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おけいのテアトルな日々

人は役者、人生は劇場にちなんで、ページのタイトル名を
かえました。ときどき、芝居の感想も書きますね。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2004-02-21 履歴書
2003-10-25 まだまだ、休筆中
2003-03-27 高校演劇を観にいく
2003-03-27 『シェイクスピアを盗め』(劇団うりんこ)
2003-03-27 観劇強化月間・・・かな?
2003-03-20 劇評講座入門編
2003-03-12 おこちゃま旋風!
2003-03-02 マキノノゾミ戯曲講座
2003-02-22 オペラシアターこんにゃく座公演・オペラ『MAGAIMONまげもん』
2003-02-20 唐揚げ大好き!


2004-02-21 履歴書

このたびちょっと働きに出ることになり、パート先の面接を何社か受けることになった。気合を入れて一社一社受けていたが、この年齢ゆえ不採用の結果が届くたびに職安で次のめぼしをつけていくのは何とも心もとない。
そこで、一社の面接を受け結果を待つ間に別の会社の面接を受けという日々。
履歴書も応募先にあわせて、何枚も書くことになる。
「面接の達人」通称メンタツを片手にねじりハチマキ。
サービス精神旺盛(?)なあたしは勢い面接担当者の喜びそうなことを書き連ねることになってしまい・・・、これがいけんかったね。
「市民の安全を守る大事なお仕事のためにぜひ私の力を活かしたい」
まあ、仕事は事務パートなのですから、なんとも大風呂敷なんでありまして。
で、採用されちゃった暁にはどうする気?なんて考えてなくて・・。

それが時給750円の今のパート先です。
履歴書の志望動機の手前、歯を喰いしばって頑張らなくちゃ。
でも、想像していたより面白いです。
利潤追求のための営利組織、これが意外に純で情熱的なんだなあと。

頑張れ!NPO。あっちはその上、儲けてるんだゾ。

先頭 表紙

スーパーしえろんさま:どうしたの、更新ストップね。お忙しいの?3月に観たい芝居はあれど、東京は遠し・・だよ。 / おけい ( 2004-03-11 22:48 )
お湯くんへ:働く労働者としては、君の方がずっと先輩だから。よろしく! / おけい ( 2004-03-11 22:47 )
秋さま:これからはこっそりと、当初の目的どおり、芝居の覚書にするつもりです。 / おけい ( 2004-03-11 22:46 )
わ〜い!!先日某所でお会いしたある方におけいさまが3月に上京のご予定があるのかどうか、聞こうか、どうしようか、迷って、結局聞かなかったの〜。(意味不明) / スーパーしえろん ( 2004-02-22 12:31 )
お体に気をつけてがんばってくださいネ! / お湯 ( 2004-02-22 06:22 )
待ちくたびれて轆轤首だわ〜。昨年飯田に行きました。復活乾杯! / ( 2004-02-22 05:57 )

2003-10-25 まだまだ、休筆中

久しぶりに自分の日記をのぞきに来たら
あたたかいつっこみの数々。
ありがとうございます。
もう少ししたらまた再開するつもりでいます。

長期の更新なしにも係わらず、
日記を保存してくださっているオーナー様に感謝!

先頭 表紙

秋さま:写真いりのページ、とってもきれいで、羨ましい〜。 / おけい ( 2004-03-11 22:45 )
きんととさま:時々覗いてます。毎回更新、すごいなあ。 / おけい ( 2004-03-11 22:44 )
お湯さま:ひさびさ戻ってきてみると、ひまじんもすっかり様変わりだねえ。 / おけい ( 2004-03-11 22:43 )
くすのきさま:こっそり更新しちゃうつもりです。 / おけい ( 2004-03-11 22:42 )
・・・でも、こうして現れてくれるから許しちゃうっ♪ / ( 2003-10-31 19:10 )
早く冬眠から覚めて〜・・・って、もうすぐ冬だぜぃ(^^; / きんとと ( 2003-10-26 10:20 )
お久しぶりです、お元気ですか☆再開待ってマース。僕は3ヶ月更新ストップしてました。 / お湯 ( 2003-10-26 09:45 )
ここでは、お久しぶりですね。再開楽しみにしています。 / くすのき燕 ( 2003-10-26 07:11 )
あっ、ありがと。いま、つっこみ行ってきました。 / おけい@宵待ち草の心境? ( 2003-10-25 09:35 )
めっけ!再開を心よりお待ち申し上げます。 / スーパーしえろ@未ログインごめん ( 2003-10-25 09:30 )

2003-03-27 高校演劇を観にいく

で翌日は、広島地区の高校演劇連盟の『じゃがいもかあさん』(土田峰人作)を。
もう私は、プロからアマチュア、高校演劇まで観に行っちゃいます。
高校時代は演劇部で活躍(?)した私、観にいくのは久しぶりです。
市内10校の演劇部が参加したの今年の合同公演は毎年開催されて21回目。演劇部の活動はあくまで高校生の自主活動。プロ養成のための登竜門ではありません。でも、広島県の高校演劇ははなかなかレベルが高いのだそう。
中国5県から高校演劇の全国大会に出場できるのは一校のみ。その全国大会での入賞歴のある高校も市内には何校もあるそうです。
第2次世界大戦中のドイツ占領下のポーランドを描いたこの作品は、千葉県の高校の先生がポーランド人絵本作家の作品を元に書き下ろしたもの。
戦時の差別と迫害を描き、演劇が人々の心の支えとなったお芝居です。
オーディションで選ばれたという80人近い高校生によって演じられたれた舞台はなかなか感動的。いわゆる演劇部口調は相変わらずだけれど、照明や音響のハイテク設備は巧みに使いこなして、今昔の感がします。
練習期間は3ヶ月、冬休みからほとんどの土日を潰して稽古が続けられてたのだそう。
この子たちの中から将来、舞台俳優や演出家が生まれるかも。楽しみだなあ。

先頭 表紙

季節もたまたま秋ですが、HNを都合により「秋」にかえましたー。 / 秋@旧名「和代」 ( 2003-10-21 22:45 )
ネぇ。和代さんも名前変えちゃったんですヨォ。 / きんとと ( 2003-10-21 00:00 )
ねえ、おけいちゃーん、ひろしまにいるんですけどぉ。。。 / きんとと@お元気? ( 2003-08-27 15:29 )
あら。おけいちゃま御誕生日だったんですのね〜!・・・わーん。。。広島で会えると思ったのにぃ・・・。残念。 / きんとと ( 2003-07-06 08:13 )
お誕生日おめでとうございます。お元気? / 和代 ( 2003-07-02 22:49 )
おけいさま、お誕生日、おめでとうございますう♪ / スーパーしえろ ( 2003-07-02 08:22 )
おけいちゃーん。来週だよー。あ・・しえろさん、どーも。(くすのきさんが探してましたよ(^^;)和代ちゃん、おけいちゃんに再会できるのかどうか・・・スケジュールがまだ着てないので・・・わかりゃない(^^; / きんとと ( 2003-06-17 18:32 )
↓と言う事は、おけいさま節は健在なのねん。あ、しえろさまもお久しぶり(^^; きんととちゃん、おけいさまにヨロシク! / 和代 ( 2003-06-16 07:38 )
お元気ですか?「子どもといっしょに芝居を観る豊かさ」拝見いたしました。 / スーパーしえろ@わたくしも駄文を。 ( 2003-06-14 14:24 )
おけい様。その後いかがお過ごしですか?また広島に行く日が近づいてまいりました。 / きんとと ( 2003-06-11 18:58 )
10校での合同公演ってすごいですね、しかも20年以上も! / お湯 ( 2003-04-01 23:51 )
土田先生は神奈川の先生ですね。僕も何本か見ましたよ。あの先生は情熱的ですね。 / あるまじろ ( 2003-03-29 12:28 )
いいなぁ。。。おけいちゃんもしえろちゃんも、いいお芝居三昧で・・・。自分のとこでちょっとかけない事情があるので、ここで愚痴る。きょう、これをご招待で見たんだけどさ・・・うーーん。。。。(−−;・・・あしたししょーが見ることになってるので、これ以上はもらさぬようにしよう。それにしても、、、本て、大事よね。いくら役者がよくてもね・・・。 / きんとと@口直ししたい・・・ ( 2003-03-27 23:43 )
きゃああ、おけいさま、怒涛の更新!(はあと)・・・私も今週は観劇強化週間でしたわん。 / スーパーしえろ ( 2003-03-27 22:36 )

2003-03-27 『シェイクスピアを盗め』(劇団うりんこ)

劇団うりんこ創立30周年記念公演です。呉公演を観にいく。
うりんこの本拠地は名古屋。今回の新作は各地の公演先で大盛況らしい。
原作は児童文学。脚本を「子どものためのシェイクスピア」シリーズの田中浩司、演出は山崎清介。思わず「うりんこ」らしくないねって感想が洩れる。
グローブ座カンパニーを彷彿とさせる重厚な劇的世界に思わず酔ってしまいました。

座付き作者であったシェイクスピアって、きっとあんなふうだったのね。
当時、女性が舞台に立つことは禁じられていたため、若い少年俳優が女役を演じた。
彼の作品に女性が男装して大活躍する作品が多いのはそのせいとか。
うりんこは、その少年俳優役を女優が演じている。なかなかセクシーよ。
劇中で演じられる「ハムレット」。ラストの決闘シーンの迫力もモチロン、あのシーン、この台詞とほんの少しだけ演じてみせ、思わずもう少し観たいなあとため息。
芝居を二つ見た感じで、得しちゃった気分よ。

印刷機もコピーもなかった当時、上演台本は一冊きり。とっても貴重だった。
速記術の得意な少年が、その台本を盗みに送り込まれるんだけれど、その彼がだんだんと芝居に魅入られていき・・・、「ハムレット」の御前上演の台本をめぐってハラハラドキドキの攻防戦、そしてラストのどんでん返し。(これは内緒!)

当時のグローブ座の観客席(つまり2階席)のようなしつらえで、両サイドの木の階段で上り下りするちょっと高くなったアーチ型の狭いスペースで戸外のシーンを演じたり。この高さでのハムレットの決闘シーンはなかなかの迫力でした。
この大掛かりな大道具が一つで、あとはテーブルといすをほんの少し動かすだけのシンプルな舞台装置。その内側が舞台になったり、稽古場になったり酒場になったり。
あるいは、シェイクスピアがこもって、執筆をした道具部屋も。

舞台のあいだ、出ずっぱりのシェイクスピアご当人(演じているのは女優)は執筆机で終始居眠りしていて、変人だったみたいですね。
中世の感じのくすんだ色目の役者たちの衣装。演じる役者さんは主役のウィッジ以外は顔を中央だけ白塗りで、この扮装で舞台メイクの稽古シーンなんて、笑っちゃいました。中世の劇場を覗いているみたい。すごく不思議な雰囲気だった。
最初はそれぞれの役の区別がつきにくいけれど、わかりかけてくると同時に舞台が急展開をするので目が離せません。このお芝居、超オススメです。

先頭 表紙

くすのきさま:いやァ、感激でボウーッとしちゃって細部まで詳しく見られなかった。是非、もう一度観にいきたいです。 / おけい ( 2003-04-02 22:36 )
うん。面白かった!カーテンコールの曲が洒落てましたね。ボビー・マクファーリン。やられた!と思いました。 / くすのき燕 ( 2003-03-31 09:00 )

2003-03-27 観劇強化月間・・・かな?

劇評講座の実践編も受けることにした。課題の芝居を観て、劇評2500字を提出。
衛紀生さんに添削(ってあり?)してもらえることになっている。受講料は2千円。

で、その課題の芝居ってのが、富良野塾の『屋根』でした。
面白くっても、ツマラナイにしても誰かに喋りたいって時あるじゃない?
ちっともそんな気分じゃなくって、往生したわ。演劇ではなく、ショーでもなく、
北海道の匂いがするわけでなし、葛藤も無し。一言で言えばおじさんの懐メロ。
倉本聰作・演出のこのお芝居は、ただ今全国縦断公演中。
この公演で1200名の大ホールが満席でした。広島での演劇公演の特徴は、おおむね不入りというのではなく、ヘンなもので超満員になってしまうこと。プロデューサー泣かせなのね。

21日は、演劇ワークショップの地元中高生と一跡二跳の役者さんとの共演で『肉体改造クラブ』(作・演出は古城十忍)。私も表方スタッフでお手伝い。昼夜2公演で、特に昼公演はお客さんが多かったので、お客さんの誘導をする会場外担当は大忙しでした。
オムニバス3話のうち私のお気に入りは、2つめの「ピアッシング美咲」。
腕にタトュをいれたりピアスをつけたり、
自分を傷つけることでしか生きていることが実感できない女子高生たち。
その「心の中を風がビュービュー」吹いている彼女たちのそれぞれの生活。
別々の2つの家庭が一つのテーブルを斜交いにして同時進行で演じられるシーン。
言い争う二組の親と娘の会話。
それが、行き詰まる緊張感の中で絶妙の間合いで交錯していく。まさに観客冥利ね。
この芝居が心に刺さるのは、子どもたちを演じているのがまさにその当の中高生世代の子どもたち自身であること。当事者が演じているというショッキングな現実に観客席は二重の衝撃を受けるわけです。

翌々日の日曜日。広島には珍しいカフェ・テアトロで、うずめ劇場の『黄金の壷』。
ローカル線の無人駅のすぐ側、普段は喫茶店らしい。
天井が高くそこに照明のライト。中二階に音響室があり、役者が登場したりも。
うずめ劇場は九州を拠点に活動し全国的に注目を浴びている地域劇団。
主宰者はドイツ人のペーター・ケスナー。広島公演は2回目だそう。
お客さんは50人くらい。地方じゃこんなある意味贅沢な芝居は滅多にないです。
ドイツ訛り(?)の日本語のセリフは、変なところにイントネーションが入ったりして
耳を済ませて集中しないと聞き分けられない。あんなに一生懸命セリフに集中したのは久しぶりねー。おかげで寝そびれました。
芝居の方は、こんなわけのわかんない芝居を若い頃はよく観にいったもんだよなあ…っていうような難解なヤツ。体力勝負だよねえ、まったくのところ。
2時間の上演時間、ワタシ的にはここが限界でした。終演で、ホッ。

先頭 表紙

一流のシナリオライター、必ずしも一流の演劇人にはあらず・・・。芝居は奥が深いです。 / おけい ( 2003-04-02 22:34 )

2003-03-20 劇評講座入門編

文化財団の主催で、講師は衛紀生さん。
今は大学の先生の余技みたいになっている劇評も20年以上前には劇評家で飯を食っている人もいたと聞いて驚く。面白いよっていう評判記みたいなものしか新聞には載らないし、
読む頃にはもう既に遅く、じきに公演が終わってしまったり。
いまどき劇評読む人なんて少ないんだろうな。でも講座には30人以上の人が来てました。

演劇のチケットは相変わらず高額だし、大枚をエイッとはたく覚悟をするだけの
信頼できる情報が欲しいという人は多いんだろうけれど。難しいのでしょうかねえ。

新人劇作家の登竜門として名高い岸田戯曲賞、その名前のもとの岸田國士は文学座を創立したメンバーの一人。もうずいぶん昔の人よ。その岸田さんが劇評について書き残した言葉を衛紀生さんが紹介してくれてそれが一番わかりやすかったなあ。

一. 芝居を観にいく前に読めるようにすること。
 (欧米では、初日があけたら翌日の各誌の朝刊に劇評が載ることはよく知られてい
る。) 
二. 実際に、芝居を観なくても面白く読めるように。(文学としての劇評)
三. その劇評を読んだら、芝居を観に行きたくなる、あるいは観に行きたくなくなるように書くこと。
四. 芝居から何をみるかを(ある一つの観方を)提示できること。

これは至極納得できることで、今でも充分わかりやすい。
そして観客のその望みは、相変わらず叶えられていないのであります。

ちなみに私のご贔屓は、長谷部浩。読んで面白い劇評ってなかなか少ないでしょう。
生の演劇を見るチャンスのない地方在住の身としてはせめて読んで面白い劇評が嬉しいです。

先頭 表紙

くすのきさま:扇田昭彦さんは、演劇関係者には評判がよくないのかと思っていました。あの人は最初褒めると徹頭徹尾、褒めまくる人で有名なんでしょう?褒め方はお上手ですものね。でも、おめがね違いの時はどうするのかしら。 / おけい ( 2003-04-02 22:29 )
あるまじろさま:劇評家自身の芝居の趣味と、自分の趣味が合うと嬉しいですよね。おお!同志って感じ。 / おけい ( 2003-04-02 22:24 )
香月美加さま:不味そうって、言われると食事の味ってまずくなるでしょ。けなし方の上手な人っていないかしらね。 / おけい ( 2003-04-02 22:22 )
お湯さま:自分でお金を払って観にいった友人の評判が、一番確実かも・・・。 / おけい ( 2003-04-02 22:18 )
そううつさま:ちゃんとした劇評を書こうとすると、命の危険!あるらしいという噂。命の保証があっても収入の当てにはならない現実。需要はあると思うんですがねえ。 / おけい ( 2003-04-02 22:15 )
ボクは、扇田さんの劇場、結構好きです。とにかく、劇評をやるには人格をかけてやってもらいたい。こちとら創り手だって人格かけてやってるんだから、ね。お互い批判も賞賛も覚悟の上でなきゃね。それが表現するって事だと思う。 / くすのき燕 ( 2003-03-22 22:54 )
劇の本質は劇評とは別のところにあるのかも知れません。劇評は劇評でその著者に興味があります。 / あるまじろ ( 2003-03-22 14:34 )
その劇評によって、随分舞台の印象が変わっちゃいますね。観る前に酷評されていると「失敗したかな?」って思っちゃいます(←自分の目に自信が無いので(笑))。 / 香月美加 ( 2003-03-20 19:12 )
劇評って難しいですね。劇評よりも知人の口コミ等を当てにしちゃうのは劇評が少ないからですかね。 / お湯 ( 2003-03-20 12:58 )
劇評ってほんとに面白いのが少ないですよね。えらそうにこきおろすやつか、ちょうちん記事ばっかり。しかも、それを読んでからでは、人気公演はもうチケットが取れないんですよね。 / そううつ ( 2003-03-20 11:35 )

2003-03-12 おこちゃま旋風!

風邪かなと思ってちょっと横になっていたら、
試験で早めに帰宅した息子が、
「大丈夫、何か食べたいものある?」って優しいひと言。
なんだか余計に気弱になっちゃって、
「弱きもの汝の名は女なり」だもの、と言うと、

このあいだは、「原始、女は太陽であった。」なんて息巻いていたくせに、
とたしなめられてしまった。

息子には勝てません。

先頭 表紙

さにゃえもんさま:劇的過ぎて時には疲れたり。ファンタージーでいきたいもんであります。 / おけい ( 2003-03-27 18:06 )
あるまじろさま:粋って褒め言葉は、ステキ!君にも送ろうね。 / おけい ( 2003-03-27 18:05 )
お湯君へ:子どもが生まれたら、思いっきり抱きしめて甘えさせてあげよう。いつかは一人で旅立つのだから。 / おけい ( 2003-03-27 18:04 )
和代さま:何度だまされようとも、わが子の優しいひと言にコロッとまいってしまう愚かな母であります。 / おけい ( 2003-03-27 18:02 )
おにぎりさま:誰もいたわってくれないと、怒りのパワーで元気になってしまう私。どうして欲しいのかしらねえ。 / おけい ( 2003-03-27 18:00 )
きんとと:日頃の親の口癖を、実によく覚えているものであります。恐るべし、おこちゃま旋風。 / おけい ( 2003-03-27 17:59 )
しえろさま:いやいや、純な母を持つしあわせでありますよ。息子君。 / おけい ( 2003-03-27 17:58 )
香月美加さま:もう、息子を褒められると、めろめろ。親バカな母です。 / おけい ( 2003-03-27 17:56 )
言葉遊びが巧みって事は大人になったらいい男だね。 おけいさんの日常って素敵な戯曲みたいだ。 / さにゃえもん ( 2003-03-19 23:32 )
粋な男の子じゃないか!! / あるまじろ ( 2003-03-14 19:45 )
息子さんの返しがいいですね、親子の会話が楽しそうです。 / お湯 ( 2003-03-14 09:34 )
そんな「今」を楽しんでね〜。ウチの息子は「カアチャンに家建ててやる」と言ってくれていたことも「働いたらお金いっぱいやるよ」と言ってくれていたことも全て「そんなこと言ってたかぁ?」の一言で夢と消え去りました。 / 和代@どーせ期待なんかしてなかったさ。 ( 2003-03-13 19:11 )
好きですっこーゆー関係!!楽しそうな家庭のにほひ・・・で、ご自身の体調はイカガですか?? / おにぎり@多分はぢめまして ( 2003-03-12 21:39 )
↓しえろちゃんと同感。ママと息子の名言集ができそうだねぇ。とっさにこういうセリフが出てくるのってステキだワン。 / きんとと ( 2003-03-12 17:15 )
気弱なときも、息巻くときも、おけいさまの台詞がすごいわ!息子さんもやさしい!私なんか、息子君(多分、同級生よね)に「ママと抱っこ〜」と甘えるので、思いっきりしろ〜い目で見られてます。 / スーパーしえろ ( 2003-03-12 12:48 )
何て素敵な息子さんなんでしょう。優しくされると、ほろっときちゃいますね〜♪ / 香月美加@つっこみ、ありがとうございます ( 2003-03-12 10:51 )

2003-03-02 マキノノゾミ戯曲講座

文化財団主催の戯曲講座を受けてきました。
地元のアマチュア演劇をしている若い人や役者ののタマゴさんたちと一緒。

おととしは講師がガジラの鐘下辰男と超人気演出家の宮田慶子。
鐘下さんは、岸田國士の「紙風船」をテキストに。
劇作家は犯人で、その謎を解く演出家は探偵という喩えが分かりやすかった。
新婚夫婦の一日を描いたこの小作品を恋人同士の二人が初めて夫婦となる(覚悟を決めた)日なのだというとらえ方に、戯曲って面白いもんだなと思った。
それまでは、『ハムレット』と『かもめ』くらいしか読んでいなかったけど、
以後、雑誌掲載の新作も含めてわりと戯曲を読むことが苦にならなくなった私。

宮田さんのテキストは、『かもめ』。戯曲の重層的な構造を分析。
劇中、登場人物は自己紹介などしない。別の人物のセリフからその人間を鮮やかに浮かび上がらせてみせる。それをいかに自然にやってのけるか。チェーホフ以前とチェーホフ以後では、戯曲は明らかに違ってきているのです。

その『かもめ』をテキストにしたかったとマキノさんはしきりに残念がっていた。
で、自身が大好きだという宮本研の『美しきものの伝説』。それこそ伝説化するほどに有名な戯曲だが入手ははなはだ困難。配られたのは、某劇団の上演台本のコピー。
受講生のアマチュア劇団の役者さん達により、ちょっとしたリーディングシアター。
自分の戯曲の良し悪しの基準は「純情」だそう。どんな俗っぽい人間でも、その何かに対して「純情」であることが、こころ惹かれるのだと。巨人の松井の話を引き合いに。
確かに松井から野球を取ったらきっとすごくツマンナイ男だろうなと思うし。
何故、芝居かという問いには、三谷幸喜の「素晴らしい演劇は、素晴らしい映画よりも素晴らしい、ツマラナイ演劇は、ツマラナイ映画よりもツマラナイ。」という言葉を引用。ほんとにそうね。でも、「ツマラナイ芝居を観たあとは、酒がうまい」とも。
確かに最前観たばかりの芝居、ほろ酔い機嫌で遠慮会釈なくこき下ろすのは痛快。
中途半端にいい芝居よりか、ずっと。たとえば、某劇団、某カンパニー・・・。(内緒)

人間は心に思っている本当のことをなかなか言わない。
セリフの裏を読み、さり気ないト書きの仕草から本音を探る。戯曲の面白さって、ちょっと分かりにくいけど、実は推理小説なんかよりずっと面白いのだ。

でも、たまたま見つけてこの「美しきものの伝説」を読んでも、戯曲の面白さは分からなかったろうな。やっぱり好きでスゴクこだわりのあるマキノノゾミの解説で読むからいいのね。つらくても心のおもむくままに、果敢に人生を生きようとした姿勢に、感動しちゃう。戯曲がつくられて上演されたのは1960年代だから、昭和40年前後。
もう歴史のひとコマなんですね。わたしもう生まれてたんだよ。嗚呼。

先頭 表紙

さにゃえもんさま:あなただったら、戯曲の新しい魅力を発見できそうね。聞いてみたいな、チェーホフのさにゃえもん流解釈。あなたのようなニーナだったら絶対トレープレフは死ななかったろうな。男と女がぐずぐずとじれったいのはお嫌い? / おけい@きっと似合うわ、白いドレス ( 2003-03-20 10:54 )
あるまじろさま:初演時は、須磨子役と伊藤野枝役は同じ役者が演じたらしい。戯曲もよく読むとそうなっている。面白かったろうね。全然別のタイプの女だもん。 / おけい@新宿での初演公演も伝説らしいのね ( 2003-03-20 10:42 )
くすのきさま:映画にしとけばよかったなあ、指定席で見られたジャンと嘆きつつ、芝居に通う私。 / おけい@美味いもの食ったほうが・・とも ( 2003-03-20 10:39 )
スーパーしえろさま:チェーホフの戯曲の翻案が多いのはやっぱり登場人物の名前が覚えにくいせいらしいです。手元の人物相関図を握り締めて・・・、みんな苦労したのよね、きっと。 / おけい@マキノさんのチェーホフ好きは有名 ( 2003-03-20 10:36 )
戯曲を何度か読んだ事があるけど、その度に『演劇のイロハが解っていれば数倍楽しいんだろうなあ』って思うの。 ここで突っ込みしてる皆さんは素晴しい世界の入り口を通り抜けた感じで羨ましいっす。 / さにゃえもん ( 2003-03-11 23:43 )
「美しきものの伝説」、この前の公演自体はツマラナカッタです。脚本は面白そうですけど。マキノ氏は僕、大ファンなんです。MOP結構観てました。 / あるまじろ ( 2003-03-11 11:26 )
おけいさま:僕も三谷幸喜のこの言葉、すごく共感して読んだ覚えがあります。 / くすのき燕 ( 2003-03-10 21:10 )
戯曲は昔は好きでよく読んでいたんだけど、このところさっぱり。チーホフとか、ロシアの本、名前がわけわかんなくなるのよ。あ、でも、そゆ講座受けてみたい、おもしろそう。 / スーパーしえろ@未ログインごめん ( 2003-03-10 17:05 )

2003-02-22 オペラシアターこんにゃく座公演・オペラ『MAGAIMONまげもん』

好きな芝居しか観にいかないはずの私ですが、今回は知り合いのたってのお勧めで
チケットを購入。やむなく出かけたわけです。
観てみてはじめて芝居が面白いことがわかったけれど、こんなことが無ければ
多分、行かなかった芝居に違いない。

−−−何故、人は芝居を観にいかないのか?    
その答えが実は私のこの時の行動の中にあるのではと気が付きました。
こんにゃく座の芝居は3回目。
最初は、『オペラ「セロ弾きのゴーシュ」』。やはり誘われて行った。宮沢賢治関係の芝居は何作か観ているけれど、いづれもどうもしっくり来ない。やっぱりニガテ。
次は『ロはロボットのロ』。あんまり気がすすまなかったけれど・・・、
案の定、公演中爆睡だった。
で、今回。あんな事情でもない限り、行かないよなあ、やっぱり。

ところが、今回のはなかなか面白かったのであります。芝居は観てみないと判らない。
人間の娘に恋したタヌキが、この女の子のあだ討ちを助けるってお話。
芝居全体が旅回りの一座の興行という趣向もしゃれている。
熱狂的なファン組織があるらしくって、
ここ広島でも年に1〜2回はこんにゃく座の芝居が観られるのであります。
約800名のホールで7・8分の入りでした。
台本と演出が鄭 義信。映画「月はどっちに出ている」の脚本で、キネマ旬報脚本賞を受賞なさった方なので知ってる人も多い筈。
劇団黒テントを経て、劇団新宿梁山泊の座付き作家として活躍。
劇作家業界(!)の芥川賞といわれる岸田國士戯曲賞も受賞してます。
芝居好きなら垂涎ものの華々しい経歴。でも、こういうことはあんまり宣伝しないみたい。
題名から、こんにゃく座の時代物くらいとしか思わなかったんだけれど
きちんと読めば、マガイモンって、擬い物のこと。
人間に化けた狸の活躍の話ですからな〜るほどネって感じ。

ほかにもいろいろ、宣伝文句はできそうなもんだけれど
何しろ熱狂的なファンだから、もうひたすら「こんにゃく座の〜」の一点張り。
観に行こうってお客さんに、もう少し親切にできないものかなあ。
これって、広報・制作担当者に対する文句ってことね。

劇中、憎しみの連鎖ってセリフがあって、緊迫する国際情勢に思いを馳せて胸が痛んだり。
いい芝居だったのよォ。

先頭 表紙

きんととさま:転校はしません。ついでにクラス替えもありません。今後ともよろしく。 / おけい@君にあげよう、皆勤賞。 ( 2003-03-12 08:57 )
和代ちゃま:一周年祝ってくれたの、ありがとね。頑張りマース。三日坊主の私が2周年突入だもんね。 / おけい@ひまじん日記さまにも感謝 ( 2003-03-12 08:55 )
くすのきさま:いい舞台は、制作(プロデューサー)のまごころが伝わってくる気がします、何となく。『Buddy!-あ・い・ぼ・う-』よかったもん。 / おけい@カンクローのお兄さんへ ( 2003-03-12 08:53 )
お湯くん:世間で評判の芝居よりも、私の中の名舞台を探し求めて、今日も観客席の薄闇の中、ワクワクして待っています。 / おけい@劇場で逢いたいな君と ( 2003-03-12 08:46 )
同級生のおけいちゃん、登校(投稿?)拒否の日もあったけど、これからも仲良くやりましょ!転校しないでね!!! / きんとと ( 2003-03-03 09:33 )
おけいさん、ひまじん日記、今日で1周年だよね。帰ってきてくれていて、本当にうれしい。これからもよろしくね〜♪ / 和代 ( 2003-03-01 20:34 )
親切にしたいと思ってると思いますよ。親切にできる金がないんですよ。 / くすのき燕 ( 2003-02-23 20:52 )
お久しぶりです!芝居が面白いというより、面白い芝居を見たいものです。好みによりけりですが当たり外れってありますよね。 / お湯 ( 2003-02-23 01:16 )

2003-02-20 唐揚げ大好き!

毎日の弁当作りは、ただでさえ料理のレパートリーの少ない私には
頭を痛めることの一つ。

いちおう4品はと心がけている。
息子たちは、私のゆで卵(料理か?という声はさておき)が大好物。
おかげで残りの3品を考えるだけでよいのは助かる。
いよいよメニューに窮すると、「何が食べたい?」って聞いてみるのだが
答えはいつも、「から揚げ」。
昨日入れたじゃんって言っても、「から揚げ」。

あんたら、鶏に恨まれるわよ〜。
さすがのあたしでも、毎日、朝からから揚げを揚げるのは
ちょっとなあ。

結局、振り出しに戻っちゃうのであります。

先頭 表紙

あるまじろさま:楽屋差し入れは、から揚げに決まりね。その前に芝居観にいかなきゃ。 / おけい ( 2003-03-10 13:26 )
しえろさま:チンするやつはねえ、結構割高ジャン。頭の痛いところよね、楽でいいんだが。 / おけい@チンでもうまいもの発見! ( 2003-03-10 13:25 )
mishikaさま:ホント、定番とか十八番って、つまりは言い訳なんかねえ。 / おけい@ようこそ! ( 2003-03-10 13:23 )
僕も唐揚げ大好き。ついつい毎日たべちゃう。誰か止めてぇ〜。 / あるまじろ ( 2003-03-01 10:51 )
うちの息子君も大好きよ、から揚げ。でも、私は揚げないの、チンってするだけ。 / スーパーしえろ@無精物 ( 2003-02-22 21:41 )
うちも鶏から上げしかないな。定番といういいわけもあるけど。 / mishika ( 2003-02-21 11:30 )

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