そして今回のメイン・エベント!
MRI(磁気共鳴検査)
初めてです。
まず、金属を身につけていないかチェックされます。青い色の化粧品(アイシャドーとか)には金属が含まれているものがあるそう。
また、関節や骨の治療でボルトや金属が入っていると出来ないらしい。
相当しつこく聞かれたのが「閉所恐怖症はありませんね!?」
機械の中に入って分かったけど、相当狭いトンネル状の空間にみっちり30分いなくてはならないので、恐怖症があったら無理です。
それじゃ検査じゃなくて拷問です。
思いのほか狭い(寝返りなんか絶対うてない)台に乗って、腹部をマジックテープの腹巻で台に固定されます。
「画像がぶれますから、身動きしたり手を動かしたり、むやみと深呼吸しないでくださいね。途中耐えられなくなったら、大声を出してもらえれば止められますから。」
しかし止めたら最初からやり直しなんですよ。
ここは一寸位苦しくとも辛抱でござる。
ウイーーーン
台が上がって、大きな機械の中に入ります。
両脇が肩のすぐそば、天も鼻先何センチというところでしょうか。
「いま大地震がおこったら…」などとは決して考えないように目をつぶっておきます。
トカトントン!トカトントン!
と、太鼓のふちを叩くような音から始まり、
ドッドッドドドド、ドッドッドッ
と、まとまりのない現代音楽のドラムという感じから
ドガガガガガガガガガガガ…
と、道路工事の、あのアスファルトをはがすのに使う機械を枕元にかけられているような音がして1セット終わり。
これが何セットか、30分の間続きます。
お腹を巻かれていてあったかいせいか、最後にはうとうとしてしまいました。
(うるさくてねられないよー。)そりゃそうだ。
全部終って30分も待たないうちに検査結果を渡されて、クリニックに行くよう指示されます。
早い!
総合病院では血液検査だけでも「来週来て下さいね」だったのに。
でもまあ、一日で済むのは本当にありがたい。
広尾クリニックにタクシーで移動して封筒を受付で渡し、先生からMRIやCTの画像を見ながら説明を受けました。
もはや自分の中では決心がついているので、質問すべきことも思い浮かばなかったのですが、
「子宮、卵巣共に妊娠する能力を残せるでしょうか。」「もちろん、そのための手術です」
「いまある頻尿や尿閉、緩慢な腰痛は治るんでしょうか」「筋腫が原因になっている分については治ります」(確かに、関節や膀胱の不具合が別に見つからないとは限んないしね)
「輸血の必要があるでしょうか」「絶対とはいえないけれど、あなたの状態ならまず必要はないと思うね」
というような意味の問答がありました。
そのあと看護婦さんに準備について説明を受けて帰宅。
長い一日でした。 |