【スクールカースト】という言葉を初めて聞いたのは、わずか数年前の事だったと思います。
確かドラマとかだったような。
それを身近に感じたのはアイが中学生になったから。
本人たちはおふざけで使っていたようですが、だんだん本来の「カースト」の意味から遠ざかっていく気がしていました。
「人は全て平等。」。
でも、他所の国の歴史的や経緯や、伝統が絡む事柄を安易にどうこういうつもりはありません。批判するには、知識があまりにも少なすぎるから。
アイが中学生になって、何気なくその言葉を使った時は、これは新しい日本語なのかもしれないなぁと思いました。
身近な言葉。本来の意味とはすでに違う言葉なんだなと。
それを実感したのはつい最近、自分が似たような言葉を使っていたから。
それは「家庭内カースト」という言葉。
犬は家族を順位付けするといいますよね。
比べて、猫はあくまでも1対1であると。
実際に猫と暮らしてみて、それは違う事がわかりました。
猫も家族を順位付けしています。
夜。
濡れた髪で、次女がふらふら歩いているので「髪乾かすからこっ来て。」と母がドライヤーを持ち出して乾かします。そして、次女、就寝。
ハハはほっと一息ついて座り込みます。そのタイミングを見計らった猫が乗ってきてモミモミ。
そのあと長女が、「ままー髪乾かして〜。」
笑いました。
いつもふざけて言っている家庭内の順位付けのそのままだったので。
我が家のエライ順(好きな順?)は、猫の目から見ると、ハハ→次女→猫→長女。のようです。
猫って思っていることが素直に行動に表れて、面白い。 |