2002-03-15 「電池交換」
2002-03-14 「オトコはこれだから・・・（怒）」
2002-03-13 「定時観測」
2002-03-12 「台無しになるお話」
2002-03-10 「たべてみたい」
2002-03-09 「もうちょっとやさしくしてくれても・・・」
2002-03-07 「お気に入りのエピソード」
2002-03-06 「春の匂い？」
2002-03-05 「サウイフモノニ、ワタシハ、ナリタイ」
2002-03-05 「幸せな手紙」

もうやだな。
辞めちゃおうかな。
だって、辛いし。

そんな事を何度も思っているのに
芝が新芽を吹き始める今の時期になると

「ま、もう一年くらいは・・・」

なんて気になります。

意外に向いてるのかな。この仕事。

先頭 表紙

彼女は昨日、彼に

「なぁ、明日のホワイトデーなんだけど、プレゼントとお食事するのとどっちがいい？」

と聞かれたそうです。

「『お食事してプレゼントをあげる』という選択肢がないのよっ！」

・・・かなりご立腹の模様です・・・。

先頭 表紙

定点観測というのは、同じ場所でずっと観測することです。

たとえば交通量調査とかが、ソレ。

私がやってみたいのは、「定時観測」。

１２日間１００人の人に１２枚撮りの使い捨てカメラを渡して
毎日正午にシャッターを切ってもらって
ちょっとしたコメントとともに、送り返していただくというもの。

ずっと昔からやってみたいことの一つです。

先頭 表紙

一時期、童話をだいなしにする試みに熱中したことがあります。

桃太郎は体のいい厄介払いのお話。
裸の王様は、思いやりのある王様のお話。
アリとキリギリスは、結局キリギリスが勝ち組になる話。
マッチ売りの少女はなんだかんだ言って、助けてもらえなくて
ドロシーは結局帰っちゃうお話。

そんな風に、ちょっとひねくれた視点から
童話を書き直していました。

白雪姫が鏡の前でひとりになって「あたしの、勝ちだわ・・・」とかつぶやいちゃうモノを書いた後、なんだか悲しくなって止めてしまいましたが。

結構私はコワイ人なのかも。

先頭 表紙

わたなべしげお作の「もりのへなそうる」という童話で
てつたくんとみつやくんが、森にへなそうるを見つけに行くとき
おかあさんが用意してくれたのは、たらこのおにぎりとイチゴジャムのパン。

そして

ジュリーアンドリュース作「偉大なワンドゥードゥル最後の一匹」の中で
子供達が、ソーダファウンテンに注文した「アイスクリームのホットチョコレート掛け」

これが私が今まで読んだ本の中で、もっとも美味しそうな食べ物です。

先頭 表紙

ご多分に漏れず、私も花粉症に見舞われております。

休憩室で盛大にくしゃみをしながら、自販機に向かっていたところ
「花粉症って、つらい？」という質問が、後ろから投げかけられました。

「ええ。まったくイイオトコ台無しです（はぶしょんっ）」

その答えを聞いて、ユウコさん（仮名）は

「ふふふん」

と、文字通り鼻で笑う対応。

ちぇ・・・。

先頭 表紙

勤めから帰ってきた彼がドアを開けると
そこには、ヨメさんと息子がにぎやかになにやら作業中。

「ハンカチは？」
「トーマス！」
「え〜？もっと可愛い名前にしようよ」
「じゃぁピチュー！」
「うんうん。それいいね。ぴ・ちゅー・っと」

一目で「いったいそこで何が進行しているのか」を察した彼ですが
とりあえず聞いてみました。

「なにやってんだ？」

するとヨメさんと息子さんは声を揃えて元気よく

「先生がね『遠足に持っていくモノに、名前を付けてきなさい』って言ったの〜！」

と、答えたそうです。

先頭 表紙

うららかな陽光の下で

ハナを横にはべらせてのお昼休み。

時々彼女はむくっと起きあがって鼻先を空に向けて

僕らにはわからない匂いを「あれ？なんだろ？この匂い」と言いたそうな顔をして

一生懸命かいでいます。

うん。

それはね、きっと春の匂いだよ。

先頭 表紙

「生物なんか勉強するとね、つくづく『オトコというのは悲しい生き物だなぁ』
なんて思うよ。

孔雀の羽根が綺麗なのも、鹿の角がりっぱなのもただ一つの目的
『雌に自分を選んでもらう』ということのためだけだもんね。

その上、カマキリのオスは、雌に食べられちゃうし。
セアカゴケグモのオスなんか、ただただ自分の交尾時間を長くとりたいがために
進んで雌の口の前に、我が身をさらすんだよ。

オトコなんて、その程度だよ。
可哀想でしょ？

だから。

たまにはこういうのも大目に見て欲しいなぁ・・・」

と、そんな理屈っぽいことをぶつぶつ言いながら
オンナノコの手を撫でたり、お尻をぺろッとなでたりするような

そんなヲヤジに私は、なりたい。

先頭 表紙

会社へと急ぐ人達で込み合う、朝の駅前のポストに

１人の女子高生が、軽くキスをして手紙を投函していました。

あの水色の封筒は、きっと「彼女の想い」でぱんぱんになっていたに違いないです。

先頭 表紙