2001-11-30 ひすとりー・おぶ・イナガキ「大人はわかってくれない〜1992年のバタフライ〜」
2001-11-29 ひすとりー・おぶ・イナガキ。「学校へ行こう」
2001-11-28 ひすとりー・おぶ・イナガキ「青春家族」（1989．4〜）
2001-11-27 ひすとりー・おぶ・イナガキ。
2001-11-26 ビデオ三昧。
2001-11-25 昔のビデオ。
2001-11-24 まってるよ。
2001-11-23 おさななじみ。
2001-11-22 焔。
2001-11-21 おおごつ。

これ好き。とにかく大好きな作品です。（さっそく私情）


イナガキドラマについては個人的に、連ドラよりも単発の方がトリッキーな
お芝居を見せてくれて「・・・うまいなー」と感心させてくれる度が
高い、と個人的に分析しています。彼のタイプとして、
撮影開始時に最後まできっちりお話＆脚本が統一されたコンセプトで
出来上がっていて、監督が『何をどう撮る』というビジョンが明確に
出てくる分、自分の中でのイメージ変換がよりスムーズに出来やすいん
じゃないかしら、とお茶の間評論家は偉そうに思ったりしているわけです。


で、当作品。
少年少女の揺れ動く心を毎回違ったキャスト＆脚本&監督で描くオムニバス
シリーズだったのですが、坂元裕二氏の脚本が実にけだるげでいいんです。
高校の水泳部のオトコノコたちの冬の光景。
何日しゃべらずにいられるか、とか何日寝ないでいられるかを
「実験している」奴。観月ありさと「ヤレる」んだったら15年寿命が
縮んでもいいと戯れる奴、体育倉庫でオンナノコの胸を触ろうとして
やっきになったり、商店街をてもちぶさたに歩いたり・・・。

そんな水泳部の一員、英二(稲垣吾郎）はその群れから離れて古本屋に勤める
少女純（つみきみほ）のところに入り浸っています。
この2人の会話が秀逸！ああ、全部シナリオ化して書き出したいくらい
愛おしい言葉の羅列なんだよなあ。

純「何で右の耳押さえてるの？」
英二「押さえとかないとのうみそが垂れるんだ」
純「あ、そ」

英二「これ以上ないくらいつまんなそうな顔してるね」
純「これ以上ないくらいつまんないの」

純「宇宙は膨張してるのよ。今にもパチンってはじけそうなのよ」
英二「しらねえよ」
純「だからね、私たちには未来がないんだよ」
英二「知ってる」


そして英二は純に
「人間はさ、恋と革命のために生きてるんだよ」と言って、
冬の緑色に染まったよどんだプールに飛び込み、『できそこないの
バタフライ』でその中を泳いでいきます。
「夏だぁ！　夏が来たぞぉ！」と叫びながら。
そして、純にもその夏は訪れ・・・息も絶え絶えに這い上がった
冬のプールサイドで覗き込む水泳部の連中に囲まれながら
英二と純はひと時、夏の光の中につつまれ、その光の中で
2人は自転車に乗って夏の海へ坂道を転がしていく光景を見るのでした。

英二「なあ、いいよなあ、そーゆーのっていいと思わん？」


冬のストーブを焚き染めて窓ガラスを白く曇らせる水蒸気、
凍えるような冬の雨、少年少女の閉塞感を感じさせるけだるげな
表情＆ものいい。イナガキいわく「まるでフランス映画」のような
珠玉の1作でした。ああ、DVD化して欲しい。


「1992年のバタフライ」（1992・2・27　フジ系）

脚本：
坂元裕二

演出：
石坂理江子

キャスト：
稲垣吾郎、山本太郎、つみきみほ　他


ではでは、けだるげな空気のまま、本日も「いってらっさーい」
「恋と革命のため」に生きるために（笑）歩き始めましょ。

先頭 表紙

30台独身、井の頭高校勤務の熱血女教師、幸先生（浅野ゆう子）の
おさななじみや同僚の先生との恋あり、笑いあり、涙ありの学園生活
奮闘記。
・・・ああ、これだけでお話が終わってしまいそう。でもとにかく元気いっぱいの
幸先生が説教くさくもなく、ただただアクティブパワフルに生徒と一緒に
なってさまざまな問題に立ち向かっていくいかにも当時の月９お仕事もの！
という雰囲気の作品でした。で、ゴローさんの役名は「藤井徹」くん。
バスケの練習中へたれちゃうような、好きな子に好きと言えないような
愛すべき少年でございました。徹君がメインの回、ずっと好きだった彼女に当時人気番組だった「ねるとん探偵団」よろしく「お願いしますっ！」と噴水で絶叫する姿が、そして「ごめんなさい！」される姿が、駄目押しのようにさらに
「お願いしますっ！」「ごめんなさい！」と繰り返される応酬・・・やがて
なんともいえない表情で徹君は「わかりました」とずぶぬれでお返事・・・。
具体的に何話なんだろうなー。『学校へ行こう』はこの1話とSPのみしか
手元にビデオがないためもはやうろおぼえなのでした。この時の生徒役は
中居リーダーや萩原聖人(好きだ、この人も）
一色紗江ちゃんなどなどなかなか今にして思えば豪華な面子でした。


『学校へ行こう』(1991年4月〜　フジ系月曜21時〜）

プロデューサー：
亀山千広

脚本：
遊川和彦

演出：
河毛俊作、石坂理江子、中野昌宏　

キャスト：
浅野ゆう子、高木美保、布施博、加勢大周、一色紗英、中居正広、喜多嶋舞、
稲垣吾郎、萩原聖人、渡辺美奈代、島崎和歌子、宇梶剛士、藤木孝、中村綾、
日埜洋人


ああ、今日はこんな時間（今もうすぐ３時、おやつの時間だわ）
更新になってしまった・・・レビューって難しいのね(^^;)
今日は「いってらっさ〜い」ではなく「おかえりなさ〜い」と
帰ってきた皆様をお迎えしておきませう、とほほ。
あ、確か最終的には徹君はかわいい彼女を(振られた子ではなくて）
ゲットできたのは記憶しておりまする（^^)

先頭 表紙

ご存じ我らがイナガキゴローの個人活動での、ドラマデビュー作。


ＮＨＫ朝ドラデビューというのは本人も良くネタにしますね。
父、橋爪　功　母、いしだあゆみ　姉、清水美砂　そして弟　稲垣吾郎の
ラインナップ。お母さんはキャリアウーマン、咲ちゃんはケッコンドタキャンして
夢の漫画家をめざすという当時のＮＨＫ朝ドラには画期的な作品でありました。
それまでは「女の一代記」的なラインナップが多く、必ずといっていいほど
歴史的なエピソードが織り込まれていたのですが（やっぱり一番多いのが
戦場に夫や恋人をもっていかれちゃうとか、関東大震災とかその周辺の
エピソードかしら。戦後ものだと東京オリンピックの映像もひんぱんに出てましたな）
まさに視聴者と現代を生きる家族の自分探しをするそれぞれの姿はなかなか新鮮でした。
そうそう、朝から「せっくすした？」(^^;)なんて言葉が飛び出して妙にあたふたしたもん
です。朝ドラという時間帯の特性上、イナガキゴロー出演作と意識しないで
視てて、後にファンになったとき「ああーーー！　大地君（役名）ってゴローちゃん
だったんだー！！」と驚かれた方も多かったことでしょう。つっこみ常連の皆様も
子育て中やら会社のお昼休みやら登校前やら夏休みやらでなんとなく視ていた
人も多かろうと思います。（私も１才児抱え家で子育て、の時期だったので
結構まともに毎日視てたんですよね。恐るべし、朝ドラ！！！！！！）


イナガキ扮する大地君について語るなら、ごく普通のオトコノコで、
パソ通と知り合った女の子とほのかな恋はあるは、思春期なりの精神の葛藤はあるわ、
育ち盛り時の長期収録を物語るかのように背丈がずんずんずんずん伸びて最終回では
まあ、おばさん見違えちゃったわ！状態。成長期の男子恐るべし！なところを見せて
くれたのでした。みるみる容姿も大人っぽくなったしね。
清水美砂さん、他の朝ドラヒロインとは一線を引いたような、独特の個性と
個性的な映画をフィールドに活躍中ですが、すっかり大人になったイナガキさんと今度は
「濡れ場」なんぞ交えたような作品でガチンコ勝負して欲しいものです。
洋服をいただいたり冷や麦を譲っていただいたり（含つゆ←笑）するおつきあいを
させていただいている陣内さんとの出会いもこの作品。


『青春家族』（ＮＨＫ総合8:15〜)

脚本：井沢　満

キャスト：
いしだあゆみ、清水美砂、橋爪功、稲垣吾郎、陣内孝則、加藤治子、遥くらら、所ジョージ、逸見政孝、平泉成　他


物語：
単身赴任した夫との亀裂に悩む、キャリアウーマンの麻子（いしだあゆみ）。マンガ家になる夢と、あこがれの男性との恋に揺れる咲（清水美砂）。この母娘を中心に、いつまでも青春時代のように揺れ動く女心の機微を描き出す。


というわけで比較的静かに始まりました、レビュー企画、
まだまだおつきあいくださいね。
ではではとってつけたようですが、お約束のご挨拶、いってらっさ〜い。
関西では京都初氷のニュース、さむい訳だ(^^;)

先頭 表紙

おはようございます。
昨日(11・26）日記でちょこっと申しました通り、明日あたりから
「ひすとりー・おぶ・イナガキ」イナガキゴローＴＶドラマを
語るシリーズ、はじめたいと思います。とりあえず年代順に
簡潔に、でも思い入れをたっぷりこめてやっていけたらいいなあ。
明るく建設的なよこ！なりのイナガキ待ちの姿勢、
見守ってくだされば幸いなり(^^)
2002年新生のイナガキに期待しつつ、皆様で一緒に振り返って
まいりましょ♪


ではでは、今日もいってらっさ〜い！
しかし昨日データベースチェックしてたら「青春家族」が
1989年なんですねえ・・・13年前か・・・(遠い目）
ゴローが大人のオトコになっていくということは
私も・・・げほっ、がふっ、ごふっ！！（咳払い）

先頭 表紙

おはようございます。

３連休明け、怒涛の朝を迎えてこの時間の更新・・・くぅ。
こんな時間でも「いってらっさーい」は有効だろうか。
とにかく言っとこう、新しい週の始まり、どうぞお元気で
いってらっさーい！


３連休、残り２日はおうちで暮らしておりました。
主に台所関係の掃除や(冷蔵庫のパッキンまでぴかぴかだぜ！）
ビデオ収納棚になりはてているリビングボードや、窓拭き・・・
ちょっとはきれいになっただろうか、ふぅ。
ＢＧＶはイナガキドラマを振り返ると表して、主に単発ものをメインに
４本ほど堪能いたしました。暇を見てぼちぼち個人的感想なぞ
交えながらレビューしていこうかなと思っています。
どうせなら建設的にイナガキ待ち、これ基本（笑）
こんなワタクシでよかったら「この作品語ってたも！」と
つっこみのところにでもリクエストいただければ幸いです。



ちなみに昨日おとといで見たのは
「素晴らしき家族旅行」「最後の家族旅行」「さよなら、５つのカプチーノ」
「さっちゃん、嘘ついてごめんね」の４本でした。統一性のありそうで
なさそうなラインナップだ(^^;)

先頭 表紙

こんにちわ。


ひまじん自体がダウン（？）で朝更新できず、
（「うわー、ひまじんまで『謹慎』だよー！」と
日本一かわいそうなタレントファンにあるまじきすれすれの
ジョークを飛ばして逆にダメージ襲来、胃がきりきり痛み出したのは
あたくしです、とほ←自虐笑）午前中いろいろ用事をすませ
今ちょっとゆっくりと更新しております。てへ。



思い立って過去ビデオを整理、まだ森君のいるスマスマなんて
出てきて、思わずウケてしまった・・・み・・・皆なんでこんなに
ぴちぴちなんだっ！？（それは今よりずっと若いから←・・・おーい）
特筆すべきは・・・シンゴさん細っ！ハンパじゃなく細っ！（爆）
うちのイナガキさんもやっぱり若くてきれいなんだけど
あたしは今の方が好きっ！としみじみ思いました。
年々いい顔になっていく男を見るのはええもんですなー。
とはいうもののちょっと無機質系のおにんぎょさんのような
オトコノコ（当時２２歳か）がシュールなコントをかます、
というのも一興でございました（ふふふ）

先頭 表紙

おはようございます。

笑顔や楽しさやうれしい涙、感動や恍惚や快感、
時には悲しい涙やじれったさや腹立たしさや怒り、
その身を通して今まで実にたくさんな思いを与えてくれたから
今度はあなたにこちら側から何かを与えたいと思うのだ。
人前に出てナンボの生業のあなたにとってささやかで静かな
名もないオーディエンスの「待ってるよ」の一言が
なにかの力になればいいとそう思う。


ま、この身に与えるほどのものがあるかどうかはこの際スルーして（笑）
いろんな又聞き情報やネット情報で気もそぞろってのが本音ですがね（再笑）
なんだか朝から抽象的な日記を書いてしまったわ（テレ）



ではでは、お出かけの皆様、いってらっさ〜い。
昨日はおさななじみと半日過ごして楽しかったです。
買い物して、ランチして、スタバでお茶してしゃべり倒して、
今度はデパートめぐりして・・・。
今日はまじめに家のことをやろう（笑）天気もいいし、少し
大掃除もどきでもやりませうか。年末に向けて少しずつ片付けるも
また一興（^^)

先頭 表紙

おはようございます。
今日は４歳から顔なじみ、つかず離れず（ここ大事かも）腐れ縁を
育んできたおさななじみとひさびさに会ってきます。
進学や就職やケッコン・・・小学校まで一緒、あとはまったく生活環境的に
まったく接点のない２人がここまで長続きするとは縁の不思議さを
ひしひしと感じます。彼女が東京でケッコン生活を始め、私が
九州でケッコン生活を送るうち、いつの間にか２人とも関西に
流れ着き、また、こうして時々会うことが出来るようになったというわけ。
多分これからもつかず離れず、付き合いは続いていくんでしょう。


ではでは、本日はワタクシが「いってきま〜す」でございます。
お出かけの方、充実の連休でありますように・・・「いってらっさ〜い！」
おっとイナガキ、あんたもな！謹慎中でも自己研鑽に励むのだ。そして
某ヒ○シ先輩なみの「割れた腹筋」に・・・そんなのゴロー
じゃないか（笑）

先頭 表紙

おはようございます。

唐突に最近読んだ本に書いてあったこと、

２つの灯があります、明るい電球とろうそくの灯。
ろうそくはただ自ら燃えるだけ、風が吹けば消えてしまう、
だから
風除けや手で守ったり、いろいろな工夫が必要で、
でもちょっとあぶなかしくってはらはらしたりあせったり・・・
でもゆらめく焔こそ美しいのだ。

これぞまさにわが心境、と得心がいったもんです（今は特にその感が強し）
いろいろあるけど、いつまでもほの明るいろうそくの灯を見つめていたいし
ささやかに守る風除けになれたらいいなー、と昨今特に思いますぜ。
で・・・ろうそくの焔って何のこと＆誰の事か・・・おわかりよね？　ね？
（と、いいつつ、にやりと不敵な笑いを浮かべるよこ！なのだ）


ではでは、本日も晴天なり、いってらっさ〜い。
ちなみに↑の言葉は「Ｐａｐａ　ｔｏｌｄ　ｍｅ」２６巻
（榛野なな恵著・集英社刊）よりのものでございます。
機会あればぜひご一読あれ♪

先頭 表紙

おはようございます。
本日、オットとムスコ、発熱で会社＆ガッコを休んでおります。
いやあ、おおごつ、おおごつ（大変、大変）
こーいうときは我が家では「たまごおじや」か「にゅうめん」が
たいてい食卓に並ぶんですが、皆様のお宅はいかに？


ではでは、病人を抱える身の上、取り急ぎご挨拶、
今日もいってらっさ〜い！と呼びかけて私は台所に戻ります。
・・・でも飯さえ食わせておけばあとは寝るなり医者にいくなり
勝手にするだろうし、ご飯のしたくとシーツやパジャマの
洗濯物が増える意外は特に変わらん一日なんであろう、うん。

先頭 表紙