2000-10-17 モルディブ１日目（朝〜昼）
2000-10-16 シンガポール（２日目）後編
2000-10-16 シンガポール（２日目）前編
2000-10-15 新婚旅行記（１日目）
2000-10-14 旅行日程。
2000-07-30 ホテル選び
2000-06-30 行き先が決まってから・・
2000-05-30 新婚旅行の行き先決定まで

昨晩は寝たのが深夜３時半。しかもシンガポールからさらに時差があるからもう体内時計
が一体何時なのか、さっぱりわからなくなっている。
とりあえず、南国の朝なので静かにのんびりと目覚める。
そして起きあがり、昨日見れなかったモルディブの景色を窓を開けてみる。


びゅーてぃほーーーー！！（感嘆）


ウワサには聞いていたが、あまりの海の美しさ、空の青さにしばし言葉を失う。
本当にモルディブにいるんだ・・
まだ寝ぼけまなこの熊五郎（仮名）をたたき起こし、部屋のコテージから波の音を聞く。
はぁ・・最高っす。

きゅるるるる・・・

でもおなかは減るらしい（笑）
今回の旅行はフルボード（全食付）のツアーで、水上コテージに泊まる客は３ヶ所あるレ
ストランのどこで食べてもいいというので、今回は一番水上コテージの近くにある『リー
フクラブ』にて食事をとることにした。
オープンエアのレストランには、ほとんど客がおらずゆっくりのんびりと食事をとること
ができた。
ここは果物やパンなどはビュッフェ形式となっているんだけど、メインのメニューはオー
ダーすることになっているので、私はイングリッシュマフィンを食べた。
おいしかったです。
食後は部屋でしばらくぼーっと海を見つめてから歩いて５分のところにあるプールへと向
かう。そこで開いていたイスをすかさず確保し、日本から持ってきた本を読んだ。
殊能将之の『ハサミ男』、そして熊五郎（仮名）は高見広春氏の『バトルロワイヤル』
・・南国で読む本ではないような気がする。
しかし、片手にビールを飲んで、波の音をＢＧＭに本を読むというのは最高でした。
ざっと見渡したところ、プールに集まっている客の７割は日本人（しかも新婚旅行らしき
カップルばかり）で残りが家族連れの白人といったところ。
でも他のリゾート地と違って、ぎゃーぎゃー騒ぐ子供たちがいないのでとてもゆったりと
過ごすことができた。
そして本を読みながら、うとうととしてるうちにそのままお昼寝タイムに・・

↓水上コテージと美しい海。私の泊まった部屋は「４１３」号室。なんとあろうさ
　んと同じ部屋だったようです！！（びっくり）

つっこみ 先頭 表紙

＊前編からお読み下さい＊

結局うろうろしてても仕方ないし、そろそろお店の人も怪しげな人物を見るような視線を
送ってきている。
意を決して店に入る。
「あのー、予約してないんスけど、ＯＫですか？」と店員のおねえちゃんに告げたところ
ぱらぱらと紙をめくり、「ＯＫよ」と一言。
靴と靴下を脱いで足を消毒にかかる。ほんげー、冷たくて気持ちいいのぅ。
そして社長さんのようなイスにそれぞれ腰掛けるように言われ、足を前に出しふんぞりか
える。
一日中歩き回ってたから極楽なり。
足ツボマッサージは初体験だったんだけど、思ったより痛い。
テレビでよく女優が「きゃー、いたーい☆」とか叫んでいる姿をみて、「けっ、ブリッコ
しちゃって」とか思ってたけど、これは痛さを堪えているほうがツライかも。
ついつい「ぐぅ・・」「げっ！」「ぎょわぁー」など声にならない叫びがもれてしまう。
でも個人差があるのか熊五郎（仮名）は涼しい顔をして、半分口を開けて今にもヨダレを
出さんばかりの気持ちよさげ。
どうにか痛さをこらえながらマッサージを終えると、足をもんでくれてたおっちゃんが「
どうよ？肩マッサージもしていかない？カモーン、ベイベー（意訳）」と言ってきた。
肩こりは私の専売特許（？）なので、すぐにお願いすることにした。
肩もみも相当の力が入っている。が、岩のように固い私の肩にはちょうどいいくらいの力
加減。きもち〜☆
さっきとうってかわってこっちが極楽である。
ふと横を見ると、今度は肩凝り知らずの熊五郎（仮名）が「ぐぅ・・」「ぐぇ」「おぅ」
などとカエルのつぶれたような声を出している。
マッサージが終わり、私は天国のような気分になりぽっかぽか。熊五郎（仮名）はゲッソ
リ。
値段は、日本人観光客相手の店ではないので、良心的なものだった。二人で足ツボと肩も
みで＄１５０（１シンガポール＄＝７５円程度と換算？）
そしてはっと時計を見ると、６時３０分だった。
ホテルの集合が８時なので、急いで夜ご飯を食べて戻らないと間に合わない。
ヤバイ！！
しかし私たちは「チャイナ・スクエア・コート」の場所を知らない。
地図を見ながら、あっちだこっちだとやっていてもラチがあかないので道ゆく人に尋ねる
ことにした。聞いてみるとあっけないくらい簡単だった。早く聞いてればよかった・・
そして、またもや日本人観光客が誰もいない（というか中国人しかいない）場所で夕食を
急いで食べ、タクシーを拾ってホテルに戻り、なんとか集合時間に間に合うことができた
のでありました。ほっ。
そしてバスに乗りこみ、チャンギ空港からモルディブの首都マーレ空港まで４時間ほどの
飛行機の旅に出たのであった。（シンガポール航空寒すぎて全く寝れなかったぞ！）
そしてそこから更にスピードボードに乗りこみ、深夜２時３０分にやっとフォーシーズン
ズ（中略）クダフラに到着したのでありました・・。
つ、疲れた。

オマケ↓シンガポールビール（タイガーとアンカー）
　　　　私の好みはタイガーの方です。

つっこみ 先頭 表紙

今日のシンガポール出発は深夜。ホテルに集合は午後８時となる。
たったの半日の滞在となるので、結構慌しいのかなと思ったんだけど　考えてみたらシン
ガポールはとても小さい国。しかも終日フリーなので自分達の予定次第でどうにでもなる。
セントーサ島など観光地を回ろうと思ったらそれこそ１日かけて行くべきなので、今回は
パス。・・となると・・あとは何があるのだろうか？
マーライオン観光？それくらいしか思い付かない。しかし以前の出張でタクシーの中から
マーライオンを見たときに「え？これがあのマーライオンなの？」とがっくしきたくらい
なのでわざわざ見に行くのもなんだかなぁ。
という訳で結局　ホテルのすぐ隣りにあるショッピング・モール（ミレニア・ウォーク）
にブラブラと行くことにした。
ここのモールにはＤＦＳ（免税店）があるということなので、今のうちにお土産を買って
しまおう！と歩き回った。一見すると狭い店内だけど、実は地下１階から３階まであるＤ
ＦＳだったので疲れた。本当はお昼の時間までにちょちょっと見て決めるつもりだったん
だけど、気がついたら午後３時。おなかもぐーぐー鳴っている。
そこでモール内にあるフードコートへと足を運んだ。
さすが華僑が多く住む国だけあって、中華料理のお店ばかり。でもこうやって本場の味を
味合うのは久しぶりなので匂いをかいだだけでワクワクしてしまった。
お昼時間を過ぎているので人もそう多くなく、のんびりゆったりと汁麺やら炒飯を食す。
しかしここには日本人観光客の姿は全くない。すっかり現地人と同化してしまっている私
と熊五郎（仮名）。昼間からジョッキでタイガー（シンガポールのビール）を飲み、姫は
かなりご満悦になったのでございました。
遅い昼食を食べた後、ミレニアウォークを出て隣りのマリーナスクエアへ。ここもまたショッ
ピングモールである。お土産も買ってしまったしお店もめぼしいのがないのでここも
すぐに脱出。
そしてまた歩いて歩いて・・とするうちになんか見覚えのある景色が目に入
った。そうだ、ここは出張で泊まった『ウェスティンスタンフォード』ホテルじゃないで
すか！！ここならなんとなく場所がわかる。ＭＲＴ（地下鉄）乗り場も近くにあるし。
そしてＭＲＴに乗り、夕食を食べようと決めている”チャイナ・スクエア・フードコート”
へと向かうため、ラッフルズ・プレイス駅へと向かった。
ＭＲＴの乗り方も出張の時覚えたのでお手のもの。うーん、シンガポール出張してよかっ
た。
駅に到着したが、歩き回っていたので足はクタクタ。熊五郎（仮名）も「足ツボマッサー
ジしたーい！」と騒いだ為、うろうろと付近を捜し回り足ツボマッサージを発見。
予約をしてない上に、ちょっとのぞいたところ日本人の姿も皆無。白人のおじさん二人が
気持ちよさげに足をぐいぐいマッサージされている。
普通足ツボマッサージのお店にある日本語ベタベタの看板や張り紙もない。
何度も店の前を行ったりきたりしながら中をのぞきこむ怪しげな日本人カップル。
さてどうしたものか？

（続きは後編へ）

つっこみ 先頭 表紙

前日の結婚式、２次会、そして私達の出会いの場となったサークルの人達との怒涛の飲み
会で既にヘロヘロになっている。
でも、今日は待ちに待ったモルディブ・シンガポール旅行の出発日！
私と熊五郎（仮名）は　成田エクスプレスに乗るのに便利な新宿のセンチュリーハイアッ
トに宿泊した。夕方に成田をたつので　昼過ぎに新宿を出ればいいはず。
ゆっくりとホテルでくつろいだ後、とりあえず朝食兼昼食をとろうと新宿の街に出た。
新宿でＣＤを買ったり、紀伊国屋でモルディブ滞在中に読む本を購入したりして時間をつ
ぶす。
そして成田エクスプレスに乗り込み、一路成田へと向かったのであった。

成田には予定通り１４：２０に到着。
チェックインを済ませてしまえばあとは出発まで自由だ。
また本屋を巡ったり、お菓子を買いこんでいるうちにあっという言う間に出発時間となっ
てしまいました。
なんか思い起こせば仕事以外で飛行機に乗るのは久しぶりだなあ・・。
しかも出張の時は一人淋しいけど、今回は隣りに熊五郎（仮名）もいる。隣りに人がいる
だけで飛行機の時間も楽しくなるのは嬉しいことだ。
そして、早速ビールを飲み　食事時にはワインを飲み、さらにその後にバーボンを飲んで
かなり酔っ払い　熟睡したのでありました・・。
機内上映の映画を楽しみにしてたのに既に酔っているあたりが今回の旅行の波乱さを物語
っております。

えー、そんなこんなでシンガポールに着。
シンガポールへは２年前に出張で１度訪れているので安心。
空港は相変わらずきれい。さすが”ゴミで罰金をとる国”
そして・・蒸し暑い。
蒸し暑いことを見越して　カーディガンの下にはノースリーブのワンピースを着ていたけ
ど、それでも蒸し暑い。
他のツアーの人達と迎えのバスに乗り込み、ホテルへと向かった。
バスの人達は私たちと同じような新婚さんばかりの模様。
空港から３０分くらいで本日泊まる『リッツ・カールトン・ミレニア』に到着した。
たくさんいた新婚さんの中で、ここに泊まるのはうちらともう１組だけ。
ガイドさんに連れられ、チェックインを済ませて部屋に入った。
ものすごい広い部屋！そしてバスルームからは海が見える！
全てに感動。いいねー、いいねー。
既に疲れて疲れてしょうがないんだけど、荷物を置いて下のラウンジに飲みに行っ
た。
私は早速シンガポールスリングを飲みご満悦（本当はラッフルズホテルで飲みたかったけ
ど・・）
飛行機で散々飲んだにも関わらず、またもやここでも飲みほろ酔いになって部屋に戻りシ
ンガポール１日目は終了したのでありました。

つっこみ 先頭 表紙

旅行記に入る前に旅行日程を書いておきます。

2000/10/15　　１６：２０　成田→シンガポール（ＮＨ９０１便）
（１日目）　 ２２：１５　シンガポール着
　　　　　　　＜ホテル：リッツ・カールトン・ミレニア＞

2000/10/16　　出発まで自由行動
（２日目）　　 ２２：３５　シンガポール→マーレ（ＳＱ４５２便）
　　　　　　　 ２３：５５　マーレ着。着後、スピードボートにて各リゾートへ
＜ホテル：フォーシーズンズ・リゾート・モルディブ・アット・クダフラ＞

2000/10/17　　終日　自由行動
（３日目）

2000/10/18　　終日　自由行動
（４日目）　

2000/10/19　　終日　自由行動
（５日目）

2000/10/20　　終日　自由行動
（６日目）

2000/10/21　　出発まで自由行動
（７日目）　　 ２３：００　リゾート発→マーレ空港着
　　　　　　　 ２４：５５　マーレ→シンガポール（ＳＱ４５１便）

2000/10/22　　０８：４０　シンガポール着
　　　　　　　 着後ホテルへ。出発までホテル利用可。
　　　　　　　＜ホテル　リッツ・カールトン・ミレニア＞

　　　　　　　 ２３：３５　シンガポール→成田（ＮＨ９０２便）

2000/10/23　　０７：１５　成田着　
　　　　　　　 ０８：５５　成田→名古屋（ＮＨ３３７便）

つっこみ 先頭 表紙

『モルディブ』−正式国名：モルディブ共和国（Republic　of　Maldives）

この国はインド洋に浮かぶ数百（数千だったかな？）の島からなる国。
一つの島は小さく、その島ごとに役割があるらしい。
例えば、漁師だけが住む島・ゴミを捨てる専用の島・リゾートホテルの島。
・・ということで、グアムやハワイのような島のように１つの島にたくさんのホテルがあ
るという訳ではないので　隣りのホテルにちょっと遊びに行こう！ということもおいそれ
とできないのである。
だからホテルを選ぶとモルディブに滞在する間はずーーっとその島から１歩も出れないこ
とになるから、ホテル選びは大変重要なのである。

まず派遣のおねえさんが泊まったというホテルは日系である”オルベリビュー”というと
ころで、非常によかったという。
しかしどのパンフレットを見てもそのホテルは載っていない。どうやらちょうど改装中だ
ったみたいで、そのホテルはボツ。
そこで、自分の条件を挙げてみることにした。

１）水上コテージに泊まりたい！
２）施設が充実している
３）ノンダイバーでも楽しめる

まあパンフレットに載っている大体のホテルが１流といわれるホテルなので施設の面では
問題ないと思ったけど、水上コテージがあるホテルは思ったより少ない。
しかし全ての条件を満たしたホテルがあったのである。
それが

『フォーシーズンズ・リゾート・モルディブ・アット・クダフラ』

”クダフラ島にあるフォーシーズンズホテル”という意味。
フォーシーズンズと言えば、世界的に展開している一流ホテルだし安心だ。
しかし、インターネットで情報収集をはじめていた私が一番心ひかれたのが


どうやら（クダフラの）水上ヴィラ滞在者は酒がタダで飲み放題らしいよ


というところである。
うーん、もうこりゃ決定！というわけでこのホテルにしたのでありました。

・・こんな単純な選び方でいいのか？！
というわけで次回はいよいよ出発です！！

先頭 表紙

モルディブに行くことは決定！
さてお次は何をするかというと、どの旅行会社（ツアー）で行くかということになります。
新婚旅行だからあんまり激安ってのもなぁ・・よーし、ここは一発奮発しちゃえ！という
ことで『第１ブランド』と呼ばれるツアーの中から決めることにしました。
よくわからないんだけど、旅行代理店によると”ルックＪＴＢ・全日空ハローツアー・Ｉ’ｌｌ”
などが『第１ブランド』と呼ばれるものらしい。たぶん飛行機会社やホテルなどが厳選さ
れたものだからでしょう。
前に勤めていた会社関連の旅行代理店で申し込むとこれらの第１ブランドのツアーが５％
オフになるらしいので、辞める前に申し込まなくちゃ！

窓口に相談に行き、とりあえずモルディブを扱っている旅行会社のパンフレットを全てと
りよせてもらいました。そして仕事中にチェック、チェック・・。
２年前に熊五郎（仮名）とバリ島に旅行した時はＪＴＢで行ったんで、ＪＴＢがいいなー
と思ってたんだけど　色々見ているうちに全日空ハローツアーが「モルディブ＋シンガポ
ール」をしていることを知ったのであります。
あと重要なのが出発日。
結婚式が１０月１４日（土）だったので翌日の１５日（日）から出発となるものを探した
い。熊五郎（仮名）が会社を休めるのが２３日（月）までだったので、それで絞っていく
とおのずと決まってきました。
ＪＴＢはシンガポール航空と日本航空で、日曜日出発だと全日程９日間というのがなかっ
たのです。という訳で


全日空ハローツアー『モルディブの休日とシンガポール９日間』


に決定！
次回は「ホテル選び」です。（前置きが長いな・・）

先頭 表紙

２０００年１０月１４日に結婚式を挙げることになった私と熊五郎（仮名）
結婚式はごく簡単に、そして安く挙げたかった。
でもその代わり新婚旅行はかなり気合もお金もかけて考えました。

まず、行き先を決定しなくては！
熊五郎（仮名）は「別にどこでもいいよー」という感じなので私が全権を握ることに。
私の長年の夢として


新婚旅行は「南国・青い空・白い砂浜」


をテーマに早速場所探し。
色々考えた結果、候補地が２つに絞られてきた。

・カリブ海（カリビアンクルーズ）＋ディズニーワールド
・モルディブ

「カリビアンクルーズ＋ディズニーワールド」は、以前から私が行きたがってたとこなん
だけど、私が大学受験のために単身日本に帰国し（注＊その頃家族はカナダに住んでいま
した）勉強に苦しんでいるときに、私を除く家族が「カリビアンクルーズ＋ディズニーワ
ールド」に行ってきて　非常に悔しい思いをしたからぜひともリベンジを果たしたかった
のであります。
そして「モルディブ」
会社に入る前までは名前こそ聞いたことはあれども、全く情報がなく　一体どこにあるの
か？そしてどういう場所なのか？という状態だったのであります。
ところが、会社で派遣のおねえさんに「モルディブ、最高！」と色々吹きこまれ　それか
ら旅行会社のパンフレットを読み漁り、「いつか行く！！」と心に誓ったわけであります。

結婚式のことなんてそっちのけでどちらにしようかとさんざ迷った挙句、結局モルディブ
に行くことにしました。
カリビアンクルーズ＋ディズニーワールドは、いつか子供が生まれてからでも一緒に行け
るテーマパークだし、逆にモルディブは海しかないので「はにーむーん」にはもってこい
だと思ったから。

うーん、ワクワクしてきましたねぇ。
という訳で次回は「行き先が決まってから・・」となります。

先頭 表紙