震源地はコチラではなかったのだわね
そう言われてみれば下からドンと来る縦揺れってのが無かった
横だけにグラグラグニグニと揺れましたよ
揺れを感じたのは外出先へ向かう車中
目的地まであと50メートルってところ
ちょうど一時停止の場所で
車が止まったというのに
ブレーキをグッと踏んでいるというのに
グニグニと車が左右に揺れて
?!?!?!って状態だった
外を歩く親子連れがその場でしゃがんで抱き合っている
一瞬小さい子が
「もう歩くのイヤだからパパ抱っこして〜」
って甘えているのか?とも思ったけど
どうも様子が違って
コッチもグニグニ揺れている
目の前の電信柱がメトロノームのように揺れている
あ!地震だっ!
現状把握にコレだけ時間が掛かるとは・・・
なるほど車に乗っていると地震の揺れが感じにくいって言うけれど
これ程までなのねん
外出先の目的地である会場のすぐ傍まで来ていたので
とりあえずそこへ行く
(会場は小学校の体育館なので外にいるよりは安全?ってこともあってさ)
震源地がどこなのか
震度はどれぐらいなのか
テレビもラジオも無い現場で情報がしばらく入ってこなくて
(休日場所だけを借りていたらしく小学校の職員はいなかったのかも?)
一度大きな地震を体験しているもんだから
地震の規模がわからないってことがすごく不安で不気味な感じだったよ
会場で行われたのは
震災復興支援の一環として子ども達に元気を取り戻してもらう主旨でのおはなし会
昨日、今日と3箇所での上演
本当は昨日の午後行われた会場が我が家から一番近かったんだけど
姪っ子のピアノの発表会と重なってしまったので
今日車で30分以上離れた今日の会場にやってきたところだった
なんだろうね〜このタイミング
せっかく復興支援に来てもらったのに
その場で地震が怖くて泣きべそかいて帰っちゃうお子もいらっしゃったよ
着いたとたん地震で
その場でダンナは職場に呼び出された
ってことで・・・
車で30分の帰路・・・私たち母子は帰る足が無くなったわけで!?(泣)
と思っていたら偶然にも企画側のスタッフにダンナの知り合いの方がいらして
それに便乗させてもらう事になった
しばらくして震源地がコチラで無いという事が確認され
予定通りパネルシアターやペープサートや寸劇等が楽しく終了
しかしスタッフさんの車に乗って帰るってことは片づけが終わるまで帰れないってことで
何故か私もお片づけをする羽目に(苦笑)
帰宅したのは地震から3時間後
我が家がどうなっているのかドキドキと玄関のドアを開ける
春に慌てて突っ張り式の家具固定器具を買いまくり
散財して苦笑された私
備えあれば憂いなしってこの事だよなって思ったよ
まりりん。画伯が描いた油絵第一号のキャンバスと
神社からお祭の際に貰っていた「のさ棒」
その二つだけが玄関にコンコロリンと転がっていた
それ以外は閉まっていたはずの引き戸が開いていたりするぐらい
寒い時期の避難所も辛いだろうが
この季節も大変だろうな・・・ |