7時起床。
朝食後、バスでフィレンツェ市内へ。
添乗員さんが絶賛するので、ダメもとでウッフィッツイ美術館当日券売り場に並びました。
全然列が進まない…。1時間半以上待たされたけど、なんとか昼前には中に入れました。
今回は、行き当たりばったりの旅で事前予約を何一つしてなかった割には、いろんなところに潜り込めた気がします。
かの有名な「ヴィーナスの誕生」や「受胎告知」も鑑賞することが出来ました。
新高校生のアイは興味津々に見るも、新中2のケイは無関心。
「あたし、描くのは好きだけど見るのは興味ないのー。」
昼食は美味しいビステッカ(ビーフステーキ)を探してさまよいました。
気になるお店の前でメニューを睨んでいたら、地元のサラリーマンがぞろぞろ中に入って行ったのでそのままついて入りました。
メニューを見てさんざん迷って、店員さんに相談。
ランチコースを薦められて。
「みんなでシェアしていいわよー」と言ってくれてるのに。
「まさか」と思いなかなか理解できず。思い切ってビーフとポークのコース一つずつ頼んだら、ちゃんとお皿を3人分出してくれました。前菜も豪華でボリュームたっぷり。3人でもお腹いっぱい。
値段は35€と25€とお値打ち。
チップは5€テーブルに置いたのですが、相場がいまいちピンと来ていない感じ。
午後はアイが新しいお財布が欲しいというのでリナシャンテ(デパート)。
確かに日本で買う半額位。でも、ときめくものがなくトイレだけ入って退散。
デパートのトイレは無料だからありがたいですね。
そのあと、昔、表参道にもあったグロムでジェラート。
お土産のポケットコーヒーを探してお菓子屋さん。
リンドールの専門店もあったので中に入りました。
日本未発売のものもあり、グラム売りをしていたので選んでいると、なぜかお腹の前にかけていたショルダーバッグが空いていて…。
やられました。スリに。
お財布だけ、掏られてました。あれほど気を付けていたのにー。
とりあえず、添乗員さんに連絡を取ろうと思って「電話かして。」ってお店の人に頼んだら「外に警察官いっぱいいるからそっちに行って。」と。
ひとまず、テロ警備の警察官に言うと、「警察署に行って。」と。
警察署の行き方を教えてもらって15分くらい歩いても見つからなくて。
駐車場みたいなところで道を聞くと。「あっち」と言われて、「あっちってどこよー」と聞いているのに、その人電話に出ちゃって。
諦めてうろうろしてると「日本語OK」のお店を見つけて、そこで道を聞くと。
駐車場だと思っていたのが、警察署でした。わかりずら。
待合室には15人位の人々。そこにある公衆電話でとりあえずツアー会社に電話をかけようとしても使い方がわからなくて困っていたら、一人の女性が携帯電話を貸してくれました。その後も調書の書き方がわからないと別の人が「かわりに書いてあげるから、状況を説明して。」と。被害者同士、同類相哀れむでみんなとっても親切にしてくれました。
1時間半くらい留め置かれた挙句、1分で手続きが終わり、帰りのバスにギリギリセーフ。
無事ホテルに到着。
すぐにCarrefourという大きなスーパーに行きお土産を購入。
夕食は日本から持ってきた非常食とスーパーで買った果物。
※ボッティチェィリの名作 |