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lamanchaの「気分の微分」 

思ったことを書きます。マイペースで、気ままに…

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2001-01-05 ポルトガル人の詩に見る無常観
2000-12-31 忘年会
2000-12-29 「ちえ姫&azzurri嬢 お疲れ様でした 暇人万歳」
2000-12-29 道元という人
2000-12-29 初めの一歩!


2001-01-05 ポルトガル人の詩に見る無常観

無常観といえば、誰しもが思い描くのが、平家物語、「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響き有り…」のくだり。これって東洋特有の思想かとおもっていたら、どうしてどうして、西の果てにもありました、同じ乗りの詩が。Luis Vas de Camoes は今から400年以上も前に生きた有名なポルトガルの詩人。

以下に載せる詩は彼の記したソネットの一部。訳は僕が付けました。残念ながら、原文の美しい韻は訳出できませんでした。ごめんね。あと、もし誤訳を発見したら教えて下さい。特に最後のsoiaと言う動詞は手持ちの辞書には載っていませんでした。ここでは音(soido)が鳴る、つまり英語のsoundとして訳しています。


Mudam-se os tempos, mudam-se as vontades,
Muda-se o ser, muda-se a confianca;
Todo o Mundo e composto de mudanca,
Tomando sempre novas qualidades.
Continuamente vemos novidades,
Diferentes em tudo da esperanca;
Do mal ficam as magoas na lembranca,
E do bem, se algum houve, as saudades.
O tempo cobre o chao de verde manto,
Que ja coberto foi de neve fria,
E em mim converte em choro o doce canto.
E, afora este mudar-se cada dia,
Outra mudanca faz de mor espanto:
Que nao se muda ja como soia.


時が移ろい、意思がうつろい
存在が移ろい、信念が移ろう。

いつも新しい性質をおびて、
この世は変化でなりたっている。

我々は常に新きを目にし、
期待が裏切られることは
絶えることが無い。

悪しきは、苦渋を記憶に残し、
善は、それがたとえあるとしても、
哀愁を残すのみ。

たった今冷たい雪に閉ざされた大地をも、
時は、それを緑のマントで覆う。

そして、私の中で、甘い歌が、涙に替わる。

そして、この日々の移ろいをのぞいては、
もう一つの移ろいが偉大な恐怖をなす。

それはたった今聞こえていたようには
もはや移ろわないと言うこと。


訳はつたないですが、要は、変化に対する個人の無力感が詠われている言う事です。
人間って、洋の東西を問わず結構同じようなことを考えているモンですね。
Camoesのその他の詩はこのサイトで手に入ります。
http://www.secrel.com.br/jpoesia/camoes.html

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痛そうです〜。(>*<)早く良くなりますように。頑張るのよ!りさ子さん。 / lamancha ( 2001-01-17 15:27 )
口内炎で左のベロの横が切れて喋れなくなって、治ったと思った途端右のベロの横にキズが。口の中が矯正装置で傷つきやすいので、今日エッジをかなり削ってもらいました。あとどれくらい我慢しなきゃならないんだろうー、しくしく。でもめげずにがんばります。 / りさ子 ( 2001-01-17 03:41 )
うん。楽しかったよん!りさ子さんは口内炎の方大丈夫? / lamancha ( 2001-01-11 14:17 )
またまたハイブロウな内容...新年会はいかがでした? / りさ子 ( 2001-01-10 04:37 )
直した。 / lamancha ( 2001-01-08 17:40 )
いらっしゃい咲良 様!こう言う発見って面白いと思いません?そう言えば、無常感じゃなくて無常観が正しい字ですよね。直さなくちゃ。 / lamancha ( 2001-01-08 17:37 )
初めてお邪魔します♪無常観って、日本独特の感覚…っていうわけじゃないんですね。人間考えることは一緒かあ・・ / 咲良 ( 2001-01-08 15:36 )
ちびくろさんぼ様、そんな事言わずに、一緒に神経結んで見ませんか?(笑) / lamancha ( 2001-01-08 15:33 )
う!!!頭が痛い・・・おかしい!!日本語も読めない。。。なんてね  / お馬鹿なちびくろさんぼ ( 2001-01-08 12:52 )
それにしても、ブラジルのポルトガル語での朗読も素敵でしょうね! / lamancha ( 2001-01-06 16:18 )
juriさん、情報ありがとう!そう、僕もsoiaが現代語でないことはわかってるんだ。古語かもしれないと思ってるんです。せめて原型が分かれば…ポルトガル語の古語辞典が欲しいー!もういちど他のソースでスペルミスとか無いか調べてみます。ありがとう。 / lamancha ( 2001-01-06 16:13 )
あのね、、ブラジル人のお友達にメールを送って、電話で読んでもらいました。フランス語みたいな響きを感じました。ベットの中で聴いたのだけど、なんだかとっても素敵な響きでうっとりしました。彼、大学もでてるはずだけどsoiaって言葉、ないよ。間違いじゃない?って。。訳。。いいねって。。 / juri ( 2001-01-06 15:28 )
TAKEさん、お褒め頂いて恐縮…でもそれはきっと原文が綺麗だからですよ!それにしても、当時のポルトガルにはもう没落の気運が色濃かったんでしょうかね。 / lamancha ( 2001-01-05 14:58 )
原の詩も音で聞いて見たい気がします。lamanchaさんの訳もとても綺麗に感じます。さすが! / TAKE ( 2001-01-05 02:15 )
ああいった国境を接して多くの民族が暮らす欧州だからこそ、一夜にして国がなくなり紙幣が紙切れと化す、無常観も芽生えるのかもしれませんね。 / TAKE ( 2001-01-05 02:10 )
もとい、普遍的… / lamancha ( 2001-01-05 02:00 )
撫子様、間髪を入れない突っ込み有難うございます!教訓て結構不変的かもしれませんね。平家物語英訳したらどんな出だしなんだろう。興味があります。 / lamancha ( 2001-01-05 01:59 )
おごれるものはひさしからず〜。教訓になる言葉は世界に通ずるようにできているのですね?! / ハイパー撫子 ( 2001-01-05 01:46 )

2000-12-31 忘年会

30日、たきさんの忘年会に出席。楽しかった。普段自分の世界では会うことの出来ない方々と会えて良い刺激になったよ。2次会も出て、6年ぶりの朝帰り。

色々な人が色々な道を進んでいるんだなと改めて思った。僕を除いては皆プロで、それぞれの「niche」で活躍している。僕も早く、学生ではなく、社会の生産活動の一要因として世の中に貢献したいな。回り道をしすぎた、自分の人生を少し悔いました。

たきさん、例のポートワイン試してみた?甘くて強いワインだから気をつけて。りさ子さん、お会いできて嬉しかったよ!

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わーみゃんさん、いらっしゃい!こちらこそ、よろしく!それにしても良くここを見つけたね。 / lamancha ( 2001-01-04 21:43 )
初めて来ました!私の名前も出てて嬉しいぞぉ!これからもよろしく! / みゃん ( 2001-01-04 20:12 )
そう。「勝手に…」の所。とっても面白そう! / lamancha ( 2001-01-01 08:51 )
やるって何を?「りさ子&みゃんバースデーパーティー」の事? / たき ( 2001-01-01 05:37 )
たきさん、りさ子さんたらマジでやるつもりみたいですよ!(爆) / lamancha ( 2001-01-01 03:13 )
あけましておめでとー!これからもいろいろ企画考えてみるよ。今年もよろしく! / たき   ( 2001-01-01 01:54 )
あけおめ!ほんとに昨日はお疲れ様。まだばたばたしていてなんのフォローもできてません。今年もよろしく!HP見てねもう直したよ(爆) / りさ子 ( 2001-01-01 00:52 )
ほんと!たきさん、これからも宜しく! / lamancha ( 2000-12-31 21:50 )
お疲れ!!6年ぶりの割には。最後まで元気でしたね。ぼくは今日は1日二日酔いぎみでした。ぼくもlamnchaさんと会えて良かったな!ポートワインは二日酔いがおさまったら飲みます(笑)。 / たき ( 2000-12-31 21:35 )

2000-12-29 「ちえ姫&azzurri嬢 お疲れ様でした 暇人万歳」

遅れ馳せながら、ちえさんとazzurriさんのご健闘をお祈りします。でも体は大切に…。
新人ですが、この暖かい陰謀に参加させていただきます!「暇人万歳!」

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ゆっくり、焦らず、一歩一歩ね。応援しています。そして、これからも宜しく。 / lamancha ( 2000-12-30 16:10 )
lemanchaさまありがとう。これからもよろしくお願いしますね♪ / ちえ ( 2000-12-30 08:06 )
はい。そうさせていただきます!(笑) / lamancha ( 2000-12-29 23:15 )
ありがとう〜これで同罪だ〜逃げろ〜 / ムッシュ ( 2000-12-29 23:07 )

2000-12-29 道元という人

 まずは、彼の本から一節引用。訳は、石井恭二。

 人、舟にのりてゆくに、めをめぐらして岸をみれば、きしのうつるとあやまる。目をしたしく舟につくれば、ふねのすゝむをしるがごとく、身心を乱想して方法を辧肯するには、自心自性常住なるかとあやまる。もし行李をしたしくして箇裏に帰すれば、方法のわれにあらぬ道理あきらけし。

 人が、舟に乗ってゆくとき、目をめぐらして岸を見れば岸が移るように誤って感じる。素直に舟を見れば、舟が進んでいることが知れるように、身心を乱して普遍的な諸現象を理解しようと努める場合には、自分の認識作用は不変で確かなものかと誤ってしまうものだ。もし日常の行為を素直に自分のなかに結びつけて捉えかえしてみれば、普遍的なそのままの現象というものは、自心自性の認識作用のうちには無いという道理は明らかである。


 アメリカ留学中にこの人の書いた正法眼蔵と言う本の存在を知った。本屋で立ち読みをしている時に引用されているのを読んだ。今となっては正法眼蔵のどの部分が引用されていたのかは憶えていない。日本に帰って来て1年ほど経って、近所の本屋でほこりにまみれて、棚の最上段に積まれているのを発見した。石井恭二による現代語訳のつき。全4冊のうち最初の1冊目を購入した。オリジナルは75巻に分かれていたらしい。それらを4冊まとめてある。

 75巻の内の最初の一巻、「現成公按」を読んでびっくり!著者道元は13世紀の人。なのに、彼の自然哲学はまるで色あせていない。13世紀といえばコロンブスが大西洋をわたるさらに数100年前。上の一節を読んだとき、僕は、ゲーデルの不完全性定理を思い出した。さらに、文章が美しい。小気味良くリズミカルで深い。なぜ、これほどの文を中学や高校の国語の時間に習うことが無かったのか急に不思議になった。

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酔ってても全然OK。こんどベッドで試してみますです。それにしても撫子様、朝晩冷えるので体に気をつけてくださいな。 / lamancha ( 2000-12-30 16:17 )
何気にこおゆうのって簡単にしてベッドで話すとすごい!って言われたりするんですよ。ごめんなさいね、真夜中なのでテンション高くて(笑)また遊びにきてね。 / 酔ってるわけじゃないのよ! ( 2000-12-30 02:56 )
マジ!? / lamancha ( 2000-12-29 21:20 )
いきなりハイブロウだし... / りさ子 ( 2000-12-29 21:13 )

2000-12-29 初めの一歩!

僕も始めてみました、日記なるもの。これからどうなるか分からないけど、まずは、初めの一歩。

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システム管理者3号さん、宜しくお願いします! / lamancha ( 2000-12-29 16:12 )
そうよ、りさ子さん。あなたのせいよ、私がこんなになったのは!ぷいぷい。(笑) / lamancha ( 2000-12-29 16:08 )
TAKEさん、たきさん、こんにちは。日頃、りさ子さんの日記で、突っ込みを拝見しております。これからも宜しく! / lamancha ( 2000-12-29 16:04 )
こちさん初めまして!そうですね、ありがとう。そうそう、私も2匹の野良猫と知り合いです。いづれ彼女達の写真を載せたい。 / lamancha ( 2000-12-29 15:58 )
はじめまして、システム管理者です。どうぞよろしくお願いします。 / システム管理者3号 ( 2000-12-29 10:31 )
ちょっとちょっと!どうしてこうも私のメルフレがみんな日記書き始めるのー!(笑)一体何人いるんだ?これからも爆発的に増えそうでコワイ... / りさ子 ( 2000-12-29 03:15 )
こんにちはlamanchaさん! 楽しみにしてます! / TAKE ( 2000-12-29 02:29 )
おぉ、lamanchaさん。始めるの?オレもやろうかなー?? / たき   ( 2000-12-29 01:17 )
はじめまして!初めの一歩!うん!良い言葉!今年も残りわずか良い気分で年が越せるといいですね♪ / こち ( 2000-12-29 01:09 )

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