2001-07-05 花火は「鍵屋ぁ〜」「玉屋ぁ〜」
2001-07-04 ミストサウナが嫌い・・・
2001-07-03 思わず聞き入る話もある。
2001-07-02 あるがままにそこにある。
2001-07-01 早期予算案妥結交渉暗礁状態是正思考日記！
2001-06-30 こんな温泉もイイのだ！
2001-06-29 筆不精？打不精？
2001-06-28 北海道は無謀にデカイ！
2001-06-27 曲がっているから美しい！
2001-06-26 大食漢→小食漢

これから旬のものと言えば・・・・

そりゃもう「花火」でしょう。それも打ち上げ花火が定番。ヒュルルル〜〜ド・カーン・パーン・ジュジュジュ〜〜パンパン・・・など音もにぎやかに夏の夜空を彩るのです。風流ですな〜粋ですな〜日本の正しい夏！という感じですね。冬の花火もそれなりに楽しめるけど、やはり夏が横綱でしょうな。

花火を見上げていると「鍵屋ぁ〜♪」とか「玉屋ぁ〜♪」という掛声を聞くことが多いけど、あれはなんだ？と思ったことは無いでしょうか？なぜ「鍵屋」と「玉屋」なんだろうか？場合によっては「八百屋」とか「居酒屋」とか「肉屋」でも「米屋」なんかでも良いような気がする。私など「長崎屋」でも「松坂屋」でもイイと思ってました。なんだったら、ダフ屋でもアタリ屋でもチンドン屋なんかでも良いように感じる。

しかしながら、一応「鍵屋」と「玉屋」は実在していた花火屋さんだったのですね。１６００年代に「鍵屋」が興きた。そして、１８００年初期、「鍵屋」の暖簾分けで「玉屋」が興きたのだそうだ。それが、江戸花火の繁盛期だったこともあって、「鍵屋」「玉屋」の二大花火屋は両国川の花火上げで、掛声をかけられるようになったらしいですね。ただ「玉屋」は火事が原因で江戸から追い出されて、一代限りで終わってしまったそうです。「鍵屋」は第二次大戦ぐらいまで残っていたのだそうだ。

以上の歴史をふまえて考えると「鍵屋」は由緒と歴史あるオシモオサレヌ老舗である。「玉屋」は新興勢力として実力を発揮する前に潰えた悲劇の新参者だったわけです。なんだか、日本の政党地図みたいでちょっと面白いですな。

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ムシムシ・・・・

なんだかもう蒸し暑かった。昨日の雨がこの湿気を呼んでいるらしい。スカッとカラッと爽やかコカコーラじゃくて北海道というのが定番なんですが、本日はらしくないという感じでした。湿度８０％以上となるとまったく嫌です。どうも明日は雨が降りそうだ。

ムシムシ＆熱々感は梅雨と同じような感じですね。そもそも暑いのが苦手な私にはたまらなく嫌だ。昔、京都に行った時にもこんなムシムシ＆熱々を味わった。当時の伊丹空港を出た瞬間、あのモァ〜っとした熱気を感じた時「ぬぬぬ？こんなところに人は住めるのか？」と本気で疑ったものです。それほど、痛烈な熱さだった。暑さではなく熱さと言いたかったのだ。

北海道で一般家庭にエアコン（クーラー）は無い。つまり、必要無い。大体、真夏でも夜は寒いほどです。窓を開けると十分涼しいのだ。熱帯夜なんて滅多に無いので当然といえば当然です。では、エアコンの普及はどこら辺を境に普及率が高いのだろうか？東北も必要なんだろうか？北陸かなぁ〜？中部かなぁ〜。う〜む！わからん！

ムシムシ暑い方がビールが美味いのだが、慣れない私には精神的に萎えてしまうので、元気が出ないだろうと思う。九州は梅雨は明けたかな？山陰は？四国は？関西は？その辺もよくわからんで生きている今日この頃です。いや〜ムシムシでダレテます。

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休日だった。

温泉に行った。休憩室でゴロゴロしていた。本を読んだ。人は少ない。いや〜のんびりしていたので、ちょっと転寝してしまった。この頃ゴロゴロしたことなかったので、なんだか贅沢な気分になった。時間を無駄に過ごすことは、本来、自堕落な世界なんだろうけど、逆にそれは贅沢なことではないかと思う。ダラダラ＆ゴロゴロ万歳である。

ゴロゴロしていると近くに陣取っている老人たちの会話が耳に入ってくる。会話の内容は、家族の近況とか、どこの病院に行っているとか、だれそれが亡くなったとか、あまりプラス思考の会話は無い。もっと明るい話題を期待したのだが、ちょっと期待外れでした。もっとも、老人の会話が希望に満ち溢れていて、前途洋々たることは難しいのでそんなものかもしれない。

３時間以上ゴロゴロしていたが、老人達はさすがに暇なので私が帰るまで路辺談話に花を咲かせていた。３時間の間「あーでもない＆こーでもない」という会話なのですが、途中、戦後間もない頃のお話があった。私など、戦後産まれの典型的な世代なんですが、分からない人が聞いても「大変だったんだな〜」と相槌を打ちたくなるようなリアルな会話でした。

昔の人は、みなさん苦労なさっていたのだなぁ〜と感心してしまい、老人を尊敬しなきゃイカンなぁ〜と気持ちを引締めた次第です。では、私はその歳になった時に若者や子の世代に感心されるような苦労をしているかな？と考えると、これはもう全然無いですね。戦後の動乱期を凌いだ今の老人に太刀打ち出来るなんて、とてもじゃないが考えられないです。

休憩室を出る時、心持ち会釈をして出てきました。先人の苦労を知らずに「そんなの俺の勝手じゃないか〜」と「我侭」と「自由」を履き違えている若者＆オヤジ＆オバサンが多い昨今、時には、老人の話に素直に耳を傾けることも、生きる上で大切な鍵なのかもしれないと思っちゃたわけですね。

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な〜〜んも考えないでボ〜〜と出来る風景。

それは見渡す限りの海と人の手が加えられていない川と誰もいない湖、そして、そこにデ〜ンっと据えられた山々ですね。要するに、人工的な作りが無いということが落ちつく。これは曲線話でちょっと前の日記にも書いてます。

特に川は近年どこも無理矢理工事しているので、「お前らが来る前から、そのまんまなんだもんね〜！」という主張をもった河川は激減している。実にバカバカしい工事でお魚さんは棲家を奪われて行くのです。下流はある程度の洪水対策工事は必要と思うが、トンデモナイ上流部にまで「○○川水系砂防ダム建設工事」なんていうのをやっていたりして、そりゃもう最悪なわけです。おまけにその工事を決行するために、森林を伐採し、工事用道路をこさえたり、途中の邪魔な河川を堰き止めたりと・・・・ほとんど鬼畜の世界と申すことができましょうぞ。

そんなこんなで手付かずの川は少ない。そして、美しい川には魚が多い。ついでにそのような川は釣りは禁止である。まったく！どうなってんだ！好きなだけ弄って釣れなくして、「勝手に釣ってイイよ」といういう川と、そのまま残して「自然なんだから釣るな」という感じになっていたり・・・・ちょっとこの国はオカシイのではないかといつも思う。

下の写真は「手付かずの川」である。水面下には鮎の泳ぐ姿がハッキリと見えるのだ。人が釣りをするポイントもあまり無い。両岸が木で遮られているのだ。これでイイと思う。

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ふと、気付くと・・・・半年が終わっていた・・・。

そして早くも７月なんですね。７月。７月・・・。いいですね〜〜夏ですよ。夏です。しつこく、もう１度「夏」です。これからが素晴らしい季節だ。絶好のキャンプシーズン到来じゃ〜。ガハハハ！万歳！万歳！・・・・でも、ちょっと虚しい・・・。

実は今月の下旬まで家族と休日がまったく合わないので、「家族引摺回し攻撃我侭放題キャンプ」が出来ないのだ。まったく悲しい事実です。せっかくコンティキ号もあるのに・・・・なんてこった！どうなってんだ？と憤慨してもこればかりはどうにもならんです。どうしても行きたきゃ仕事辞めるしかないです。しかしながら、それはちょっとマズイことだ。

自己分析すると、今月末から来月始め頃までロングラン休暇を取ると思います。転んでもタダでは起きないのだ。鬱憤を晴らすように、または、帳尻を合わすように、あるいは、堰き止められたダムが崩壊するように発狂寸前状態で出かけることでしょう。その時の自分が恐いような気がする。

現在、その旅のプランを練っているところです。目指すは道東。そして道北。とりあえず、１週間は必要という見積もりです。道程距離数や見たい所などジックリと探しているのです。そしてそのプランの最大の問題は「資金」である。イササカ私の放蕩的贅沢が過ぎたので、我家の財務局の裁定は「金額よっては却下します」という玉虫色の表現でした。では、一体いくらなら良いのか？それを聞いても教えてもらえない・・・。どうも、私をいたぶって喜んでいるのではないかと疑っているのだ。まったく、予算案が可決しないとどうにもならんじゃないか！国会審議よりこっちの方が重大な問題なんだかんなぁ〜〜。

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天気は悪くない！

こんな日はキャンプがイイ。でも明日は仕事なのでそれもできない。こんな時は温泉が良い。一人で寂しく温泉に浸かって、日々の反省と未来の展望なんかをぼんやり考えるというのが素晴らしく利口そうな考えに思えた。そこで早速実行に移した。と言っても車で走って行き、あるがままの温泉に入るだけ・・・という間抜けなプロジェクトである。

着いたのは海岸線にヒッソリと佇む温泉です。国道沿いなのに忘れられたような希薄な存在感に染まった感じでした。駐車場に車が無い。どうやら私一人だけの客のようだ。入ってみるといきなりオバサンが「は〜い！いらっしゃい！」とその温泉の存在感に似つかわしくない大きな声で迎えてくれた。料金４００円。安い。当然、中身も簡素である。

内風呂は畳５枚分くらい。露天風呂はもっと小さい。しかし、ぬるめの温度なのでじっくりと入れて実の宜しいのだ。目の前に日本海を眺めながら温泉に浸かるというのもオツなものです。もうちょっと天気が良いとなお良いのだが、これでも充分です。

帰る時、さきほどのオバサンが「は〜い！ありがとうございました！」と大きな声で見送ってくれた。結局、日々の反省も未来の展望も忘れていたのであった。

この露天風呂で考えるはずだった？・・・・・↓

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椎名ファンへちょっとお知らせ！
ＢＢＳでもＭＬでも話題になっていましたが『浮玉Ｃｏｍ』が立ち上がっております。アドレスはhttp://www.ukidama.com/top.htmlです。そんなわけで椎名ファンへの情報でありました。リンクに加える予定です。


では！日記の始まり〜〜というほどの話題は無いのですが・・・・

それにしても最近メール受信数が増えている。本日は８８件だった。昨日は９６件だった。数日ＰＣに触らないと受信だけでも時間がかかるのです。でも、ネットサーフをしながらメール受信もするので気にするほどでもないのだが・・・・。ただ、ＤＭまがいのメールが数件ある。これは邪魔だが、発信元がそれぞれ違うのでプロバイダのメールーサーバーで設定して拒否するにも難しい。困ったものです。

受信は良いけど、ではメールを何件書いているのか？これは実に少ない。多分、「我武者羅書房」をご覧の人で私からメールが来たぞという人はあまり居ないと思います。まじめにメールを出すと良いのになかなか打たない。相手が紙でもＰＣでも結局、筆不精ということなんだと思う。文章で自分の想いを伝えるのは難しい。受け取り方で悪意も反感も生まれる。それが恐いと思う。

だったらこんな日記なんて更新するな！と言われそうですが、これは戯言なのでそれなりに好きに書いている（打っている）のですが、個人に向けたメッセージはちょっと感覚的に違うような気がする。いろいろと打ってみて「やっぱ止めた」なんてことが多い。オカシナところで照れ屋なんだと思う。決して暗い性格でも無いし、人見知りするタイプでもないのだが、ことメールとなると苦手意識が先にたってしまう。困ったことだなぁ〜と自分で思っております。

う〜む！皆さんが私に抱くイメージはどのようなものか知りませんが・・・・自分としてはしてはこんな感じだったりするわけですね。

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地図と、にらめっこ！

行きたいところは多い。しかしながら遠い。北海道はデカすぎるのだ。考えると距離のレベルがちょっとオカシイと思えるほどである。例えば函館から稚内までは約６００ｋｍある。これは東京ー大阪間に匹敵する。道内でもある場所あらある場所まで行くには７００ｋｍ以上の距離がある。本当に遠い。でも、それなりに走っていると着いてしまうのは道路事情が良いからだろう。

北海道の面積は東京の３８倍。そこに約５００万人が住んでいる。東京のほぼ半分である。面積当たりの人口は寂しい限りです。しかし、これは実に「あずましい」（北海道弁）ことなのです。開拓地だからある程度計画的に都市作りが進んでいるから、道路幅も広く取れる。ただでさえ交通量なんて知れているので、必然的に車の流れは順調だ。平均速度は全国的にもＴＯＰである。

そんな北海道に憧れて夏になると多くの旅人が訪れる。バイク、キャンピングカー、自家用車、自転車、徒歩など様々です。毎年多くの旅人が交通事故に遭っている。無理な計画やスピードの出し過ぎらしいです。北海道の地図を見る時は、縮小率を良く見て、距離をシッカリと測って、無理のない計画を立てて欲しいと思います。

ちなみに函館ー羅臼間は７３０ｋｍです。これは東名高速を使って、東京から岡山まで行く距離とほぼ同じの距離です。岡山から鹿児島まで（中国高速＆九州高速を使って）７８０ｋｍなんです。だから函館ー羅臼間を往復すると東京ー鹿児島間の距離を走ることになるのです。ね〜〜北海道はデッカイでしょう。住んでいる自分もデカイと思うのだった。

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農村の風景は美しい。

だが、美しいと思える風景にはなかなかお目にかかれない。何故か？本州や四国、九州ではまだ残っているだろうが、北海道では美しい農村は難しい状況になっている。区画整理された水田や畑が広大な面積で広がっているのが典型的な北の大地の風景だ。だが、あまり美しく感じない。人為的な意図が介入しているからだろう。稀有の存在である、美瑛のようなパッチワークの丘に代表されるような、あるべくしてある姿というものが難しい。

棚田のような自然造型に逆らわない作りは見ているものを和ませるパワーを感じる。元からある地形に逆らわずに人間が「作らせてもらってます」という謙虚な姿勢が見える風景が美しいと感じる。つまり、曲線の世界なんですね。自然界に直線というものはほとんど存在しない。直線＝不自然ということになりそうです。絵画でもなんでも美しいといわれるものは大抵の場合、曲線のハーモニーです。造形美とは自然と一体化した融け込むような柔軟さと、さりげなく主張する造型物ということになるのかもしれない。

だから、何も手付かずの海岸線などは限りなく美しい。そして心が和む。直線は機能美であり、曲線は自然美である。曲線が織り成す風景に自然の息吹を加えると至高の美しさを醸し出す。それが昔ながらの農村の風景であり、人が安らぎを感じる故郷じゃないかと勝手に想像する。都会には直線が満ちている。田舎は曲線で成り立っいる。ただし、最近は開発という波に圧されて激減していることも事実なんですね。

人間の体だって曲線が美しさの基本と言える。女性は、この曲線が美しさの証であり、魅力なんですね。フォークギターの形は女性の体をイメージしているというのは有名な話である。だから、私もギターが好きなんだと思う。あれ？何の話だったのかなぁ？スマナイことです・・・・・。

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食べる量が激減している。

人間、歳年を重ねると食べなくなるというが本当のようだ。大したこと無い人生だが、食欲だけは凄かった。特に１５歳〜２０歳まではよく食べたものです。寿司を５人前とかラーメン３玉入りとか、普通に食べていた。どんぶり７杯というバカな記録もあった。いつも腹が減っているような、そんな常時空腹人間だったのです。ラーメン屋さんの「このラーメン３０分で食べたら無料」という店を見つけると必ず入店して、簡単に食べて店主にムッとされてました。

最近では息子達がスゴイと思う。回転寿司店とか焼肉屋などに行くと、会計金額が行くたびに増加しているのがわかる。うれしいような恐いような・・・。

食べられない原因は「飽きる」ということにあるようだ。特に、コンビニ弁当がマズイ。一食分を余すことが多い。途中で飽きるのです。そもそもマズイので仕方ない。食堂などで、いい気になってカレーライス大盛を注文するがこれも余す。普通のもので充分になっている自分に気づいた時「あ〜俺も歳なんだよな〜きっと〜」と少しばかりの哀愁さえ感じた。

どこの食べもの屋でも、お客が食べるから商売になっている。だが、過去に１度だけ「もう食べるのやめなさい！」と言われたことがある。２１歳の時、友人と焼き鳥屋に入ってビールを飲みながら、焼き鳥を合計２００本以上食べた時に言われた。確かに食べ過ぎているような気がした。ビールもジョッキー１７杯だったし・・・・。会計をしながらイイカゲンにしないとイカンなぁ〜と思ったことは言うまでも無い。今なら５本で飽きるのに・・・・。

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