2001-10-29 宝島。
2001-10-28 イナガキ映画の会「反則王」
2001-10-27 夜空ノムコウ。
2001-10-26 簡単ですが・・・。
2001-10-25 からいっしょう。
2001-10-24 おてもやん。３
2001-10-23 おてもやん。２
2001-10-22 おてもやん。
2001-10-21 にちようびのごぜんちゅうのよこ！
2001-10-20 「La Festa」

イナガキ不在の欲求不満を物欲で埋めようとしているのか（おい）
夏前から悩んでいたものを購入することにいたしました。

「宝島」MEMORIAL DVD-BOX1＆2

ＮＨＫーＢＳ２で放映中なのでご存じの方も多いかも。（なんと今日が最終回！
ＢＳをお持ちの方は「あの」最終回を今日見れるのね！！なんと羨ましい！）
1978〜79年に「サザエさん」の裏で熱く放映されたアニメでして、私を
アニメおたく（とほ）の道にかんっぺきに引っ張り込んだ作品でございます。
原作では老海賊の設定のジョン＝シルバーが壮年のかっちょええおっさんに
アレンジしてあって、このキャラが抜群なんですわ。（声＝若山弦蔵さまが
すごい！！）ああ、アニメ名作ＤＶＤで復刻の時流があってほんとによかった〜。


さてさて、ネットショッピングで購入のこのBOX、「１」は２日〜１週間程度で到着予定、
「２」は１１月発売・・・まとめて２６話見るか、先に「１」を（１６話まで収録）
見るべきか、はげしく悩むよこ！でございます。むう。


11&12月は私をドラマおたく（おいおい）の道に引っ張り込んで抜けられなくした
沢田研二主演、幻の名作「悪魔のようなあいつ」(1975作品）DVD-BOXも
出るんだよなあ・・・。困ったなあ・・・買っちゃいそうだなあー・・・。
早く復帰してくれないといざ！というときに資金が底を尽きてる、っつー事態に
なりかねないので、イナガキ君、早いとこ出てきなさい（笑）


さあ、月曜日、週のはじまりでございます。どちらさんも元気でいってらっさ〜い！
ちなみに「悪魔のようなあいつ」の主題歌はコンサやスマスマ初期にゴローさんが
カバーした「時の過ぎゆくままに」でございます・・・歌っている瞬間、ゴローさんが
「良」（ジュリーが演じた主人公）に重なったのは私だけの秘密です（笑）

先頭 表紙

いやー、おもしろかったです！　プロレスを扱った映画の中で
これは私の中ではまちがいなくＮＯ１だぜ！とプロレスファンの自分が
おたけびを上げるような、そんな１作でした。
心底プロレスを愛している人によって作られているという作品で、
そこがまた私にとって最高！の映画になりえたといえます。


昼間は銀行員、夜は反則専門の覆面レスラーという設定は日本では
ぴんとこないものがありますが、メキシコでは昼間はかたぎの仕事・夜は
リングの王様というパターンはとてもポピュラーなものであり、
（昼は牧師・夜はレスラーという肩書きの人もいる）アメリカでも
シーズンの間はプロのアメラグ選手・オフはプロレスラーという人もいる。
そしてその昼と夜の顔の差が今回とても映画を生き生きさせる要素のひとつなので
ありました。


なにより主演のソン・ガンボのキュートなこと！！！
演技の確かさはいうまでもなく、確かにどんなお笑いシーンにも品とせつなさが
根底にあって素晴らしい役者さんです。プロレスシーンも空中戦１シーンを除けば
オール吹き替えなし、その動きの美しさ、ガチンコぶりは感動に値します。
でも決してスーパーヒーローではないのよね・・・ああ・・・（反芻）


キム・ジウン監督は舞台演出出身で、かつて韓国版「つか芝居」を手がけた監督っぽく
「上司の加虐趣味」の役付けの仕方、演出などに「つか」の香りがするといえば
するかも・・・でも「つか芝居」より洗練されてストレート、どろどろした部分が
ない分ピュアで新鮮です。この監督の作品はこれからも追いかけていきたいな。


皆様も機会があれば映画館に足を向けられてはいかがでしょうか？
ＤＶＤがネットで購入出来るらしいけど・・・（字幕に日本語版も入ってる模様）
買っちゃおうかな（笑）




「反則王」2000年・韓国作品


イム・デホ：ソン・ガンホ
チャン・ミニョン：チャン・ジニョン
テ・ぺクサン：パク・サンミョン
チャン館長：チャン・ハンソン
チェ・ドゥシク：チョン・ウンイン
ユ・ビホ：キム・スロ
不良少女：コ・ホギョン
不良：シン・ハギュン



監督・原案：キム・ジウン
脚本：キム・デウ


今日はレビューが長くなったので、シンプルに一言
「おでかけの方、いってらっさ〜い」いい日曜日になりますように♪


追記）それにしても自分の観た映画をまだ見ていないひとにネタバレにならず
その楽しさを伝える作業の大変さ、映画の会のレビューのたびに感じ入ります。
イナガキ映画コラム、あのシンプルな文章で映画を語り、映画を観た後もいちど
読み返すと「うんうん、そうそう」とまた頷ける・・・うーん、彼のコラムニストの
素質はただものじゃないかもしれないぞ。ますます早期再開乞う、ですね。

先頭 表紙

言わずと知れた我らがＳＭＡＰの初ミリオンセラーとなった一曲。
作詞スガシカオがカバーバージョンを収録したアルバムが出たせいか
来年音楽教科書に採用されるためか、あちこちでこの曲が流れてきますね。


発売当初私はこれをあの５人が歌うと「お前ら、ファンのツボめちゃくちゃ押さえに
かかってきたなー！　売らんかな根性がありありやん」と確信犯的なものを
感じて身構えてしまっていたし、
同じスガシカオ提供曲でも「ココニイルコト」や「リンゴジュース」のひっそりと
した毒の方に惹かれる傾向にあるのであまり思い入れはなかったのでした。


だがしかし、ライブのクライマックスで星降るようなペンライトのドーム内や
野外会場で歌われるとさすがにこれはぐっと来るものがある。それまでの
熱狂や嬌声やいろんなものがすべて飲み込まれていって、一緒に口ずさむと
ほんとうに星の海原の中で光尽きることなく永遠に拡がる夜空に向かって
歌っているような心地になる。ひょっとしたらライブで生きる曲なのかな、と
不遜にも分析したりしてます。

この曲の詩の特筆すべきは

「夜空のムコウには明日（あした）がもう待っている」（冒頭）
　　　　　　　　　↓
「・・・・・・・・もう明日（あす）が待っている」（ＥＤ）

この「もう」という一言をひょいと入れ替えたシンプルさによって
うっすらと茜色になって、ゆるやかに消えていく夜空の光景の切なさを
体感できる部分にあるのかな？なんて思ったりね。（気障！！）
「あした」と「あす」の微妙な語感も味わい深い。


さてさて週末ですね。遊びに行かれるかたもおつとめの方も
お出かけの方全部ひっくるめて、いってらっさ〜い！

私は本日は映画に行ってまいります。そうです、イナガキ映画の会はまだストックが
１本残っているのです！（ちなみに「夏至」と「テルミン」も行きました・・・
レビューしなきゃねん♪）「反則王」はプロレスがテーマなので格闘技に
やぶさかではない私はかなり楽しみです。感想は帰ってから（にやり）
（次レビューを書いてくれないと映画の会の存続にかかわります！
早よ、書きぃや、イナガキ！！）

先頭 表紙

更新が遅れちゃったのでとりあえず日記は手短にごあいさつだけ。

（遅れた理由はオットの忘れ物届けです。いきなり豊中駅から電話、
これからおつとめ＆ガッコに向かわれる方の人並みにもまれながら
改札前で待つオットと無事対面、これを乗り過ごしたら遅刻だぜ、
やばいぜ、という電車にぎりぎり乗り込めた模様・・・はーっ^^;）

こちらは空も飛べそうないい天気です。お出かけの皆さんいってらっさ〜い。
私は・・・少し休憩します（笑）



それにしても・・・森進一氏のジュニアのジャニーズジュニア入りって
・・・・・・どうよ？（^^:）（ワタクシは先週ミューステ見てぶっとんだクチだ）

先頭 表紙

クマモト弁講座　ぱーと３９　「からいっしょう」

「からいっしょう」＝「一生涯、終生」
『辛いでしょ？』という問いかけではありまへん（ベタ！）
漢字変換すると「から一生」（『から』はどう変換するんだろ・・・うーむっ）に
なるのかしら。私が高校受験で第一志望校におっこちたとき（ええ、そりゃもう
思い切りよくすってこころりんと！！）
「『からいっしょう』生きてみらんと人生はわからんたい」
と励まされた事がありましたっけ。誰にだったかなー。


で、苦しいことやしんどいことが起きて何もかも投げ出したいことがあると
「からいっしょう生きてみらんと・・・」という言葉を思い出して頑張っております。
ええ、ムスコがトンデモな試験結果を持って帰ってきても
「・・・いや、勉強が全てじゃなか、からいっしょう生きてみらんと人の
生涯はわからんわからん・・・」とぐっとこらえてどなりたいのを踏みとどまる
ワタクシです。（なきわらい）


ではでは今日も皆様元気でいってらっさ〜い。
今の待つ身の辛さも、ジレンマも『からいっしょう』長いスタンスで
見ていきましょうや、とこれは自分自身への言い聞かせだったりします(^^;)
ゴローよ、これはあんたにも言っとくぜ！（年寄りの言うことは聞け←おいおいおい）

先頭 表紙

（続き）
「ひとつ山越え　もひとつ山越え　あの山越えて
私ゃあんたに　惚れとるばい
惚れとるばってん　言われんたい
追い追い　彼岸も近まれば
若者衆も　寄らんすけん
熊本（くまんどん）の　夜聴聞（よじょもん）参りに
ゆるゆる話も　きゃーしゅうたい
男振りには　惚れんばな
煙草入れの　銀金具が
それがそもそも　因縁たい
アカチャカベッチャカ　チャカチャカチャ」


『ひとつ山越え、もひとつ山を越える、あの山を越えた村に住む貴方。
私は貴方に惚れてるの、べた惚れだけどいえません。
村の若い兄ちゃんたちがずっと見張りをしてるのよ（村の若者たちは
よその村の男に自分の村の娘を奪われるのを非常に忌み嫌い、よそ者が
入ることを非常に警戒するという背景あり）ぼちぼちお彼岸もやってくるから
熊本の説教参りでぼちぼち話もいたしましょう。
（いわゆる教会での懺悔に近いものが神社仏閣であってたらしい？）
男は顔じゃないものね、たばこ入れの銀の金具＝粋・心意気にあたしは惚れたのよ。
アカチャカベッチャカ　チャカチャカチャ（合いの手）』


２番は比較的わかりやすい歌詞ですね。
披露宴をスルーしていながら惚れた男には世俗を振りきっても告白することは
出来ないおてもやん、一番で「ダンナがふっさいくだから披露宴はしなかったわ」
といいながら「男は顔じゃないわ、心意気よ」と言い切るおてもやん
（もっともこれは洒落者、お金持ちが顔のいい男よりももっといいという
解釈も出来ますが）なかなかしたたかなれどかわいい女性といえるかも。
ちなみに「おてもやん」は「十人並み以下の容貌の女性」という風に
いわれております・・・女も顔じゃない、心意気ってこっちゃね（笑）
以上、３日に渡ってお届けした「おてもやんレビュー」これにて終了でございます。


関西、今日もいい天気でございます(^^)
お出かけの皆様お気をつけていってらっさ〜い！
忘れ物をなさいませんように・・・と書いたらムスコに以前
「ここで気付いたら忘れ物じゃなかばい」と言い返されたことを
思い出した（笑）そりゃそーばい。



追記）フラメンコ、昨日行ってきましたぜ。基礎ステップの練習などなど
ほんとにとっかかりなんですが、ふらふらしながらも楽しくやっております。
けれど１時間のレッスンで頭も（ステップを覚えるため）全身も
くたくた・・・ああ、ゴローよ、コンサで３時間半もステージで
動きっぱなしの君のタフネスに私は今猛烈に感動しているさ、
（そりゃそのうち１時間は雑談と企画ものではあるがまあ置いといて）
今度君のダンスや運動神経を笑う者がいたらあたしゃ速攻で「息切れもせんと
あれだけの運動量こなせたら充分やん！」と抗弁してやるぜ、まじで（笑）

先頭 表紙

（10/22の続き、前置きなし、行きま〜す）


「川端町さん　きゃー巡ろい
春日　ぼうぶらどんたちゃ
尻ひっぴゃーで　花盛り　花盛り
ピーチクパーチク　ひばりの子
玄白なすびの　いがいがどん」

『川端町の方まで流しましょうよ、
春日のかぼちゃ男どもは私の裾を引っ張り合って、まあ、私ったら今が花盛りねー。
ピーチクパーチク口の軽い男やへたれなすびの様な男には私興味なんてないの』


（（川端町は当時の繁華街。今のクマモトの繁華街からは少し離れた地区になります。
春日も地区名、川端町に近接する春日町は当時かぼちゃの名産地でした。かぼちゃの
花が尻＝ヘタから身を出してころがっている様と男どもを重ねているのね））



こんな元気いっぱい、自由奔放なおてもやんですが続く２番ではちょっと切ない
女心も・・・それはその３に続く(^^)
おてもやんの豪放磊落に後押しされていってらっさ〜い！！
ほら、こんなにいいお天気だし！！（関西晴天なり）
私も今日は「フラメンコ」の日です。揉まれてきまっせー（ばか）



（追記）
昨日のスマスマ（10/22）私は「オレンジ」という曲にはほとんど思い入れは
ないせいかもしれないんですが（好きな傾向の曲でないだけかもしれない）
４人で切々と歌われると・・・泣ける、よりもひたすら重いですねー。
こういう時だから（って、どーいう時やねん）ぱーっ！と明るい傾向のナンバーの方が
いいのになー、と老婆心が働いたり(^^;)

あ、おすピーの「シャーマンゲイ」ネタは楽しかったです、ととってつけたような
感想も行っておこう。中居シェフのバナナデザートの今後の展開も気にはなる（爆）

先頭 表紙

クマモト弁講座　ぱーと３８　「おてもやん」

言わずと知れた？クマモト民謡のタイトル。
しばらくスマ関係のアルバムをレビューしてたのでクマモト弁講座も
民謡レビューで行ってみようかな、という安易な企画です。
一般に知られているのは１番のみの歌詞のようなので知られざる
２番などもご紹介しつつ（おおげさおおげさ）２〜３回ひっぱる所存です。
おつきあいのほどを・・・(^^)


この曲、農村で歌い継がれていた説と幕末頃花柳界でお座敷ソングとして
歌われた説といやいや、孝明天皇への思いを暗喩の形で歌った勤王の志士の
歌ではないのか説とさまざまです。とりあえずここでは一般的な歌詞を
よこ！風の翻訳？でご紹介してまいりましょう。ま、気楽に楽しんで
やってくださいまし(^^)



「おてもやん　あんたこの頃嫁人りしたではないかいな
　嫁人りしたこたしたぱってん
　ご亭どんがぐしゃっぺだるけん　まあだ盃ゃせんだった
　村役（むらやく）鳶役（とびやく）肝（きも）入りどん
　あん人達のおらすけんで　あとはどうなっときゃあなろたい」


『おてもやん（人名ですね）あんた最近お嫁入りしたんじゃないの？』

『うーん、結婚したのはしたんだけどね、ダンナになる人があんまり
不細工なんで披露宴はバックれちゃったのよ。ま、村役さんも世話役さんも
仲人さんもついてるからあとはどうにかなるんじゃない？』



ああ〜、なんてはっきりしすぎる女なんだ！おてもやん！！
さてさて、おてもやんはこの先どうするどうなる？！（いや、そこまで
おおげさなお歌じゃございません、はい）
明日にひっぱりつつ、本日もいってらっさ〜い！のご挨拶を送ります。
おてもやんの如くにおっとこ前（笑）に追い風吹かせてみたいもんだ（笑）

先頭 表紙

こんにちわ、日曜の午後、いかがお過ごしですか？(^^)


うあー、ひまじん本体とのアクセスの相性が今朝から悪くて
いってらっさ〜いのご挨拶が出来ずにお昼になってしもた、よよよ。
今も調子がよくないのでこれもアップされてるかどうかわかりまへん。
とにかくうっすら曇り空、釣りバカのムスコを６時に、休日出勤の
オットを７時に送り出し、「仮面ライダーアギト」にうつつを抜かした
日曜日のワタクシでした（爆）
いや、ほんとおもしろいって、アギト・・・子供たちはついていってるんだろうかという
懸念をもちつつ日曜日最高の楽しみになっております・・・特命、伊達くん出張中
だしね（あいたたたたっ・・・出来ればパリ支局希望）
またあとで環境が安定したら会いましょう、しゅーーん。

先頭 表紙

「La Festa」（1998.8.26リリース）

前年発表の「ス」でソロをそれぞれがプロデュースしたことを
さらに押し進めて５人５様のパフォーマンスを聴かせてくれる
５曲ぽっきりのアルバムです。

「ス」では「それはただの・・・」で夜の闇にとけ込むような孤独とせつなさと
優しさとそっけなさとぬくもりを表現したゴローさん、翌年のこのアルバム
収録曲「Beautiful」（作詞作曲　ＧＡＲＤＥＮ）ではこれまた一転して
明るく小春日和の様なほのぼのした感情的にはやんわりふんわりのストレートな
愛の歌でこれまたびっくり。ライブで歌う姿も花柄？シャツとあいまって
かわいい系で私は人目はばからずとろとろにメルティングしたものです。


「君のためになにかできるかい？」
「そのままでいい、あなたのままで」


とても晴れた冬の午後、ひだまりの中で愛しい人とこんな会話してみたいよなー。
ピュアだよなー（うっとり）


このアルバムの他のナンバーも紹介しときましょうね。
01.HA（木村）／02.あろはわい（慎吾）／03.Beautiful（ゴロさん）
04.恋のはじまり（剛）／05.オイラの人生のっぺらぼ〜！（中居）
スマが良くも悪くも（いい方がそりゃ多いけど）ばらばらの個性の集合体なのが
よく分かる１枚といえましょう。


ではでは今日もおでかけの方、いってらっさーい。
「そのままでいい、あなたのままで」の言葉も添えて(^^)
（あんたにも言っとくぜ、イナガキ！）

先頭 表紙