2002-07-09 kaと温泉。
2002-07-08 青年座『美しきものの伝説』観劇。
2002-07-07 演出家の一日。
2002-07-06 バックアップは大切だ。
2002-07-05 野郎で繰り出せっ！！弾丸温泉ツアーっ！！
2002-07-04 グローバリゼーションの波の中で。
2002-07-03 夏・・・かな。
2002-07-02 琉球の風に吹かれて
2002-07-01 「春になったら苺を摘みに」
2002-06-30 劇団の第一回稽古っ！！

温泉というものは彼女と行ってもあまり面白くない。
泊まりがけで家族風呂を予約するような高級温泉ならまだしも、
日帰りだと男、女で別れて別々になるからね。

そこで、まだお泊まりはできないkaを連れて温泉。
水着で入れるとこを探してみた。

リゾートホテルは平日なのでかなりガラガラだった。
露天風呂がたくさんある。
日差しもピーカンでかなり暑かったけど、
露天はぬるま湯で、入っているとそのうち慣れた。

七メートルの滝の打たせ湯があって、打たれてみた。
kaは打たれたくなかったらしい。

マイナスイオンがどーたらこーたらと説明されたいたが、
それは健康にどういいのか？
謎だった。

お昼は懐石料理を食べた。
食後にお座敷にごろ寝して二人でaikoを聴いた。

台風が近づいてるらしいよ。
でもなんか静かだね。
うん。

そんな温泉な午後。
座布団のまくらでごろごろ。

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今日は朝から蒸し暑くて、
仕事もミスとかあって一杯一杯だったのですが、
当初の予定通り、
新宿紀伊国屋サザンシアターで上演中の『美しきものの伝説』を観に行く。

湿度が高くむせ返るような駅を飛び出して、
劇場に入ると今日一緒に観劇するフジタ夫妻はすでに到着していた。

芝居の内容はまだ公演中につき遠慮させていただく。

役者は達者であった。
しかしどうしてこう、心に響かなかったのか？

芝居を観終わったあと、
近くの和風居酒屋で生ビールでのどを潤す。
その場で、
「労働運動などに携わってきた僕らの世代にとってはノスタルジーはある。」
とフジタ氏はおっしゃっていたが。

演劇通のヤナギタオヤジ風に言えば、「収斂してない。」
つまり最後に何が言いたかったのかまとまりがついていない。

途中に延々と時間を割いて語られた演劇論は、
一体誰に向けて語られていたのか？

不完全燃焼。
期待が大きかっただけに残念だ。

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いよいよ、次回公演の稽古が本格化してきたワケですが、
今回、脚本演出を兼ねる僕としては、
この最初の一二回の立ち稽古が、役者のイメージを固める上で、
非常に大事なものとなります。

だから立つ位置、声の出し方、表情の作り方、
逐一、役者と対話しなければなりません。
でもそれを怠ると大変なことになるのはすでに過去に体験済み。
面倒がらずに粘り強く対話を重ねなければなりません。

でもこうしてみると、
うちの劇団の役者はホント、僕のわがままによくつき合ってくれるなあ、
と思います。
でも頭なんて下げません。
それをできるからこそ、仲間に選んだのですから。
そして僕の予想なんか超える演技をしてくれると、
いつも期待しているのです。

演出家なんてそんなもの。
わがままで、妥協知らず。

役者さんたち。
そう思ってこれからも僕とつき合っていってください。
（公私ともどもね。えっ？？？？）

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すげ〜大切なデータのフロッピーが突然開かなくなった。
「あ〜これも〜ダメだねぇ。」

職場のコンピュータ技師にも引導を渡される。
（ヤバい・・・・これはもしかしたら新聞に載っちゃうほどの失敗か？）
（減給かも？？）
（ど〜やって誤魔化すか・・・・いや・・・いっそぶっちゃければ・・・）

様々な思考が脳裏に錯綜する中、
なにげに開いた社内のＰＣの中のあるファイルの中に・・・・・、

ブッ壊れたものと同じデータがあったっ！！

良かった。。。

みなさん、データの保存はきちんとしましょう。
（フロッピーだけなんておまえだけだっつーの！！）

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最近、どーも仕事で疲れ気味な僕ら。
職場の上司にバシッと年休届けを叩きつけて、
男五人は職場を集団脱走したっ！！

「ねえねえ、早速行きの車内で一杯やろーよっ！！」
「いーねぇ、つまみも買ってこいっ！！」

車を運転する僕もノリノリで音楽ガンガンかけて。
車内では同僚と上司と先輩の、
（つまり普段若手の僕らを抑圧してる人々。）
大悪口合戦っ！！
「Ｍさんっ言い過ぎっ！！」「い〜の、い〜の」
酔っぱらいはいーねっ！！

すでにほろ酔いのまま、（僕以外）露天風呂に到着っ！！
Ｈさんは風邪気味だから・・・と言って外で飲んでることに。
そっちのほーが怖えーっつーのっ！！
風呂入ってるうちに暴れないでくれ〜っ！！

風呂は最高。
「肌のつやがよくなるんだって」
男のクセに何、気にしてんだよっ！！
そこっ！！飛び込むな〜っ！！
みんなホントいー年なのに〜（泣）

風呂のあとは「やきとん」。
東松山市街まで繰り出し、名物「やきとん」を特製の味噌ダレで食べる。
運のいいことに老舗の『大松屋』に五人入店成功っ！！
「カシラね。」やきとんは「カシラ」に尽きる。
しかしこれは注文ではない。
松山のやきとん屋において注文なんかするヤツはモグリだ。
焼き手のおばちゃんは一人。
会話を楽しみつつ、皿が空いた人だけに「あ、うん」の呼吸で、
おばちゃんがあつあつの「かしら」を置いてくれる。
「もう結構」と断るまでおばちゃんは、
食べ終わった人の皿に絶妙のタイミングでやきとんを置いてくれる。
まさに、人と人の心の交流がここにあるのだ。

僕らは最高の「かしら」と酒に酔った。
（あまり飲めないドライバーの一人はウーロンで盛り上がる。）

「やきとんの次はラーメンだろっ！！」
もちろん全員地元のラーメンに舌鼓を打つっ！

そのままうちまで帰りさらに明け方まで飲む。
ああ、会話の内容を書きたいけど、
下ネタが多いのと、
酔っぱらって覚えてないのとで、
あんまり書けないぞっ！！

そんな野郎ばっかの日帰り旅の夜は、
明けていくのであった・・・（続く、ワケない。寝かせてくれ。）

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法律ってのは、道徳とかモラルって枠組みの突き当たりにあって、
道徳などを踏み外した行為に対して仕方なく適応させていくもんでしょ。
それが僕の考えなんだけど。

でもとある党の議員さんは、
法律が理想の道徳を体現したものって考えるんだね。
最初からそれじゃ僕はきつい気がするんだけど。

仕事のうえでのモラルやなんかに法律を適用する風潮が盛んだけど、
モラルや道徳の段階で乗り越えとく、
ってことはすげー重要なんだと思う。
法律適用しちゃったら後戻りできないでしょ。

相手のこと信用できないから、
みんな最初から法律持ち出しちゃうんだ。
道徳やモラルがあった時代に法律持ち出すやつは、
馬鹿にされたのになあ。

自分のことをもう一度見ると、
そんなに正しいことばっかやってないって思う。
そんなら人に法律でせまっちゃうなんて、
あんまできない。

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午後大宮のソニックシティビルの九階に出張。

ギュイーンって昇るエレベーターに少し酔った。
わずか何秒ってとこだったのに、
しばらくフラフラした。

データに加えておこう。
＜僕の弱点：重力＞

データの説明から始まるセミナーのようなものでしたが、
なかなか勉強になる内容でした。

研修を受けている最中に窓の外を見ると、
小雨がぱらついてたり、
止んで少し陽が差したり。

高層ビルの窓から見る街が、
どんどん表情を変えてくのもなかなかでした。

終わってから飲んだコーヒーが美味かった。

愛車で地下駐車場から飛び出すと、
街はもう青く暮れてた。

毎日の速度の速さを、
飛び越したスピードで駆け抜けよう。

あの人を見落とさないように。
それだけは気をつけて。

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劇団の旗揚げ当時からのメンバーである、
看板役者のお湯クンに西風クンのことを聞いたのは、
今から約一年半ほど前のまだ冬の匂いが残る二月のことだったと思う。

「高校時代に一度だけ一緒に芝居をやったことがある。今はシェフをしてるんだ。」
「一緒に芝居をやろうって言ってみてよ。」と僕が言うとその二、三日あとに、
「やってみるってさ」
お湯クンはそう僕に言ったんだ。

あの時お湯クンも西風クンもまだ今の職場には、いなくて、
あれから時間が経っていろいろなことがあった。
芝居を一本みんなで作り、
何度か集まって飲んだりもした。

西風クンは僕にとってもう、友達の友達ではないね。

今日はカレの勤める店、人形町の「にらいかない」に劇団のみんなでお邪魔した。
霧雨の首都高を飯田橋で下りると十分くらいで着いた。

「にらいかない」は沖縄の料理と食材を中心にイタリアンシェフ西風が独自の工夫をした料理を出す、かなりオシャレな店だ。

「いらっしゃいませ」
仕事の顔をしたすまし顔の西風クンに誘われて、
奥の座敷に案内される。
「おっそいじゃーん」
迎える仲間の声が響き、
これから、
極上の時間が始まろうとしていた。

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というタイトルの梨木香穂さんのエッセイ。
彼女がイギリスに留学をしていた頃の体験を綴ったものなのですが、
そこに描かれたＳ・ワーデン（地名）に住む人たちがとんでもなく魅力的で、

その人たちのスタンスというか生き方というか。

自分の生き方を強要せずに、
無理しながら、
相手を尊重しながらも、
それでも人と接することにあきらめない。

ため息もつくし愚痴も言う、
けして聖人君子でなく、
でも簡単にはまねできない、
そんな人間的な生き方の匂い。

久しぶりに心が揺さぶられて、
泣きたいような幸せな気分になりました。

僕の愛すべきこの国は、
まもなく梅雨が明けそうです。

雨なら雨で霧雨に煙る夕暮れの静けさを満喫しよう。
しずくの滴る窓の外の緑もいつの間にか色濃くなっているのだろう。
晴れたときのその色を楽しみに待つのも悪くない。

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いよいよ今日から稽古開始。
１２月の公演までずいぶんありそうですが、
実はあまり稽古はできなそーで、
制作はアセってます。

僕も台本の手直しとかがあまり進まないので、
顔には出しませんが意外とアセってました。

劇団では僕のことを「セリフ覚えが悪い」と、
思っている人がいるかも知れませんが、
それは間違いです。
単に「覚えていない」だけでした。
（よけーダメじゃん。。。わははははは。。。）

稽古が無事？終わってうちで軽い宴会をしました。
第一回稽古記念宴会。
第二回の前にも打ち合わせに似た宴会がありそーなのですが。

実は。

うちは宴会劇団なのでしたっっっっ！！！
（これにてドロンっ！！）

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