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口車版「雑学の泉」

 
なんで,こんなにいろいろなどーでもよいこと,知っているのでしょうかねぇ。



口車筆無精乃介、IT業界を語る  口車大王「旅のおもひで」

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目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2000-10-07 [旅行記]エスキルスツナの建物 その1 ホテルと工場
2000-10-04 [旅行記]ストックホルムの建物 その2 Drottninggatan
2000-10-02 [旅行記]ストックホルムの建物 その1 Norra Latin
2000-10-02 [旅行記]ストックホルムに何しに行ったか
2000-09-29 [近況]帰ってまいりました
2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その4 ひざがーー!
2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その3 Bolinder Munktell
2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その2 エスキルスツナへ
2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その1 アムステルダム経由ストックホルムの荷物
2000-09-16 [近況]ストックホルム、とっておきの一枚


2000-10-07 [旅行記]エスキルスツナの建物 その1 ホテルと工場


 建物が好評につき、時間を少し戻して、スウェーデンに着いた初日に泊まった、エスキルスツナのホテルの建物について、改めて紹介しましょう。写真はいずれも、9月13日に撮影したものです。

 すでに書いたように、このホテルは現在VOLVO Construction Equipmentという会社になっている建物の、一部を使っています。VOLVO Construction Equipmentは合併を繰り返して今の会社になり、永らくBolinder Munktellと言われていました。それでホテル名はBolinder Munktell Confort Home Hotelと言います。Confort Home Hotelは、スウェーデン国内でチェーンを展開しているホテルで、日本で言えばサンルートチェーンのような感じです。

 ホテル正面はすでに掲載しましたが、再度掲載します。口車が開けられなかったドアを入ると、正面にレセプションが広がっています。昔工場の本社機能の建物の名残であった、重量物を運べるエレベータで上に上がり、ビジネス客向けのホテルとは思えない、瀟洒な室内に導かれます。これで、朝食付きで約13,000円。もうちょっと安いと良いんですけれどね。それにしても朝食おいしかったぁ。あ、食堂の写真、撮り忘れた。

 ホテルの前は人口の湖となっており、ホテルの目の前に堰があります。ここで川をせき止めています。

 ホテルの左側、川に沿って工場への入口があります。ここは博物館となっていて、その入口となっています。中に入るとすぐ展示場になっており、これまでに製造された、会社の製品の建設機械がずらっと並んでいます。展示室入ってすぐにある会社の沿革のパネルによると、VOLVOとなったのは、つい最近のようです。

 展示場をずっと奥まで入っていったら、なんかいい匂いが立ちこめてきます。なんと、展示場の奥で、テーブルを並べて従業員の皆さんが昼食をとっていました。さらにその奥は、実際に工場となっていました。

 このホテルの隣や向かいにもオフィスビルがあって、エスキルスツナはどちらかというと産業の街のようですが、湖の反対側から見渡す工場の建物は、とてもそれが工場であるとは思えない風景です。ホテル遠景をとった地点から左に10分ほど行くと、エスキルスツナの駅があります。

 ところでエスキルスツナですが、どこにあるのかやっとわかりました。ストックホルムの西、約60キロのところでした。東京からだと、八王子といったところでしょうか。

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本当にこの日の天気は最高でした。しかし、9月だというのに、日差しは日本の冬のよう。なんというか、口車の体質には合っていたざんす。 / 口車大王 ( 2000-10-08 02:31 )
絵ハガキのような空ざんす・・・(;▽;) / あやや ( 2000-10-07 23:50 )
今日もこのまえの写真も「外国」って感じで素敵! / こっこ ( 2000-10-07 11:25 )
「ストックホルムにホテルがない!」などということがなければ、絶対行かないところですな。 / 口車大王 ( 2000-10-07 09:13 )

2000-10-04 [旅行記]ストックホルムの建物 その2 Drottninggatan


 さて、ストックホルムの建物の2回目は、会議会場の近所のDrottninggatan周辺についてです。

 Drottninggatanとは、Drottning通りといった意味でしょうか。会場のNorra Latinは、住所がDrottninggatan 71Bになっています。歩行者天国のような道で、王宮のあるGAMLA STANまで続く、ショッピング街です。

 最初の写真は、Norra LatinをDrottninggatanに出てすぐ右手にあります(9月14日撮影)。スェーデンは、こういったオープンエアのレストランやカフェが多いようです。この写真を撮ったときはまだ良かったのですが、数日後にはこういう外では日中でも、もう寒くてという状態でした。

 2枚目の写真は、DrottninggatanからGAMLA STANに向かっての風景です(9月15日撮影)。外観は割と古い感じの建物が続きます。建物の高さがそろっているあたり、いかにもヨーロッパらしいです。しかし、古色蒼然とした感じではないので、ヨーロッパの街並みとしては、新しいほうでしょうか。通りを横断して、旗がいっぱいぶら下がっているのがわかります。この辺、日本の商店街とノリが同じですね。

 3枚目の写真は、口車が電卓兼時計の電池を買い求めた、Drottninggatanの時計屋さんです(9月15日撮影)。日本製の時計を中心に扱っているのですね。SEIKO、CITIZEN、CASIOと置いてありました。外観は古ぼけたたたずまいの建物ですが、中は垢抜けたインテリアでした。なお、手前の女性は、ただの通りがかりのおねいさんです。

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間違いなく、しています。ただ雰囲気はわかるので、ファンタスティックというよりは「すげーなー」という反応でしょう。 / 口車大王 ( 2000-10-07 09:20 )
あややさま   たーしーかーに〜。あとさあとさ、お城とか船とかをモチーフにした建物が多かった、ジャパンはファンタースティック! とかお土産話してたらや〜よね〜。 / よちみ ( 2000-10-06 23:41 )
だーかーらー、そのまんま通り過ぎていっだっでば。 / 口車大王 ( 2000-10-06 22:38 )
撮影後は、どういうお姉さんだったのでしょうか。紹介してください。某国営放送も女性ディレクターには美人が多いことを最近、発見しました。 / mishika ( 2000-10-06 15:15 )
ズバリ撮影時点では「まだ」通りがかりのおねいさんだったデショウ。 / 烏丸 ( 2000-10-06 12:20 )
ホント、このおねーさんキレイです!口車さま、ホントに通りすがりぃ〜( ̄ー ̄)? / あやや ( 2000-10-05 23:39 )
>よちみさま / はとバスに乗った外国人に、歌舞伎町の「○○円ポッキリ!」とかの看板が林立する景色が定着してたらやーね〜(;△;) / あやや ( 2000-10-05 23:38 )
ただのおねいさん、とてもきれいですね。あ〜、外国の道ってどうしてこんなに絵になるのでしょ? 日本もそう思われているのかしら。 / よちみ ( 2000-10-05 14:07 )
街のあかりがやさしく、看板の色もうるさくなくて、とってもシックですね。時計屋さんもつい立ち寄りたくなるような・・・。 / ふらふらしなちく ( 2000-10-05 07:46 )
街の雰囲気がよく伝わってきますね。寒さまで! 一番下の美しいお姉さん、通りがかりなのに狙ったみたいにばっちりなのはさすがでいらっしゃいます! GAMLASTANって吉祥寺にある北欧レストランの固有名詞かと思ってました(トホホ)。元は地名(?)だったのですね……。 / 美奈子 ( 2000-10-05 06:35 )

2000-10-02 [旅行記]ストックホルムの建物 その1 Norra Latin


 ということで、しなちくさまに振られてしまいましたので、予定を変更してストックホルムの建物やインテリアについて、しばらくつらつら書いていきたいと思います。

 まずは、小さい写真をくっつけた、会場のNorra Latinの正面のでかい写真です。ここはストックホルムのコンベンションホールで、旧館にあたります。元々は、学校でした。この旧館のNorra Latinは会議場として使われており、道をはさんで新館があり、大ホールになっています。新館はこの写真の右側にあります。

 Norra Latinの内部は、すでに写真にあるように吹き抜けになっており、休憩所と簡単なビュッフェがあります。その周囲に会議室があります。

 日本でこの手の会議場の建物というと、幕張メッセにしろ東京ビッグバードにしろ、パシフィコ横浜にしろ、メタリックな無機質な建物で、口車はどうも疲れていやなのですが、このNorra Latinは大変くつろぎます。会議をしていても、なぜか疲れないのですね。イスが座りやすかったということもあると思いますが、建物のもつ柔らかさと、天井が非常に高いことが大きく影響していると思います。

 古い建物ですが、しっかり各会議室にはLANのローゼットが入っています。ただ、壁にローゼットがつけてあるだけですから、室内は転がし配線となります。まあ、これはどこでもいっしょですね。新しい建物でも、こういうことは起きます。

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たしかに、それは言えますなあ。特に、この5年くらいに新築されたマンションは、外観を見ても手抜きが見え見え。メンテナンスの良さというより、安普請ですね。 / 口車大王 ( 2000-10-06 22:37 )
口車様、確かにランドマークとなるような建物は、機能・メンテナンスそっちのけ、デザイン偏向のが多いですよね。ただ街中のごく普通の建物に目を移してみると、今度はデザインそっちのけ、機能とかメンテナンス偏向したのが多い気がするのですが・・。そのへんはまた日本独特のものなのでしょうか。 / しなちく ( 2000-10-05 07:34 )
東京都庁……何かの本で「権力指向者はシンメトリー(左右対称)な建築物で自らの権威を示すことが多い」とかいうのを読んでふむふむと思った直後にアレができまして,思わず笑ってしまいました。最上階に黄金風呂が,とか,地下に玄室が,などと言われたものです。 / 烏丸 ( 2000-10-04 19:04 )
しなちくさま、「メンテナンス・改修のしやすさを第一と考えた建物」って本当に多いでしょうか。特にこの20年のランドマークとなるような建物、機能とかメンテナンス無視したものばかりのような気がするのですけれど。東京都庁がその好例。 / 口車大王 ( 2000-10-04 17:42 )
おとじろうさま、コードは見事にひっかかっておりました。さらに、ふんずけちまって、「ばきっ」なんていう音もしておりました。 / 口車大王 ( 2000-10-04 17:41 )
基本的にヨーロッパは石造りの建物が多く、以外や、ストックホルムは結構近代的な建物が多いです。昔ながらの建物も外観そのままで、中はモダンに改装というのが結構あります。これは今後登場するアムステルダムもそうでした。都市景観を大事にしているのがわかります。 / 口車大王 ( 2000-10-04 17:40 )
日本は景観ではなく、メンテナンス・改修のしやすさを第一と考えた建物が多い気がします。 / しなちく ( 2000-10-03 11:23 )
それにしても、このコード。誰も引っかからないのですかー? / おとじろう ( 2000-10-03 10:19 )
スウェーデン人は”自然”をとても大切にする人種ですよね。建物も、気にならない程度に装飾されていて、シンプルで好きです。自然とマッチしていない建造物は評判が悪いようです。日本の建物は、ホント無機質でのっぺらぼう。自然や歴史的なものを全く無視して作られた高速道路(日本橋あたり)をスウェーデン人の友達が見て嘆いてました。日本人として返す言葉がなく、恥ずかしかったです。 / おとじろう ( 2000-10-03 10:18 )
北欧の建物や家具は古くても使っている素材のせいかとても清潔でモダンな感じがしますよね。マットソンの椅子なんて60年ほど前の物とは思えないほど。日本の昔の建築と同じように素材を活かした建物が多いのですか? / あじさい ( 2000-10-03 08:37 )
食べ物については、もちっと待って下され。 / 口車大王 ( 2000-10-03 02:42 )
市立図書館は、残念ながら行っていません。そこまで余裕なかったっす。 / 口車大王 ( 2000-10-03 02:09 )
おおおおおお、(狂喜)!ストックホルム!ところで口車さんは市立図書館行かれましたか?ここに巨大クラゲの照明があったと思いますが。 / 狂うしなちく ( 2000-10-03 00:49 )
そ、そして美味しい食べ物の香りがする〜〜(想像力豊か) / あやや ( 2000-10-03 00:47 )
おおお、ヨーロッパの香りがする〜〜 / てまちん ( 2000-10-02 23:53 )

2000-10-02 [旅行記]ストックホルムに何しに行ったか


 帰国後、なんやかんやと忙しく、皆さまの日記を読むのが精いっぱい状態が続いておりましたら、なんと、ホームページに催促メッセージが出ているでわありませんか。

 ということで、今回はストックホルムに何しに行ったかというお話です。

 書評でも書きましたが、口車、かねてよりIEC(国際電気標準会議)というところの「文書と図記号」という技術委員会の委員をやっておりまして、今回ストックホルムで総会がありまして、それに出席してきました。総会の中で技術委員会をやるのですね。写真は、総会の会場の建物と、会議中の風景です。

 それで、「文書と図記号」という委員会なのですが、口車は直接関わってはいませんが、この中に、皆さんの日常生活に直結している規格を決めている分科会があります。電気製品、例えばウォークマンとかビデオデッキに、再生とか停止の矢印や四角の記号がついていますね。ああいったのも我々の委員会で決めているのです。あと、図面をかくときの図記号とか、図面そのものの書き方とか、最近は、「取り扱い説明書の書き方」なんていう、規格も制定されました。

 さて、「グローバル・スタンダード」とか、一言で簡単にみんな考えていますけれど、過去、電気製品の図記号は別として、日本はこの分野でちゃんと国際規格との整合性を真剣に考えてこなかったので、今、えらいことになっています。昨年、古い「電気用図記号」という規格を廃止し(JIS C 0301)、IEC 60617という規格を翻訳して新しい「電気用図記号」の規格が制定されました(JIS C 0617)。これでメーカーとか電力会社は大混乱しています。今までも、旧JISとIECの規格を併記していましたが、いよいよ旧JIS廃止となったら大騒ぎ。口車も、この新JIS制定時の編集委員をやり、改めて全部に目を通してみましたが、重要なところが大きく変わっています。

 このあたりの顛末、またISOだとかIECだとか、いったいどういう組織なのか、JISとはいったいどうやって決められているのか、詳しく知りたい皆さんは、9月20日にオーム社から発行された、「電気と工事10月別冊 2000年版電気工事実務マニュアル」を、買って読んでみてくださいまし。ちょっと高くて2,940円税込みなり。

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ちなみに、IECにはKelvin Awardなるものがあります。どっかで聞いた名前でしょ。 / 口車大王 ( 2000-10-04 23:06 )
オームは電気抵抗は導線の長さに比例し断面積に反比例する(オームの法則)ことを明らかにしたドイツの物理学者の名前です。物理や化学の単位には人の名前が使われることが多いのですが、もし日本人がこの分野で貢献してたら、今ごろ「50ヤマモトの電球」なんて言い方をしていたかもしれません。 / マイケル ( 2000-10-04 22:56 )
どうでもいいことですが、アレフ社も迷惑したそうですね。テレビのインタビューでアレフ社の人が「オームさんは気の毒だと思ったけれど、まさかウチもやられるとは……」と語っていらしたのを覚えています。 / 美奈子@風邪ひき中 ( 2000-10-03 06:13 )
電気抵抗のオームです。あっちはオウムです。えらい迷惑だったそうな。電気系の技術者の間では超メジャーな出版社ですけれど。 / 口車大王 ( 2000-10-03 02:08 )
オーム社は電気抵抗のオームですか?なんか気になった・・。ナイスネーミング / あやや ( 2000-10-03 00:50 )
ちなみに、クラゲみたいな照明ですが、これはスタンドです。 / 口車大王 ( 2000-10-03 00:24 )
たった8時間ほどで、50カウント以上増えるなんて、ひまじんねっとも人が増えたざんす。 / 口車大王 ( 2000-10-02 23:40 )
をを、照明ですか。柔らかい光で、大変感じが良かったです。ここに座っていると、大変くつろぎました。天井吹き抜けでも高いし。 / 口車大王 ( 2000-10-02 21:33 )
キレイな建物ですね。室内のあのクラゲみたいな照明、興味あります。どんな感じでしたか? / ヘンチクリンなしなちく ( 2000-10-02 20:57 )
つっこみにリンクをつけたのは、なかなか好評のようです。 / システム管理者 ( 2000-10-02 19:19 )
ちなみに、ホール右下に写っているテレビでは、柔道をやっているざます。 / 口車大王 ( 2000-10-02 17:42 )
それにしても、最近のヒット数上昇はすごいざますね。表紙から消えても、つっこみからとんでいけるせいか、がんがんカウンタが上がるし。ひまじん自体、加速度的にヒット数が増えているし。 / 口車大王 ( 2000-10-02 15:30 )
あ、これ買うと口車の実名もわかってしまうざます。ま、いっか。 / 口車大王 ( 2000-10-02 15:27 )

2000-09-29 [近況]帰ってまいりました


 皆さま、お久しぶりでございます。

 25日に、ストックホルムより2泊3日のアムステルダム、関空経由で帰ってまいりました。

 日本の、まあ、なんと暑いこと。ストックホルムは16日、17日の週末を境に急に冷え込み、朝晩は吐く息白く、コートがないとつらいほどになりました。それに比べるとアムステルダムはまだ暑く、昼間は半そででないと暑いくらいでした。夜はさすがに冷え込んでいましたけれど。12日に出発して13日間、時差ボケにはもっとも堪えます。日本の暑さも加わって、ここ数日のしんどいこと。

 さて、帰国早々日記の書き込みがなかったのは、LANカードが壊れてしまい、パソコンがネットワークに接続できなくなってしまったのです。カードのコネクタの部分がはずれてしまったようです。ストックホルムで現象が出始めていたので、危機一髪です。ようやく、本日というか昨晩、復活しました。それにしても、最近のカードのほんとに安いこと。壊れたカードは、3年前、10Mbpsで2万円近くしたのに、新しいカードは10/100Mbps自動切換で、4千円少々です。

 それでは、本日はこれにて。

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おかえりなさい♪いつも楽しく読ませていただいてました。これからも期待してますぅ〜。 / あやや ( 2000-09-30 07:01 )
SENRI様、いろっぽいですぅ〜。写真の画面の中がちゃんと「ひまじん」になっているのが素敵ですね! / よちみ ( 2000-09-30 00:19 )
わたし、寂しくしてたわ・・・ / SENRI ( 2000-09-29 22:35 )
お帰りなさいまし。またカミソリ書評の方、期待しております。 / いろはにぽたりん ( 2000-09-29 13:36 )
おかえりなさいまし。ばしばしのレポート,書評,期待しております。日本(東京)も,ここ数日はずいぶん涼しくなったように思いますが,それでも暑いですか……。 / 烏丸 ( 2000-09-29 12:22 )
口車大王様、お帰りなさいませ。思わぬピーンチに遭遇されたようで大変でしたね。でもまあ、ご無事でなにより。単身赴任のお父さんが久しぶりに我家に帰ってきたような気分です。おかえりなさい。また日記が楽しくなります。 / おとじろう ( 2000-09-29 08:24 )
おや、いつの間にやら表紙の上に、私への挨拶が。。。 / 口車大王 ( 2000-09-29 04:36 )

2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その4 ひざがーー!


 さて14日、この日の午後、えらいことになりました。会議での自分の発表が終わったあたりから、急に右ひざが痛みだし、夜みんなと食事して宿に帰るころにはまともに歩けなくなり、夜中、右ひざが曲がらないくらいに激痛が走りだしました。いっしょにいた東芝の人は、「それは痛風かもしれませんよ。」と言って、痛風持ちの彼は、口車にバファリンと尿酸値を下げる薬と湿布薬をくれました。をを、なんて準備が良いんだ。

 翌15日朝、ホテルでタクシーを呼んでもらって病院へ。9時までには行こうと思ったら、時間のかかること。足が不自由だと本当に大変です。タクシーにおっちゃんに中央駅の近くの病院に連れていかれ、受付のところで病状を言い、パスポートを見せて旅行者料金ということで1000クローネを支払いました(約11,000円)。スウェーデンでは、診察の前に前払いなのですね。受付の看護婦とおぼしきおねえさんに質問されましたが、意味がわからない。いきなりMedical termを言われたって、わからんぞ。Do you speak English? とまで、言われてしまいました。

 診察の結果、ついにあたしも痛風持ちになったかと心配したのですが、運動しすぎによる関節炎という診断でした。3週間前にスポーツクラブのランニングコースで足を痛めたのと、過労と、飛行機の中での無理な姿勢と、スキポールでのパソコン背負っての小走りがいけなかったようです。あ、もちろん主因はありますけれど。これは2年前にもやっており、今回の旅行の直前にすでに足首がおかしくなり、かかりつけの医者へ行っておいたのですが、ひざに出てしまいました。医者に「痩せたほうが良いよ。すしの食べ過ぎかい?」と言われてしまいました。セラピストに行ったほうが良いといわれたのですが、短期の滞在ではそれは無理かなということで、日本のかかりつけの医者向けに、英語で診断書を書いてもらいました。また、合わせて鎮痛消炎剤の処方箋を書いてもらい、診察終了。待ち時間1時間半、診察時間10分でした。このへんは日本の病院と変わらんな。ただし、事前に受付の看護婦さんから「1時間は待ってね。」と言われたのが、親切で良かったです。この一言、簡単なことなんだから、日本の病院でも実践して欲しい。

 処方箋を持って、病院の真向かいの薬局へ。このあたりは最近の日本の調合薬局のシステムといっしょです。ただし、薬局の中には個別に机とイスが5組くらいあり、そこに座って薬の内容をじっくり薬剤師に説明してもらえるようになっている。これはなかなか良いです。ただし、口車は並ばずに済みましたが、直後に待ち行列ができて立ったまま。ここは日本の方が良いかな。

 それにしても、医者に行って診察に基づいて薬をもらうものです。診察を受けた昨日の夜はまだ足を引きずっていましたが、本日16日は、朝からまだひざに痛みは残るものの、ひざは曲がるようになり、一応普通に歩けるようになりました。

 いやぁ、ほんとにまいったまいった。

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おかげさまで、ひざはその後痛みもありません。土曜日には、7km走っていました。美人OL旭1号様の愛のムチにより、復活したざます。 / 口車大王 ( 2000-10-02 23:36 )
こっこ様の所でお名前拝見しました。お膝の具合はいかがでしょうか?皆様、口車様の日記への完全復帰お待ちしてますわよぅー。。 / あじさい ( 2000-09-29 02:27 )
いつも楽しく拝見しています。その後、お体の調子はいかがですか。帰国して落ち着かれたら、ぜひ続きを!お待ちしています。 / 美奈子 ( 2000-09-27 08:32 )
ひざの具合はどうですか? でも、そのくらいで書き込みを休んでるなんて口車さんらしくないわ。 愛のムチ、ぴしー!! / 美人OL旭1号 ( 2000-09-26 16:04 )
「明日(2000年9月12日)より13日間」とのことでしたが,そうするとそろそろお帰りの空の上でしょうか? ひざの具合はいかがでございましょう。ちなみに,お留守の間に,日本は,ゴジラが東京湾に現れて東京一円は火の海,トヨタが倒産,みずほグループがこども銀行に吸収合併され,北海道ではロシア軍との戦闘が続き,自民党は崩壊して慎太郎が立ち上げた靖国ホークスが巨人を打ち負かしています。 / 烏丸 ( 2000-09-26 11:17 )
お元気ですか?? 体調が万全になったらまた書き込みしてくださいね。 / こっこ ( 2000-09-23 07:11 )
海外で手術とは……!言葉が十分通じないかもしれないところではとても怖いですね。もっとも,烏丸が最近まで通っていた市民病院も怖いところでした。医者に巡り合って5分の問診を受けて帰るのに毎回5時間のロールプレイングゲーム。 / 烏丸 ( 2000-09-19 18:51 )
外国での病気については、すでにタイで二度ほど外科手術を受け(入院はしていないけれど)、加えて高熱と下痢で入院しているので、それに比べたらたいしたことございません。今回は事前にキーになるメディカルタームをちゃんと紙に書いていったし。しかし、外国人向けでない、普通の街中の病院でこういう対応ができてしまうところが、本当にすごいです。日本じゃ無理だな。 / 口車大王 ( 2000-09-18 23:42 )
うわー、医者ですか。大変ですね。でもさすがスウェーデン、ちゃんと外国人でもすぐに診察を受けれるのですね。よかった!それにしても病院で英語で説明するって大変ですよね。(経験に基づく発言。。)帰りはいい席に座らせてもらってくださいね。足の病気は行きの席のせいだ、なんて文句言ってランクアップってのはダメかな???? / オーテマチエンヌ ( 2000-09-17 22:33 )
外国で病院に行くなんて大変そうですね。それに心細いでしょう?頑張ってください! / ぴぴ ( 2000-09-17 07:41 )

2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その3 Bolinder Munktell


 さて、宿泊したホテルは、Bolinder Munktell Confort Home Hotelというホテルで、部屋に置いてある説明書読むと、なんと現在VOLVO Construction Equipment Companyとなっている工場の、その建物の一部がホテルとなっていると書いてありました。Bolinder Munktellは、合併してVOLVOとなる前の、創業以来のその建物の工場の会社名です。

 翌13日、バイキングスタイルの朝食ののけぞるくらいに食べ、お仕事してからお昼頃、ホテルをチェックアウトしました。そんなホテルですから、食堂ではビジネスマンや職人とおぼしき人達ばかりが目立ちました。こんなところ観光客が来るような所でもなく、駅までぷらぷら歩くと、スウェーデンの日常の風景が楽しめて、逆に面白かったです。

 ここのところ、こちらは快晴。最高気温の数字ではかなり寒そうでしたが、日中は半そででもちょうどよいくらい。セーターを着込むと少々汗ばみます。出発時、ハンカチをスーツケースの中に全部入れてしまっていて、汗だくなのに汗拭くものもなしという最悪な状況でしたが、いや、快適快適。

 駅までの道すがら、時計屋を見つけて腕時計のバッテリ交換してもらったのですが、駅で列車待ちしている間にいったん止まってしまい、1時間に1本の列車を乗りのがしてしまいました。まいりました。どうも接触不良だったようで、軽く叩いたら、その後順調に動いております。この間、駅の軽食堂でお仕事しておりました。パソコン1台持っていると、どこでもお仕事できるから、便利といえば便利、たまらんといえばたまらん。

 しかし、エスキルツナがどの辺なのか、未だにわからんのですよ。そんくらい、観光地ではないところに泊まったわけです。

 ストックホルムに戻り、昨日のインフォメーションで本日から泊まる予定のホテルの場所を聞き、ホテルに駅から10分歩いてたどり着きました。確認のレター受け取っていなかったので、予約がちゃんと入っているかどうか心配でしたが、ちゃんと予約は入っていました。ここで、ようやく順調にいったわけです。荷物のことを言ったら、電話かけてくれておいてくれると言う。その間会議の会場にチェックインして、自分のパソコンをネットワーク接続できるようにセットアップし、20時までネットワークに接続してメールを読んだり、ひまじんネットにアクセスしておりました。ホテルに戻ると無事、荷物は到着しておりました。

先頭 表紙

2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その2 エスキルスツナへ


 さて、一難去ってまた一難。ホテルは混んでいると事前に聞いていましたが、すでに18時30分過ぎ。空港のインフォメーションで「宿ないか?」と聞いたら、「自分で電話しろ」とパンフレットくれて、「ホテルめちゃくちゃ混んでいて、みんな取るのに右往左往していますよ。」と言われてしまいました。とりあえず空港内のSAS経営のホテルに行ったら、すでに私と同じようなおにいさんが、あちこち他のホテルに電話かけまくってもらっている。レセプションで聞いたら、現在私が参加するIECの会議のほかに、食品関係の展示会をやっている関係で、市内は満室状態なんだそうな。しようがないから諦めて、市内行きの直行列車(アーランダエキスプレス)に乗って(こいつが速い!200キロは出ていた)、中央駅のインフォメーションに行き、ここでなんとかなるかなと思ったら、「市内から列車で1時間のところでも良いか。」と言われました。これはもう贅沢言っている状況じゃないし、ちょっと高めだけれどまあ良いかということで、予約を入れました。

 列車に乗ってエスキルツナという駅まで約1時間、22時頃に到着しました。駅前で道が全くわからず。公衆電話探しだして、クレジットカードを突っ込んだのですが、そこから先がわからず。まっ青になってLanguageというボタンを押したら、表示が英語に切り替わり、「カードを突っ込んだら抜きなさい。」と書いてある。なるほど、つっこんだままではつながらんわけですか。ようやくホテルに電話がつながり、「道順わからん。目の前タクシー乗り場」と言ったら、「タクシードライバーに道を聞け。歩いて10分。」と言われ、言われた通りにタクシーのおっちゃんに道を聞き、メインストリートを下って川に向かう。そこを左に曲がり、広場みたいなところで橋があるから渡れと言われたが、その辺りからほんとに正しいのかあやしくなり、とりあえず小さな橋を渡ったところで、運良く通りがかりのお兄さんをつかまえて道を聞き、もうちょっとですと言われます。

 ようやくホテルの前に着くと、インターホンがあるのでならすが、誰も出ず。中を見ると、だれもいないではありませんか!しかも、ドアを開けようとしても、ロックされているようで開く気配無し。再びまっ青になってたたずんでいると、右斜め後方からホテルに向かって「女神」登場。「このドアね、ちょっと固いんです。」と言いつつ、慣れた手つきで開けてくれました。ここのホテルの従業員のおねえさんでした。うう、美人だ。

 チェックインすると、「ちょうどキャンセルが出たところだった。今日は、あなたを待っていたようなものだ。」と言われてしまいました。ほんとに、東京で言えば千葉まで遠ざかったようなところでホテルがパンパンというのだから、本当に良く宿が取れたものです。またもや、口車の、「なんとかなるさ。」の真骨頂発揮。ようやく部屋に落ち着いたのは、夜の10時半でした。日本時間、13日の5時半。我が家を出てから、実に22時間の長旅でした。

 こんなところが、ストックホルム到着までの顛末です。同じ事態に日本で陥ったらと思うと、郊外の駅でクレジットカードで電話はかけられないし、そんなに簡単に英語は通じないし、スウェーデンは良い国だ!

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2000-09-16 [近況]口車、ピーンチ! その1 アムステルダム経由ストックホルムの荷物


 皆さま、お待たせいたしました。12日に日本を発って以来、本日でスウェーデン5日目を迎えました。会議があったりとか、アクセス時間に制限があるとかでなかなか日記をアップできませんでしたが、まとめてお送りいたします。

 今回、なかなか大変でございました。

 朝5時まで寝込んでしまって、そこからまだがたがたパソコンに向かい、やっと7時半に家を出て箱崎に行ったら、「もうチェックインここでできないから、空港へ行ってくれ。」と言われてしまいました。くそ。それでもすぐ出るバスに飛び乗り、成田の第一ターミナルへ。空港のチェックインカウンタでは、私が最後から3人目でござんした。そして、待ち行列の最中にカウンタの上の掲示板を見ると、10時25分発が11時に遅延。あうぅ。いよいよチェックイン。開口一番係の人が、「アムステルダムでの乗り継ぎ、間に合わないかもしれません。」と言われてしまいます。あうぅぅ。さらに、「非常口の前の席があいている。」という、普通真っ先にふさがる席が空いているという、信じられない座席のあきかたでそこを押さえましたが、乗ってみて納得。ドアのカバーががばっと前に出ていて、足がちゃんと延ばせない。ま、それでも目の前は広いし、すっちー対面席で退屈しないし、ギャレーのすぐ脇なので便利ではありましたけれど、ここで足に負担がかかったのが、後々の災難につながるとわ。

 実際の出発はさらに遅れて11時10分。実に45分遅れたことになり、アムステルダムでの乗り継ぎ時間が1時間10分だったのが25分に。これではとても間に合いません。出発してから機長が、「がんばってばん回する」なんて、ほんまかいなみたいなことを言っていましたが、ほんとに頑張って到着は15時10分の予定が15時25分に。なんと、15分遅れで済みました。

 さて、これで人間様は16時20分出発ですから間に合うとして、到着直前、機内アナウンスで、「フランスのトラック組合のストライキの影響で、到着してから実際に飛行機降りられるまでに、時間がかかるかもしれない。」なんてことを言い出します。ということは、通常乗り継ぎ便の荷物積み替えには50分かかると離陸の時にスッチーが言っていたので、荷物が間に合うか微妙なところ。なんで、フランスのストライキがベルギー飛び越してオランダに波及するのか、よう理解できません。国境が陸続きの、日本では理解できない現象です。

 ところで、成田からアムステルダムへの飛行機、ストックホルム上空を通るんですよ。往復、3時間も時間無駄にするわけ。くっそー。

 しかしまあ、スキポール空港はなんて広いのでしょうか。間に合うとは言え、微妙な時間なので、小走りに乗り換え便の搭乗口に向かいます。空港の地図見ると、普通に歩いて、なんと20分かかるとなっているではありませんか。とんでもない空港です。

 案の定ストックホルムについてみると、荷物取りのところでいきなりアナウンスあり。やはり荷物は間に合いませんでした。あとから届けるから連絡先教えろと言われる。しかし、13日からは予約してあるが、到着日の12日の宿は決まっていないので、連絡先を教えてもらって、預かり証をもらいました。

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2000-09-16 [近況]ストックホルム、とっておきの一枚


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 口車でございます。皆さんの日記を読んでいるだけで、本日のビジネスセンター店じまいの時間を迎えてしまいました。

 ということで、ストックホルムとっておきの一枚です。

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旦那、なんか写真が急にでかくなっちまいましたぜい。 / お久しぶりのぽた公 ( 2000-09-16 21:26 )
口車、7年ぶりのヨーロッパです。飯はうまいし、ねーちゃんはきれいだし。スウェーデン最高!! / 口車大王 ( 2000-09-16 18:04 )
泊まっているホテルの食堂で撮った写真です。後方後ろ向きTシャツ姿が、パパです。 / 口車大王 ( 2000-09-16 18:01 )
ポーランドは今までの海外旅行の中で一番異国情緒が味わえました(英語が通じなかったので)。アウシュビッツに再び行く勇気はありませんが。次は北欧と思ってたら子供が生まれ、以来海外旅行ナシ歴6年です。ストックホルム続報楽しみにしています。 / たら子母 ( 2000-09-16 12:59 )
かわいいですねえ。お仕事の合間にお疲れ様です。 / よちみ ( 2000-09-16 01:13 )
続き待ってます! このカワイイ子供達、レストランで撮ったんですか?? / こっこ ( 2000-09-16 00:41 )
本日は17時でおしまいなんですね。あしたも一応開けているようなので、続きはあした。 / 口車大王 ( 2000-09-16 00:00 )

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