明日はイレギュラーな休日。喜んではいけないのだけど。
せっかくなので、今夜は、りりさま御推薦(その前はアナイスさま?)の『Je
voudrais que quelqu'un m'attende quelque part(Anna Gavarda)』を読もうかな。夜更かしして。
今よりももっと幼いころから、30歳にならなきゃ大人じゃないと思ってきたのだけど、それはやはり、ハンドラーのホーギー・シリーズのせいかもしれない。
メリリーとホーギーの、お互いを誰より愛しているのに、自分を守るために相手を切り捨てざるを得ないような、あまりに近い魂を持つが故に混ざってしまうことの恍惚と恐れ、自意識を捨てきることのできない臆病さ。他人との距離の取り方に未だ迷うわたしは、ちょっと痛いけれど、共感したり。
それはともかく、ロマンティックで洒脱な会話には憧れます。
実は、ハンドラーの台詞を実践したくて、仏語訳を探しているのだけど、見つかりません。わたしには、この洗練は早いということかしら。
森博嗣さんというミステリ作家がハンドラー的会話を書くというのでいくつか読んでみたけれど、わたしが読んだものはあまり……だったので残念でした。
60歳になったら、わたしはモロッコ人になりたい。
ちょっと早めて、45歳で移住が理想。
モロッコにいても、成り立つお仕事の仕方を今から考えてます。
移住が無理でも、せめて家が欲しいな。モロッコに。
Creme de cassisにVin mousseuxを注いで。
ああ、飲み過ぎちゃう。 |