2002-05-01 いっちゃった・・・・・・・・・・・・
2002-04-30 ダンディー、小学校に行く！
2002-04-27 ダンディー、バドガールのお店へ出動！
2002-04-25 ミスターK
2002-04-19 やっちゃった！
2002-04-18 え！？いつのまに・・・・・・・
2002-04-17 おやぶ〜ん！！
2002-04-16 その女優かよ！！（by三村）
2002-04-15 ほんと〜にあった嘘のよ〜な面接での出来事
2002-04-14 激闘！！VSスズメバチ（後編）

今日も元気に陽気にお仕事中！のダンディーなんだな。

元気に陽気はいいけど、とうとう知り合いの会社がいっちゃいました。（倒産ね）

大変失礼な言い方をすれば今年の初め頃からわかってはいました。

それは何故かといいますと・・・・・・・・




この会社、もともとは造園土木業をしていました。でもこのご時世でしょ、大変だった訳です。
んでもって、ある現場を工事してたら湧き水がでてきたって訳。（山の中だよ〜）
「これを売ろう！！」　５０後半になる社長さんは決心しちゃいました。

オヤジの知り合いで古い付き合いらしいんだけど、そんなこんなで相談されたんです。

話を聞いてどビックリ！！
まず水質検査でん千万、水をくみ上げ消毒だなんだする機械がこれまたん千万、
なんだかんだでかなりのお金がかかります〜。（あたりまえなんだけど・・・・）

まあ水質検査はしかたない。飲めるかどうか検査しないとわかんないもんね。
でも機械だなんだは後の話でしょ。まずはその道に明るい人雇うとか、リサーチしたり販売のルートどーするとかいろいろあるじゃん。それなのに・・・・・・・・

水質検査でOK出るやいなや、やっちゃったんです。あのオッサンは・・・・・・・
機械買うは、大型トラック、八王子に倉庫、パンフも作り、あげく商品化までしてるし・・・・
なんだかんだで億の金使ってる〜。しかもそのほとんどが借入金なのよ〜ん♪
（国金もかんたんに貸すんじゃね〜よ！まったく！！）

「ありゃいくな。ダンディー」
「何ヶ月もちますかね？」
「いいとこ３・４ヶ月じゃないか。」　　そんな話をオヤジといたしました。

いろいろと勉強になりますが、今回の件は知人なだけにちょっとね！

東京の国金だったら貸さないだろうな。田舎は怖い所です。

あ〜あ、なんだかな・・・・・・・

っということで今晩はオネエちゃんのいるお店に行こう〜っと！！

一人だからさみしいけれど・・・・・・・（笑）



PS　　ななママゆるしてくだされ！（苦笑）

先頭 表紙

は〜い！昨日は休日返上で愛娘の授業参観、PTA総会、学年総会、学級総会　エンド先生の歓送迎会に行ってきました。（ちかれた・・・・・）

マイワイフは７月の出産にむけ、無理させられないのでここは一発ダンディーの出番なのだ！（笑）

祭日にもかかわらず回りはお母さんだらけ・・・・・・お父さんは４・５人ぐらいだったかな？

まーとっても元気に愛娘は授業を受けていたのでよかったよかった。

ところで今年度から前期、後期の２期制になるそうで通信簿も２回しか出ないらしい。時間割表も私の時は１年分だったのに、１週間単位でのものらしい。

週休二日制にからみ様々な変化がおこっている。

これからも変化し続けるであろう社会を生き抜くために、どのように教育して行けばよいものか、あらためて考えさせられた。

授業参観はまだよかったけど、その後のPTA総会、学年総会、学級総会はちと疲れました。

特に歓送迎会は知らない人ばかり。周りの人達は地元だからみなさん顔見知りのようでかなり盛り上がっていましたが私はというと・・・・・・・・・



なぜかお母様方が次々にお酒をついで下さり、
「あ〜でもない、こ〜でもない」　などといろいろとお話しました。

（何で？）　などと思いをめぐらし、退屈な時間を過ごしました。

そ〜いえば一人だけとても綺麗なお母さんがいたな。言葉はバッチリ方言使いまくりだったけど（笑）

やはり不謹慎なわたくしダンディーでした。

先頭 表紙

昨夜はKも旅立ったことだし、久々に町にくりだしたダンディーでする。

この町のメインストリートわずか数百メートル♪　浜田省吾の「マネー」の歌いだしである。ここの町がモデルになっているそうである。（余談）

そのメインストリートにその店はある。今回で行くのはかれこれ５回目かな。

こっちには友達もいないので１人で行くのだ。（さみしい・・・・・）

ドアを開けると金曜日だというのに店は空いていた。

「いらっしゃいませ〜！」　心なしか女の子達のテンションも低い気がする。

この店はママを除き全員がバドガールのコスチューム。１４・５人いるかな？

ボディコンだ〜い好きな私には（ちょっといい）店なのだ。しかし、キャバクラもどきのこの店には指名制度なるものが無く、当たりはずれがある。
「どんな子が・・・・」　期待と不安で席につくと、すぐに女の子が・・・・。

名前は忘れた！（老化現象か？）が新体操で国体に出たという２１歳の娘さんだった。

身長こそ１５８ぐらいだが、なかなかにナイス！なボディーである。
（この胸、さぞかし新体操ではジャマだったろうに・・・・・・）
まったく最近の若い者はスタイルが実によろしい。

新体操の話で盛り上がり、どーしたらあんなに体が柔らかくなるのか聞いた。
「毎日柔軟体操！」　とつまらん返事が返ってきた。（とほほ・・・・・）

しばらく話すと「私、夜マッサージしてもらわないと体がムズムズしちゃって眠れないの。」
その言葉を聞き、ある所がムズムズしちゃったわたくし。

「俺マッサージうまいぞ！」と燃える下心で話すと「じゃ今度して！」だって。

小学生の頃から白球に命をかけてきた体育会系の私は本当にモミモミがうまいのだ！
「ちょっとだけでいいから肩揉んでみて」　「ラジャー！！」
うなるゴールドフィンガー！
「んん〜ん、気持ちいい〜ん・・・・・・・」つぶやく彼女。

その後は・・・・・・・・・




愛妻と愛娘の待つ自宅へ超特急で帰るわたしであった。

先頭 表紙

むっつむしゃくしゃするときわ〜♪　ここ数日ひまじんじゃなかったダンディーでございま〜す。

さて今回はミスターKのお話です。

実はこのミスターKはどこぞの日記にもそのナイスなキャラクターで登場していたのであ〜る。このしゃべり方で気がつく人もおられるはずであ〜る。（笑）

彼とは小学生からの付き合いでして、かれこれ２０年以上の関係です。

アメ〜リカの生活が長い彼は英語はペラペラ、女性のアソコはペロペロです。

仕事はかなりできる（らしい）。その業界ではけっこうビックネームだったりするらしいですぞ。まあ、確かに頭はいいですからね。

しかしKのいいところは、抜けてるところがあるのです。
女にゃ〜弱いし結構かましてくれるし・・・・・・・（笑）

先日も用事がありTELしたら「あ、そこを左に曲がってください」
ってタクシーの中でした。

「これから接待なの？」　と聞くと

「いやプライベートで食事なんだ」　　　　「女か？」　　　　「うん」

「ほとんどよく知らないんだけどね」だそうです。

「じゃ今日はお持ち帰りですな」　　　「わかんな〜い」

「初めて会うの？」　　　　　「いや、２回目」っておまえな〜・・・・・・・。

１回会っていてその後二人で会うということは結構気にいってるんじゃん。
なのに「わかんな〜い」などと、よくもま〜言えたものだわ！

Kはまさに＜羊の皮をかぶったオオカミ＞なのよ〜ん。

見た目はムーミンみたいに癒し系（かな？）でもやることはしっかりキッチリ！！

けっこうモテるんだよね。

さて、その後どーなったかは後日事情聴取のうえ、ご報告します。



PS 結構カッコイイキャラで書いたぞ（笑）K○K○　　
　　　
　　わたしに感謝するよ〜に！！　

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いつつ、いつでも猛稽古〜♪　男らしさを追求し続けるダンディーどぇ〜す！

聞いてよ、聞いてよ。さっきさ、お世話になってる東京の人が大好きなそばを買いに会社近くのスーパーに行ったのよ。

乾麺なんだけどさ、束で買いました。で、宅急便で送りたいから近くにいた店員に
「この商品の箱あります？」って聞いたのよ。

「ありますけど・・・・・」って言うから「発送したいからください。」
って言ったわ。

３分・５分・・・・・。えらく待たせてくれるじゃあ〜りませんか。
こっちは、平気で客をまたせるのよ。レジに人の行列できても平気な顔して他のことしてたりね。

こー見えてもヒマじゃないのよ（って日記書いてるんだけどさ）やっと現れたわ。

「ふ〜」ってため息ついてあたしの足元に箱を置いて立ち去る店員。

へ〜んし〜ん！と〜！！

「ちょっと待てや、これをどうしろと言うんだ」
足元に置かれた汚いみかんの箱

不機嫌そうな顔の店員！ゆるせん！！

「なめてんのか？こら！この箱をどうしろっていうのか聞いてんだよ」
変身した私は怖いわよ〜。

「だって、箱って・・・・・」（なんですと！？）

「俺はこの商品の箱くれって言ったんだよ。俺のもってる商品はみかんか？
しかもさんざん待たせておいてお待たせいたしましたの一言もないんかい？おお！
おめ〜これで食ってんだろ、プロだろーが。」

ガタガタ震える店員。「おめ〜じゃ話にならん。責任者呼べ！」

店長さんすっ飛んでまいりました。

「店長さんの所ではどーいう教育されてるんですかねー」　（ヤクザかよ・・・）

「申し訳ありません。」さすがは店長ひたすら謝る。

フッとわれに返ると辺り一面の時間が止まっている。お客様みなさん立ち止まり
こちらに熱い視線を投げかけておられます。

ヤバ！！でももうやっちゃったもんね〜（苦笑）

まったくイジめる訳じゃないけど、ひどすぎるわ！そりゃフランダースの犬の最終回で声を出して泣いちゃったあたしも怒るわよ。

もーやーね！あそこのスーパー行けないわ。

あらあらあたしは、金どうちゃん！！（byマカロニほーれん荘）古ッ！！

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よっつ夜明けは見せないで〜♪　　ダンディーでござる。

今日ですね、会社の近くのセブンイレブンに行ったんだけど、
そしたら、レジにちょ〜カワイイ女の子発見！！（っていうかイイ女）

まあ年の頃なら２６前後（子じゃないか）身長１６７ぐらいかな・・・・・
体系はボン！　キュッ！　ボン！！　でありんす。

すかさず、「モデルかなにかされてました？」って声をかける私なのです。

「えっ！？」って彼女が言うから、「あんまり素敵だから・・・・・」と言うと
「そんなことないです・・・・」と顔を真っ赤にしてうつむく彼女。

きゃわいい〜じゃあ〜りませんか！（ヤバ、すっかりオッサンだな）

しかし、いつのまに？先週来た時にはいなかったぞ。

これからは、行く度にからかってやろーっと！（笑）

楽しみがやっと増えた。

セブンイレブン　いい気分〜♪　　　　　　　　　　　　　失礼しました〜。

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みっつ未来の大物だ〜い♪　おはよーダンディーです。

昨日オヤジに言われ、この県ナンバー１のヤクザの親分の所へ行ってきました。
（あちきは堅気よ〜ん。会社だってヤバイ仕事してないわよ〜ん。）

事務所に着き、怖いおっちゃんやあんちゃん達に名前をつげると、奥の部屋へ通された。（Vシネマのワンシーンのようだわ・・・・・）

親分、私を見るなり「おお！めずらしいな！！よく来た、まあかけなさい。」
そして、開口一番「オヤジとうまくいってないのか？」と・・・・・・。

「いや、そんなことは・・・・・・」

次に「仕事はうまくいってるか？」と・・・・・・。

「はい。おかげさまで順調です。」と私。

「そーか、お前はみょーなところ一本気だからうまく立ち回らないとダメだぞ。」
とありがたいお言葉。

「はい！！」１００万ドルの笑顔で答える私。

オヤジに言われた用件をすませ、「それでは失礼します」とご挨拶。

「オヤジの時代じゃない。お前ががんばんなきゃだめだ！なにかあったらいつでも来い！！」っておきまりのセリフ。

「ありがとうございます」ふたたび１００万ドルの笑顔な私。

事務所を後にして車の中で考える、なぜあんなことを言ったのか・・・・・

実は・・・・・

先日仕事でちょっとだけうまくいかないことがあった。私の戦術ミスによるものだ。もちろん親分はそんなこと知ってるわけはない。

おそらくわたしに会うなり、瞬時になにかを読み取ったのであろう。

ヤクザ屋さんの怖いところは、まさにその部分ではないかと私は思う。
人間という生き物の心理を巧みに読み、操るのである。
しかも相手はナンバー１の親分さん。おそらく心理をつくことに関してはご立派な心理学者など足元にも及ばないはず。（実践的なのよ！）
結構学ばせてもらうことあるんですよ、これが。

簡単に読み取られるとは、私もまだまだ未熟者・・・・・。

またひとつ、おりこうさんになった私でした。　　　　　　　　　ちゃんちゃん♪

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ふたつふるさとあとにして〜♪　っと、ダンディーで〜す。

今日はちょっと昔話。（ノンフィクションだよ〜ん）

むか〜しむか〜しある夜のこと、私は近所のコンビ二へ買い物に出かけました。

そしてなにげなくエッチな雑誌を立ち読みしました。
（う〜んナイスバデーだ・・・・）などと思ってページをめくると、

「はて！？どこかで見たことが・・・いや話したことあるんじゃ・・・・・」
って子がオッパイ丸出しでニッコリ微笑んでいるじゃあ〜りませんか。

ミキ！？名前は芸名だが、生年月日は・・・・・。

私が大学２年の時、あるプールでライフガードのバイトしてたとき、売店でコーラを売っていたきゃわいい彼女。こりゃ落とすしかない！ってことでデートのお誘いしたところ、「わたしまだ子供なんですよ」なんて言っちゃって！

どっからどう見てもボン！きゅっ！ボン！のいい女！！
「そーなんだ。お嬢ちゃんいくちゅ？」って聞いたら「１５です」だって・・・
私は２０歳、さすがにひいてしまいましたが誘ったてまえ引っ込みがつかず
「え・映画見に行こうよ」ってことでお付き合いが始まりました。

相手は高校１年生、そりゃ私も男です。エッチしたいのがまんして（キスもしなかった）と〜てもプラトニックなラブラブラブ〜。（手も握らんかった。）
とにかくいい女だった。「将来は女優になりたい。」って言ってたっけ・・・・

彼女は確かに女優になった。AV女優に・・・・・。

とっても気になった私はそのあしでレンタルビデオやへ。（変態かな？）

借りてやりました。生まれて初めてAV借りた。（マジっすよ！）
結構人気あるみたいでポスターバシバシはってあったっけ。

そして見てやりました。

あ〜んなことやこ〜んなこと、あげくそ〜んなことまでしなくったって・・・・・

こんなことなら、あの時エッチしちゃえばよかった・・・・・。
と思いっきり後悔した私は、いけない男でしょうか？

しかもスッキリさせてもらっちゃったよ（ボソ）

ああ！男って悲しい生き物だわ・・・・・・・・・・・・。めでたし、めでたし。

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ひとつ人より力持ち〜♪のダンディーどおぇぇ〜す。

その日は我が社の採用面接の日だった。（中途採用ね）
全部で12名の方がお越しになっていた。３１歳から５６歳までの人達である。

やはりこのご時世、仕事は圧倒的に少ないらしい。へ〜こんな人がうちの面接を受けてくれるのねん、というような人もいらっしゃいます。

そんな中、順調に面接は進んでいたのですが、今回1番若手の３１歳ちょ〜マジメそうな喜一くんの順番になり、面接官をつとめていたわたくしは、履歴書を見ながら固まっていた。

「こ・この写真はなんだ？」どー見ても喜一くんじゃない・・・・・。
何かの間違えかと、それとも何か意味が？私は喜一くんに問いかけた。

「この写真なのですが、あなたではありませんね。」すると
「いえ、私本人です。」との答えが・・・・・。

な・なんですと！？どっから見てもマジメなこの青年、私をおちょくってるのでしょうか？それとも面接荒らしか？
いえいえ決してそのようなことはない筈・・・・・。

勇気を出して聞いてみた。
「この写真どう見ても赤ちゃんですよね。」　（勘のいい方は分かったかな？）

すると喜一くんはこう答えた。
「はい！私が３ヶ月の頃の写真です。」

そーなんです。履歴書の写真はる所に書いてあるのありますよね、＜６ヶ月以内撮影のもの＞とかなんとか・・・・。
喜一くんこれを（生後６ヶ月以内）と勘違いしたようです。

彼は高校を卒業後ずーっと家の農家の仕事をしていたらしく、就職活動もさることながら履歴書なるものを書くのは今回が生まれて初めてだそうです。

悪かったけどわたくしダンディーは大爆笑！！（涙が出たよ！本当に！！）
会場は一気にリラックスモードです。

喜一くんは真っ赤になってうつむいていました。（笑いが止まらんかった・・・）

そんなこんなで面接は無事？終了したのでした。

えっ！？喜一くんはその後どーしたかですって？

もちろん採用です。うちは吉本じゃないけど、こんなキャラよその会社に取られてたまるもんですか！

いやいやこんな話が本当にあったのです。

今、喜一くんはマジメに一生懸命仕事してますよ。

田舎バンザイ！喜一くんバンザイ！私もがんばるぞ〜！！（笑）

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さてさて、どうやって羽を焼きますか・・・・・。

まずは、長い棒を見つけて来てその先にガソリンをしみ込ませた布を巻く。
そして火を付け巣の出入り口にセットし出てくる蜂たちを焼いていこうという作戦をたてた。

長い棒はすぐに見つかり、布もある。ガソリンをどうするか考えていると、
「さっきスタンドがあったな。買って来い。」オヤジが言った。

（どうせ買いに行くんだったら殺虫剤の方が・・・・。）
とも思ったが、とりあえずガソリンを買ってきた。（とっても素直なわたくし）

点火完了。いざ鎌倉である。（ちょっと違うか）

巣に近ずくと見張り蜂くんの威嚇がさっそく始まった。
「ダンディー、いいか？」オヤジにきかれ、よくなかったけど
「は・はい！」と答える雅なわたくし。

出入り口に燃え盛る棒の先端をセットし、戦闘蜂たちの出撃に備える。

１・４・５・１０・・・・出てくる出てくる順序よく。
驚いたことに、蜂の羽はとても燃えやすい。面白いように蜂が下に落ちる。

「勝った！！」

その時である。＜ポロッ＞っと布が燃え落ちた。
頭ん中真っ白なわたくし・・・・。

「イタッ！！」オヤジの声を聞き、とっさに棒で巣を叩き落とす。
＜グシャ！＞っと崩れ落ちた巣からすんごい数の蜂が・・・・・。

ベン・ジョンソンにも負けないであろうロケットダッシュ！（二人で）
まさに阿吽の呼吸ともいえる二人の行動であった。

２００メートルも走っただろうか・・・・。幸運にも蜂はそこまで追っては来なかった。気が付くと私の右足首がない！そう見事に一撃をあびていたのである。
サリーちゃんの足になってしまった。ズキズキ痛む。

オヤジもふくらはぎの辺りを三箇所ほど刺されていたがなんと不思議なことに
蚊に刺されたくらいのプチッとした腫れ方。

「俺はガキの頃から何回か刺されてるから免疫があるんだ。」

「痛くないんですか？」と聞くと「少しは痛いさ」と言う。（恐るべき肉体）

10分ぐらい経ったであろうか、オヤジが
「ちょっと見に行ってみるか」と言うので、痛む足を引きずりながら恐る恐る後に続く。

５メートルぐらいの所から覗いてみると壊れた巣の周りを困惑したように飛び回る無数の蜂の姿が・・・・・。

「こりゃもう無理だな。行くか。」オヤジの言葉にホッとして車に乗り込み戦場を後にする。

「いやーおしいことをしたな。ところで蜂は何色に強く反応すると思う？」
オヤジが私に聞いてくる。
「わかりません。何色ですか？」
激痛が足を襲うが平然を装い聞き返すと

「黒だよ黒。アイツらの天敵は人間（東洋人）と熊なんだ。大昔から巣を荒らされ蜜や幼虫を取られているからな。黒い所って人間なら頭だろ、要は急所な訳だ。遺伝子に組み込まれているんだろうな。」

そう言うオヤジの頭はきれいな白髪だから真っ白。私は真っ黒。

もっとも危険だったのは私なのだった・・・・・。

その様な大切なことは最初に言ってもらいたいものである。

先頭 表紙