himajin top
ねむり猫の福だより ふくとねむりの近況報告

ふくは元気!飼い主ねむりは大衆芸能鑑賞にはまってます!

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2000-12-29 番外編 サバ〜 おとじろうさんの誕生日 おっと驚いた、あのムッシュ登場!!
2000-12-05 11月の芸能鑑賞報告 2部
2000-12-05 11月の飼い主の芸能鑑賞報告 1部
2000-12-04 ああ、ありがたや・・・よそ様の猫の「定点観測カメラ」
2000-11-13 飼い主の10月芸能鑑賞報告とウィーン国立歌劇場「シャモニーのリンダ」
2000-11-06 みなさん覚えてる? ふくのために冬支度
2000-10-16 ふくは元気。ところで福日記は[日]記でなくなります!
2000-10-10 錦秋の乗鞍高原で予約するオペラチケット
2000-10-05 日記が多い!出金予定も多い!
2000-10-04 口車大王に是非行って欲しい、三代目「紙きり」林家正楽襲名披露


2000-12-29 番外編 サバ〜 おとじろうさんの誕生日 おっと驚いた、あのムッシュ登場!!

ねむり猫、久々のHimajinです。実を申しますと私おとじろうさんとは10年来の知り合い、ここ数年は毎年おとじろうさんのお誕生日あたりに忘年会と称して飲み食いをしております。

おとじろうさんの彼はこの季節お仕事で忙しく、まさしく誕生日に今年も集まることにした。何を隠そうねむりも12月生まれだが私のは初旬、もう自分がひとつ年をとったことなど忘れそうになっておりました。

飲みながら食事をはじめていると、別の友人○○○のもとに不振な電話、話し振りからすると彼ではない。「ちょっとゴメン」こっそりと席を外す・・・・・?すると、少しして「ふィ」と戻ってきた友人と一緒に見知らぬ男性、その両手に麗しい花束・・・・・・。おとじろうさんはすぐに気付いたらしいが、私は自分の誕生日もあんまり覚えていないから花の意味がまず分からず・・・で、花・・・華・・・「もしかして、私名前だけ存じ上げている方かしら?」。そう、ムッシュ!

わたしの頭の中には「ムッシュと言えばかまやつひろし」くらい「かなり年配のカリスマ華のプロ」というイメージが勝手に出来上がっていたのだけれど、目の前に登場した「本物のムッシュ」はオシャレで素敵でチョット危険な感じの方でした(年齢はねむり猫マイナス3〜5歳くらいかしら?)。

おとじろうさんも私もそれぞれ雰囲気の違う花束をいただいて大喜び。私のは渋い赤、オレンジ、黄色、ピンクからなる絶妙な色彩の花束、気分は「有名人から頂いたの!」といったところ。

興奮してまともにお話も出来なかったのが残念でしたが、ムッシュが帰った後「やっぱりサバ〜!って言ってもらいたかったね」とか「帰りにはオ・ボワール!が聞きたかった」と話し合って多いに盛り上がりました。

ムッシュさん、仕事納めでお忙しい中ありがとうございました。次回のどなたかからのご依頼の際は「サバ〜!」で登場されてみては?

こっそり企画してくれた○○○、本当に思いがけず嬉しかったです。


==なお、ねむり猫の12月の芸術鑑賞も多岐にわたりました。ふくも元気です。==

先頭 表紙

初めてお邪魔いたします。遅くなりましたが、お誕生日おめでとうございます♪お友達のステキな演出に感動いたしました〜。ねむり様とふくちゃんにとってステキな21世紀が訪れますように!!一月の歌舞伎公演も今から楽しみにしております〜。 / ケイ ( 2000-12-29 17:37 )
○○○さん、すごいなあ。いいお友達をお持ちでステキな仲間ですねえ。ほんと加わりたいわ〜。 / フィー子 ( 2000-12-29 16:20 )
またまた!いや〜なかなかのもんです?こちらも「楽しめました」 / ムッシュ ( 2000-12-29 13:57 )
たらこ様、ムッシュさまの「妖艶な大人の・・・」と言う表現、本当に「お上手でいらっしゃる」。いわれてみたくて、いわれたことがありませんので、チョット恥ずかしゅうございます。あややさま、そりゃーもう楽しかったです、ハイ。 / ねむり猫 ( 2000-12-29 13:55 )
びっくりの演出でしたねぇ!楽しかったでしょうね!私もまざりたかったわぁぁぁ。おくれましたがお誕生日、おめでとうございます! / あやや ( 2000-12-29 12:48 )
それから、ムッシュ様に「妖艶な大人の魅力」の女とおっしゃっておられますねえ!妖艶なねむりさんってどんな感じかしらぁ! / たらママ ( 2000-12-29 12:21 )
ねむりさん、タイトル見て私はてっきりねむりさんがムッシュをお呼びになったのかと思ってましたわ。友人OOOさんって粋なお方ですねえ。ちょっと危険な感じ...そうそう、いい表現ですわ。遅れ馳せながらねむりさんもお誕生日おめでとうございます。 / たらママ ( 2000-12-29 11:26 )

2000-12-05 11月の芸能鑑賞報告 2部

下旬某日: パルコ劇場に「志の輔らくご」を見に行く。ご存知立川志の輔師匠だ。この方の凄いところはどんなに有名でTVやCMにたくさん出ても「決して高座をおろそかにしない」その姿勢と、新作・古典を問わず研究熱心なところ。今回は新作2話、と古典1話。この古典「帯久」といったか、涙をそそうはなしで落語にしては「全く面白くない」お話、今現在高座でやる人は皆無らしい。師匠自身が語ったようにこの後また何十年もやる人がいないだろうというシロモノ。しっかりと勉強に裏付けられた語り口、一応落ち(サゲ)はあるが講談を聞いているようなそんな面持ちだった。月いちの志の輔師匠の落語会にはこれからは時間の許す限り足を運んでみたい。

下旬某日: 浅草東洋館、立川流名人といろものの会。この会は日米ハーフの落語家快楽亭ブラックのプロデュースした会、さすがにちょいと変わった「寄席」だった。この日のお目当てはパントマイムの松元ヒロさんと立川流の「良心」談幸師匠。お二方は期待通り。しかし全く予期していない幇間芸(所謂タイコ持ち)悠玄亭玉八さんという方が登場、凄く芸がしっかりしいて色っぽく(注:男性です)面白かった。小噺、小唄、都都逸、パントマイム・・・と普段は寄席ではなくお座敷がホームグラウンドという芸の数々は完成度が高い。そこいら辺の落語家は見習うように!と、おもわず・・・・・・。

さて、年賀状の季節、飼い主は誰になんと言われようと何枚書こうとも「手作り、一枚ずつ宛名も手書き」派だ。今年は子供の写真を送る親の心境が少しだけ理解できる。しかしふくの写真を送ることは何としても避けたい(視覚に耐えても、あたしの美学がね)。飼い主から年賀状の届く可能性のある皆さん、絶対期待しすぎないで待っててね!

先頭 表紙

手作り、宛名も手書き派は素敵ですね。気持ちだけあっても実際出来ないのが普通です。依然飼い主さん手掘りの消しゴムハンコを見たのを思い出しました。ものすごい上手でした。 / ぐりぐら ( 2000-12-12 16:13 )

2000-12-05 11月の飼い主の芸能鑑賞報告 1部

この秋は、例年に無く「幅広い」ジャンルの芸術・芸能に触れることが出来た。落語に関してはド素人も同然、とりあえずいろんなところに顔を出してみたというところか。出掛けたのは落語定席1回、落語独演会その他3回、(先にも書いた)ウィーン国立歌劇場「シャモニーのリンダ」、クラウディオ・アバド指揮ベルリンフィル(前の日記ではオペラにつられてウィーン・フィルと書いてしまった)、そして歌舞伎平成中村座「法界坊」。

中旬某日: 新宿末廣亭中席に足を運ぶ。漫才の順子・ひろしさんは「とにかく面白い」。なんとも言えない「間」がいい。実は「小満ん」師匠のトリを楽しみにしていたのだが、交代の与太郎で有名な志ん五師匠だった。与太郎ものではなかったがそれはそれで流石に面白かった。3時間半もぶっ続けで寄席にいる自分が信じられない!席亭さん(末広亭のご主人)に顔を覚えてもらう(本当に覚えたかい?)。

下旬某日: クラウディオ・アバド指揮、ベルリンフィル。エグモント序曲、交響曲第7番他。この世の中でベルリンフィル(とおそらくウィーンフィル)に行くことほど「約束された安心」を保障してくれるものがあるだろうか?とは演奏を聴きながらふと頭をよぎった考え。オペラにはあたり・はずれが大きいが、ベルリンフィルを聴きに行くことは、SOKホームセキュリティーの入った家に住む猫のようである(11月29日の新聞全面広告参照)。来年、運良くチケットが手に入ったらまた出かけたい。

下旬某日: 上方落語立川文都師匠奮闘会、上野広小路亭。文都師匠は上方落語といってもお囃子と一緒に・・・・・・という芸風ではなく関西の言葉でやる落語。華(はん)なりとした軟らかな語り口がなんとも優美な噺家さん。当日は飼い主も習っている「寄席文字」の実演もありでチョット面白い落語会だった。

下旬某日: 平成中村座「法界坊」。隅田川畔におったてられた芝居小屋での公演、当初のうわさ通り、歌舞伎座や国立劇場で観る歌舞伎と違い、歌舞伎が「庶民の楽しみだった」ということを教えてくれるような舞台と雰囲気だった。こちらも弁当を食べ「ぬる燗」を一杯やりながらお遊び気分で一緒に楽しんだ。巷の話を伝法だけど普通の話し方で取り入れ客席と一体感をもちながら、しっかり見せるところは見せてくれて、初めての小屋歌舞伎は満足。ただ「歌舞伎を観る」という行為にハレなくすぐりを感じている人には「なんて俗っぽい」と思えるのかもしれないね。残念だったのは、お安い2階席で見た飼い主、列は2列のみでよく見えそうなものの、サイドだったため舞台が丸まる前方1列目客の頭に隠れる・・・、残念ながらずーと椅子の上で立ち膝したり、直に立ち上がって観るしかなかった・・・・・・(しかし立って観ててもOKな雰囲気だったのよ)。お大尽席(確か3万円以上)は確かに良く見えそうだったなぁ。


長すぎるらしいので2部に続く・・・

先頭 表紙

2000-12-04 ああ、ありがたや・・・よそ様の猫の「定点観測カメラ」

ふく、とにかく食べる・・・。
ふくは相変わらず元気。冬に向けた動物の本能というものがあるとするなら、今やどっぷり家猫のふくも本能だけは働いているようだ。とにかく食べる・・・。少し前までは、常に置いておく乾燥タイプの餌を「ちょっと行っては4・5粒」、またしばらくして覗いては「4・5粒」状態だったのに、今や4・5粒は15から20粒になったようだ。テレビを見ていても、何処からともなく聞こえてくる「カリカリ、カリカリ」という音の長いこと・・・。

それで、急激に激太りしたか?というとそうでもない。確かに太ったが500gくらい。その食べた分は、もちろん飼い主が朝のお勤めのとしてセッセと取り除く「固まりの成長ぶり」に見事に反映されている。週末寝坊したのに予定あり、とかでうっかり掃除なしで午後戻ったりすると、そこはもう「この家には何匹猫が隠れているんだ!」と叫びたくなる程ウンチとおしっこでトイレがいっぱい。猫のトイレ砂が今ほど良いものでなかったなら、さぞや臭ったことだろう。黄色い漫画猫模様のトイレ砂には本当に感謝している、臭わないから・・・。とはいいながら、500gでおわるはずがない。人間と同じ、しばらく忘れた頃にメモリがポーんと上がるのだろう。とにかく、どっしりとした[肉置き]豊かなふくを、後ろから抱え込むとこれはもう[たまらない]という感じだ。

飼い主の最近のお気に入りは、他人様の飼い猫「Pukunko」チャンを定点観測カメラで映し出すホームページだ。この猫に飼い主は個人的接点は何も無し、たまたま「こんなページが有るよ」と教えてもらっただけなのだが、このPukunkoの飼い主の方はある時は日の当たる窓辺、又ある時は赤外線こたつ内部(布団を少しめくっていると思われる)にカメラを固定し、猫が寝ている様子を日がな一日映し出す。画像は一分に一回更新される。「更新まであと 3秒、2秒、1秒・・・」で更新された瞬間、一分前と耳の位置一つかわらず爆睡しているときも有れば、いきなり180度向きを変えていたり、はたまたトイレにでも立ったのか急に空のブランケットが映し出されたり・・・と単純な割にそれなりの楽しめる。

何よりも嬉しいことは、それまでは「家でうちのふくは一人寂しくて大騒ぎしてないか・・・」などど心配していた飼い主も、この映像をみることで「猫は寝子=ほぼ丸一日ただ寝ている」ということを確認できたことだ。

最近、玩具メーカーが携帯で遠隔操作するカメラを発表したが、そんなもの飼い主が持った日には・・仕事しながらふくの動きによっては突然「ふくたぁ〜ん」とか声を出しかねない。そんなことになったら、「イメージ」が壊れるイメージが・・・・。ということで、我が家に定点観測カメラが設置される予定はまずない。

先頭 表紙

ねむり様、あなたはその遠隔操作カメラが買いたくなる、買いたくなる、買いたくなる〜!催眠術にかかりましたか? / 裏切ふくちゃん見たし ( 2000-12-05 10:08 )
よちみ様、さようでございます。後ろからぐっと抱え込み一緒に体重計に乗ります。結構嫌がりますが、それを押さえるのが又快感で・・・。 / ねむり猫 ( 2000-12-04 18:00 )
ふくたんの体重を測ってるんですか。だっこして一緒に体重計に乗るのかな。ふくふくのふくたんを後ろから抱え込む・・・想像しただけで、うう〜ん♪ ←もだえる / よちみ ( 2000-12-04 16:52 )

2000-11-13 飼い主の10月芸能鑑賞報告とウィーン国立歌劇場「シャモニーのリンダ」

この間「明日は飼い主の10月の芸能鑑賞を振り返ろうと思う」、って、「明日っていつなの?」というくらいに時間が経ってしまった。

遅れ馳せにお約束通り…。
10月は落語に4回行ったのみ。昔から飼い主を知る人は「驚きで目が飛び出る」のではないだろうか?寄席に行ったことは以前も触れてみた。ついつい通ってしまったのだ。新宿末廣亭一回、池袋演芸場一回、後は独演会に2回。新宿は紙きり林家正楽師匠の襲名披露で、池袋は新宿で御祝儀一つ包まなかったので、お詫び方々以前切ってもらった[紙きり]にサインをもらいついでに楽屋見舞いというやつだ。もちろん不躾に突然たずねた訳だが、師匠見た目のキワキワさはそのままだが、いたって話しやすい人で、二つ返事でサインをして世間話までしてくれた。「握手してください」なんて言ってみたら、くねくねしながら「べたべたですよ〜」なんていいながら手を出す、知っている人は分かるだろうけれどそんな人だった。

独演会は上方落語桂文枝師匠と、立川談幸さん。文枝師匠の軽やかで高い声回しで流す「天王寺詣り」「三十石」とも上方落語独特の華やかなお囃子やらにのって、ちょっと歌舞伎にも通じる華麗な世界。一方の談幸師匠は、さっぱりと気持ちよく、しかも適度に色っぽい「崇徳院」と「死神」。はっきり言う、落語は面白い、日本人でよかったとしみじみ思った10月だった。

とか何とかしているうちに、11月の「ウィーン国立歌劇場」公演も観ちゃったので、まとめてご報告。
今回は「シャモニーのリンダ」というかなりマイナーな演目を堂々と持ってきただけあって、エディータ・グロベローバ(ソプラノ)演ずるリンダを含め全体に[見事の一言に尽きる]出来だった。シャモニーは私の持っているオペラ・バイブルとでもいうべき可也分厚い本にも「たったの一行も」触れられていないだけに、下勉強のためのCDを探すのも難儀した。会場内でも、開演前「パンフレットを買うまでストーリーがよく分からなかった」などと話す声を聞き、みんなそれなりに苦労したのだなと頷いていが次第だが、一旦始まるや思いっきりグロベローバの歌唱他に吸い寄せられ、あっという間に時間が過ぎた。彼女は恐ろしい程の高音域を軽やかなコルゥトローラで少女の初々しさ、また正気を失った女、正常に戻った状態に信じられない演技力を示した、おそらくこの演目は彼女が活躍している間は他の誰も挑戦できないのでは?と思わせるほどぴったりとはまった感がある。

…、と流石に落語より慣れているオペラのことになると筆が進む。今のところ3月まではオペラの予定が無いが、6月のベネツィア、フェニーチェ歌劇場のチケットも押さえて、とりあえず安心の飼い主だ。

今月この後は、寄席と平成中村座とウィーンフィルに行く予定。月末にでも様子をご報告させていただこう思う。

余談だが、予習で聞いていた「シャモニーのリンダ」、実はふくも結構心地よさそうに聞いていた。飼い主は猫にも「これが心地よい」「これは耳障り」という好みが確かにあるように思う。

では…。

先頭 表紙

大王さま、新富寿司、名前は見聞きしたことがありますが、もちろん足を運んだことはありません。池波風も又時間ができましたら挑戦したいと思います。それにしてもカールベームとは・・実物はもちろん知りません。たらこ母さま、25日以降、報告させていただきます。 / ねむり ( 2000-11-14 17:32 )
うーんウィーンフィル。私ニューイヤーコンサートで手を叩くのが老後の夢なのでござる / 手作りパスタ雪辱戦を狙 ( 2000-11-14 12:22 )
ところで、銀座コアビルの真後ろに、新富寿司というのがありまして、私の知人の友人が三代目のご当主ということで、10年近く前に伺わせていただきました。で、ここ有名なんだけれどなんで?とずっと思っていたら、ここ、池波正太郎さんおなじみの店だったんですね。ここは、本当の江戸前寿司が味わえます。お好みで食べると、ちと高いですけれど。 / 口車大王 ( 2000-11-14 11:32 )
その昔、クラブにカールベーム指揮ウィーンフィルのチケット3枚の配給がNHKよりあり、じゃんけん大会に勝ち抜いて(あれ、そういうこともあったんだ)、聴きに行ってきました。しかーし、NHKホールの2階席後ろから3番目で聴くもんぢゃないっす。 / 口車大王 ( 2000-11-14 11:28 )
ほほう、ねむり様、ウィーンフィルにいらっしゃいますか。ご報告お待ち申し上げまする。 / たら子母 ( 2000-11-13 23:51 )

2000-11-06 みなさん覚えてる? ふくのために冬支度

おひさ〜!
約束を果たすべく、久しぶりにデブの三毛猫「ふく」の近況を皆さんにお伝えしたい。

飼い主と[ふく(本名:だい福)]、おかげさまでたいした諍いも問題も無くしあわせに暮らす日々が続いている。
朝、「とりあえず起きないの?」とふくに促され「ゴメん、悪いもうちょっと・・」と未練がましく眠りつづけようとする飼い主にあきれながらも、ふくは枕元か脇の下あたりで再び寝に入る。そして飼い主が起きるとふくにモンプチ・ゴールドを与えて水を換え、トイレ掃除。相変わらず[びっくりするほどウンチは大量]、オシッコも砂が[甘食(古いなぁ)]のようなかたちに固まって2つ、毎日きちんとソコにある。何よりの健康状態である。餌を食べ終わったふくへのブラッシングも確実に朝の日課になっている。

何が変わったかといえば、それは季節である。
もうすぐ冬、暖房をつけないと何だか薄ら寒いにもあるこの頃・・。夏中、お嬢様のことを考えエアコンをつけっぱなしにしていた飼い主、冬は冬で[親ばかぶりを爆発]させねばなるまい。

実は前の飼い主さんから[役立ちもの]をいただいている。25センチ四角くらいのホット・カーペットだ。高温、低音の2種の切り替えがあるだけのシンプルな代物、これをソファに置きフリースのケットをかけておくと、帰ってきた時にはたいていそこで丸くなっている(そうそう、寒くなったせいで最近ふくもようやく猫らしく[まる]くなるのだ)。毎日その光景を見つけるのは[たまらない]しあわせだ。飼い主は帰るなり膝をついてソファに向かい、両の手でふくの顔をそっと持ち「ふくちゃ〜ん!!!」と馬鹿な挨拶を繰り返す。最近はさすがに甘えてくれるふくも、これがしつこいとムッとするようだ。先日はついに我慢できずに右の手を飼い主の額めがけて「パチ」である。冗談のようだが本当の話、飼い主にはふくの肉球と額の皮の接触がその音を出したと思うのだ。ついでに言うとお嬢様ふくは「爪を立てない」立派な娘(こ)なのだ。

もう一点冬支度でそろえたもの、それは加湿器だ。毎年「買おう、買おう」と思いながら意外と丈夫な飼い主の喉と、気に入ったシンプルなモノがないという理由で今まで持ってい無かったのだ。しかし、乾燥すると風邪をひきやすい、と聞けば自分はともかく、ふくのためには加湿器でしょう!。幸い最近広告で見かけるアメリカはKaz社の加湿器、電極棒で暖められた水がホット・スティームとして出てくるという単純な構造、温度も下げずお手入れも簡単!と回し者のようだが、なかなかの優れものである(東急の通販で4000円以下だったが日経の広告では5000円以した)。家に帰るとこのスティームのお陰か部屋もちょうどよい按配に[ぬくい]のだ。


というわけで、ふくの冬支度は終わった。
今月はサービスで、明日は「飼い主の10月の芸能鑑賞」を振り返ろうと思う。たぶん、書ける思う・・・。

先頭 表紙

ふくお嬢様、びっくりなさるでしょうが、あんまり上下運動が好きではないらしい。せいぜい、ソファか出窓くらいです。この辺も猫らしくないですね。で、猫タワーはありません。 / ねむり ( 2000-11-13 18:25 )
そういえば今日の夕刊にあった、ネコタワー(ペット猫のストレス・運動不足解消用らしい)、きっとねむり様も愛猫のために用意なさるんだろうな、と思いました。 / たら子母 ( 2000-11-07 23:37 )
額に「パチ」だなんて。。技有り福様!(飼い主様はさぞしあわせ〜!でしょう。)これからますます福様との添い寝がほかほかぬくぬくの季節ですね。 / ぐりぐら ( 2000-11-07 11:11 )
ちがうところのにつっこみしてしまった。。。猫天国の我が家へお越しください、可愛い4匹の天使が、お待ちしてますよーん。 / ミーシャ ( 2000-11-06 11:08 )
加湿器か。。。家もほしい・・・。今子猫がようやく猫になり天使が4つまるで天国ですよー。なんて、親ばかです。 / ミーシャ ( 2000-11-06 11:06 )

2000-10-16 ふくは元気。ところで福日記は[日]記でなくなります!

本格的に薄ら寒くなってきた、ふくの飼い主に対する接近具合でよくわかる。夜中だけでなく昼間だって体のどこかに触れて寝るようになった。

約4ヶ月間、気分に任せてできるだけ「ふくを絡めて」もの書きしてきた飼い主、皆さんの日記を集めたこのページでありながら、おそらく月報ペースに変更することに勝手に決めてしまったこと、ここにご報告させていただきます。[日記]管理者さん、すみません。それでも、四半期報告とか上半期総括とか年次報告レベルまでは不精にならないように心したい。

月報にする理由は、@ ふくのいる夢のような生活が[既に日常]で、これを変化を持たせながら伝えることが飼い主の技量では出来ない、A 日記が多すぎて読んでると書く時間が無くなる、B その他もろもろ個人的理由。
では、往生際悪く続ける理由はというと、ふくのことをお知らせしつづけたい・また知らせる必要のある方々がいらっしゃる、というその一点に尽きる。

これからは、月末を目標に、[今月のふくお嬢様の変化]とか、お嬢様を不機嫌にしてしまう飼い主の[外出先(主に落語、オペラ、コンサート、演劇関係)]の話しでもポチっと書かせていただこうと思う。

話しは少し戻って、13日の金曜日放映の[たけしの誰でもピカソ、秋の豪華大sペシャル]をご覧になった方、いらっしゃるでしょうか?飼い主が新宿末廣亭で感激し、日記上で口車大王様をお誘いし、大王様に足を運んでいただいて好評だった、あの[紙きり]三代目林屋正楽師匠が出てらっしゃった。一度見たら忘れられない独特のちょっと「きわきわ」の風貌と語り口これからも勝手に注目したい。10月下席、池袋演芸場でもしも「飼い主」のことが分かったら一声かけてくださいまし。

こうやって書いている横で、[ふく]こと本名だい福お嬢様、ご機嫌麗しそうにお休みである。[し・あ・わ・せ]である。

先頭 表紙

歌舞伎をはじめ、伝統芸能のおはなし楽しみにしています。。。 / ほにゃらら ( 2000-10-17 01:33 )
しばしのねむりに入られるのですね。月末のお目覚めお待ちしております。 / おとじろう ( 2000-10-16 20:09 )
新潟に三毛猫を連れて行くのかチョット気になる。 / ねむり ( 2000-10-16 19:01 )
うちのたーちゃん(三毛猫)もくっついて寝るようになりました。脇の間でゴロゴロ言ってます。「し・あ・わ・せ」 / ログイン忘れたよちみ ( 2000-10-16 09:13 )

2000-10-10 錦秋の乗鞍高原で予約するオペラチケット

友人が3連休に温泉に行く企画を立ててくれので、ベストシーズンの信州へ出かけた。

必然的にふくは置いてけぼりになるため、これまた別の親切な友人と例の姉が一日づつ家に来て彼女の餌とトイレの面倒をかってでてくれた。本当に有り難いものである。

この時期、紅葉目当てで信州行きの中央道はかなり混み合うということで、友人たちは朝5時半に迎えに来てくれた。まだ暗いうち、[餌は出るは、バタバタしてるわ]で、ふく、早くも不安顔。飼い主も幼な子を残して外出するような気分ながら家を出た。

土曜は乗鞍高原の錦秋を存分に堪能し某温泉へ、日曜は宿に作ってもらってお弁当を手に5時半に上高地へ出発、河童橋より朝日が昇る前の朝もやの中、光り輝く穂高を望みながら明神池まで散策、もどっては大正池まで歩いて本格的に渋滞になる前に上高地を後にして、その後は温泉でのんびりと過ごした。ちなみにその温泉、湯も雰囲気も[かなり]良い。

話しはそれるが、上高地から帰りのタクシーの運転手によると、この週末が[上高地が一番混み合う週末]で、おそらく人手は1万8000人くらいだろうとのこと。マイカー規制でこれだけの人数がバスとタクシーで行ったりきたりするのだから渋滞しないわけが無い。話しはそれるが、明神池を見るだけで250円のなぜか[拝観(?)料]がとられ、上高地に出かけて人の内4分の一がそれを払ったとすると、神社に112.5万円入る、これで良いのか?

と、ずっとのんびりしていたようだが心落ち着かず大変だったのだ。実は7日は来春公演「フィレンツェ歌劇場」のチケット発売の日だった。オペラのチケットは他の外タレのチケット同様なかなか電話がつながりにくく、つながった時にはもう売り切れ、なんて事は良くある。朝早く東京を出たため、発売開始の10時には乗鞍にいた。渋滞気味の高原を景色見ながら昇り、折りを見て友人と電話を掛け捲り、つながったと思うと車が動いて突然[圏外]になった!などの大騒ぎの末、何とかチケット(B席しかなかったが)を確保した。それからの景色がより美しさを増したのは言うまでもない。

土曜は見事な晴れ、日曜も上高地にいる間は晴れから曇りと写真好きには[たまらない]ポイントが目白押しなのに、飼い主は持っていった2台のカメラのうち一台は白黒36枚撮りが入っていて、買ったばかりのもう一台はどうやっても∞のピントが合わない。何百人と三脚を構えているカメラマンのうちの一人の親切なおじさんがカメラを見てくれたが、どうも「距離計がおかしい」、という。お陰で、見事な錦絵を前に@白黒(アンセル・アダムスのような腕があればそれもよかろう)と、Aほぼ間違いなくピンぼけのカラー写真を無理矢理一本づつ撮りつづけた[かなり間抜けな]飼い主だった。

月曜に帰ってきた飼い主、ふくの穏やかな顔を見てほっとする。面倒見てくれた二人にもかなり[慣れて友好的]だったらしい。彼女のひねた性格は、飼い主の「愛情」を持ってしてかなり[まあるく]なったようだ。めでたいことだ。

先頭 表紙

私の時には登山客も含めて20000人と言われました・・・明神池で神事があったのと紅葉シーズンだからなんですかね〜。私も早起きすれば良かったです。 / azzurri@早起き苦手 ( 2000-10-10 14:11 )

2000-10-05 日記が多い!出金予定も多い!

最近は日記が多すぎて夕方あたりにアップしても翌日新着に入っていないという恐ろしい状況が続く。「みんな書くことと読むことが好きなんだなぁ」と実はかなり驚いている。ふとした文中の一言で「この日記はもしかすると・・・」なんて作者が誰か思い付くこともあり、隣のデスクの誰々さんが仕事の合間に日記をセッセと・・なんてことも起こっている気がする。

ここのところの文化的生活は10月はとりあえずおしまいだ。後はもう一度紙きり正楽さんの襲名披露に行くくらいだ。11月にまたいくつか公演があるが、それまではまともに帰れば[ふく]と遊ぶ時間をたっぷり取れる筈である。

海外歌劇場引越し公演のチケット発売の時期がきている。直ぐに思い出すだけでもフィレンツェ歌劇場(オペラ)、メトロポリタン歌劇場(同、NY)、フェニーチェ劇場(同、ベネェツィア)、チェコのオペラ等など、あとは新国立劇場の定期公演を入れたら・・・、もう金はいくらあっても足りない。引越し公演は実際には来年2月以降としても今の段階でウン万円払ってチケットを仕入れておかなければならない。ネット上のクラシック専門「チケット譲ります」コーナーを見ても、ことオペラに関すると「正価でお願いします」という値引き無しの売り物が圧倒的だ、ということはやはり今頑張って払っておかないとね。

そんでもって、しばらく前に仕入れた公演を見終わるか見終わらない頃、再びチケットセールの嵐となるわけで、そうなると年に何回かはお金がドドーんと飛んでいく(最近の9月から11月の公演は春頃の仕込みだ)。今回もMETはもう行かない決めたがそれを省いても、いやはや12月にボーナスの出ない会社に勤める身としては厳しい年越しとなりそうだ。

経験を踏まえて一言言えば、BFまたはGFと2人でオペラと洒落こみたい、なんて考えていたら、その人と半年後も「お付き合いが続いているか」はきっちりと見極めたい。チケット余っちゃうと高価なだけに勿体無いやら、代わり見つけるの大変やらで・・・。

ふくは元気。甘やかして朝から2缶あげちゃって飼い主は反省してるけどね。

先頭 表紙

2000-10-04 口車大王に是非行って欲しい、三代目「紙きり」林家正楽襲名披露

ふく、最近よく啼く。察するにもっと遊んで欲しいようだ。確かに最近は仕事も忙しければ、その後も外出気味だ。「ふく、これからしばらく忙しいから、仕事の後は遊びの予定を入れないで仕事の後は直ぐ家に帰るから・・・」と猫に向かって言い訳をたれても、多分解っていないだろう。

ということで、先週行ったばかりの新宿末廣亭、お目当ての三代目林家正楽襲名披露の「紙きり」目当てにまた出掛けてしまった。

はっきり言う、[凄い]あの技は!見たものでしかわからない。

流石、色物さんで主任(トリ)ととるだけはある。
「紙きり」が何かわからない方々も多いと思うので簡単に説明すると、白い紙とはさみを持ち、一筆書きのように[一気に]紙を切りとり「なにか」の形に仕上げていく。ただ、それだけなのだが「なにか」が単純に動物とかそんなものではなく、客のリクエストで具体的なものから抽象的なものまで何でも[切り上げて]しまいうのだ、それも短時間で。

飼い主も大声を上げてリクエストし、襲名披露の貴重な作品を頂戴した。
前回の文治師匠の色紙といい、今回の作品といい、末廣亭とはすこぶる相性がよろしい。
それから、今回の襲名披露では普段はやらない[おまけ]も見せてくれます。行った方のみのお楽しみということで・・・。

今回初めて[寄席]というものに行った友人も偉く感動していた。噺も面白く本当に久しぶりにからだがよじれるほど笑えた笑えた・・・。

末廣の上席(10日まで)の後、浅草演芸センターの中席(11日から20日)、池袋演芸場の下席(21日から30日)と三代目正楽襲名披露興行は続く・・・寄席に行ったことの無いみなさん、たまにはどう?

先頭 表紙

正楽師匠は9時前後から始まりますが、8時過ぎには表の木戸が閉まるので、それまでにチケットを買って中に入りましょう。出来たら口上も聞きたいですね。お酒飲めませんよ、中では。いってらっしゃい! / ねむり ( 2000-10-05 09:09 )
にゃるほろ、「夜の部主任」たあトリのことでやんしたか。あたしゃどういう意味かわかんなかったでやんす。主任だから幕間ごとに出てきて挨拶すんのかなあ、とか。それじゃ司会だって。 / こすもぽたりん ( 2000-10-04 23:28 )
昼夜入替え無しっちゅうのがよろしいですね。今どき2700円で1日遊べるところなんざぁ、ありゃしませんぜ、だんな(ってだれのこと?)。 / 口車大王 ( 2000-10-04 22:58 )
なにっ!ホームページとな!ほんとだ、http://suehirotei.com/だって。「末廣亭混む」ざんすか。なかなかお入りがよろしいようで。ほんとに、トリになっている。トリのこと、「夜の部主任」て言うんだ。紙切りは9時過ぎからですね。しっかし、便利な世の中になったのうぉ。 / 口車大王 ( 2000-10-04 22:56 )
全く関係ない話ですが,八百八が通っていた小学校の近所に先代の正楽さんの家のラーメン屋があって,一度だけ行ったことがあります. / 八百八六助 ( 2000-10-04 22:28 )
いま末廣亭のHP見てきたんですが、襲名披露は8時ごろからと考えればいいんでやんしょうか? でも新宿は遠いなあ。浅草にせむ。 / こすもぽたりん ( 2000-10-04 19:38 )
あ、開演時間わかりますか? / 口車大王 ( 2000-10-04 18:44 )
をを、日記のタイトルにまでなってしまった。いくっきゃないっすね。10日までですか。とびこみで大丈夫だろうし。 / 口車大王 ( 2000-10-04 18:44 )
その手のものにあまり縁のない烏丸,うらやましゅうございます。 / 烏丸 ( 2000-10-04 18:21 )
遠慮気味のお客様が多かったので、思わず頑張って声を上げました。本当に実際切っていただいたものを手にして嬉しゅうございました / ねむり猫 ( 2000-10-04 17:54 )
この芸は素晴らしいですよね。客からお題をもらい,それについて喋りながらちゃっちゃっと切る。仕上がったものをそのお客さんがいただくのがうらやましくて,でもなかなか手をあげてもご指名もらえません。 / 烏丸 ( 2000-10-04 17:50 )

[次の10件を表示] (総目次)