2001-01-25 今日は給料日
2001-01-24 雪かき担当大臣
2001-01-23 タコのマリネとプッタネスカ
2001-01-22 ごま油を使ったキノコ鍋
2001-01-21 カニめしはうまい！
2001-01-20 とほほ第二弾
2001-01-19 サーモンパイ
2001-01-18 ぬすっとはだれじゃぁ〜
2001-01-17 のんびりビデオを見る
2001-01-16 饅頭茶漬け

今日は待ちに待った給料日〜♪銀行へ行ってお金をおろして、たっぷり買出しせねば。
先週から切れる物が続出したが何せお財布の中がさみしい。給料日まであと少し・・・もう少しの辛抱よと、この日を待ちわびていた。

先週の我が家の状況。洗濯洗剤はあと１回分になっていた、しかしどの店も一向に安売りする気配が無い。安売りじゃないととても損した気分になるので安売りを待とう。夫が前々から買ってくれ〜と言っている歯磨き粉サンスターガムも通常の値段が５００円とお高い！！安売りを待つのだと言ってもう２ヶ月も待たせている。おまけに夫の育毛剤が切れてしまった。これがまたけっこうなお値段なのだ。この他にもたくさんの給料日待ちの物たちがあったのだ。

今日はそれらを仕入れに行かなくてはならない。主に買い物をする店は家から徒歩１５分の所にある。夏でも冬でも買い物は徒歩と決まっている。（自転車が無いのね）その他にも、先日盗まれた灯油用ポリタンクの替えをホームセンターで購入しなくては。出発前から気合が入る。

スーパーでのお買い物は予想通りに重かった。洗濯洗剤が安かった、お豆腐、白滝、豚肉の塊、らっきょうお徳用４００ｇ、チーズ、ドレッシング、のどあめ、ラーメン（生３食）品目は少ないのにやけに重い。欲しかった牛乳を我慢したのに効果なし。野菜を買わなきゃと市場にも寄る。今日はどうしてもじゃがいが必要なのだ。あろうさんのレシピにあった「豚バラ肉とじゃがいものこってり煮」を作るのだ。おじゃがでさらに重さ倍増。その足でホームセンターに向かう。まずは灯油のポリタンクを手にする。今朝のチラシで歯磨き粉の安売り情報を入手してある。サンスターガムと最近の私のお気に入りＰＣクリニカ、そして夫の育毛剤を購入した。

これでようやく家へ帰れる。買い物袋が手にくい込んで持っているのがキツイ。左腕に１つかけた。しかし今度は右がキツくなってきた。右も腕にかけた。そして左手にさらに灯油タンクをもたせた。しかし今度はタンクの左手がだんだんキツクなってきた。こうなりゃヤケだ左右から挟むようにタンクをもってお腹に少し乗っけるようにして運ぶ。いい感じ〜。

しかし、手がまったくふれないので歩くたびにどうしても体が左右に揺れてしまう。通りにあるアパートの玄関ガラス戸にうつる自分の姿がペンギン・・・だった。どうみても「非常に怪しいおばさん」である。怪しいおばさんは重さには替えられないのでこの状態で何とか家に到着した。そして無事「こってり煮」を作ることができた。うまかった〜。もう二度と買い出しするべき物を溜めないようにしよう。幾ら給料日前でも、もう少しマメに買い物に行こうと反省した。そう言いつつ毎度同じようなことを繰り返しているのも事実である。

先頭 表紙

北海道の冬に雪は欠かせない。そして雪が積もると雪かきという作業が必要になる。
我が家の雪かき担当大臣は私である。余所のお宅で「雪かきは夫が担当」という話を聞くとやや羨ましい気持ちになる。しかし夫は外で働いているわけで、子供もいないのに家でぬくぬくしている私としては雪かきぐらいしないとバチが当たるのでは・・・とバチが当たるのが恐くて大臣を買って出たのである。

しかしいくらニセおぼっちゃまな夫でも休みの日には手伝ってくれたりもする。だが・・・私の日頃の行いの悪さなのか、夫の休日に当たるようには雪が降ってくれないのである。昨日まで４連休だったのに全く降らずに、昨日の夜から今朝にかけてタップリと雪が積もった。推定３０センチ。今しがた１時間４０分かけて全てを成敗したところである。ゆっくりとコーヒーを飲みながら昨日作ったアーモンド・スクエアならぬアーモンド・すくらんぶるをつまみながら日記を書いているのだ。ふぅ〜。

私の雪かき必須アイテムは１０年前に買ったムートンの５本指の手袋だ。これに毛糸の手袋のダブルではけば（北海道では手袋をはくといいます）寒さ知らずのこんこんちき、どっからでもかかって来やがれ！なのである。このムートン手袋、１０年も使えばさすがに傷んできており新しい物に買い換えたいのだが、１０年前は随分あちこちで売っていたのに近頃ではとんと見かけなくなってしまった。大切な雪かきの友を長く使うべく穴を塞ぎ破れを繕い使っているのだ。飽きやすいタチの私がここまでして使ったものはコレが初めてかもしれない。好きなアーティストのＣＤも飽きればすぐ人にくれてしまう、要らない本は古本屋へ直行、着ない洋服もばしばし棄てる（これは環境に良くないので最近はしてません）そんな私が唯一長年愛用している物といっても過言ではない。しかし、つぎだらけの手袋が一番の愛用品と言うのではあまりに寂しいので一番の愛用品は、えーっと・・・うーんと・・・・・・そんなことはどうでもいいのだ。とにかく動くまでは面倒だけどやりだしたらとことんまでやってしまってその後のコーヒーが美味しぃ〜のであった。

先頭 表紙

今日はとってもお菓子作りの気分だったので、午前中にアーモンド・スクエアを初めて焼いてみました。上手にできたらこのレシピを紹介しようと思っていたのに大失敗。
味は美味しいのに形はくちゃくちゃ・・・。初めての物だからかなり真面目に忠実に作ったのに失敗・・・ということはレシピに問題あり？かも。（でた！人のせいにする性格！）今度は違うレシピでトライしてみます。上手に出来たらお知らせしようとおもいます。なので今日は夕飯に作ったタコのマリネとプッタネスカにします。

◎タコのマリネ◎

＜材料＞４人分
タコ足　　　２本
マッシュルーム　　１２個
玉ねぎ　　　１／４個
ニンニク　　１かけ
サラダ油　　大さじ３
Ａ．酢　大さじ６、和風顆粒だし　少々、醤油　小さじ１、塩・こしょう少々
レモン汁　　適宜

＜作り方＞
１．タコは５センチの長さに切って縦に薄切りに、マッシュルームも薄切りにする。
２．玉ねぎ、ニンニクをみじん切りにし、フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎ、ニンニクを炒める。
３．Ａの酢と顆粒だしを２に加えひと煮立ちさせる。残りのＡの調味料を加え火を止める。
４．出来たマリネ液をボールに移し冷めたらタコとマッシュルームを入れて混ぜる。好みでレモン汁を加え、冷蔵庫で冷やす。

※このレシピは栗原はるみさんの「別冊エッセもてなし上手」２６Ｐからです。
私は化学調味量をあまり使いたくないので、顆粒だしの所を鰹の出し汁大さじ２杯で作りました。

◎プッタネスカ◎

＜材料＞２人分
トマト水煮缶　１缶（４００ｇ）
ニンニク　　大きめ１かけ
赤唐辛子　　　１本
アンチョビ　　５切れ
ケイパー　　大さじ１／２
オリーブ黒・緑　各７個

＜作り方＞
１．ニンニクはみじん切り、唐辛子は種をとる。
２．トマト、ケイパー、オリーブはそれぞれ荒く刻む。アンチョビーも刻んでおく。
３．鍋にオりーブオイル大さじ３を入れて１を焦がさないように炒める。アンチョビーを加えさらに炒める。
４．トマト（汁も）を加えオレガノをふって弱火でとろみがでるまで煮詰める。
５．ケイパーとオリーブを加え少し煮る。味をみて塩気が足りない時は塩を少々。
６．たっぷりのお湯にたっぷりの塩を入れて茹でたスパゲティーをソースであえて完成。

今日は１．７ミリのパスタを使用しましたが、前に作った時の１．５ミリがほどよくソースが絡んで良かったように思います。

先頭 表紙

今日は今晩の夕食に作ったお鍋のレシピを紹介します。
味付けはとても簡単、素材の味がしっかりと味わえるお鍋です。
ごま油の香りが効いていてとても美味しいお薦めの一品です。

◎ごま油を使ったキノコ鍋◎

＜材料＞　４人分
しいたけ、しめじ、えのき、まいたけ　　各１パック
鶏もも肉　　１枚
味噌　　　大さじ４〜６
ごま油　　大さじ３
昆布だし汁４カップ　
焼き豆腐　　１丁
油揚げ　　　２枚
春菊　　　　１束
長ネギ　　　２本

＜作り方＞
１．鶏肉は一口大にそぎ切りにする。
２．油揚げは１センチ幅に切って湯通し、焼き豆腐を切り、長ネギはななめ切り、キノコ類や春菊は根元を切って食べやすい大きさに切る。
３．鍋にごま油を熱し鶏肉を軽く炒め、だし汁を注いで煮立ったら弱火にしてアクをとる。
４．みそを溶き入れたら、２を加えひと煮立ちしたら出来あがり。

味付けは味噌だけでとっても簡単です。まいたけが美味いんですよ、油揚げにしっかり味が染みてこれまた美味い。今日は二人でくるしぃ〜と言いつつ四人前平らげてしまいました。今日は他にサーモンのお刺身を用意しました。今日のサーモンは脂があってアタリでした。

先頭 表紙

ぢつは夫は昨日から四連休をとっているのであります。一般的には四連休もあればどこかへ出かけたりするのでしょうが、我が家の場合、連休はとても当てになりません。だいたい真中あたりに仕事の用事が入ることが殆どなのであります。それが当たり前になってしまっているので連休と聞いても「ふーん」ってなもんです。

そしていつものごとく仕事が入ったらしく今日は昼から出かけていきました。夫が仕事に出たあと本でも読もうかなとソファーに横になった私は、１ページも進まないうちに寝てしまっていたのです。ああ、脳細胞がどんどん消滅していく・・・。（？）

３時頃夫の電話で起きた私は昼食を食べていないことに気付きました。お腹ぐーです。
すっとこどっこいだけど優しい所もある夫は「かなや」のカニめしと「点心」のぎょうざとエビシュウマイを買って来てくれました。カニめしはいつ食べてもうまい！点心も大好き！ビールを飲みつつタラフク食べて今日は夕食は無し。とっても楽ちん！！昨日は一日中台所仕事だったのでとっても嬉しい。

そのあとビデオで「ダブル・ジョパディー」（トミー・リー・ジョーンズ、アシュレイ・ジャッド）を観ました。可も無く不可も無くという感じの映画でした。アシュレイ・ジャッドがいつも頑張ってるなぁ〜という印象だけ残りました。

こないだから、みょーにニシン漬けが食べたくなっていたので、昨日漬けてみました。夫曰く「もの凄く嬉しそうな顔をして」漬けていたそうです。餃子を作るのは億劫でもニシン漬けを作る時は体が動く動く！全く自分の性格が恐ろしい・・・。ああ〜、早く食べたいなっと。

先頭 表紙

私はとってもお気に入りのマフラーを持っていた。赤に紺のチェックでふわふわの肌触りがとても温かく、寒い日もコレをすれば幸せな気分〜になれるマフラーで、７・８年使っていた。けれど夫からは何年も前から「それちょっと若すぎじゃなぁい？」と言われていた。しかし大のお気に入り「そんなことはなーい！！」と無視して使い続けていた。けれどこの冬、首に巻いて鏡を見ると「うっ、浮いてる。これじゃ、怪しいおばさんだ・・・」と３５歳にしてようやく自覚。マフラーは姪にあげることに。

次の日、早速小包を作り郵便局へ持っていく。郵パックの伝票を書き窓口に出した。窓口の兄ちゃんが「コレなら普通郵便の方が安いですよ」という。別にどっちでも良かったが「こちらをどうぞ」と言われると断わるのが面倒なので「では、そちらで」と言ってしまうクセがある。送料３９０円を払って「よしよし、明後日には着くな」とほくほく帰宅した。

ところが姉から到着の連絡が一向に来ない。一週間待ったが荷物が届かない。「？？どういうこと？？」郵便局に問い合わせてみる。送り先の方の郵便局に電話して下さいと言われ、そちらにかける。調査して折り返し電話をくれるという。しかし無かったようだ。荷物を出した窓口で「不着申請」の手続きをして下さいといわれ、窓口に行った。調べるのに２週間かかるという。２週間後はもう２１世紀だ。世紀をまたいでしまうんだなぁとぼんやり思う。ばたばたしている間に年が明けた。

郵便局から電話が来た。「荷物は見つかりませんでした。」きっともう出て来ないだろうと覚悟していたので悔しくもなかったが、電話を切って暫くしてくると、しみじみ「すごいことだなぁ」と思ったのである。無くなっても「無くなりました」で終わるのね。それでいいのか？書留か小包だったら賠償金のような物もあるのだろうけど、普通郵便じゃね（それも良く考えると窓口の兄ちゃんに進められたのだ！）やれやれ。何と言うことじゃ・・・考えるとだんだん悔しくなってくる。

しかし、独身の頃サービス業の仕事をしていたので、苦情の恐ろしさはイヤと言うほど経験している。それがアダとなり、どうも聞き分けのイイお客になってしまうのだ。ここでごねれば幾ら普通郵便だってきっと何がしかの物は返してもらえただろうと予測はつく。が、しかーし・・・・・・なのでＲ。とほほのほっ。複雑な思いに振りまわされつつも結局は泣き寝入りなのだ。マフラー紛失事件の教訓。・簡単に人の言う通りにしてはいけないのね。・大事な物は書留でね。・今度からは宅配便を利用しようね。（郵便局の方スミマセン）

どこ行っちゃったのかなぁｍｙマフラー。誰か使ってるのかなぁ。でも・・それが一番良いなっ。どこかでくちゃくちゃのドロドロになってるより、ずるっこく盗んだ人が（勝手にそう思い込んでる）くるくる首に巻いて温かい冬を過ごしてくれている方がいいや。

良いのか悪いのか、年々物分りの良い人になってきているような（良く言えばね）、悪く言えば、だんだん根性がなくなってきているような、そんな気がするしろとかげであった。

先頭 表紙

日記を始めた当初の予定とはまったくかけ離れた内容の物が続いていて、これではとても日記とはいえないなぁと思いつつ書いております。日記というよりは雑記でしょうかね。・・・・・・誰も気にしてませんね。（笑）

いい訳はこれくらいにして、今日は久しぶりにお料理のレシピを紹介するといたしましょう。昨日の夕食にサーモンパイを作りました。子供も喜びそうなサーモンとポテトと玉子が入ったパイです。

◎サーモンパイ◎

材料（４人分）
ツナソース・・・（ツナ缶小１缶、マヨネーズ１と１／２カップ、レモン汁大さじ１、　ブランデー少々、ケイパー大さじ１、パセリみじん切り適宜、塩・醤油　少々）
ジャガイモ中３個、ミックスベジタブル１／２カップ、ゆで卵２個、生鮭切り身４切れ　白ワイン大さじ３、市販のパイシート

作り方
１．ツナソースを作ります。
ツナを細かくほぐし、マヨネーズ、レモン汁、みじん切りのパセリ、みじん切りにしたケイパー、ブランデーを加え調味する。

２．鮭は塩コショウをして浅い鍋に入れてディル（ローリエ、パセリの茎でも可）をのせ白ワインをふりかけて蒸し煮にし、冷めたら皮と骨を取り軽くほぐしておく。

３．ジャガイモは粉ふきにして（レンジ可）ざっと潰し、茹でたミックスベジタブルを加えツナソースの半量で和えておく。

４．解凍したパイシートの上にポテト、鮭、卵、ツナソースの順にのせもう１枚のパイシートをのせます。廻りをフォークでぎゅっぎゅっと押さえ、空気穴をぶすっぶすっとフォークで適当にあけ、とき卵を刷毛で全体に塗り、２００℃のオーブンで３０分焼いて出来あがりです。（オーブンによって違いあり）
　
昨日はこの半分の量で作りましたら、市販のパイシート1枚（上下で２枚）に丁度収まる感じでした。上の分量だと４人分となってますがかなり量は多くなると思います。来客用に作るときはパイを魚の形にして焼くといいかもしれませんね。
昨日はこの他にブロッコリー入りペペロンチーノ、食事の時間が遅かったので（１０時でした）サラダやスープはやめました。パイは甘すぎない白ワインが合いそうでした。
（メニューが多い時は４人でも半分の量で充分です。）

先頭 表紙

今日は木曜日で燃えるゴミの日だった。夫を見送りつつゴミを出して、家に戻った。ららら、「あ〜〜っ、ポリタンクがいっこなくなってるぅ〜〜。」ウチには小さいポータブルのストーブがあり、それ用の灯油をポリタンクに入れてアパートの玄関フードに置いといたのだ。（本当はポータブルストーブの使用は禁止されているのだが・・・内緒にしてくれ）満タンのが一つと空のが一つ昨日までは確かにあった。しかし今朝は空のだけがムナシク残されていた。

最近の私は風邪が治りきらない為か、とにかく全てにのろい。普段からのろいのに、輪をかけてのろくなっているのだ。「誰だよう、まったくぅ・・・・灯油入れたばっかリなのにぃ〜返しておくれよう〜。」とボンヤリ思うだけで、怒りが爆発することなく現実を受け入れてしまった。

普段の私だと、こうはいかない。「ちっきしょー！！！」「ゆるさん！おまえは地獄に落ちろっ！」というのはチトやり過ぎだが、それに近いものはある。いやもっと口汚く罵るであろう。（みんなぁひかないで〜）

犯人よ、オヌシ命拾いしたな。今回は私の体調＆気合がダルダルしていることに感謝するんだな。と強がって見ても結局は、トホホな私であった。

よく考えて見ると昨年末にもトホホ事件はあって、さらによーくよーく考えて見るとトホホなことが一杯で、原田宗典に負けないくらいかも？と今日気が付いた。いずれそれらのトホホ事件についても書いていこうと思う。

先頭 表紙

先日途中で挫けてそのままになっていた「ボーン・コレクター」を昨日観ました。そこそこ面白く観られる作品でした。主演のアンジェリーナ・ジョリーは、去年観た「狂っちゃいないぜ」にも出ていた女優さんだったのに夫に言われるまで全く気が付きませんでした。（「狂っちゃいないぜ」もそこそこ面白かったです。ジョン・キューザックはあまり好きな男優ではないけれど彼が出ている映画の今まで観たた中では初めて好感が持てた作品でした。）それはさて置き先ほどのアンジェリーナですが、全く役柄が違うので当たり前ですが、前回とはあまりの別人ぶりにただひたすら感心していたのでありました。

最近すこおし「ビデオみたいぞう」体勢に入っていて、今日も「ＣＵＢＥ」を観ました。好き嫌いにはっきり分かれそうな映画ですが私は結構すきでした。謎解き物が好きなのでなぜなぜ？と思いながらあっという間に観てしまいました。さらっと観られる作品でした。

先頭 表紙

昨年末とあるサイトの掲示板で、森鴎外が好んで食べたと言われる饅頭茶漬けなる物についてさまざまな憶測がなされた。饅頭茶漬けの実態を調査・報告する勇気ある者の登場を、皆が待ち望んでいた。そこに一人の男が立ちあがった。しかし２０世紀最後の大実験は思いもよらぬ妨害行為によって失敗に終わった。そして・・・・・・。

『饅頭茶漬け実験』中止の報を聞き一人の女が立ち上がった・・・・。「よしっ！！こうなったら・・・・私がやるしかない！！」おもむろに饅頭を買いにゆく女１名の力強い後姿が冬の快晴の下にあった。店は正月の食料品を買い求める人でごった返している。女は饅頭を求めて和菓子屋へ「大島・・・黒砂糖の香りが良いんだよなぁ。田舎饅頭・・・つ
ぶ餡はちょっと・・・。」と一つ一つ手に取っては、茶漬けにした時の想像をする。「茶漬けにする饅頭を選んでいるとは、お釈迦様でも解るめぇーっ！」と心中つぶやきつつ、栄えある実験の為に選ばれたのは酒饅頭であった。

フィルムを取ると仄かに甘酒の匂いが・・・・。ややヒルム女であった「選択は正しかったのだろうか・・」。しかしそうは言っていられない今世紀も残すところ後二日。今日の決行を逃しては二度とこの実験の成功はありえないであろう。決意も新たに薬缶を火にか
ける。煎茶を用意し、茶碗に控えめに飯を盛り付け饅頭を割りのせた。熱めの煎茶をまわしかける。「おおーっ早くも皮が溶けだした・・・えぇーぃままよ！まぜっまぜっ、わしっわしっ、うーむ・・・何と表現したらいいのか・・・・まず・・くはない、も一度・・・食べたくはない、おしるこ・・・でもない」私のボキャブラリーで表現しきれる代物ではなかった。

この実験は果たして成功だったのだろうか。疑問だけが残った。

先頭 表紙