中学1年生の時。私は風紀委員でした。
風紀委員は「週番」として毎朝交代で門に立ち、挨拶をするのですが、その時の週番長だった3年生の先輩に、私は恋をしました。
その先輩が卒業して進学した高校の文化祭。
先輩に一目会いたいがために、3年間通い続けました。
最初は先輩目当てでしたが、その学校の文化祭や生徒たちの雰囲気がとてもよく、いつか私もその高校の一員になりたいと当時は思っていたものです。
でも、担任の先生からの「あなたは女子高向き。」の一言と、内申点が微妙だったことから、親に他校を勧められ。その高校を受験することは叶いませんでした。
結局、女子校ばかりを受けさせられ、第二志望だった母の母校に進学。
それはそれで楽しい高校生活を送れました。
中でも文化祭は学生生活最大のイベントだった気がします。
1年の時は、クラスメートに「一人足りないからお願い!」と頼まれて受けたオーデションに合格してしまい、中央ステージで踊ったり。
2年の時は、写真部の友達に頼まれてミスコンの被写体になったり。
3年の時は、茶道部会計だったので、事前にはお菓子の手配その他もろもろ。当日も着物を着てうろうろ。
「ザ・青春」でしたね。
そして月日がたち。
長女は、私が行きたかった高校に進み。
次女は、私と母の母校に通っています。
不思議な縁を感じます。
なんとなく。
いろいろなことは全て無駄ではなかったんだと。
多分、私は幸せなんだろうなと。
この週末は娘たちの文化祭でした。
変わってしまったもの。
変わらないもの。
たくさんの思いを抱えて二つの学校をはしごしていたら。
次の日、寝込んでしまいました。
ホントは、単に動きすぎただけだけど。
※猫あるある。旅行準備にスーツケースを出すと、必ず入る。 |