人間関係で悩んできた。
自分の事でも。
他人の事でも。
いいひと。と思ってきた人が、突然、誰かを攻撃したり。
理解できなくて、悩んでたりした。
どうして?
何故?
もう、いいんじゃないの?
と。
すごく落ち込んでいた時。
本屋さんで『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』というタイトルを見かけて手に取ってたら。娘に「そういうの買わなくていいから」と笑われたりしてた。
でも、本当に途方に暮れてたんだよね。
でも。やっと腑に落ちた。
中野信子先生の『シャーデンフロイデ』。
推理小説でもないのに、珍しく一気読みしてしまった。
今まであったトラブルの原因。
愛情ホルモン、オキシトシンの分泌のせいだったんだ!
「正義」の名のもとに「ルールを守らない=悪い人」をやっつけたと思った時。
その達成感は、麻薬のように甘美なものとなってたんだね。
その快感が忘れられなくて。
次のターゲットを見つける。
それをみている大抵の人は、その人の強い「正義感」に流される。
私のように「まあ、そんなにしなくても。許容の範囲だよ。」と言ってしまったりはしない。
例えて言えば。
有名人の不倫。世間は糾弾するよね?
でも私は。家族が怒るのは当たり前。でも、赤の他人がどうこう言う筋合いのものじゃない。って思っちゃう。
仕方ないじゃん。恋に落ちちゃったのなら。責任取るのはその当事者であって。謝罪されるべきはその家族とスポンサーにであって。
「世間の皆様に。じゃないよね。」って。
そういう考えは口にしちゃいけない風潮になってしまっている。
口に出した途端、非常識な人って糾弾される。
そんな感じ。
理由がわかったとしても、対策がわからないので、今後もトラブルに巻き込まれるかもしれないけど。
少なくとも、わけもわからず悩んでいた私にとっては、大きな進歩。
※そして毎年恒例(?)ハロウィンドーナツ。 |