2002-09-03 少しは落ち着いてきた…かも知れない．
2002-08-29 朝っぱらからおめでてーな(笑)．
2002-08-27 それができれば苦労はしない．
2002-08-26 「劣等感」だなんて，よく言ったもんだよな(笑)．
2002-08-23 俺の知ったこっちゃない．
2002-08-19 結論が出たみたい．
2002-08-19 やっぱり好き…なのか？
2002-08-14 「理屈っぽい男」に「良縁」はあるのか？
2002-08-09 憧れの人．
2002-08-07 自分でも分からなくなってきた．

誰かに会う度に今回のことを話しまくり，
書けるところがあれば，今回のことを書きまくった．
そのせいか，少しは楽になれたような気がする．

もっとも，「少しは」「気がする」だから，
またいつぶり返すか分からないんだけど(笑)．

彼女に由来する持ち物は捨てることができても，
彼女と過ごした時の記憶とか，その時の空気とか，
彼女が発した言葉とか，その時に俺が感じた気持ちを
捨てることはできない．

でももう，何を言っても同じ．何をしても同じ．何を思っても同じ．
この結果は変わらない．現実は変わらないし変えられない．
無駄と分かって何かをすることこそ，無駄なことはない．

やっぱり，前を見て進もう．
たまには後ろを振り返りたくもなるけど，その時は振り返ればいい．
前を見て進むのが怖いってのもあるけど，そうするしかない．

いつまでも怖がっていてばかりでは何も始まらない．
俺にとってばかり都合のいい記憶にしがみついているわけにもいかない．

たまには後ろを振り返りたくもなるけれど…．

先頭 表紙

朝，通勤途中に歩く地下鉄駅の通路．
毎日，ほとんど同じ場所で，あるカップルと擦れ違う．
スーツを着た，俺と同じ年恰好をした男と，
やはり通勤途中のOLと思われる女．

二人とも笑顔で，楽しそうに歩いてる．
まぁ，仲がいいのは分かる．それは充分分かる…が，
頼むからその姿で，朝っぱらから，手繋いで歩くのは，
ちと遠慮していただきたい．

たとえ俺が百歩譲ったとしても，
今の俺の前でそういうことはしないでいただきたい(笑)．

…ってか，なんでこんな男に，
こ〜んな俺好みの女がついてるワケ？

この二人を見る度，擦れ違う時に二人の間に割って入って
手を離させようかと思ってしまう俺…．

…
…
…
…
…

明日から歩くルート変えようっと．

先頭 表紙

知り合って２年になる，女性のメル友がいる．
お互い少し遠く離れてるから，しょっちゅう会うことはない．

一時，彼女に想いを寄せてたこともあったが，
「付き合ってほしい」という一言を会って言おうと思っても，
彼女になかなか時間を取ってもらえず，会えずじまいになってた．

結局，メールでの意見が合わなくなってきて，
メールのやりとりも半年ほど中断してたが，最近になって再開した．
今回のことであまりにも辛くなって，俺からメールを出した．

俺は俺で壁にぶちあたっているが，彼女も職場の妻子持ちの上司に
間接的につきまとわれ，困っているらしい．
一人で盛り上がる上司を止めるわけにもいかず，逆に彼女自身が
「興味がないわけじゃない，好きなのかも」と
メールを打って来た時は，さすがにたじろいだ．
でももう，もはや俺に成す術はないのだが…．

そんな彼女に，今回の件を何度もメールしてしまった．
最初は「そんな人のことは忘れようよ」という一言．
でも，それができなくて，何度も何度もメールをした．
その度に，「もう，いい加減に忘れたら？」と返ってくる．

すんなり忘れられたら苦労はしないんだけどな．

でも，この苦しみは俺にしか分からないんだよな．
誰に言ったって，ましてかつて想いを寄せていた人に言ったって
楽になるどころか，かえって辛くなる一方．

でも，言わずにはいられない．

先頭 表紙

三十路を迎えて未だに童貞だってことが，
「男」として，ものすごいコンプレックスになってる．

好きな女ができれば，早くコトを済ませたいと思うがあまり，
いつも慌てて，そして失敗する．

恋愛の最終目標は身体の交わりじゃないんだけど．
そして、それは分かってるつもりなんだけど．
でも，このコンプレックスが，すべてを邪魔してる．

くだらないことにこだわってるよなって，
それは分かってるつもりなんだけど．

いつまでもいつまでも，コンプレックスのままなんだよな．

先頭 表紙

会社帰りに横断歩道を渡ってると向こう側から右折してきたのが，
後ろの席を真っ黒のスモークガラスで覆った黒いステップワゴン．
俺を含めた横断者をやり過ごそうと，横断歩道の手前で停まった．
大きなフロンドウィンドウに目をやると，前の席に乗ってたのは若い家族．
助手席には若い母親，運転席には若い父親．
３歳ぐらいの女の子は，父親の膝の上で遊んでいた．

その父親（母親も）は，シートベルトをしていなかった．
膝の上の女の子は，ハンドルと父親の胸の間．
しかも，父親は咥えタバコ．
それを知ってか知らずか，その狭いスペースで女の子は動き回っている．

「あれじゃ人間エアバックじゃねぇか．
　しかも子供の身体と至近距離で，よくタバコなんか咥えてられるよな」

思っていることが顔に出やすい俺，その思いが目線に出たらしい．
目線を歩く方向に向け，ステップワゴンと離れて歩き出したとたん，
若い父親の若い怒号が後ろから突き刺さった．

「コラ！ナニをガン飛ばしとるんや！こっち向けやオッサン！コラァ！」

横断歩道の真ん中にステップワゴンを停めつつ，
俺の背中に向かって何度も怒鳴りつけているようだ．
それこそ「よく子供にそんなコトできるよな！」と言ってやりたかったが，
まぁ，かかわるだけ無駄だ．
それがいくら血気盛んな若者だったとしても，
こんな奴に、まともな話が通るわけがない．
妻と子供を目の前にしながら，この程度のことでキレるような「父親」とは．
俺は振り返らずに交差点を渡り切り，そのまま歩道を歩いていった．

親が自分の子供をどう育てようが，俺の知ったこっちゃない．
けれども，父親や母親が子供に接しているのを見た第三者が，
明らかに「子供に対する接し方じゃないぞ！」と感じることは，結構多い．
そういう接し方を「虐待」と安易に結び付けることは好きじゃない．
が，たとえ衝動的な暴力でなくても，こういう「接し方」を積み重なることが
「虐待」と呼べる行為，そのものではないかという気がしてならない．

この若い夫婦の間に生まれたこの女の子が大きくなった時，
自分の両親に対して，どんなことを感じるんだろうか．
その想いが，大きくなったその「女の子」にとって，
マイナスの感情にならなければいいのだが，と思うが，
何をどう思っても，俺にはどうすることもできない．

その若い夫婦の間で何があろうが，
その女の子がどんな女性になろうが、

俺の知ったこっちゃない．

怒鳴りつけられた時に振り返って駆け寄り，若い父親に
「テメェの父親としての態度が気に喰わないんだよ，文句あるか！」と
怒鳴り返して逆上させておいてから，こっちは一切手を出さないままでボコられ，
アスファルトに頭でも強打して気絶→救急車出動の騒ぎにした後に
警察沙汰にして，さらに民事訴訟に持ち込んで賠償金をふんだくろう…と
ほんの一瞬だけ考えた俺は，やっぱり気持ちが荒んでるんだろうか(笑)．

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先月，彼女に贈ったプレゼントが，
今日になって未開封のまま戻ってきた．

メールも来ていないし，手紙も同封されていない．
彼女が何を思って送り返したのか，俺に知る由はない．

いろいろと思ったこともあるが，
この場で書いて，彼女に何も言わないのは
アンフェアだと思うから，何も書かないでおく．

先頭 表紙

忘れられない．
誕生日プレゼントを贈ったままになっている，彼女のことが．

もう，遅いのかも知れない．
あの時のような関係を，もう一度持つために，
関係を修復するには，時間が経ち過ぎているのかも知れない．

そのことを確認するため，メールを打つことを考えてはいる．
でも，それができない．
たぶん，その結果が怖いんだろう．

それにしてもどうしてそこまでして，あの人のことが忘れられないんだろう？
少し考えてみると，こんなことが分かってきた．

３０年近く生きているけど，俺は自分自身に自信が持てないままだ．
特に，人間関係を始めて，それを維持していくことに自信がない．
それに加えて，異性との関係にも自信が持てないし，
「男性」としての魅力を持ち合わせているとは，とても思えない．
だから，俺が「女性と付き合う」「恋愛する」なんて，考えられないことだった．
でも，考えられない反面，それに対する願望はある．
１０代後半から，俺はずっとその矛盾に苦しんできた．

けれど，どういう訳か，彼女と会った時は違った．
「男性らしさ」とか「男性は女性をリードしないといけない」とか，
そういう執着を意識せず，彼女を見つめることができた．
何度か女性と会い，友達として付き合ってきてはいるけれど，
「俺と女性が話している違和感」は相変わらずつきまとっていた．
でも，彼女に対してだけは，その「違和感」を感じなかったのだ．
そして，彼女自身が，俺のことを受け入れてくれることを確信した．
どんなにヘタレな俺であっても，受け入れてくれることを感じたのだ．

どうして「違和感」を感じなかったのか，それは分からない．
でも，これまで出会った女性の中では，彼女が唯一，
「違和感を感じず，何も考えずに付き合える女性」だったのだ．

そう感じることのできる女性は，彼女だけではないかも知れない．
彼女以外にも，今回彼女と会った時に感じた「確信」を
感じることのできる女性は，いつか現れるかも知れない．
でも，いつもいつも，そんな女性と出会えるとは限らない．
とにかく彼女の存在が，今の俺にとってはとても大きく，重たいものなのだ．

これはただ単に「気になっている」だけなのか？
それとも，本当に「好き」なのか？

このことを人に話せば，「そこまでその人のことが好きなんだね」という返事．
けれども，俺の気持ちの中には，「好き」だと言い切れない，
なんとなく「割り切れない感情」があるのだ．
この「割り切れない感情」は，いったい何者なんだろう？

やっぱり分からない．
分からないのだ．

先頭 表紙

「憧れの人」と，二人で食事をする機会があった．
酒を交えつつ話をするうちに，恋愛や結婚の話になった．
（というか，俺が意識的にそういう話に持って行ったんだけど…）

彼女が言うには，
「あなたは理屈っぽいところがあるから，
　女性には受け入れてもらいにくいところがあるかも知れないわね」

…実際そうだ．俺は自分で言うのもなんだが，かなり理屈っぽい．
どんなささいなことでも，そうなっている理由を考えないと気が済まない．
「そのまま」で置いておくことが，どうにも気持ち悪い．

しかし，長年この「理屈っぽい」生き方を「俺のもの」として来たから，
「理屈っぽくない」ことが，どういうことなのか，さっぱり分からない．
たぶんこれは「理屈っぽくない」ことを「理屈っぽく」理解しようとするから
「分からない」んだろうな，と思うんだけど，
いずれにせよ「女性に受け入れてもらいにくいところがある」のなら，
それをある程度までは克服することが，
俺が伴侶を得るまでに，必要なことじゃないかなと思う．

…って分かってはみても，やっぱりどういうことなのかは見当もつかないし，
もう，こうやって考えてること自体が「理屈っぽい」のだ．やれやれ(笑)．

話の最後になって，彼女は「やっぱり縁よね，縁」と言っていた．
仕事やアパートを探すのに，とてもよく似ているような気がする．

もちろん，その良縁を探すのは，もっと難しいことなんだろうけど．
そして一番難しいのは，いつ，どこに「良縁」が転がっているのか，
誰にも分からないということだろう…．

それさえ分かれば，俺はこんなに苦しんでいないと思うけど，
何もかも分かっている人生，そんな人生はつまらんだろうなぁ，きっと(笑)．

先頭 表紙

Ｋ主任（女性）が結婚することになった．
お相手は，営業部某課のＴさん．
二人とも４０代はじめ，お互い，バツが付いてしまっているらしい．

なんでもＴさん，前々からＫ主任が「憧れの人」だったらしい．
確かに優しい人だし，仕事もできる，４０代はじめの割にはかなりの美貌．
（独身っていうのが今まで信じられなかったけど，そういうことだったのね）
その「憧れの人」を，Ｋさんは射止めたことになる．

「憧れの人」かぁ…，実は俺にもそんな人がいた…という過去形より，
「いる」という現在進行形かな．
その「憧れの人」には，一度コクったものの，
「あたしは恋愛できるような女じゃない」（というようなこと）と言われて
結局ダメだった．
その後，友達としての付き合いが３年近く続いている．

お互い，「友達」という距離だからこそ，
こうして付き合うことができるのかも知れない．
友達付き合いがうまくいってるからって，
恋愛に発展して，それがうまくいくかどうかの保証なんてない．

でも，彼女が「憧れの人」には変わらない．
俺を困らせるようなちょっとした悪戯を仕掛けてきても，
そんな彼女（…ちょっと年上なんだけど…）がとてもかわいく感じる．
彼女の手に負えないようなことがあれば，俺を頼って来てくれたりもする．
こんな人が一緒に居てくれたら楽しいんだろうな〜って思う．

けれども、俺っていったい，彼女とどんな関係を作りたいんだろう？
俺にとっての彼女って，いったいどういう存在なんだろう？
そう考えると，いつもような無限ループが俺を襲って何も分からなくなる．

考えても無駄なような感じもするけど，そう考えずにはいられない．

先頭 表紙

「恋がしたい」「パートナーが欲しい」なんて言っているけど，
その気持ちは本当なのかな，と自分でも疑わしくなってきた．

途方に暮れている時，やりきれない時，沈んでいる時に，
ただ黙って隣に寄り添ってくれて，俯いている俺が顔を上げれば，
何事もなかったかのように微笑み返してくれる．

そんなパートナーが居れば，俺はもっと楽になれるはずなのに，
これって都合のいい幻想なんだろうか？

俺自身が求めているものを突き詰めてみると，
単に身体の欲求を満たしたいだけ，そうとしか思えないのだ…．

俺が欲しいのは「恋人」なんかじゃなくて，ただの
「セックスフレンド」なのかも知れない．

先頭 表紙