割と忙しくしています。
本もぼちぼち読んでます。
人間関係に悩んでいた時期は過ぎました。
今は、絡んだ糸を解くかのように、その原因を紐解いています。
中野信子さんの本は面白かったです。
母からワタシ。ワタシから娘と遺伝する、人とは違うなにがしらかの性格。
思ったことがすぐに口から出てしまうとか。
みんなが「そうだ!そうだ!」と言っている時に「ちょっと待て。それは違うぞ。」と冷静に分析してしまうこととか。
時々協調性に欠けるような?
そんな脳の動きを理解するための手引きになりました。
ちょうど図書館から順番が回ってきた「サイコパス」。
実はワタシ自身がそうだったり…と思って読んでみましたが、それも違ったみたい。
「他人の痛みがわからない。」のも一つの特徴なんだそうですが、ワタシは逆に感情移入しすぎてしまうところがあったり。
また。
このトシになって、ようやくわかったこともありました。
人は表面に出ている性格がすべてではないという事を。
私の生まれ育った家庭には、優しい母と厳しい父がいました。
最近までずっとそう思ってきました。
でも。父が亡くなって10年たってようやく気付いたこと。
頑固で我儘で怒りっぽい困った人だと思っていた父が、実は思いやりのある優しい人だったということ。
今まで、どうして気が付かなかったんだろう?と。
父は立派に親としての役割を全うしていたのですね。だからあえて厳しく接していた。でも、いざという時は一番頼りになる人でした。
同じ本でも、10代で読むときと20代、30代、40代、50代で読むときの印象が変わると言いますよね。
今まさに、心の転換期を迎えている気がします。
※そして、猫は見ていた。 |