2001-06-03 谷中の猫
2001-06-01 だから、頭の中だけは忙しい
2001-05-31 足りないものはなんですか♪
2001-05-30 今日の夕飯
2001-05-29 得意技は内緒。
2001-05-28 きゅうに力の抜けた話題。
2001-05-27 さて、私の決断
2001-05-26 治療法の覚書２
2001-05-26 治療法の覚書１
2001-05-26 調べて考える

6.3
所用で根津へ
根津駅前の四つ角の、呉服屋さんの裏手にいい店があるんです。
「花影抄」というティールーム兼ギャラリーで、緑茶や紅茶と和菓子を楽しめる空間です。
ビル２階だから見つけにくいんですが、明るくてゆったりできます。
と、ガイドっぽい書き出しですが、このお店に自分も参加している絵てがみ展の案内ハガキを置いていただいたので、お礼がてら行ってきました。
いつかこんな素敵なお店で個展が出来るといいなあー。
そのあと上野駅に出たのですが、途中で和菓子の「桃林堂」に寄って、小鯛焼。
結構歩いて疲れたけど、谷中、根津、千駄木あたりは独特の雰囲気があって、歩いてて飽きませんね。
来週は展のお手伝いであまり書けないかもしれません。

先頭 表紙

朝のテレビ番組に「エクスプレス」というのがある。
うちは「やじうまワイド」派なんだけど、「エクスプレス」の最後だけ見るとプッチモニのプチモビクスというコーナーがあって、簡単な体操を音楽にのせてやっておる。
その歌詞が時々頭の中でよみがえる時があるんです。
「♪大阪弁ではグッドモーニング♪」
ちがーう！！
「大忙しでグッドモーニング」だろうが！だいたい大阪弁でグッドモーニングって、何なの？

口に出して歌ってこそいないがこんな言い(？)間違いが最近多くなってきた。
正しい歌詞が何かはわかってるのに、どうしても頭の中で誤変換されてしまうのだ。

♪こんぶこんぶこんぶつーゆ、昆布をぎょうさんつっこてるの　ヤマハ♪
だから、昆布つゆでバイクは走らんっつーの。

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いやーよく寝た。
旦那には内緒。

数日前に上野のアメ横にいってきた。
御徒町で降りて、歩き出す。
もう何度も上野からきてるから、反対方向から歩いてゆこう。
（アメ横は御徒町と上野のちょうど間です。）
今日は曇ってて、歩きやすくて…ちょっと待て。
アメ横ってこんなに宝石店ばっかりだったかなあ。
(そこは御徒町です。)
もうそろそろゴルフ店とかが。
あれ？あれ？
とうとう秋葉原についてしまいました。
正反対です。

こういうことがよくある。
自分でもひどいと思ったのが、中野で友達と待ち合わせて東京駅に着いたとき。
東京近辺の人ならお分かりだろうが、まったく正反対の方向です。
しかも、本人、電車に乗るときは自信満々です。
人に道を教えかねないくらいの勢いで歩いてます。
一度なんか浅草に行くつもりで乗った電車が横浜に向かっていると知って青くなったのに。

やっぱり謙虚さが欠けてるのだと思って、最近は待ち合わせに３０分の余裕を見て出かけます。
あれ？

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＜夏野菜の揚げびたし＞
今日はナスとインゲン。衣もつけずにただ揚げて、麺つゆにつけるだけ。
かんたん。人参やかぼちゃ、サツマイモでもおいしい。
ナスはおいしいけど、油を吸ってしまうのでたくさん食べると…。
麺つゆは出来合いのを使ってるけど、甘味のあるのを使うといいみたいだ。
すりおろしたしょうがを加えておくと、冷やしたときにおいしい。
＜金目鯛の粕漬け＞
もらい物を焼いただけ。
焦げるのでホイルで蒸し焼き。詰め合わせについてた笹の葉を巻いたら、ほのかにいい匂いが。
＜蕪の葉のおひたし＞
文字通り。蕪本体は味噌汁にして食べた。
＜納豆＞
献立に書くのもはばかられるなあ。

ってかんじ。
話題がないときは食べ物の話がいいかなと。

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人間、得意不得意がある。
と大きく出たが、要するに主婦でも嫌いな家事がある。
同じ頃結婚した友達がいて、お互い新婚の頃どの家事が苦手か話してたら
「夕ご飯を作るのがつらくて…」といつになく深刻な顔。
よくよく聞いてみると３時間以上かかると言うのだ。
「旦那様をもうちょっと痩せさせた方がいいから、まず料理の本を見て、献立を立ててからカロリー計算して、材料をそろえてから計量…」
夫というのはそんなにしてやらんと痩せないものなのか！
うちの夫のほうが大きかったのでちょっぴりショック。
あれから数年。どっちの夫も相変わらずデブ。

あー、こんなこと書いてないで、アイロンかけなきゃ。
ハンカチがなくなっちゃうー。

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週末。
買い物をして帰り、玄関のブザーを押した。
いるはずの夫がなかなか出てくれない。
がちゃ。
「ただいまー。モンブラン買いましたよ」
「いいから早く閉めて。今ちょっとセクシーなんだから。」
「セクシー？」
よく見ると、夫のジャージズボンは手で持ってるだけの、のれん状なのであった。
油断しすぎ。
パンツは、はいてました。

夜コンビニの帰りに坂道を登っていたら、急に自分で考えたギャグがつぼにはまった。
「うひうひうひうひ。おもしろ。聞きたい？」
「いや結構。ひとり占めしなさい。遠慮なく。」
「いやいやいやいや。調子の悪いプリンタがあって…」
「いいから」
「いひいひいひいひ。その原因は」
「……。」
「かぜ。へっぷしゅん。エプソンとくしゃみをかけて…」
「ああぅ。急に腰が。寒気が」
「もう一台具合の悪いのがあって…」
「いや、もういい。」
「これは死相が出ているとお払いすると人魂が」
「……。」
「ヒューーーパ（ｈｐ）」
玄関から締め出されそうになりました。

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話が長くなったので、この辺で一度まとめます。
結局５月中旬に別の病院で診断を受け、やはり筋腫であることが確定しました。
大きさは大体こぶし大で、「大きい」と言ってよい部類であることもわかりました。
色々考え、家族とも相談した末に筋核出術を受ける方向で考えています。
薬物治療は受けていません。
これは私の考えなので、同じくらいの大きさで同じような症状の人でも、まったく別の治療方針にする事も当然あると思います。

今回分かったのが、
（自分には症状がなかったけれど）不正出血があったり生理痛がひどい時は早く病院に行くべき。早く行けば早く解決法が見つかります。
産婦人科の診察（内診を含めて）は思ったほど大変じゃない。特別な準備も必要ない（でも保険証は忘れないで）。
ということでした。
もし、病院にいったほうが良いかどうか悩んでいる人がいたら、
「思い立ったが吉日。基礎体温表をつけてないとか、生理の周期が合わないとか考え込まないで、いけるときに行ってください。」
と申しあげたいと思います。

このあと検査や手術になったら、また報告するつもりです。
この項一旦終ります。

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２．手術
これも初診のドクターが言っていたように、筋腫部分のみの切除(筋核出術）と、子宮を全部取ってしまう方法(全摘出)があります。

部分のみの利点はもちろん子宮が残ること。
妊娠の可能性を残したい人はもちろんこちらですが、子宮にメスを入れると出産のときに帝王切開になる可能性が高くなるそうです。
（そんなこと言われても、筋腫が出来てたら背に腹は代えられんだろ！と思いました。だって同じ本の前のほうには筋腫があると妊娠しづらく、流産の可能性が高くなるとか書いてあるし。）
デメリットとしては、筋腫の再発の可能性があること。
ちょっと待て。
えー、じゃ、理論上は(あくまで理論上は、ですよ)筋核出術をして、不妊治療のあと帝王切開で出産して、再発して全摘ということもあり得る…。
もうすでにこの時点で戦意喪失。
とりあえず、筋腫のことで精一杯です。

全摘出のメリットは、再発の可能性、子宮ガンの可能性、共にゼロになること。
女性ホルモンの分泌は主に卵巣でなされているので不都合はないとされているが、更年期障害が早くなる(生理もなくなるわけだし)場合はホルモン補充療法を行うらしい。

出産を望むかどうかは別として私個人としてはどうも抵抗があります。
扁桃腺だって一昔前までは腫れたら切ってしまえというのが大勢だったけれど、いまではむやみに切らないほうが良いという論調らしい。
命に別状ある胃がんで、胃を切っても(これだって消化は腸がすればいいことなんですが）患者の苦痛は大きいのに。
なんで死なない病気なのに、簡単に人間の臓器を丸ごと取る話になるのかなあ。

もっと体に負担をかけないで日帰り手術でちょいっと取れる方法はないかと探したのですが、大きくなってしまうと難しいようです。
出来た場所が良くて、小さいものならば内視鏡で取れた人もいるようなのですが。(前述のひろのさんのリンク集の中に体験談がありました。)

新しく注目を集めている方法に「塞栓術」があることも分かりました。
筋腫に栄養を供給している血管をふさいで、結果として筋腫が萎縮して小さくなるという方法です。
血管内手術なので足の付け根付近を切開するだけで済み、体への負担が小さいのが利点です。
妊娠を希望する人への適用はないとされていますが、海外では出産例もあるという記述があります。
動脈塞栓術ホームページ
http://www.biwa.ne.jp/~ssh/sinryoka/radiology/myoma.html

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こんなに科学も医療も進んでるんだから、きっと良い治療法があるはず。
調べて分かった治療法の概略をまとめておこうと思います。

１．内服薬
この項目を見たときは
「なんだ、薬で治るんだ。」とうれしかったのですが。

症状を和らげる薬はある。(ホルモン剤の点鼻、内服などがある。）
生理と関連して分泌される、筋腫を育てるホルモンと逆の働きのホルモンを利用するということ。
ただし、人によって副作用が出るばあいがある。
長期連用は困難。
この薬だけで完治ということはない。
どうも、閉経期までの時間稼ぎや、出血や痛みの激しい人の対症療法、まだ筋腫が小さい人が内視鏡で切除する前段階としてはよさそうなのですが…。
初診のドクターが薬の治療の話をしなかったわけが分かった気がします。
私の筋腫が「相当大きい」といわれる範疇なら、自覚症状も無いのに内服薬で時間稼ぎする理由が見当たりません。

まてよ。エコーの画面で見ただけで、「大きい」というのは医者の意見だからなあ。
もちろんほかの人の子宮と較べたことはないから自分で判断つかないけれど。
幸い内診しただけだし、どっちみち他の病院へ行けといわれてるんですから、
ここはセカンドオピニオン(他の医者の意見)を求めてみるべきではないの？

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死なないとはいっても新しい病名がつくというのは大変にめげるものでございます。
しかもいきなり子宮を取る話になって、病院から帰ってもその日は何も出来ませんでした。
もちろん夫にも相談しましたが、彼もどうして良いのか分からぬ様子。
そりゃそうだ。
夫に子宮は無いんだし。

とにかく自分がしっかりしなくてはいけません。
私の体だもの。
切るでも焼くでも、とにかくよく分からぬうちに決めてしまって、後で後悔するのだけは絶対に避けなくてはいけません。
調べなくちゃ。

無症状のうちに見つかったのでショックが大きかったのですが、決断するまでに熟慮できることは利点です。
そう思って自分を励まし、インターネットでの検索と本屋での立ち読みをはじめました。
立ち読みでなくて無差別に買えるならそのほうが良いんでしょうが、安いところから始めるのが主婦。
私は医療系の調べものを図書館ですることはあまりありません。
というのは、最新の本がそろっているとはかぎらないから。
治療方法の成功率や、ある種の検査が一般的かどうかについての記述が２〜３年で変わる事は良くあるし、そこで持つ先入観の違いが大きな違いになるかもしれないし。
本屋では必ず奥付を見ることにしています。
で、わかったこと。

医者も言ってたけど、筋腫では死なない。
でも、ほっといて治ることは無い。
あと、再発しやすい。(筋腫の芽のようなものがあって、一つだけとってもほかのが育ってくることがあるらしい。）
出来ている場所と、人によって症状は大きく異なる。

私のように相当大きくなっていても無自覚な人もいるし、ほんの小さい筋腫でも激しい出血や痛み、全身症状があるひともいるそうです。
参考になったサイトの一部をあげておきます。

子宮筋腫の手術の体験談を中心にした個人サイトです。リンク集もあります。
http://member.nifty.ne.jp/makibe/Mam/question/soudan3.html

婦人科にかかわる一問一答で、筋腫に限らず女性にとって興味深いとおもいます。
http://www2.tokai.or.jp/hirono/hirono.html

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