2001-11-28 「ふときがついた」
2001-11-27 「O.J.T」
2001-11-24 「幼少のみぎり」
2001-11-22 「あなたの幸せを祈らせて下さい」
2001-11-12 「うふ。可愛い車〜」
2001-11-08 「ハナの穴ぱむぱむにして・・・」
2001-11-07 「問題はソコだ」
2001-11-05 「月の明かりを集めて凍る」
2001-11-04 「アクセス」
2001-11-02 「Lovers」

わたしは会いに行っているのに
私に会いに来たヒトっていないんだよね。

そっか。

そういうことかぁ・・・。

先頭 表紙

教習所を出てから、初めて実戦に出た後輩。

「ん〜。ちょい左側が厚いね」

という私の指示に、いきなりがばっと左旋回をしました。

あわてて頭を抑えて地面に伏せる私。

初心者に「ちょっと」とか「もうすこし」とか「やや」なんていう
ニュアンストークは通用しないコトを忘れていました。

「左側が厚いから、スティックを２の目盛りにあわせて、一段ずつ削って」

ホントはそういうふうに言わなくてはいけなかったんですな。

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生まれてこの方「サンタクロースは実在する」なんて信じていた記憶がありません。

そればかりか、例えば幼稚園でのクリスマスパーティなんかで
「あのサンタの格好をしているのは園長先生である」ということを、正確に把握しているにもかかわらず、
「うわぁ〜ぃ。サンタさんだぁ」なんてはしゃいで見せてしまうようなお子さまでした。

うわ。

自分で書いていて、やなガキだね、まったく。

まぁ、そのツケは現在しっかり払っておりますが。

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すこしにぎやかなところへ行くと、こう声をかけてくる人達。

彼女はその時少し急いでいたそうです。

「いま間に合ってますからっ！」

思わずそう言って断ったんだそうです。

「幸せが間に合っている状態」っていうのは、いったいどういうことなのか
こんど目の前に正座させて、小一時間問いつめてみたいモノです。

先頭 表紙

わたしの車はなんてことないリッターカー。

マジで排気量が一リットルなので、普段やっぱり不満な点もあったわけです。
加速しないとか、峠道ではエアコンを切るとか。
フルサイズワゴンからのダウンサイジングなので、内装もちっと不満だったり・・・。

だけど、敬愛する彼女が一言。

「うふ。可愛い車〜♪」

と言っただけで、私は

「でしょう？（えっへん）」

と、見事に得意顔になりました。

ああそうさ。
「日和見主義」と呼びたきゃ呼べ。
私は彼女に褒めてもらうのが、一番うれしいのだ。

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屋外の仕事なので、ふと手を休めたときに見上げる空の蒼さを知っています。

仕事を終えて一服しているときの、雄大な夕焼けを知っています。

少し遅い帰り道に、空へ昇るお月様の大きさを知っています。

キミが身をよじって羨ましがる、そういう美しいモノの下がボクの職場です。

どうだ。

うらやましいだろう。

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セクハラの問題と、プレゼントの問題というのは
根っこが同じところにあると思っています。

「なに」をされた（くれた）かではなく、「誰」にされた（くれた）かが問題。

あちこちの物語で見かける
「アノ人がくれたモノなら、ハンダ丸めたものだっていいのよ」
という台詞が、その事をよく表しています。

ま、そんなことは１００も承知で、クリスマスカード選びにいそしむ毎日です。

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ワタクシ「夢みるヲヤヂ」でございます。

朝、出勤しようとしたら、車のワイパーに枯葉が一葉。
「『冬将軍からの挨拶状』という単語が、ぽんっと浮かびました」
と、敬愛する女性に思わずメール。

「うぃっちさん、うぃっちさん。とばしすぎ」

彼女からのお返事は、（やれやれ）というため息と共に届きました。

むぅ。

そんなお返事いただいては、次の日の朝、一面に降りた霜を見て
「まるで昨晩の満月の灯りが、結晶となっているみたいです」
っていうメール、送れなくなっちゃたじゃないか・・・（涙）

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いきなりされて困る質問というのがあります。

「真実の愛はどこ？」とか「あなたの気持ちがわからない」とか。

これもその一つ。

「なぁ。アクセスつーのは、どういう意味だ？」

さぁ困った・・・。

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「コイツのどこがよくって選んだのさ？」

芝生の上にシートを広げて、がぁがぁいびきをたてて昼寝をしている彼を指さして
私はほとんど興味本位で訊いてみました。

「ん〜。そのお腹の上で、お昼寝とかしたら気持ちいいだろうなぁって思ったから・・・」

え？
そんだけ？

「うん。そんだけ」

彼女はあっさり肯定して、にこにこしていました。

澄んだ秋の空の下、薄く白目を剥いて寝こける彼に、私はおもわず
「おめぇは幸せモンだな。おい」
と、ココロの中で悪態をついてしまいました。

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