あれからもう1週間たってしまいましたが。
会ってきました。伊藤君に♪
本当はね、迷ったんです。
まだ、カレのファンなんだっていう自信がなかったから。
私が恋したのはカレじゃなくて、カレの演じたあるキャラクターだったし。「夜叉」の静ですね。
その縁で、ずっと応援してきたんだけど。
「海猿」のダイスケ君は、そのキャラとはあまりにもかけ離れていて。
何かが違う。って思い続けて。
それでも、なんとなく、ずるずるとファンをやってきて、気がついたらもう十年。そろそろ潮時かなぁと。
だから、舞台挨拶つきの上映があるって知った時。行こうか、行くのやめようか、迷ってしまって。結局、お友達を誘って、断られたらやめようなんて、そんな他力本願な決め方をしてみたら。急な誘いにもかかわらずお友達からの「OK」を貰っちゃったんです。入手困難かと思っていたチケットも手に入れることができて。
週末に、家族を置いて一人で出かけるなんていう、贅沢なひとときを手にいれることになったんです。
その日は、一番のお気に入りのお洋服を着て、マスカラもつけて。
上映前にドーナツで腹ごしらえして。
見たのは2D。
邦画初の3Dだったんですけどね。この映画館は何故か2Dだったんです。
それでも充分な迫力でした。
映画が終わって、会場が明るくなって。伊藤君と翔平君と監督登場。
って。私の目の前を通りすぎていくではありませんか〜!!
私の隣の隣の人は握手してもらってました。
そのあとも何度も目の前を行ったり来たりする伊藤君。
気がついたら「伊藤く〜ん」って声出して、手振ってました、私。
いやいや、あんなにはしゃいだのは久しぶりでしたね。
隣に座っていたお友達は椅子に同化したかのように固まってましたけど。
手を伸ばせば半ズボンの足に触れられたのに。
声をかければ目があったかもしれないのに。
お友達は壊れたメガネをかけていたので、それを伊藤君に見られたくなくて静かにしていたのかと勝手に思っていたのですが。
あとで聞いたら、緊張のあまり硬直していたとのことでした。
「私たちって本当にファン?」って思ってたけど。普通にファンでしたね。
その事が確認できたのが何より嬉しかったです。
身近な誰かに恋をする余裕も勇気もない私だけど。
「好きな人がいる」「応援している人がいる」ってステキな事だなぁって。
ワクワク、ドキドキできたから。多分、この日一日で5歳は若返ったはず。
ありがとう。伊藤君。
そして。ありがとう、一緒に観に行ってくれたお友達。 早く新しいメガネ買ってね♪
私はシアワセ者です。 |