2002-02-08 「見上げてみれば」
2002-02-06 「むべなるかな」
2002-02-06 「隣の芝も、青くしたい」
2002-02-05 「くちにはださないもの」
2002-02-04 「何を見て、何を想う？」
2002-02-03 「トドカヌ　オモイ」
2002-02-01 「オトコは黙って・・・」
2002-01-31 「清水の舞台からのぞきこむ」
2002-01-30 「まてまて。ちょっと落ち着いて考えてみよう」
2002-01-30 「気が利いているようで、間が抜けている」

今晩みたいな細い月を

「空が笑っているみたい」

と言ったのは、キミだったかな？

先頭 表紙

図書館で、妙に人気のあるコーナーがあることに気がつきました。

そこは料理レシピ集などがあるラック。

入れ替わり立ち替わり、時間をかけて真剣に選んで
１人で何冊も借りていく奥様達の姿を見て
私は今度M氏に会ったら

「悪いことは言わない、ヨメさんの料理は全部食え。少し太るくらい何だというのだ」

と、忠告しようと思っています。

先頭 表紙

ブラウザのホームページをYahoo!にしている私の目に
こんな記事が飛び込んできました。

同業者として、画面のこっちではいろいろ言ったりしたけれど
その悩みと苦労は、よくわかる。

W杯なんていう、世界中に注目されるような舞台での「仕事」
正直言ってうらやましいぞ。

だから

がんばれ。

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会っていないときの彼女のことは
当然のコトながら、私にはわかりません。

ふたりが一緒に暮らし始めた部屋の様子なんか、もちろんのこと。

だけど彼女はいつものように、以前のように
普通にどんどん話を進めていきます。

そして

当然の如く取り残されそうになったディティールを
穏やかに、そして過不足無く補足していく「彼女のカレ」

いろんな事実をいっぺんに思い知らされる瞬間です。

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私にとっては何のエピソードもない非常階段ですが
図面起こしをした彼女にとっては
「クライアントが『早く図面ひいてくれ』ってうるさくて」
なんていうコトがあったそうです。

パソコンショップでずらりと並ぶプリンタ。
ドライバの開発をした彼にしてみれば
「コイツにいったいいくつの工数とらされたか・・・」
なんだそうです。

もちろん、仕事に携わったものだけでなく
アジフライから「去年の辛い別れ」を思い出す友人もいるし
風船から「幼かったときの、わくわくした感じ」を思い出す彼女も居ます。

そして私は缶コーヒーから、あの日の夜を。

過去へのタイムスリップを始めるスイッチは
何も写真だけに留まりません。

ねぇ。
キミは何を見て、何を想うの？

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会社で飼っているマスコット犬。
ポインターの「ハナ」は、その名前の通り女の子です。

戯れに、おやつのジャーキーを口にくわえて
差し出してみました。

イ・メージとしては
ほら、「ポッキーを両側から食べるカップル」みたいな感じ。

お互い両側から攻めていって、最後に「ちゅっ」としちゃって。
「うふふ。ハナ、やめろよぉ〜」
なんていうのを、期待しながら・・・。

しかし彼女は、差し出されるなり一息でむしり取り
口をもぐもぐさせながら

「なにやってんの？」

という顔をしてくれました（涙）

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普段寡黙な彼が、偶に口を開くとき
たいていの場合座は混乱します。

「トマトに砂糖、かけるよな？」

さぁ大変だ。
まさに今の国会の如く紛糾する飲み会の席。

「アレは野菜だから」
「いや待て、アレは果物だろう？」
「果物でも砂糖かけないよ〜」
「イチゴの立場はどうなのだ？」
「夏みかんだって砂糖漬けにするわよ」
「あれは漬けてるんであって、かけているわけでは・・・」

そしてようやく「Oくん、それってヘン」という結論に着地しそうになったとき
彼女がうっかり爆弾を投下してしまいました。

「そうそう、甘麦茶って知ってる？」

立春とはいえ、まだ長い夜は
こうやって更けていったのでした。

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私の愛読書、カールセイガン「コンタクト」の主人公。
天文学者のエリーは、小さな頃父親にこう言われます。

「だっこして欲しいときは、『だっこして欲しい』と言えばいい。泣くことなんか無いんだ」

例えばおやつにアイスクリームを勧められて
「おかわり、する？」
と聞かれたときに、ホントは欲しくて仕方がないのに
「いえ。結構です」
と、礼儀正しく断る「こましゃっくれたガキ」だった私にとって
その一文は、目からうろこを落とすようなモノでした。

そうか。
欲しいモノは欲しいと言えばいいのか。

そんなわけで、このトシにして思い切ります。

「うぃっち君宛のバレンタインチョコ。本日より受け付け開始いたします」

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前々から「どんぐりころころ」の歌詞に、疑問を呈してきた私ですが
最近もう一つ発見しました。

♪あ〜ぶくたった、煮え立った。煮えたかどうだかたべてみよ。むしゃむしゃむしゃ
♪・・・まだ煮えない。

煮えてないのか・・・。

それって、やばくないのか？

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「さっきから、ずっと槙原だね」

彼女は店に流れるBGMをさして言いました。

しまった。
そこまで注意してなかったぞ。

彼女は軽くため息をついて

「男の人って、そういうところあるよね」

と、言いました。

彼女のグラスが空いていないか、おつまみは足りているか
話から取り残されていないか。

そんなことには注意してるくせに、一番肝心の
「彼女が今何を見ているのか」というところにまで、気が回りませんでした・・・。

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