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隠者は語るよどこまでも

私評というか目にしたものへの感想みたいな戯れ言の置き場。忘れた頃にぽつりと更新。

こちらへもよかったら→本家「智恵故障」

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2002-12-22 「吉例八時間耐久ライブ」(@京都・都雅都雅)
2002-10-30 家で見る、映画。
2002-10-27 「ピンキー★3世」(夢幻不思議館@池袋シアターグリーン)
2002-09-18 Close the world,Open the nExt (sereal experiments lain)
2002-09-17 夏休みの宿題:「エミリー」(嶽本野ばら・集英社)
2002-09-04 ……語ってみますか。
2002-09-03 無題。
2002-07-27 「デジ・ホラ」(Mass JACK SHOW Vol.003@THEATER/TOPS)
2002-06-29 「南ちゃんINスチュワーデス物語」(D7×TEAM夢幻DAN@池袋シアターグリーン)
2002-06-13 OWL@飯田CANVAS


2002-12-22 「吉例八時間耐久ライブ」(@京都・都雅都雅)

 去年も行った「吉例八時間耐久ライブ」にまた行ってしまいましたよ。出演者の何方かが言ってましたが出演者一人あたり100円台で見れる(爆)というお得なんだか(ラインナップを見たら絶対お得です……)8時間見るお客さんにとっては有る意味苦行の様な(笑)とにかく楽しいライブイベントです。
 去年は翌日の予定の都合で途中退場してしまいましたが今年は8時間耐久させて頂きました。
 時間にはちゃんと間に合うように着いたのですが、チケットを持っている相方・※が遅れる事になって。それでもぎりぎりに会場に到着したらスタート13時の筈が既に始まってるわ満員だわで、なんとか席を捜して貰ったら一番前の席になってしまいました。去年こんなにきうきうじゃなかったのに恐ろしいほどキュウキュウです;エコノミークラス症候群が懸念されそうなくらい(笑);;;駆けつけビールを飲んだ後は、途中の長休憩の間に志津屋でパンを買い込んで食べましたよ。演者より客の方がもう大変ですから。

 今回も本当にいろんなアーティストがこれでもかこれでもか!っと登場したのですが、去年ここで見てハマってしまった大西ユカリと新世界や、押尾コータローさんは更にメジャーになりつつあって何だか嬉しいやら……という気分なのですが。
 初参加のこむろゆいちゃんが「私は皆さん知っての通り(小室)等のムスメなんですが(笑)」と言ったのがおかしかったり。<そうなんです。

 今日はOWLのヴォーカル・げんちゃんの誕生日でもあったのですが、誕生日を祝うという名のもと、本当は羞恥プレイじゃないかそれ(笑)なプレゼントが愉快でした。それはBBSで予告されていたのです。ギターの保氏がBBSに「昔の歌のテープが出てきました」と「くれないドライブ」という歌詞をアップしていたのですね。あまりの……まあ、歌でも小説でもその時代背景とか若さとか(笑)出ちゃうから今見ると「若かったのねげんちゃん……(優しくて遠い目)」みたいな感じの歌詞だったのです。それを丁度始まる前に※と会話していたら、なんと、ゆいちゃん+OWLげんたヌキで「げんちゃんに誕生日プレゼント」とばかりに「くれないドライブ」を唄ったのですね(笑)それだと判った瞬間に大爆笑してしまいました。
 ……それは誕生日プレゼントではありません(笑);
 さて、このライブは出演者の中で誰と組んでもいいという掟?があって、今回のOWLは吉川忠英さんがゲストに加わっての「INNOCENT PALMS」が聴けました。フォーライフからデビューした時の「OWL」というアルバムで、忠英さんがチャランゴを弾いてたとゆー曲です。……感動。
 あとは本家日記に書いたのですが、フォークの神様・高田渡さんの「スキンシップブルース」がおかしかったこと。もう二度と聴けないかもしれない……(笑)覚えてしまったのでときどきつい唄ってしまいます。聞きたい人は私とオフで逢う機会があったら聞いてやってください。うろ覚えだけど唄って差し上げます(笑)。

 と、残して置いたメモがどっかにいってしまったためOWLの曲目等が全然判らない状態ですが記録のみ。(覚えている方つっこんで教えて下さい……)
 終わったのが11時近くでした。8時間以上耐久してしまった訳ですね。

 因みにハチタイ沖縄に行くという話が出てました……沖縄でハチタイ?!(笑)

 


先頭 表紙

番外地って……網走ですか……@今年のハチタイ>chiaki様 / らいむ ( 2003-12-03 02:51 )
ハイ、今年は本家ハチタイ中止になりました。よって、ロックハチタイ、12月21日で企画進行しゅっぱーつ、です。 / chiaki ( 2003-10-14 00:39 )
えーーー・・・諸事情により今年は本家ハチタイ開催企画難航中であります。ロックハチタイは鋭意企画中。12月21日か23日どっちか。もしかしたらその頃再キャンバスあるかもっ? / chiaki ( 2003-10-12 01:56 )
最新八耐情報。もしかするとロック八耐があるかもしれない(ぐっと平均年齢が若くなる(爆)) / らいむ ( 2003-10-09 02:10 )
ほんまみたいです。あとは参加する人間の都合にあわせてーなんて話が出てましたよ。数名は沖縄に行く気まんまんでいますが(笑)>さちろさん / 丸山巴 ( 2003-07-28 03:26 )
それほんまかいな?<沖縄 / さちろ ( 2003-05-15 23:10 )

2002-10-30 家で見る、映画。

 久しぶりに家でビデオ鑑賞なぞしました。時間が無いのでなかなかTVに向かってられないのですが、本家日記に書いたとおりただレンタルが出来たので借りてきたのだけど結局期限内に見れずに延滞料金を払ってしまいました(ばか)。

 ずーっと見たいと思っていたのに何時行っても借りられていた「ヒマラヤ杉に降る雪」をやっと見ました。
 サントラは去年春に不純な理由で購入したのですが(爆)
 物語の中盤からはずっとティッシュ抱えて見てしまいました。ずるずる……;;
 工藤夕貴が少女と大人の女を演じていたのが印象的。
 髪の毛アップにすると印象があんなに変わるのねえ……。
 最初にハツエが出てきたとき、実年齢よりぐっと大人ぽく見えました。
 それにしても切ない……
 静かで綺麗で哀しいお話でした。

 あと、タイトルで借りてきてしまった「晴レタ日ニハ…。」という50分位のショートムービー(なのか?)。
 「クレア」という1枚のアルバムを出して消えた女性を捜す男を巡る話。まあ、よくありがちなんだけど、展開が突然過ぎていったい「何を狙いたい」のかよーわからんかった。うーん……失敗。
 一つだけ判ったのは、柏原収ちゃんの目を閉じた顔って可愛い……死んでいるのを見て「可愛い」て思うってどうかと思いますが(爆)。

 「ミツバチのささやき」は未だパケを切れず。

先頭 表紙

大好きな人が多いのですね。ナライフ様もですか! ようやくDVDをゲットしたのに……実はまだ今日現在見れておりません;;もったいなくて見れないのです>ナライフ様 / 丸山巴 ( 2003-04-28 02:23 )
『ミツバチのささやき』、大好きです!! / ナライフ ( 2002-11-07 20:46 )

2002-10-27 「ピンキー★3世」(夢幻不思議館@池袋シアターグリーン)

 この日記で何度か取り上げている「南ちゃんシリーズ」でお馴染み(笑)のD7×TEAM夢幻DANの母体である夢幻不思議館の公演である。やっぱり前に触れたと思うけど、夢幻不思議館という名前を知ったのは今から×年前に遡って、当時追っかけていた劇団の公演パンフに名前が載っていたからで、名前だけは覚えていたのだった。故に実際に「舞台」を見るのははじめて。

 タイトルで想像が付いた方もいるかもしれないが、モンキー・パンチの名作「ルパン3世」を「ルパンが女だったら」のモトに脚色されたお話なのである。
 「カリオストロの城」を彷彿させる物語っぽいとは公演前劇団サイトで情報は仕入れていたのだけど……蓋を開けてびつくり。でした。
 こんなに面白い舞台になっているとは(失礼)思わなかったのです。
 私らの年代ってルパンといえばカリ城が頭に浮かぶくらい好きな人は多いかもしれない。でも実は私、宮崎ルパンってあんま好きじゃないんだー。まあそれは人のすき好きだから(笑)とにかくも……カリ城置いといてもルパン3世好きな人って多いと思う。
 劇団サイトのBBSに「パクリ」って書き込みがあったけど違いますね。
 あれは篠崎イサミ氏(座付き作家)の「ルパン3世」へのリスペクトつーかオマージュだと思います。
 そう、何故私が「カリオストロの城」がキライかといえば簡単で、クラリスが「ヒロイン」――男にとっての都合のいいお姫さまだからなんだろーなー…と思う。(コレ言ってしまうと宮崎作品成り立たなくなりそうだし、ファンに怒られそーですが…;まあ、そういう事です)
 で。主人公が皆女性キャラに置き換えられているが故に、囚われの姫は「実は王子」という「逆手」にとったと思えるような設定のイロイロが面白かったなーと私は思ったのだけど。
 勿論「声を出せない王子」はただそこでじっとはしてはいませんが。
 その辺がやっぱり私の好みでした。

 ……というか頭の中で腐女子妄想が爆発していたわ……(汗)
 萌えドコロ満載だったっす。
 特に王室側ねー。もう萌え萌え。<いいかげんにしなさい。

 惜しむらくはもう少し広い舞台(空間)で見たかったお話でした。
 アクションが凄かったのだけど、殺陣(!)をやるには天井が低すぎて剣が天井にぶつかっていたし;
 ……そう「剣」について思ったことがあったんだけどきっと私の考え穿ちすぎだと思うのでやめておきます(笑)。

 見終わった後、何だか元気が出るお芝居でした。胸がすっとするというか。ピンキーの様にああ、潔くかっこいい女になりてぇ……と思いながら新幹線に飛び乗る私でした。

先頭 表紙

10月25日〜27日迄でした@シアターグリーン。次回公演はクリスマス頃のオムニバス(あれ、どっかで見たような…(笑);)だそうです。 / 丸山巴 ( 2002-10-31 02:53 )

2002-09-18 Close the world,Open the nExt (sereal experiments lain)

 本家の日記で予告した「sereal experiments lain」の話を書こうと思う。

 今から4年前テレビ東京の深夜枠でオンエアされたアニメで、本放送を毎回見ていたんだけどとにかく凄いアニメでした。「ここまでやるか!」といえばこの年代のテレビ東京「新世紀エヴァンゲリオン」という名作(評価は分かれますが、終わり方はともかくとして物語世界や設定は秀逸だと思います)があったので、もう恐いモノ知らずだったかもしれません(笑)。
 この「lain」も、どう見てもテレビアニメで扱うような「物語」じゃない……しかも「エヴァ」と比べてツカミの弱い、非常に地味な作品です(笑)。
 ところが今見てもやっぱり凄いと改めて感動。私の中では「エヴァよりイっちゃってる」と思うし、何より「そのイっちゃってる物語が緻密に計算された演出の上で」成り立っているのが凄いのである。(そういえば脚本は特殊脚本家(笑)の、小中千昭氏だったわ)

 物語のあらすじを簡単に説明すると、死者からのメールをきっかけに、死者・生者を問わずに彼女を誘う声――「ここには神様がいるの」「はやくこっちに来て」――に引き寄せられるようにネット(作品中では「ワイヤード(wired)」と呼ばれる)世界に足を踏み入れる主人公・玲音。ところが、彼女の別人格「lain」がワイヤード上に存在し、しかも特別な存在であると知る……
 この世界では「NAVI」という情報端末をそれこそ1人が1台持ってるような感じで、ネットニューズがテレビと同じくらいの影響力を持っている。そしてワイヤードを通じて人と「つながって」いる。遊びの約束も、人の噂も。
 ――「今」とそんなに変わらないような世界。

 最初見たときは「サイバーパンクテイストのデジタルホラー」っぽいと思ったのだが、そういう「視覚にクる恐さ」よりも「お前は本当に岩倉玲音なのか?」という「自分の存在」に対する「ゆらぎ」というか揺さぶりの方が恐いのだ。
 スタッフの誰かが談話で「ピストルを口にくわえて自殺する少女の話」だと言っていたが、端的に言うとそういう話です。
 (もっとも玲音は「自殺」(というべきなんだろうか…;)することすら出来ない存在なのだが。この辺はネタバレになってしまうのであえて書きませんが)

 例えば。
 「丸山巴」を名乗る誰かが私の知らない間に日記を追加しやがったら恐いだろうし、私の親しい友人の誰かの隠していることや或いは実際は有りもしない事をネットで流し、それを「(本物の)丸山巴」としか思えないような方法で(IPが私と全く同じだったとか)されたら、「私じゃない」と言っても信じて貰えるだろうか。
 もしかするとその「虚の丸山巴」は実は私自身は知らないもう一人の私で、「丸山巴」の知らない間に「マルヤマトモエ」として活動していて、やっぱり私は一人しか存在しなくて……って事は余り考えられないのだが、もしそうなったら気の弱い私である(笑)。「私がいた記憶」を消去すべく、ネット上からの痕跡を消してしまうだろうか。
 自分が「存在する」事で「周りの人を不幸にしてしまう」と思いこんでしまうのは玲音の年齢の私がそうだったように多分「自分の居場所」が見つからない子供は皆そうして「自分がもしも居なくなったら」という「もしも」を想像する。自分が居なくなったら誰か悲しんでくれるだろうか、とか。自分が居なくなったら皆幸せになってくれるだろうか? とか。そしてその「もしも」を実行してしまう子も居る。―ALL RESET―
 別な局面から見れば、なにも自分の生活は「つながっている」場所で行われているのではなくて「つながっていない」場所で行われているのが大半なので、もしも「つながっている」場所で何かあったら、一度その「つながり」から離脱すれば何か解決の糸口が見える筈なのに……実はそれが案外できないのだ。それはやっぱり「自分の居場所」がまだ限定されている子供だったからというのもあるけど。大人になっても、案外それが上手く出来ない事もある。
 ネット生活もパソ通から数えて×年になるけど、ついに常時接続が可能となった今、昔ほどネットに繋いでいる時間は短くなったが、それでも出入りしているチャットで誰にも会わなかったとか、メールが来なかったら、BBSに書き込みがなかったらとても不安になる。ネットに繋げられない場所に出掛けるのがとてもイヤになるとか……「つながっている」ことによって得られる安心。「そこ(ワイヤード)が現実と同じように自分の居場所」の一つだからだと思う。だから「自分が過ごしやすい」ように装う人もいるだろうし、あるいは「自分のありのまま」を曝す事ができるのだろうし。
 「つながっていること」が「つながっていない」生活を侵食していることに気が付く。「ネットワーク」なんて「広い情報の海」に居る筈なのに、自分の生活は家の中で閉じこもってゆく……。
 そして、不意に思うのは、この「つながっている先」って、本当にただ「記録(情報)」のつまった箱(コンピューター)なんだろうか?

 ――なーんて事を考えてしまう作品なのだ。

 久しぶりに全話通しで、しかもぶっ続けで見てしまいましたが、アニメらしからぬ仕上がりで(カメラワークというか構図とか、エフェクトの掛け方とかいろいろ)アニメーションって何も「マンガを動かす」為の手法じゃないという事を実感できる作品であります。
 本家日記にもちょろっと書いたけど、NAVIのデザインなんかも「欲しいー!!」思うし。因みにOSはCorplandがモデルらしい(……ってMac者にしかわかんねえ……;)あの位使いやすくなければ多分家庭用情報端末としては失格だと思います。今のパソコンではまだ「誰でも使える」って感じじゃないもんなぁ。
 タイトルバックも久しぶりに見たけど、CGとセルの使い分けがすごいなあ、と、わずか数分で「lain」の世界が凝縮されてる……と改めて感動。主題歌の「Duvet」が今頭のなかでぐるぐるしています。
 リアルワールド((RealWorld)=こちら側・現実世界)とワイヤードの「映像」の見せ方。リアルワールドの何気ない風景。「つながっている」ことを暗喩する「電線」が張り巡らされた空(その先の「共通的無意識」をも表すのか?)効果音や音楽の使い方も(仲井戸麗市だよー!!)やっぱり全てが格好良いなーと今見ても思う。
 そして、やっぱり凄いのは玲音役の清水香里ちゃん。
 内気で暗くおどおどした感じの「玲音」とワイヤードの「lain」と更に偽「レイン」と、人格が変わると声のトーンが違うのだけど、「玲音」が「lain」にデバイス無しで(!)切り替わる瞬間を見て 改めて「すげー!」と思った。
 清水香里ちゃんも確かこの時は高校生くらいだった筈だし、子供役の声は本当に子役の子があててたというのも知って驚きましたが。

 「私は誰?」「私は本当におとうさんとおかあさんの子だよね?」「私はわたしだよね?」という誰しも一度は思うトコロを揺さぶりかけられる暗くて重くて訳の分からないアニメですが、はまる人ははまると思います。ココ数年のアニメで私はこれを越える物を見て無いかも。(そもそも余りアニメは見ないんですけど)
 視聴率がどーだったとか多分恐らく商業的にはどーよ;って感じのアニメですがきっちり出来て後世ずーっと見てゆける作品だと思う……って私の好きなのってそんなのばかりなのか……

※「つながっている」から改題。


先頭 表紙

↓下のぺし。はにしわき様へ。 / 丸山巴 ( 2003-04-28 02:19 )
私もあの死んだ主任研究員の人が気になります。仕事の資料でプロトコルのことなんか見るとついlainを思い出します。私達はいつになったらワイヤードとリアルワールドをしーむれすに行き来出来るのでしょう?早すぎた作品の様で実はもう現在の事だったような印象があります> / 丸山巴 ( 2003-04-28 02:18 )
lainには、やられました。本当にエヴァ以来こんなにはまるとは〜、て感じです。私の知人に勧めてみたらけっこう、はまってくれたようです。やはり、ありすと玲音の友情に心惹かれたそうです。私は死んだ主任研究員の人が気になりました。神様は、あまりにもアレでしたが。 / にしわき ( 2002-11-27 00:50 )

2002-09-17 夏休みの宿題:「エミリー」(嶽本野ばら・集英社)

 涼ちん(@あすたりすくどっとことば)と嶽本野ばらちゃんの「エミリー」を読むと約束していたので、「エミリー」の感想文を。

 表題作と「レディメイド」「コルセット」と3本の小説が入ってます。

 「レディメイド」は「コレを野ばらちゃんが書いたのかー」って思う、ちょっとトーンが違う感じの小品。
 周囲では「奇人」と言われそうなタイプの男の人に惹かれてゆく主人公。そもそも「何もかも」分かり合う事なんて出来ないし「僕達なんてこう相性がいいんだろうね」なんていうよりも、「君には○○の良さは判らないよ」とかぴしゃっと言う男の人の方が好き。
 「私とあなたの間には理解出来ないものが沢山あるかもしれないけど、自分の流儀で立ち向かう」そんな主人公に「うんうん!!」と頷きながら読んでしまいました。……実は私もそういう感じの人を好きになってしまうので(笑);

 そして問題は「コルセット」なのです。
 心を病んでいる男性が自殺を決心してその前に通っている病院の受付の女性をデートに誘う、その受付の女性は実は結婚を目前にしていた。全然趣味も噛み合わないのに、何故かお互いが惹かれ合い、そして、お互いの決心が鈍る……
 なんておおざっぱなあらすじなんでしょう(笑)。
 「女って狡い」と言うべきか、いや自分もその「おんな」の端くれなんだけども……ラストのどんでんがえしで「強えぇ!」と叫んだ(笑)。いや、こういう感想を男性の作家の小説で感じるってあんまり無いと思うんだけど。その辺、野ばらちゃんって何者?!(笑)って思うんですが。
 のらりくらりと「何も選択しない」でいるように見せて実は「しっかりと意志を通す」。狡いというかなんというか……そう、これが「乙女」の生き方なのだ。

 表題作の「エミリー」は男性恐怖症の女の子とホモの男の子の話。
 子供の頃「居場所」が無かった経験をした私にとってちょっと痛く切ない話。「魂の同志」という存在について思いを馳せます。そう「男女の間に友情が成立するか?」ってアレです。この二人は「何もなかったといえば嘘になるけど何もしなかったといえばそうかもしれない」――「番う」(つがう)という言葉でそれは現されますが、それが「儀式」のように二人の間で「いちどだけ」行われます。それを読んだ時にほろっときてしまいました。
 読んだあとなんだかほっとして、清らかな少女の気持ちに戻るような話でした。

先頭 表紙

「エミリー」よかったです。…私の「よかった」のポイントが違うところにあるようですが(笑)(^^ゞ>エミリーテンプルキュートの店員さんの言葉にマジ癒されました…(爆) やはりあれ男性作家さんが書いた、っていうのが(どれも)凄かったですι やはり「女の洋服は男が作るもの」とカネコイサオが言っているのはウソじゃないんだわー(女をよく知るのは男だからってわけだけど)やはりこの世は男がいて女がいて、なんだなーと思ったです。ああ、だんだん論点が違う方向に…。 / やまのたかね ( 2002-11-21 07:56 )
コルセットについては電話で話したかも(笑)そうか涼ちんもああいう男に弱いのね(爆)判るわわかるわ。えばりんぼとはちがうのよー。ソコがポイントよね(笑)>涼ちん。 / 丸山巴 ( 2002-10-31 03:24 )
コルセットに関しては、なんか話したおぼえが・・・(笑) 「エミリー」うん、清らかな心に、、ですね。隠者は、、を読ませてもらってると、丸山さんの視線に再度どきっとしますね。 / 涼@ほいではまた ( 2002-10-24 16:04 )
ひさしぶりに伺いました。って、つっこむ前に長いからテキストに書いてたんですね、それを今日発見・・・(つまりつっこんでなかったのね、涙) 「レディメイド」、すごいわかります。私も変な言い回しする方にドキっとしますね。うんうん。まあ丸山さんご存知のとーり、笑 私「君は・・」に弱いですから。ははは。「君は、」「君は、、」、自分に謙虚に自信を持っていないと出ない言葉ですね。えばりんぼとは違う魅力。感想は自分んとこ書けよって感じですね(笑) / 涼@で、コルセット ( 2002-10-24 16:00 )

2002-09-04 ……語ってみますか。

 私、日記ネタでは、昔から「政治と宗教の話はしない」のがモットー(笑)なんですが……今回ちょっと書かせて頂きます。

 長野県知事選挙について。
 
 今日、選挙後の世論調査の結果が報道された。支持率が84.7%だとか。(2年前の初当選直後の時は確か82%)
 私個人としては、そもそも選挙になった自体――つまり知事が不信任されて失職したという事についてどうかと思っていたので。とりあえず4年やらせてみてそれからでも遅くは無かった筈だし。そして、不信任したけど次の知事を用意してないなんて、なんとまあ無駄なことを……と思っていたのだ。それじゃあ多分また康夫ちゃんが知事でしょう、と。誰を担いでも。
 結果そうなりましたが。

 私が気になっているのは、私の知らない間に(笑)立候補を予定していて会社を退職した花岡氏が出馬とりやめた事で、その後どうしてらっしゃるのかしら、と(笑)。「反田中」候補がいっぱいいて票割れを恐れて長谷川氏一本になったんだけど、結局告示日ぎりぎりに一人増えて(!)もうなにがなんだか状態でしたが。
 それと確か松本市長が田中氏が再選したら八十二銀行から手を引くって言ってたらしいのですが……(八十二銀行の茅野頭取が田中氏を支援してるので)その辺も気になります。あと、気になっていた県会3会派の役員は辞任したらしいし。
 今から楽しみ?なのは来年4月の県議会選だったりする。やはりどんなに頑張っても知事だけでは県政は出来ないので、メンバーが変わったら県政がどううごくか本当に長野県政が変わるのは来年だと思っています。
 余談ですが、私の住んでるトコロは県議の補欠選もあったんですが(前の県議は今上田市長)、共産党の議員が当選しました。(対候補は羽田つとむ後援会の青年部の幹部で、前県議もこの人を応援する形だった)
 今回田中氏を共産党が応援する形だったのでそれも一つの当選要因かもしれないと言われていましたが。コレで共産党の議員が県議に6人になるのでそうなると確か交渉会派になるのだそうです。
 これも一つ流れを変えてくれるかもしれない。
 ところで、田中氏がいろいろ「変えた」ものは全国メディアで報道される「脱ダム」だけではなく、例えば県職員や教員の年齢制限を改正したりもし、いろいろと細かいものもあるのだ。その中で、コレ知事が決めたのかなー? と思っている出来事が一つあるんだけど。(多分そうだと思うけど……)
 「県の広報」である。今まで「ながのけん」というB5版くらいのフルカラー8pくらいの広報が月1度配布されていたのだけど、市の広報はふつーのオフセット(白黒)なのに、こんな立派でフルカラーでなくても……と常日頃思っていたのだけど、今は広報「新聞広告」になってるのだ。新聞取ってない家はじゃあどうするんだ?という問題もありますが、駅や各市町村役場等でも入手できるようである。
 財政が赤字だとか言ってるなら、そういう小さいトコロから切り詰めるというのも一つの手法だろうと思う。県からのお知らせが載って読めるのなら別にフルカラーグラビアの印刷物じゃなくて充分なのだ。
 もしこれを知事が決めたんなら私は康夫ちゃんを更に見直すと思うな(笑)

先頭 表紙

2002-09-03 無題。

 最近ひまじんネットを巡回していて思うこと。

 何時も私はひまーく巡回やつっこみリンクで飛んだり、それからふらーっとヘッドラインで面白そうな、掴まれたタイトルがあったら押してみて、何か触れる事があったらべしっと「つっこみ」を入れる。そこで成り立つコミュニケーションがある。だから「ひまじん」は面白いと私は思っている。
 もちろん、それは全てが「賛」でなくて時には(ココだと私評なので)「否」の意見だってあったりすると思う。それはやっぱり自分では気が付いて居ない事なので、気付かされると「ああ」と思うのだ。
 でも、例えば、いきなり見ず知らずの他人に日記の内容で何か……例えば批判的なこととか、意見みたいなものを書かれたら知ってる人(この場合ひまじんに日記を持っている他のライターさんで過去つっこみ・つっこまれのある関係や自分のサイトにリンクしてるなら常連さんとでも)につっこまれるなら理解できたり素直に受け取れるかもしれないけど、もし仮に私が今までそういうライターさんの元にはじめてのつっこみがその日記に対してちょっと意見めいた発言で突っ込んだら、やっぱり不快に思われるのだろう……となると、これからつっこむ時には気を付けなければいけないのか……じゃあ最初に当たり障り無い話題につっこんでから「ところでこの事についてだけど」ってやるのでしょうか? ラポールが出来たトコロで?……それならメールしちゃうかな。「つっこみ」の面白さは活かせないけど。でも結局それも面倒だったりメールする事が出来ない場合忘れちゃうのだろうけど。

「ひまじん」の面白さは、「今思ってることを伝えたい」=「つっこみ」が出来る事だと思う。だから多少、その場で感じた生の事を突っ込んで後悔(やっちまった、みたいなのとか)する事もあるかもしれないけど、「掲示板とチャットの中間」くらいの機能を果たす場合もある。だから面白い。
 そこに(この場合日記)書かれている事に、何かメッセージを送りたいというのは、少なくとも発信しているあなたになにか感じるモノがあっての事だと思う。
 もし、何も感じなかったら↓この下につっこみを入れる事無く別な日記を見るでしょう。私だったらそう思うしそうしてしまうケースが大半です。
 その辺何処に掴まれるピンと来るかは個人によって違うだろうけど。
 いろんな人が日記を書いていていろんな人が読む。少なくとも日本語が読めて理解できるWeb環境のある人ならどんな人が読んでいるか判らない。
 例えば私の「智恵故障」はつっこみ数は少ないけど訪問者数はHPより多いのである。そういう点から「見てるだけ」の人が多いと想像がつく。……きっとつっこみどころに困ってるんだろうけど(笑)

 過去荒らし対策に、たとえばつっこみに制限(IPでアクセス拒否)を掛けるとか、つっこめない日記をつくるとか、という意見を日記や掲示板等で見かけたが……かなりいろいろ自由に対応して下さってる管理組合様にお忙しいトコロお手間を掛けるのも何ですので、もし「つっこまれるのがいや」だったら他の日記サービスを使われるのが一番ではないかと私なんか思うのだが。

 私は昔から言葉が上手くなくて足りなくて、自分を表現する方法をかなり遅くまで迷ってしまい。でも結局書くことを選んだ。
 書くことを選んだからには言葉に気を付けるべきではあるけど、私が選んだ言葉が果たして正しいかどうかは伝わってみないと判らない。もしかして間違っているかもしれないし、「こういうニュアンス」で使ったつもりが向こうに180度違った風に取られるかもしれない。でもそれは「相手」が返してくれた場合。私一人で書いてる分ならば一生気が付かないだろう。
 但しココに感情が入ったり逆に感情が入っていないとどうのこうの……って更になるから難しいのかも知れない。真剣なことで書いてるのに顔文字いっぱい入れられたら私だってむかつくし、かといってこういうテキストベタ打ちでは感情がこもって無くて逆に相手に恐いと伝わるかもしれない。文字のコミュニケーションの難しいトコロなんだけど。

 今、そこに転がっていた荒川洋治の「乙女入門」という本に「手紙を書いてはいけない人」というエッセイがあったので、私の「モノを書く」姿勢にいつも刻み込んでいる下りがあるので引用する。

「Kさんが仮に、男性に対するときと、女性を相手にするときと、態度がまったくちがって女性にはきびしく、同性を低く見ているなんていう人だとしたら、そういうことが手紙に出るの」
 なるほど。手紙というのは、目当ての個人だけにあてるように思うがそうではない。平生の人生観を示す。なにかとなにかをへだてている部分を手紙は無意識のうちに表現してしまう。
 その例でいえばぼくは、ぼくという男にあてた彼女の手紙を受け取った。差別されていない立場で。だが、文面をとおして差別されている側のことさえもが、ぼんやりと引き出されて、見えるという形だ。彼女が、同性にあてた手紙はようすがちがっているのではないか。そういうものが背後にあるから、Kさんの手紙を開くと雲をかぶったような気持ちになるのかもしれない。

                    (「乙女入門」・荒川洋治 廣済堂出版)



 ……さて、私はモノを書いていい人なのだろうか? と自問自答の日々であります。

先頭 表紙

勿論面白がりとか荒らしはやだけどさ。そういうのは論外ね。それにしても本当にどうしてなんだろう……と思う事が多いです。 / 丸山巴 ( 2002-09-05 01:41 )

2002-07-27 「デジ・ホラ」(Mass JACK SHOW Vol.003@THEATER/TOPS)

 KOZO(村尾幸三)氏の短編ホラー作品7本を毎回4本チョイスするという事である。
 気が付けば、1年半振りの村尾作品の上演である。アクターズ・スリル&チャンス解散後、3回くらいSHOWはあったのだがなかなか都合が付かずに見に行けなかったのだ。そんなモノだからDMも来なくなってしまったのだろうか……と思っていたら久々にDMが来てびっくりした。SHOWを見るのは実に3年振りくらい?。
 上演作の殆どは以前「セプテンバー・ホラー」というホラーオムニバスをやったときの作品とスリチャンのオムニバスモノで上演したものからチョイス+新作。
 で、今日のチョイスは、

「永遠に解けないパズルの公式」
「アンドロイドの動かし方」
「7月の夏の日」
「デジ・ホラ」
「愛デアリ続ケルタメニ」

 ……あれ、5本じゃないですか?!(笑)って気が付いたのは終わってから。

 「永遠に〜」はヴァーチャルなネットゲームにのめりこんでしまう男の話。
 「アンドロイド〜」はタイトル通り(説明しちゃうと面白くないのだ;)
 「7月の夏の日」は亡くなった両親と命日の日だけチャットで語れるという話。
 「デジ・ホラ」は「永遠の命」をコンピューター上に移植できるようになったという実験を巡る話。
 アンドロイド、ヴァーチャルリアリティー、ゲーム等の「デジタル」なもの、ブラックボックス的なものへの恐さはそれを作り出した人間への「こわさ」でもあると思う。でも「ブラックボックス」だからその中に人は神を見たり悪魔を見たり亡くなった親を見たりするのかもしれないと思う。
 その中で全くデジタルではないんだけどちょっとホラー?な「愛デアリ続ケルタメニ」は、スリチャンでも何度も上演されている「天使と悪魔の賭け」の話。今回は「悪魔」が富士鷹茄子B(ふじたかなすび、と読む。女性である)さんで「天使と悪魔の対決?」である「牛乳イッキのみ」(笑)を彼女がしていて「ああ!富士鷹さん美人さんなのに!!(笑)」っておかしかったのだ。

 今回、増本庄一郎さん(吉本所属らしい)が主演だったが、最初はどうしても……スリチャンだと村田雄浩さんが演じていたイメージがどーしても強くあってどうかな?と思っていたのだけど、見ているうちに「ゴメン、増本さんっ!」って思った。関西ノリが所々いい味になっていてもうそれは「増本さんのモノ」だった。そういう部分って他にもいっぱいあった筈なんだけど全然気にならなかった。
 何度も見ていた作品(特に「愛デ〜」なんて何回見ただろう?!)なのに、笑うところも泣くところも以前と同じで……展開は判っているのになんで同じ所で泣けちゃうんだろうね?
 キャストがこれだけ入れ替わっても物語は全然変わらないってことは普遍的に残るんだろうな、と思った。3年前に見たときと色褪せない物語がそこにあった事に驚きと感動を覚えた。

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「愛デ〜」に出ていた冨永みーなさんがいい感じだった。カメオ出演ってDMになっていたけどそうか、コレだったのか!見れてよかったー♪ / 丸山巴@笠原弘子さんも出てたわ ( 2002-07-29 03:01 )

2002-06-29 「南ちゃんINスチュワーデス物語」(D7×TEAM夢幻DAN@池袋シアターグリーン)

 前作のラストで「次はスッチーなのだ?!……大変なのだ」と言った南ちゃん、何故か離陸している飛行機の中に「働きに来たのだ」と言って現れる(笑)んだけど誰も不思議に思わないんでしょうか。咲良ちゃんも書いてましたが……謎の機長や医師よりもっと謎なんですけど(笑)
 キャラの役割(というかポジション)が決まっていて、あとシチュエイションがいろいろ変わるというこういうシリーズ大好きなのですが、今回は「飛んでいる飛行機」という設定でいったいどんなお話になるんだろー?と思ったら飛んでいる飛行機なのにお約束を実行してしまう辺りがもう笑いを誘われてしまいました。ビデオ待ちの方がいらっしゃるかもしれないのでネタバレしないよーにあまり内容には触れませんけど。
 にしても凄かったのは(もうひまじんライターで公演見に行った方の皆の日記で触れられてるくらい;;)前作「ナース物語」で客演した和田三四郎さん再び。メロメロ仮面って何?!(笑)みたいな。一緒に見に行った相方・草薙(yone)歩美も次機長の恰好でさんちゃんが現れても「あ、メロメロ仮面」としか呼ばない(笑)素晴らしいインパクトでした。ブラボー!メロメロ仮面!!また登場してくれないだろうか。(そしてあの衣装をデザインした中原トモちゃんブラボー!!……(笑)「メって書いていい?」って!!←ぼやきより)
 どーしても脇筋に目が行ってしまう。
 ……というのも、今回はメインになるお話がちょっと弱い感じだったと思う。(と、私は受けてしまいました)怪盗ブルーローズが狙う獲物にまつわる登場人物と南ちゃんとの関わりと「獲物」のオチ……というお約束はそのままなんだけど、なんか印象がぼんやりとした感じだったのだ。前作と比べて。
 それでもやっぱり、ほろっと来ちゃったけど。
 あと、見に行った公演がたまたまビデオ撮りの公演だった為かギャグ度がちと低めだった……ギャグ度ってゆーかアドリブ度か(笑)やっぱり残るモノなので時事的?なアドリブギャグが繰り出せないのでしょうが……と言うわけでもしかすると私と同じ公演を見た方で「もう一度見たい!」思った方は私と同じ不満を持ってるかもしれません(笑)やっぱり2度見たいわな。……メロメロ仮面(違うって;;)

 ここでないどこかへ行きたい、逃げてしまいたいと思う事はあるんだけど、あえて踏みとどまるってことも私は勇気だと思う。
 そんなことを思うラストでした。

(2002/6/27〜30 詳しくは劇団HP→http://www.alpha-net.ne.jp/users2/mugendan/

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今日「スチュワーデス物語」のビデオが届きました。また見たらレビュー直すかもしれません(笑) / らいむ ( 2002-09-17 01:47 )
↓シリアスなタイトルのもの、ですね。見たことはなかったので……(涙) / 丸山巴@訂正。 ( 2002-07-29 03:05 )
夢幻不思議館のお芝居としては結構シリアスなものが多かった気がします。だから私は最初夢幻DANと結びつかなかったんですよ(笑)篠崎さんに聞いて初めて知ったのです>うらら♪さん / 丸山巴 ( 2002-07-29 03:04 )
関西が本拠地の劇団ですよね。小劇場で、あのアドリブ。あちらではそこに合いの手なんかが入るんでしょうかね。言いたいのをこらえて見ていたうらら♪。ノリは関西人?(笑) / うらら♪ ( 2002-07-06 09:32 )
秋の夢幻不思議館の公演(ルパン3世!!)も楽しみ。。。ずっと見たいと思っていた劇団の公演が見れる〜♪(涙) / 丸山巴 ( 2002-07-06 02:08 )

2002-06-13 OWL@飯田CANVAS

 3月の飯田以来3ヶ月振り(前回は欠席(笑))。しかも今回は土岐と飯田という中部地方ツアーをこむろゆいちゃん(フォークの神様・小室等氏の愛娘)といっしょに。
 こむろゆいちゃん、初めてだったんですが、お父さんの事が頭にあって(笑)前から、どんな歌を歌うのだろうと思っていたらものごっつツボでした♪Karakみたいなのがお好きな方にははまるかも。「おジャ魔女どれみ」のエンディングとか唄ってたとは知らなかったよお。

 曲目はこんな感じ。

 ユウレイの歌
 ROSY
 Too Lonely
 ESPECIAL YOU
 誰より輝いて
 隠者は語る
 INNOCENT PALMS
 銀色の少年
 A・G・S!
 月の夜

 **Enc.
 ジャニスの頃
 星の歌


 もう飯田最高です。
 CANVAS最高です。
 演奏の出来も良いんだけど、なによりノリとお客さんとの空気とか全部含めて。
 久々に聴いた「隠者は語る」の気迫に感動したし。
 会社さぼって行って良かったよ(涙)

 昔はねーたとえば東京のライヴと彼等のホームである関西でのライヴの「ノリ」が違ってうらやましかったんだけど、今はそんなことない。CANVASが長野県にあるって事があたしの誇りだわ。……もうちょっと近いといいんだけど(CANVASが松本辺りに在ればいいのに;とオーナーに言ってしまったよ(笑))
 ファンになってからもうそろそろ10年になります。いろんな場所でいろんなキャパでレーヴェル所属の頃→インディーズといろんなOWLを見てきましたが、今のOWLはいいな、と思う。昔は、私より長いファンの方が羨ましかったけど、今は「ずっと「生(LIVE)」なOWLを追っかけられる事が幸福だと思えた。
 人生のうちであと何度こんなきらきらした瞬間を同じ場所で彼等と共有できるか判らない(寂しい考えかも知れないけど「永遠」は私達の心の中にしか存在しない)……しばらくライヴは無いとの事なんだけど(寂)だからこそ一期一会。

 生で見ておけ。と。
 もし、好きなもの(なんでもそうよ)がある全ての貴方に私からのメッセージです(笑)

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