2002-11-27 掲示板運営も楽じゃないです
2002-11-12 それで変われるものでもないけれど、きっかけにはなるだろう
2002-10-30 「ネット人格」と「なりきり」（リハビリ中）１
2002-10-30 「ネット人格」と「なりきり」（リハビリ中）２
2002-10-30 「ネット人格」と「なりきり」（リハビリ中）蛇足
2002-10-24 たとえば　こんな夜
2002-10-22 「しちしにじゅうはち」が今でもアヤシイ
2002-10-21 弧を描く
2002-10-16 「これっぽっちでしかない」自分
2002-10-13 嘘と創作の境目

育児サイトがらみで、掲示板運営は長いです。ネット素人から始めたので、長くお付き合いくださる方たちに育てられて、一緒に成長してきているが、しかし、困ったお客さんもエンドレスでやってくる。
最近この「困ったお客さん」が分類できることに気付いた。

●人の話題の一部分だけに反応して、延々と自分の話を始める人
●あからさまに自分のサイトへの集客目的な人
●空気が読めずに、話題を止めてしまう人
●他人の個人情報を平気で書き込む人
●明らかに嘘をついている人

個人情報はさすがにまずいので、速攻で削除するか編集して、当人にも注意のメールを送るのだけど、これを同じ人が何度も繰り返してくれるのは、「わかってない」のか「聞いてない」のか・・・。
「××遊園地に行きました。○○さんのお家はどの辺かな〜って探しましたよ」
平気でこんなことを書き込まないでください（涙）。
だいたいこう言う人は「自分の話ばかり」と「空気が読めない」にも入っているので、本当に困る。そして、その人が居なくなっても、また次のこういう人が必ず現れるのだ（号泣）

それでも上記３つまでは私が我慢すれば済むかな、と少し「いい顔」をしていたのがミスだった。自分の所がよければ済む問題ではなかったのだ。
うちでの気軽さを、余所の掲示板にまで持ち込む人が出た。
「空気の読めない人」が真面目なサイトに行ってうちでのように砕けた態度をとってしまい、先方の管理人さんが切れそうになっていた（涙）。あわてて当人と管理人にフォローを入れたが、ご当人は今でもその意味を分かっていないだろうな。
うちで甘やかすのも程々にしないと、まわりに迷惑が掛かる。
ああ、子育てと同じだったわね。と、後になって気付いたのはちょっと遅かったな。
今はあまりに羽目を外していると注意するようにしている。でも、たいていの人はちゃんと掲示板ごとに文体を使い分けているのだけどね。
人ごとながら、その人が実生活で他人とちゃんと関われているのか心配になる。

商売目的の自作自演も時々来る。
「○○を探しています、いいのがあったら教えて下さい」
「あ、それなら△△でネット通販してますよ」
あのー、すみません。お二方、IPがまるで同じなのですけれど。しかも超マイナーなIPですね・・・。
こういうのは無視するだけだけど、あまりにうるさいと掲示板にIP表示させるようにする。でも全然気にせず繰り返すのは、もしかしてIPの意味をご存知無い？？ああ、せめて１日以上空けてレスしてくださいませ（涙）。

そして、目下の所私を悩ませているのは、明らかな「嘘の素性」で来られている人。
「またですか？」
ええ、またなんです。なんだかもう、ネットのどこへ行ってもこの話絡みになるのは勘弁して欲しいのだけど、もしかして私が引き寄せていたらどうしよう、と悲しい想像までしてしまう。

その人は「いくらなんでもそれはあり得ないでしょう」という話を毎回繰り広げて下さる。それこそ私が我慢すれば良いのだけど、信じ切って質問までしている他のお客さんをどうしたものか・・・・。
勝手に信じているのだから放っておく？
一応説明して、その後は本人の選択に任せる？
放って置いて、このままよその掲示板にまで行かれるのも、回避せねばなりませんね。
さて、どうしよう。
なかなか、掲示板運営も楽じゃないです。
やめれば？うーん、それもアリかも、と少々下降気味の自分（苦笑）
忙しいと当初の目的を忘れてしまいますね。

つっこみ 先頭 表紙

気分転換しよう。

うんざり気味の自分にうんざりしてる場合じゃない。
くちばしの黄色いヒナじゃあるまいし、
自分で自分をどうにかする術くらい
ちゃんと持っていたはずだ。

だいじょうぶ、って自分に言ってやろう。
この足はまだ、ちゃんと立てるはずだから。










そういうわけで、思い切り変えてみました。
nutsは「読めない！」と知人に不評で・・・それにもう秋だしね（違うか）。
子どもに付けるはずだった名前シリーズということで、次は「akki」。秋だし（やっぱり違う）。
くれぐれも。悪鬼と読んではいけません。

写真は先週の日曜の朝５時。有明の月。
131万画素ではこれが限界かな？りぃなさんへのお約束。
「明けない夜はない」って、少しストレート過ぎかしら（笑）

元気出していこう！

つっこみ 先頭 表紙

学校やら子ども会やら九九やら（笑）で忙しく、思いを文章に変換する作業が煮詰まっています。やばいです。これが続くと、泉の流れ込みと流れ出しのバランスが悪くなって、本当に何も書けなくなりるんです。雑文や手紙すら。
今ちょっと溜まり込み気味だなぁ。
うまく変換できない。
溜まってるものが、少しダークサイド寄りだからだろうな。
枯れるのもつらいが、決壊も遠慮したいです（笑）
そういうわけで、リハビリがてら・・・。駄文ですので、ここで引き返していただいてもＯＫです（笑）

　　　　　　　　　　　↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓　↓　

つっこみ 先頭 表紙

ランダムジャンプしてもやはり「嘘」と「虚構」の話はあちらこちらで展開されていますね。それだけネット（に限らず）では、問題になってるし今から突き詰めて行かなければならない課題なんでしょう。
パソコン通信から10年ちょっと？ネットが本当にPCシロウトでも大丈夫になって急に広がったのがここ２年くらいでしょうか？
「古株」と呼べる人があまりに少ない。土台が出来上がる前に、いきなり広がってしまった。だから、「ネットで出来ること」ばかり追い求められて、「ネットでしてはいけないこと」にあまり目が向けられなかったのかもしれない。
掲示板やチャットで「こういうのは良くない。こういうのはルール違反」と体育会系クラブのように躾られる前に、シロウト同好会が乱立したようなものかな。
私はその少し前にネットを始めたので、最初に個人情報にからむ発言の慎重さを、かなり教え込んで貰いました。今始めたらもしかしたら素通りだったかも知れない。それは怖いです。

でも、本当は躾られなくても、その人の中にきちんとした基準はあるはずでしょう。一般社会のルールとさほど変わらないのだから。

だから、今問題のネット人格なんて、たしかに出来はするけど、していいかどうかは、最初にネットに繋ぐ前に考えたら、「ＯＫＯＫ大賛成！」と思える人がどれくらいいたかしら？そんなに難しい問題かしら？と思ってしまいます。

要は、なんでネット人格なんてのを始めたか、本人がわかってないのが騒動の元じゃないかと。もしくは忘れているのが。
忘れたまま、今のネット上の自分を守ることに必死になって周囲に噛みついてる。「嘘じゃないもん！」
そんな風な虚しい展開があちこちで目に付きます。

ネット人格って言っても、設定が違うだけで、ほとんどの人は地の自分が出てますよね。人格が違うって言うのは、感動する箇所が違う、突っ込む場所が違う、感じる心が違う、許せない一線が違う。設定が違うのはただの「なりきり」ですね。
「ネット人格」と「なりきり」ではずいぶん格が違って聞こえる。
そこが名前の魔法、もしくは目眩ましかな。
そもそも「ネット人格」なんて名前つけたのが間違いかも。
変質者に「ストーカー」って名付けて、社会的に容認してしまったのと同じで。
もし「ネットなりきり」って命名してたらもう少し問題は簡単だったかも（笑）



ああ、やっぱりまとまらないです。
でも昨日まで５行以上書けなかったから、進歩だろうか・・・。ぐたぐた書いてすみません。

このところ言いたくてうまく言葉に出来ないことのひとつに
「人間はたいていの答えを、心の中にすでに持っている」という意味合いのことがあります。
どういえば良いのか。迷ったり疑ったり道を見失ったりした時、瞑想するように自分の中に降りていったら、本当は自分ですでに答えがわかっている、というもの。

だから本当は、周りがぐだぐだ言わなくても本人はわかっているはずなのだろう。

結局は、自分がその答えを受け入れられるかどうか、なのだろう。
そんなところかな。




（瞑想がらみで蓮の花の写真などを。どこが空の写真かと言われましても・・・・わずかに水面に映り込んでおります（笑））

つっこみ 先頭 表紙

ただ、ネット人格でもなりきりでも、エンタテインメントというならそれも一興ではありますよ（笑）
どんなぶっ飛んだ設定でも、ショーを見てるような面白さが有れば、お客を楽しませようと言う真剣さが有れば、そして「これはショーです」と断り書きがあるなら、かまわないでしょうね。
（これも、今更書くほどのことでもないですね）
ただ、底の浅い安っぽいショーなら、お客のブーイングは覚悟しなくては。
つぎはぎだらけの、拾ってきたよそのネタを未消化のまま即舞台に上げてるようじゃ、芸人としてはまだまだです。逆ギレなんて問題外。

それと、舞台なら、幕引きも考えておかなければ。
このショーを最後にどうしたいのか。種明かしをするしないも含めてきちんとオチも考えなければね。場面途中でいきなり明かりがついて場内アナウンスが流れるようなオチだけはご勘弁願いたい。


なんてね、そこまで出来る人は少ないだろうなぁ。

つっこみ 先頭 表紙

　たとえば　こんな夜

　なにもかもがあやうく霞んで　虚ろにゆがみ
　うかつにも　どす黒い闇に囚われた夜



　ケーブルの向こうから　君の文字が届く

　だいじょうぶだよ
　元気出しな

　君はだいじょうぶ


　呪文のようにささやく文字

　それだけで
　たったそれだけで

　私は泥の中から這い上がる

　いまだ見えぬ月をふりあおぐ






了.

先頭 表紙

　　　　☆


　　フェリシア
　　学名[Felicia heterophylla]
　　英名[Heavenly blue Daisy]
　　和名[るりひなぎく]ナデシコ科


　　どの名前もかわいいのは珍しいかな。
　　空色の花が咲きます。

　　昨日種を植えました。今年も咲いてくれるといいな。





こどもが九九暗記地獄に堕ちているので
ネット自粛させられています。
母、ストレスばりばり。早く九の段まで行っちゃって下さい。

がんばれ、父も母も１号も通った道だ！
覚えるしかないのだ！

とはいえ、古今東西ほとんどの子どもが半泣きになりながら
覚えてきたこの九九。
もうちょっと、どうにかならないもんかしらね？
誰かもっと簡単に覚えられるシステム作ってよ（涙）

巷に出回るラップだ歌だって、どうも今ひとつだしね。
音で覚えられない子どもは苦労するのだ。



ところで、昔から疑問なんだが、外国にも九九はあるんだろうか？
あったらどう言ってるんだろう？「ワンワンワン(1x1=1)」？

「はっぱろくじゅうし」なんて、意味のない呪文だよ、もう（涙）

先頭 表紙

　こんな光が見られるなら

　大雨も許してしまうかもしれない


　もう今日は終わったけれど
　約束は先送りにしてしまったけれど

　明日晴れるなら

　ねえ


　元気出してまた行こう？









だからお願い、今日は傘を忘れないでね。

先頭 表紙

/
　いまここにいる
　「これっぽっちでしかない」自分を
　やっと愛おしいと思えた時


　世界が本当はやさしいことを知った

　私を傷付け私を否定してきたのは
　私自身だと気付いた

　何と戦ってきたのだろう

　ただここにいてもいいよ、と

　それ以上の望みなどなかったのに




気分転換にポエムなぞ・・・・

先頭 表紙

ふと、今でも思い出すことがある。
あのガンダムの富野喜幸（現：由悠季）氏がエッセイを連載していた時の小さな事件を。

当時アニメ少女だった（笑）私はアニメージュを購読していたが、たしかイデオン（初代ガンダムの次作）放送中に平行して書かれていたエッセイだと覚えている。
その中で氏はたびたび奥さんのことを書いていて、気が強くて可愛らしいカンジの奥さんのイメージにこっちも好感を持って読んでいた。そのうち連載中に奥さんが妊娠された話があり、それに絡んで夫婦の面白い会話が繰り広げられていたのだが

ある日、お詫びがあった。

実は、妊娠話は創作だった、と。エッセイを書く上でこういう展開が面白いだろうな、と持っていった話で、実は今は妊娠していません。
ただ熱烈なファンがお祝いを送ってくれたり、マタニティドレスをプレゼントしてくれたり、でこのままにしておくわけにはいかず、ここでお詫びします、というカンジだった。

当時の私は、・・・・・・ふーん、そうかぁ・・・・なんだ、面白かったのに、創作だったんだ。まあ、仕方ないか。
（何が仕方ないと思ったのかはよくわからないが）ショックというわけではなく、裏切られたというわけではなく、ただ淡々と受け入れられたのだと思っていた。
自分では。

ただ。
翌月からそのエッセイがなにがしか色あせて見えて、読まなくなった。
本当でも創作でもどっちでもいいと思っているはずなのに、読む気がしなかった。
エッセイを読みながら、これは本当だろうか作り事だろうか、いちいち詮索しながら読まねばならない不確かさに、醒めてしまった自分がいた。

作家のエッセイがいちいち真実である必要はないだろう。
少しくらい脚色付けるのも仕方ないのかもしれない。日々ドラマティックに生きてるわけではないのだから。
ただ、それならそれは「創作小説」の中でやるべきであって、読者に語りかけるようなエッセイでやるべきではないのじゃないか？

あの時富野氏は、読者の顔を思い浮かべただろうか？不特定多数に贈る創作ならそれでよかっただろうが、生の富野氏の言葉を聞きたいと思って読んでいる何万という読者のひとりでも思い浮かべていたら、創作など盛り込んだだろうか？
ガンダムはやっぱり今でも凄いと思うし、とぎれることなく創作し続ける氏も凄いと思う。あの小事件があったからと言って、それだけの仕事をしてきている氏には見当違いな過去からの意見だろう。

ただ、私があの時教訓にさせてもらったのは
「例え相手を楽しませようとしてであっても、嘘はつくな」
そして今付け加えるなら
「例え会うことがなくても、相手が一人ひとりの人間であることを忘れるな」
インターネットの拡大で、誰もが見知らぬ人に文章を読んで貰える擬似作家になれる時勢となった。
時々出会う眉唾物のドラマティックな自叙伝を読むに付け、この時のことが思い出される。
そして、刺さり続けるトゲのようにずっと教訓にしている。






おわり

先頭 表紙