )
あ、本文がついた。 / こすもぽたりん ( 2000-09-29 14:35 )

2000-09-28 いち押しの新競技「シンクロ飛び込み!」とシンクロするふくと飼い主

オリンピックもいよいよ終盤、柔道、男子体操、水泳、そして女子マラソンに興味のあった飼い主、もうほとんど見る競技が無くなっている。

ふくとてしかり、飼い主と趣味の合うこの猫、野球とかソフトボールとかレスリングを見ていてもあまり興味深そうに凝視しない(普通のシンクロは好きみたいだ)。

巷はシンクロのメダルの色に興味津々。だが、シンクロといえば、今大会から始まった「シンクロ飛び込み」という競技、スポーツ観戦好きの飼い主の[ツボ]にはまってかなり面白い。
その競技、ペアーで板飛び込みをやりその[同調性]を競う。個人の飛び込みの技術ももちろん採点の対象になるが、飛び込みながらお互いを合わせる(シンクロさせる)のである。空中姿勢とか、蹴りあがりの高さ、速度、回転数、ねじりの角度、技、入水角度etcとかをである。何でそんな事が出来るのかかなり不思議で難しそうである。息の合ったペアーなんか横からのカメラで一人の飛びこみのようにしか見えないのである。[陰]に完全に隠れるのだ。今、高飛び込みをやっているはずなので、見たことの無い方は一度チェックされたし。

ところで、飼い主は最近寝る姿勢に無理が生じている。今までは[うつ伏せね]が大好きな飼い主、最近はふくが[体を寄せてくるので]仰向けで寝ている、そう、体と腕の間に入りこみ、二の腕あたりに頭を乗っけて寝ているのだ。そうなると、こちらも抱え込むように「手先で女の腰あたりをかかえこんで」静かになであげたりなんかするわけだ。ね、そうなるとうつぶせって訳にはいかないでしょ。今の飼い主にうつ伏せ可能なときは、ふくが体を離し、それこそ[うつ伏せ]状態でスヤスヤしているときだ。ここまで、猫に気を使うな!と猫に興味の無い皆さんは言うかもしれないが、[それが嬉しい]のだからほっといてください。

ちなみに、うつ伏せ状態の[ふくと飼い主]、上から見ると[シンクロ]しているはずである。

先頭 表紙

たいした寝姿ではないので・・・、ただ天井からの固定カメラ欲しいですね。一日の行動を見てみたいものです。 / ねむり ( 2000-09-29 18:27 )
眠りさんとふくのシンクロ寝姿をとって欲しいのですが、ダーリンのどなたかにお願いできないであろうか。 / 大の字寝(いびき付き ( 2000-09-29 16:03 )
感動?どうかなぁ。目が乾くほど凝視してるようだけど、涙はみてないです。 / ねむり ( 2000-09-29 13:03 )
オリンピックって感動の連続ですよね。ふくちゃんも一緒に感動して、涙したりしちゃうんですかねぇ?! / 桜 ( 2000-09-29 12:02 )
今度どなたかに頼んで上からみたシンクロ状態をカメラに収め ぜひこの場で披露して頂きたい。 皆さんで技術点 と芸術点をつけて審査致しましょう。 / とことん ( 2000-09-28 19:56 )

2000-09-26 ふくも元気だ!芸術の秋シリーズ第3段、落語芸術協会70周年記念興行

さて、芸術の秋。オペラ、歌舞伎とくれば、次はもちろん落語(何故?)。
ということで「落語芸術協会70周年記念興行」を見に新宿は末廣亭にでかけた。

実は末廣亭、中に入ったのは初めてなのである。表の看板なり、故橘右近師匠の書いた美しい寄席文字の看板を眺め、大看板、欄間などの文字の世界を堪能したのち中に入る。中に入ると昔懐かしい、というより過去において何処でも経験したことの無い[超レトロ]な雰囲気に思わず引いてしまう。夜はオリンピックを観る人が多いこの時期の興行は、さぞや勇気が要ったことだろう(というより、後の口上で記念興行、オリンピックがあることを考えずに企画したらしいことが発覚)、その性か客席は思ったよりもまばらで7・80人といったところか。

中央には白いカバーのかかった椅子席があり、左右の桟敷部分は一間幅の畳敷き、ごていねいに畳が自然と中央に向かって傾斜している。畳に座っていうる人がまばらだったので、迷わず畳席にあがりこみ、ちょいと舞台を斜(はす)に構えた格好で足をくずして見ることにした。左手に売店で買ったお茶、右手「まい泉」のひれカツサンドを持ち、落語と落語、または色物さん出演の合間にほお張る(色物さん: 曲芸とか漫談とか看板に落語と区別して朱色の字で書かれている芸人さん)。

途中、記念興行らしく、落語協会の記念手ぬぐいや文治師匠の書いた色紙の抽選などあり、入り口でもらった抽選券を手に若手芸人さんの抽選ぶりをみていると、「次、122番!」てなわけで、私の持っていた番号が呼ばれ、幸運にも色紙を手に入れた。

[ぽんぽんが痛いと嘘を月の夜、鼓の稽古を休む子狸 桂文治]

この句がどれくらい有り難いか有り難くないかは別として、もらい物やはり嬉しい。大切に持ち帰った。

テレビではなくて実際の寄席での落語は客とのちょいとしたやり取りなどがあり、やはり面白い。ただ、「これマクラかなぁ」なんて思っていると、いつの間にか本題だったらしく、おわっちゃった!みたいな噺家さんもいる(誰とは言わない)。10月の上席は、[色物さんでトリをとれる]、この度三代目に襲名したばかりの「紙きり正楽」さんなので、また足を運ぼうかと思う。

で、ふくなんだけれども、食欲にムラがある今日このごろである。秋口で体調でも?と心配しているが体調は悪そうではない。彼岸すぎて夜も涼しくなると、飼い主の寝ている体と腕の間の狭い空間に身体を密着してくる。この可愛さは飼ってるものにしか解るまい。

先頭 表紙

おひさしぶりでございます。そうですか、末廣亭、10月に行ってみるざんす。おあとがよろしいようで。 / 口車大王 ( 2000-09-29 01:31 )
こっこさん、地方出身のねむりには「親と一緒によく行った」なあんて科白が羨ましくって仕方が無い。烏丸さんのおっしゃったように、空間の歪んだ感覚、わたしも覚えましてございます。なにせ普通の生活には無い歪みなもので・・・。それにしても2700円で夜でも4・5時間、昼より入れ替え無しだったりすると、一日笑って2700円、これは引っ越しオペラより50倍ばかし、時間だけで考えると[お得]な勘定でしょうか。 / ねむり猫 ( 2000-09-27 11:35 )
実家の近所にあったので、末廣亭には親と一緒によく行きました。 天気の悪い昼はとっても空いているのでお客が5人以下の時も。 トイレに行けないぞ。。 ある時「ねーちゃん、落語の将来どう思うんだい」と聞かれ、そのまま観客全員と討論会に。 まだ末廣亭が現役と知れて嬉しいです。 / こっこ ( 2000-09-27 03:24 )
あの左右の畳席の傾斜,笑っているうちに空間がゆがんだ感じがするのは烏丸だけでしょうか。末廣亭のひけたあと,電車で帰ろうとすると,テレビでおなじみの落語家が切符を買うのに同じ列に並ぶこともあります。 / 烏丸 ( 2000-09-26 18:06 )

2000-09-24 9月大歌舞伎 児太郎・国生・宗生3人の初舞台

飼い主にとっては芸術の秋のスタートである。

先日のオペラに引き続いて、今日は久久に歌舞伎座、「9月大歌舞伎」だ。お目当ては中村吉右衛門が武智(明智)光秀を演ずる「時今也桔梗旗揚(ときはいまききょうのはたあげ)」と、中村福助長男6代目児太郎(6歳)、中村橋之助・三田寛子長男国生(4歳)、次男宗生(2歳)の3人のお披露目初舞台である「京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)」だ。娘道成寺で白拍子を演ずるは3人のおじいちゃんである中村芝かん。勘九郎、福助、橋之助も登場するので成駒屋3代揃い踏みの目出度い舞台だ。

女心の機微を描く娘道成寺、芝かんはさすがにこの女形、故6代目菊五郎から厳しく教えを受けたとかで、彼の年齢がいくつかは知らないけれど、若い娘の様々な心持ちを演じ分けていく様はうーん、思わずうなってします。随分と前に玉三郎だか福助だかの演じるのを観たことがある気がするが、当時あんまり知らなかったので今回と比べることは出来ない。ともかく、個人的には「なかなかじゃのう」といったところだ。


途中、聴いていた[イヤホンガイド]から「芝かん、オキャンな娘の心持ちを・・・」と聞こえるなり、家に残した我が家の[オキャンな娘、ふく]を思い出した。朝、女子マラソンを観て、見終わるなり飛んで出てきた飼い主は、乾燥餌(カラカラ)の補充を忘れている。本当に[ふく]が来てからは、様々なことで[その娘]を思い出し、あれこれと心配してしまう。猫一匹で旅行も控えるし、舞台鑑賞をしても猫が気になる始末だ。

案の定、家に帰るとふくは空腹すぎて寝つかれていたようだ。
「今日のところはゆっくり休みなさい、ふく」。と心のなかでつぶやく。来週末は、ふくに会いたがっていながら未だ会うチャンスの無かった友人を家に招くのだ、そう[お披露目]である。自慢のものを人に見せたい気持ちは、橋之助も飼い主も大差はないだろう。ふくは、好むと好まざるにかかわらず大勢に触られ・なでられ、人気者になるに違いない、ふっふっふ!ともかく「今は眠れるうちにゆっくり寝ててちょうだい!」

人気者といえば、一番小さい宗生、ともかく舞台でも2歳ぶりを存分に発揮してかわいらしい。2歳といえばまともにしゃべることも出来ないわけだ、合おうが合うまいが、科白の言い回しがどうだろうと会場割れんばかりの拍手だ(飼い主も含めて)。猫もニンゲンも2・3歳は何をしても可愛い、・・・と、久しぶりに猫馬鹿(おやばか)で〆てみる。

先頭 表紙

産まれたら、きっと手放せなくなることでしょう、可愛くて。 / ねむり ( 2000-09-25 10:39 )
今週末に、我が家の猫たちの赤ちゃんが産まれる予定ですぅ!!!!見に来てくださーい&持ってかえってくださーい! / ミーシャ ( 2000-09-24 21:58 )

2000-09-22 ミラノ・スカラ座日本公演と空腹なふく

飼い主、ミラノ・スカラ座の引越公演「運命の力」を観てきた。

オペラの朝、ふく、いつもよりしつこく飼い主を起こしにきた。しつこいから起きてみると、カラカラの餌(乾燥タイプ)も一粒残さず食べ尽くしている。こんな事はあまりない。空腹だったのだ。普段飼い主酔っ払って朝帰りしても、ふくは[もしも]のために2.3粒は残してあるのに、である。確かに最近は食欲がある。ふくはこの日飼い主の帰りが遅いなんてことはつゆ知らない、したがってこの日も配分を間違えて夕方には全部食べてしまい、夜空腹でのた打ち回るに違いない。
ともかく、飼い主は遅い帰りのことを考えて、乾燥タイプを多めに入れておいた。

さて、オペラ、である。オペラについてはこの場であまり詳しく語るつもりはないのだが、時節柄オリンピックの男子体操で説明するならばこんな所か: 鉄棒でコバチの連続業の後の片手車輪から、背面車輪、再び順手に持ち替えてトカチェフ、スピードをつけてフィニッシュは伸身の新月面・・・・途中で具志堅さんが「はいこれはE難度です、高さがあります、爪先まで伸びています、着地もピタっと・・・」と解説を入れる、そんなところか? (解る人は解らない人は、どんなオペラだったかがもっと解らなくなったことでしょう)。

しかし、日本の「ブラボーおやじ」あれはちっとひどすぎる。昨日はそんな親父たちために、着地に「足先が乱れて0.1ポイントマイナス」、「離れ業から再び鉄棒を握るときやや乱れて、マイナス0.1」、「着地大きく一歩踏み出してしまいマイナス0.2」みたいなことがたくさんあった。
指揮者があのRiccardo Mutiだとしても、初めて出てきて、序曲にも入らないのに「Bravo!」とは如何なものか?

それでもスカラ座、オケからなにから流石の底力はいつも通りです。

日付が変わってから帰宅した飼い主、心配とは裏腹にふくは乾燥タイプ[大量に]残していた。要するにこの朝与えた餌が「嫌い!」だったのだ。結局、空腹で飼い主の帰りを待ったふくは、怒りの声も出ないほど空腹だったらしく、とりあえず開けたての餌に突進した。

先頭 表紙

リゴレットは分かりやすいと思います。今回のMETにはねむりは行くつもりはありません。 / ねむり猫 ( 2000-09-24 21:56 )
ミラノのスカラ座は行きました?いいですよねぇ。NYのメットもいってみたーい。初心者にリゴレットはちょっと駄目?知ってるフレーズが出てくるのがいいですよねぇ。ブラボーオヤジは、いただけませんねぇ。 / ミーシャ ( 2000-09-22 22:04 )

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