帰国に伴い長い間ご愛読いただいたこの日記を終了させていただきます。 もうこのサイトに文章を綴ることはありませんが もしこの先もおつきあいいただけるようであれば メールをいただければ幸甚です。 皆様、本当にありがとうございました。お元気で。 絵日記 |
目次 | (総目次) [次の10件を表示] 表紙 |
2003-02-06 MBA受験って何するの? |
2003-02-06 MBA受験って何するの? | |
授業の話を書くにはあまりに時間的余裕がないのでたまにはこんなのも。 |
|
PACHIさん、でもGMATはその国の人だったら、語感さえあれば何とかなりそうな気がしてしまいます。だってこの「ひまじん」に並んでいるような、日本語ネイティブの日本人が何気なく書いた文章中の文法的な誤りを指摘するくらいのことですから。Essayはでも本当に辛かったです。ひとつのEssayにつき5回くらい書き直したし。 / Hidey ( 2003-02-08 05:51 ) azzurriさん、もちろん塾には通いましたけどね。でも激務と並行しながらの勉強だったので本当に辛かったです。3時間睡眠は当たり前。ちょっと電車に乗るときも問題集を持って、上記のような問題を一問一分半で解く練習をしていました。 / Hidey ( 2003-02-08 05:47 ) この内容が全部日本語だったとしても、かなりきついと思います。。。(汗々) 2年という時間の中で同じカリキュラムをこなすのでも、英語を母国語とする人とそうでない人のハンディ差を考えれば、難易度はかなりの差でしょう。すごいです。えらいです。 / PACHI ( 2003-02-07 15:39 ) 読んでいるだけで、冷や汗が出そうです、、、Hideyさまはこの地獄を乗り越えられたんですね。英語・・・えいご・・・エイゴ・・・日本の英語教育だけじゃ厳しいような気が、、、 / azzurri ( 2003-02-06 16:02 ) |
2003-02-03 最後の勝負 3 | |
Leading Teams(チーム・リーディング):それぞれ思惑が異なる構成員によって成り立つチームをどのように効果的にマネージすべきかを学ぶ授業。この授業は変則的に学期の前半だけで終わる、Half Courseと呼ばれるものである。従って学期の後半には別途Evolution of Global Business: Entrepreneurial Perspective(グローバル・ビジネスの発展:その起業的視点)というHalf Courseの授業を取ることが決まっている。本当はLeading Teamsの代わりに、学期後半の他のHalf Courseの授業を取りたかったのだが、論文の締め切りに追われる学期後半に週6科目(通常は5科目)というのは自殺行為だと思い、学期前半のこの科目を取得することにした。しかし結果的には前衛的な授業メソッドに加え、先述のうちの会社のナレッジ・マネジメントの焦点となる、「勝てるチーム」の普遍化というテーマには非常に近い内容であることが分かり、今は意欲的に授業を受けている。 |
|
りぃなさん、時間差をおかずに本当に実践できれば本当に嬉しいけれど。大丈夫かなあ。うちの会社だからなあ。そろそろ面白い授業もたまってきましたので、そのうちまた書くね。 / Hidey ( 2003-02-14 06:23 ) Ecruさん、ありがとうございます。充実はしているものの今日みたいに週末はもうばてばてです。真剣に体調も心配しつつあるけれど、もう授業はあと3ヶ月弱だし、なんとか頑張ります。 / Hidey ( 2003-02-14 06:22 ) いよいよ総まとめの時期に入ってきましたね。今学んでいることが、時間差をあまりおかずに実用できるのは、本当に羨ましいです。今までで一番、今学期勉強したことが、強い骨となり肉なりそうな予感がします。そんなご報告日記も、楽しみにしていますねv / りぃな ( 2003-02-13 12:58 ) 熱い決意が伝わってきます。きっととても充実した時間になりことでしょうね。体調に気をつけて駆け抜けてください。 / Ecru ( 2003-02-09 13:28 ) たらママさん、きちんと豊作の状態で収穫ができるように、今は焦って肥料をやったり水をまいたりで大変です。時間の経つのが怖い。けど早く働きたい。 / Hidey ( 2003-02-06 15:13 ) 最後の学期とは、早いものですね。収穫の時ですか。 / たらママ ( 2003-02-05 22:22 ) |
2003-02-03 最後の勝負 2 | |
The Marketing of Innovations(革新的技術のマーケティング):革新的な技術を企業がどのようにマーケティングすべきかを、様々なケースを通じて学ぶ授業。この授業については同じ時間帯のほかの授業との入れ替えを希望していたのだが、希望がかなわず甘んじることになった。ケースによって当たり外れがある。先日は「オーディオ・スポットライト」という面白いケースを取り上げた。通常のスピーカーのように空気を震わせることなく、超音波によって最短30センチ幅の狭い範囲にいる人にだけ音を認識させ、その外にいる人にはまったく音が聞こえないという魔法のようなスピーカーである。暗闇でスポットライトを浴びた部分だけが色を発するのと同様、音のビームを浴びた範囲の人だけがその音源を聞くことができるのだ。開発者のMITの学生がこの技術をいかに商品化すべきかを討議する授業だった。その学生(今は一企業の社長)がゲストとして実際に教室を訪れ、魔法のスピーカーのデモンストレーションをしてくれた。教授の性格が悪そうなのが玉に瑕。 |
|
nameさん、ご無沙汰しています。Management across Culturesですが、CD-ROMとネットを使って、あらゆるシチュエーションであなたならどうするかという60問弱の質問に答え、その分析結果を様々な国の人々の標準的なcultural profileと対比し、努力すべきポイントを知って、その国におけるマネジメント能力を高めるという演習もあります。結構面白いのでいずれご報告します。 / Hidey ( 2003-02-06 15:12 ) 異文化マネジメントは私のゼミのthemeでもありました。懐かしい。 / name ( 2003-02-04 10:29 ) |
2003-02-03 最後の勝負 1 | |
1月15日に冬学期が始まった。2年に渡り4学期あるうちの最後の学期である。驚いたことにこれまでで一番予習に苦しめられており、日記の更新もままならない日が続いている。一日に60ページのリーディングという日も珍しくない。適当に流すこともできなくはないかもしれないけれど、今学期だけはそれはしたくない。 |
|
りぃなさん、ほかのビジネススクールは絶対評価なんだけどね。確かにビジネスと同じ原則ということか、なるほど。考えたこともなかった。いや、ほんとに真剣で恐い顔して冗談言うのでおっかしいんだよね。 / Hidey ( 2003-02-14 06:21 ) 相対評価って、嫌ですよねー。。成績も、ビジネスのように相対評価。んーん、世の中って、厳しい。。 も一つついでに、眼光鋭くジョーク。きらり、か、にやり、どう光っているのかしら。なぁんて。茶化してゴメンナサイ。。 / りぃな ( 2003-02-13 12:53 ) |
2003-01-20 クリスマスイブに考えたこと | |
クリスマスイブは妻とともにボストンで一番有名なトリニティ・チャーチの礼拝に参加した。妻も僕も信者ではないけれど2000年近くもの間世界の多くの人々が守りつづけてきた祝いと祈りの本質を知ることは悪いことであるわけがなかった。異教徒にも許される範囲で我々も彼らの儀式に加わった。 |
|
りりさん、僕も以下に書いたとおりの根拠から特定の宗教は信仰しておりません。でも祈るという行動にりりさんが託される思いはとても理解できる気がします。日本人の曖昧なアイデンティティって、こういうときにはプラスに働く気がしませんか? / Hidey ( 2003-02-03 16:36 ) フィー子さん、不思議を不思議として謙虚に受け入れるって大切だけど難しいことだよね。フィー子さんはきっといま神性に近いくらいの感覚でそういう思いをされているのでしょうね。母として―。 / Hidey ( 2003-02-03 16:34 ) ガス欠コインさん、学校まで支配する宗教というのは、僕の勝手な私見ですが、やはりどこかしら押し付け的な匂いがすると思います。ニュートラルに哲学として捉えれば、あの時代のイエス・キリストの言動は人類史上類稀な哲学であり、価値ある共有財産だと思うのですが。彼が神の子であるか人間であるかに関わらず。 / Hidey ( 2003-02-03 16:32 ) PACHIさん、とても眼を開かれる言葉でした。本当に。僕がたくさんの言葉を弄して言いたかったことをわずか数行で代弁していただいた、そんなすがすがしい気持ちがしました。 / Hidey@ありがとうございます ( 2003-02-03 16:27 ) 夢樂堂さん、どんなに叡智を積んでも予測もできない悲しみというのはあるのですね。歴史的なコンテクストがあることは確かですが、僕は時々あたりまえの論理的思考が万人に備わっていればこの世のかなりの理不尽が消えるのにと思ってしまいます。論理的思考というのが単に冷たい形而上学ということでないということはお分かりいただけるかと思いますが。 / Hidey ( 2003-02-03 16:25 ) azzurriさん、自分の思いの整理のために書いたような文章に、そのようなお言葉をいただき、大変恐縮しています。僕も無宗教ながら小学二年生のころからキリストの伝記に並々ならぬ興味を抱き、以来宗教観としてはキリスト教に影響を受け続けたことは否定できません。でもやはり群れることの安心感や宗派をなすことによる弊害には馴染めず、自分だけの神を信仰しています。でもああいう場所はそれなりに考えさせるものがありますね。 / Hidey ( 2003-02-03 16:21 ) akemiさん、とっても遅くなってしまいました。ごめんなさい。たまたまこんなご時世、こんな環境なので考えてしまっただけです。それも牧師さんの話に促されて。身内の魂のために祈るというのはやはり祈りの基本ではないでしょうか。僕は幸運にも両親が健在ですのでそのような機会はまだありませんが。 / Hidey ( 2003-02-03 16:15 ) 私は特定の宗教を信仰しておらず、(最近は嫌気がさして)クリスマスは特にお祝いしませんし、ケーキさえ食べません。ですが、教会でも神社でも寺でもモスクでも祈りの場があれば取りあえずお祈りしています。祈るという行為は、一見何の役にも立たないからこそ大切なもののように思えます。上手く言えないけれど。 / りり ( 2003-01-27 18:23 ) ほんとに、自分の中でさえ日々刻々と相矛盾するものがうごめいているんだから、政治や宗教のような大きな枠になるとさらに複雑になりますよね。人間って不思議です。 / フィー子 ( 2003-01-26 15:52 ) 僕の父はプロテスタントの信者で、教会にも時折、足を運んでいるようです。身を捧げずにはいられない。胸が締め付けられるような言葉ですね。宗教観の希薄な多くの日本人にとって、その様はどう映るのでしょうか。僕自身はカトリックの高校を出た関係もあって、ミサにも何度も出席しました。しかし、講釈は何ひとつと言っていい程、思い出すことがありません。あまりにも現実とかけ離れていたせいでしょう。 / ガス欠コイン@お久しぶりです。 ( 2003-01-24 11:08 ) 神や宗教というものは結局、人間が自分の都合のために創り出したものにすぎないけれど、それはやはり在るべくして存在するもの。対象が神だろうと人間だろうと、物質だろうと概念だろうと、崇拝し信奉する「心の拠りどころ」がなければ、人は生きていかれない……。そんな「弱さ」を、ふがいなく思い、不思議に思い、またいとしくも思うこのごろです。 / PACHI ( 2003-01-21 17:24 ) 2000年紀に手話通訳者の付き添いでカソリックのクリスマスミサに出かけたことがあります。まだ、同時多発テロが起こらなかった年、あんなに希望だらけの21世紀を望んでいたのに。受け入れるもの、受け入れられないものが双方にあるのは確かだが、そこで存在まで否定すると必ず悲劇になるのは悲しい。 / 夢樂堂 ( 2003-01-20 16:42 ) Hidey様の文章、とても心に染み入りました。小さい頃、キリスト様に願えば世界は平和になると、思いこんでいたけれど、実際は身近なところでさえか犯罪が起こっていて・・・クリスマス礼拝もここ何年かはすっかり行かなくなってしまいました。信者ではないけれど、少しでも祈りを捧げる場が欲しい・・・と。 / azzurri ( 2003-01-20 13:59 ) おごそかな一夜を過ごされたのですね。ひるがえって、自分がどうしていたか?と考えれば菩提寺の鐘つきに行くでもなく、わざわざ遠方から大勢が参拝にくるところの近くに住まいつつも結局、初詣もしていない・・・と。暮れに父のこないだ母の命日に墓参をしたのが、それらに代わるものだったかも知れません。しかも当座は身内の健康を祈っただけです。世界情勢にまで気持ちが及びませんでした。^^; / akemi ( 2003-01-20 07:45 ) |
2003-01-18 ボストンでりぃなさんと会う | |
12月19日のことになるがオクラホマのりぃなさんがお連れの方と二人でボストンに遊びに来てくれた。以前から会おう会おうという話はあったのだが紆余曲折の末ようやく一年越しの夢が叶った。 |
|
りぃなさん、本当に遅くなりましたがようやくつっこみに行きました。ごめんね。その理由は最新の日記参照。差し飲み、ぜひやりたいねえ。今日は珍しく酩酊しながらこうしてつっこみ返しをしています。明日を考えるとちと恐いけど。今学期もお互い頑張ろう! / Hidey ( 2003-02-03 16:12 ) ちゃらさん、ほんと、その通り。でも僕が何かの刺激になったっかどうかはよく分かりません。何よりもう少しリラックスして話したかったです。ちゃらさんも今度秋にボストンに来るのですか?タッチの差で会えなくて本当に残念。でも僕の麗しのボストン、楽しんでいってくださいね。 / Hidey ( 2003-02-03 16:09 ) みほちゃん、海外組のアイドルが何をおっしゃる!その年齢でそれだけの分別、思慮深さ、そして人生に対する真剣な態度、どれをとっても心から応援したくなります。本当に、本当に、余裕ができて殻でいいので、NZの様子も教えてください。楽しみにしています。 / Hidey ( 2003-02-03 16:07 ) PAOさん、りぃなさんは本当に真剣に生きてますからね。あの歳であそこまできちんと人生を考えていて。PAOさん、会いたいなあ。夢パンパーティーはお二人にお会いしたかったこともあるけれど、PAOさんとお会いできなかったのもとても悔しいです。ぜひ6月以降にお会いしましょう。 / Hidey ( 2003-02-03 16:04 ) でじかめさん、せっかくお越しいただいたのにお返事が遅くなってしまって大変失礼しました。前から時々日記は読ませていただいていました。クイズはけっこうはまりました。海外ひまじんオフは国内とはまた一味違うと思います。色んな国の人が一堂に会せたら、きっと楽しいでしょうね。これからもよろしくお願いします。 / Hidey ( 2003-02-03 16:02 ) より詳しいボストン話+その他も書き終えました。かなり割愛してしまいましたが。。本当に色々とありがとうございました! ところで、これを読んで私と会う人の反応が怖いのですが、はっは(汗) 今度はサシでお酒を飲んで下さいね! この時は全くダメダメでしたので、鍛えておきます。 / りぃな ( 2003-01-26 07:30 ) りぃなちゃんはちっちゃくてかわいかったでしょぅ??たぶんHideyさんと会って話したことで何か刺激になったことがあるんじゃないかと思います。 / ちゃら ( 2003-01-25 06:48 ) 野望以前に課題こなすことで精一杯らしいですけどねぇ、まだ一年ですから、って、私に関しての話題でいいものなどあったかな、はて、と思ってしまったので自分磨きを今年の目標とします(笑) / みほ ( 2003-01-21 03:23 ) りぃなさんのように悩んだり壁にぶつかったりしながらも、真剣に自分に向き合って突き進もうとしている人を見ると、大声で応援したくなってしまいます。 / 走る酔人(PAO) ( 2003-01-20 23:14 ) 「海外に住む事は、それだけで自分を磨く行為。」「若い時に1人で海外に出るのは凄い事」と言われたのを思い出しました。海外ひまじんオフ会したら楽しそう♪ / でじかめ@りぃなの影響でひまじん参入〜! ( 2003-01-20 07:22 ) みほさん、いえいえ、僕と同じ立場の方でしょう?きっと今はあれもやりたい、これもやりたいと野望が渦巻いている頃ではないかと思います。僕の方は元の会社という枠組みの中ですが、やはり色々な思惑がふつふつと沸いてきています。りぃなさんとみほちゃんの話もしたよ!もちろんいい話ばっかり。 / Hidey ( 2003-01-20 07:11 ) りぃな姉さまとっ!?いいなぁ(笑)将来を捉える事をしないととんでもない事になる、という良い例が身近にいるので(笑)気を引き締めなければいけませんなぁ・・・。 / みほ ( 2003-01-19 14:16 ) |
2003-01-03 Management in Perspective 3 | |
その他に印象に残ったゲストとしては金融情報を提供するトンプソン・ファイナンシャルという大手企業の役員を務め、CEO就任を確実視されながらもそれまでに仕事の影響で家庭にもたらしたひずみを正すべく敢えて役員に留まり、最終的には社を辞めて、より家庭生活との両立を図れる条件を求め、情報産業をターゲットにしたプライベート・エクイティを設立したというAndy Mills氏がいた。彼は妻と二人の子供たちに対する義務を尊び、またコミュニティに対する奉仕の大切さも強調した。この場で話すことは多少憚られるが、と断りをおきながら、彼はキリスト教信者としての義務をも全うしたかったのだと話した。 |
|
azzurriさんのお仕事、とても興味があります。フィー子さんともお知り合いのようなので、いずれぜひお会いした折にはそんな話も聞かせてください。楽しみにしています。 / Hidey ( 2003-01-18 23:42 ) azzurriさん、アメリカのビジネスのトップのintegrityはそのまま公明正大な企業文化として反映されて、それが規範となっているアメリカン・ビジネスから見ればやはり日本のビジネスはどこかいつも裏がありそうだったり、腹黒そうに見えたりするのだと思います。日本は人が集まることによって個の善悪の判断が圧殺されて集合的な論理による全然異なる価値基準が形成されてしまうけれど、アメリカはどんなに人が集まっても結局は個人自身の価値判断が求められるので、何かが歪むというのは少ないのだと思います。 / Hidey ( 2003-01-18 23:41 ) ブチョー、あけましておめでとうございます。アメリカは確かに白黒させた結果現代のアメリカ社会が成立しているわけですからね。ただし、一度白黒はっきりした結果を万人が理性としては受け入れなければいけないことは分かっていても、どこか口には出さない依然とした差別意識はちゃんとあるのも事実。その意味では白黒はっきりしただけにナァナァが永続してしまうかも。 / Hidey ( 2003-01-18 23:34 ) たらママさん、そのバランスは人それぞれですけどね。カリスマと言えば、先日ジャック・ウェルチの有名なGEのturnaround劇に関するケースを勉強しました。機会があればぜひ書いてみたいと思います。 / Hidey ( 2003-01-18 23:30 ) ライラックさん、いえいえ、あらためて考えさせられるつっこみをありがとうございました。書いてしまって絡もう一度覚めた頭で考え直すいい機会になります。沖縄の話、辛い話だと思いますがシェアしてくださってありがとうございました。今でこそ沖縄はブームですが戦前から現代にいたるまでずっと悲しい歴史をたどってきたことは認識しています。大学時代に英語のスピーチコンテストでもっとも熱心に書いた話が読谷高校(でしたっけ)の卒業式で生徒が日の丸を引き摺り下ろしたことに啓発された話でした。 / Hidey ( 2003-01-18 23:28 ) ウサ子さん、素晴らしい恩師に恵まれましたね。僕も幸いなことにこれまでの上司はほとんどがそのような尊敬できる人ばかりでした。今年もよろしくお願いします。 / Hidey ( 2003-01-18 23:23 ) りぃなさん、アメリカでもビジネスを極めた人が家庭を破綻させているケースが多いのは事実です。しかしそれに対する罪の意識は日本以上に強く、多くのビジネスマンがその是正を試みようとします。ビジネスで成功した人間には日本と同様貪欲で狡猾で人としても尊敬できない人も多い反面、日本以上に出世の条件として人格が挙げられるのも事実です。ですからビジネスが人のバランスを狂わせる傾向は万国共通だけれども、社会的規範やシステムとしては遥かにアメリカの方がバランスを保たせるものになっているということだと思います。 / Hidey ( 2003-01-18 23:22 ) 因みにazzurriはいろんな業界を渡り歩き中(漂流中ともいう)で、現在はWEB制作関連のお仕事をしております。ポケモンは以前のお仕事で少し、、、身近にある商品やモノ、流行を作り出す裏方の世界は見ていても関わっていても日々勉強になります。でも、サボってないでお仕事しなくちゃ(笑)。 / azzurri ( 2003-01-08 10:42 ) 授業の内容もさることながら、日本の企業のトップとかなり比較してしまいました。アメリカ企業が伸びる理由の一因を垣間見た気がします。机にかじりついているだけよりも仕事でも授業でもディスカッションやこういった現場の生の声を聞く方が好きなのですが、語学力さえあったなら(それだけじゃダメだろう!)この授業には参加してみたいですもん。でも、きっと普段の授業を投影できるからこそ余計に有意義なものなのでしょうね。 / azzurri@面白かったです♪ ( 2003-01-08 10:34 ) 部落問題もそうだけど意識の薄い(もしくは過剰な)差別者と歴史的に被害意識(経験)のある被差別者という構造の中で真実を見極めるのは困難ですね。それでも白黒させるのがアメリカでナァナァで終わらせるのが日本ってのは言いすぎかな?まずはおめでとうございます。 / ブチョー ( 2003-01-07 13:31 ) Integrity、確かに必要ですね。カリスマも必要。 / たらママ ( 2003-01-06 22:38 ) 父が大学に入った時は当然復帰前ですから、ものすごい嫌がらせにあったとよく言ってました。アメリカからよりも本土からの蔑まれ方のほうがよほど苦しかったですね。女性はみんな娼婦のようにも思う人がいるんですよ。開放的なんでしょ、とか言われます。ああ、また話しが逸れてしまいました。あらゆる分野でトップを極めて行く人は、人を大切にし、努力を惜しまない人なんですね。今回、3が読めてすごく嬉しいです。ありがとうございました。 / ライラック ( 2003-01-05 08:47 ) Hideyさん、私のトンチンカンなつっこみ、根気強く読んでくださってありがとう。後から読んでみたら自分でもよく判りませんでした(涙)。人種差別は思い込みではなく確実にあります。私はLandol氏のような考えは決して嫌いではありません。自分の持っているハンディ(自分がそう感じるなら)は自分の力で克服する努力をする人が好きです。日本の地域差別も相当なものですね。私は会社に入った時に上司に「沖縄の人ってお風呂に入るの?」と明らかに挑戦的に言われたことがあります。絶対に見返してやろうと思いました。その時だけ(笑)。 / ライラック ( 2003-01-05 08:39 ) あけましておめでとうございます。本当にすばらしい人はこんな人なんだろうなと思います。私の恩師がそうなのですが、業績だけでなく、何よりも人としてもすばらしい。尊敬しますし、憧れます。 / ウサ子@今年もよろしくお願いします ( 2003-01-04 21:10 ) 正月休みでうかれて、頭をどこぞに置いてきてしまったので、あんまりマトモなつっこみでなくて申し訳ないのですが、こうして読んでいると、家庭を大事にする方が多いな、と。 ビジネスで成功している人は、人としても素晴らしい人が多いのではないかな、と感じました。全ての成功者がそうとは思いませんが、普通の人とは際立ったものを持っているからこそ、成功者になりえたのだな、と思いました。自分が、ゲストスピーカーになったとして、そこまで堂々と話せて、質問にも答えて・・・とか思うと、・・・ですね。。 / りぃな ( 2003-01-04 12:44 ) 字数の関係でこの「3」の文章ははじめ書くのをやめようと思ったのですが、どうしても書いておきたいと思い追加いたしました。僕たち学生のためにあそこまで真摯に語ってくれた人たちのことを皆様にもお伝えしておきたかった。 / Hidey ( 2003-01-03 14:18 ) |
2002-12-31 Management in Perspective 2 | |
10人ほどのゲストの中で唯一スタンディング・オベーションで送られたのは、フィデリティ・グループの一企業であるフィデリティ・パーソナル・インベストメンツの社長を務めたGail McGovernという女性だった。彼女はうちではなくコロンビア・ビジネス・スクールを卒業したが、その代わり今年からうちの学校で一年生のマーケティングを教えている。フィデリティの前にはAT&Tの消費者市場部門の副社長を務めていた。2000年と2001年に彼女は雑誌「フォーチュン」により「アメリカ経済界でもっともパワフルな50人の女性」の一人に選ばれた。 |
|
KATSUMIさん、そうそう、そうなんです。言わんとしたことを分かってくださってありがとうございます。そしてそのような環境をつくること自体も才能でもあるわけですからね。行動が成否を決める実社会に早く戻りたいと思ってしまいます。ポケモンの話はぜひお会いした時にお聞かせください。 / Hidey ( 2003-01-03 14:50 ) 成功者の状況を特殊なものとして皮肉る人は多いです。でもただそれだけならば、普通の環境にいる人の方がもっと成功するためによい場所にいるはずなのに、ねぇ。エナジーを感じて前向きに話を貰うことの良さを実感できました。来年もよろしくお願いします。 / KATSUMI@ポケモンの話はいずれ。 ( 2002-12-31 23:09 ) |
2002-12-31 Management in Perspective 1 | |
先日の日記で「楽勝科目」と表現したManagement in Perspectiveという授業について書いておこうと思う。 |
|
ライラックさんのつっこみに励まされて、一度は字数の関係で書くことをやめた続きの原稿をアップしましたのでよろしかったらご覧ください。とても真剣なつっこみ、本当に心から嬉しいです。ありがとうございました。 / Hidey ( 2003-01-03 14:47 ) この、文化における合致をもとめるという観点は、僕の取った別の授業でもセオリーとして教えられたことです。少し前の試験について書いた日記のazzurriさんへのつっこみ返しにも書きましたが、企業文化成立の要件のひとつは価値観における合意であり、それを実現するには採用、解雇を通じて同じ価値観の人間を集めるか、または企業を分割することで同じ価値観の人間を各部門ごとに固めるかという方法論しかないということです。ですのでMcGovern氏の方法論は極めて合理的といえます。 / Hidey ( 2003-01-03 14:46 ) 彼女は現在ちょうど50歳です。養女はまだ10歳に満たなかったと思います。1%の疑問も残さないための考査の方法は、ひたすらプライベートな興味や趣味についての話をすることだそうです。能力的なことはレジュメにすべて書いてあるし、それは目がある人間なら誰でも読めると。むしろ「culture」における「fit」を求めるそうです。だからある程度のポジションの人間を雇うときなどはディナーパーティーで個人的に話し込むとか、そういう方法をとるそうです。 / Hidey ( 2003-01-03 14:41 ) McGovern女史ははじめAT&Tの一介のプログラマーとして技術的に優れた成績を残し、ついで中間管理職として部下を束ねる能力を身につけ、その後セールス、マーケティングなどの部門長として他部署の部門長たちとの調整能力に磨きをかけ、ついに役員になったということです。それぞれのステージでまったく別の能力が求められながら、彼女はそのすべてに卓越していたのです。 / Hidey ( 2003-01-03 14:38 ) そのようにゲストには慣れっこになっているとは言え、ケーススタディという呪縛から解放された授業というのはこの学校においては大変新鮮味があります。その意味ではこの教授は確かに異端であり同時に冒険者でもあります。 / Hidey ( 2003-01-03 14:34 ) 単位が取得しやすいかどうかは分かりません。授業はすべて相対評価ですのであまり関係ないように思います。この教授ももちろんそうですが、うちの教授は企業の個人コンサルティングもしている人ばかりなので、企業のトップともつながりが深いです。ですので色んな授業を通じて名だたる企業のトップを招くというケースはしょちゅうあるのです。それがうちの学校の売りにもなっています。昨年は学校全体での講演でしたが、過去日記にもあるようにジャック・ウェルチ氏も来校しましたし、かつてはビル・ゲイツ氏も来ていたはずです。 / Hidey ( 2003-01-03 14:31 ) ライラックさん、怒涛のつっこみありがとうございます(笑)!僕としてはこれだけ熱くつっこんでいただいて、それに対して感謝こそすれ、迷惑だ何て微塵も思いません。この日記につっこみを入れてくださる方は皆さん何かしらこの分野にご興味を持ってくださり、深い考察、異論までも忌憚なくくださる方ばかりですので、他の方へのご配慮もご無用化と思います。 / Hidey ( 2003-01-03 14:25 ) Hideyさん、一人でこんなにつっこんでしまってごめんなさい。こういうのはあまりよくないことと思っています。でも!私にとってHideyさんのこの日記、授業みたいで面白くて仕方がないのです。後先、周りのことも考えずに行動してしまう私なんです(涙)。ごめんなさい。きっとこれを見たらもうつっこみたくなくなってしまう人もいるでしょうね・・・。いつの間にかつっこみはじめたら、考えずに書きはじめてしまってどんどん長くなってしまいました。これからはもう少し、整理してつっこむようにします。 / ライラック@すみませんでした ( 2003-01-02 00:29 ) テーブルのたとえでは、こぼれてしまったほう「だけ」に気をとられてしまう人もいるのですね(笑)。一つ疑問だったのですが、女史のおっしゃる5つの資質の中の1番目に言う、1%の疑問を残さない採用とはのどのようにして考査されるのですか?実際にどのような方法で見極めるのか興味を持ちました。 / ライラック ( 2003-01-02 00:22 ) きっと教授も普段はゲストへのアプローチでお忙しく、そちらの方ではなかなかやり手の方でいらっしゃるのかもしれないですね(笑)。長くなってすみませんが・・・ところでこのMcGovern女史には大変興味を持ちました。養女をお育てのようですが実際お幾つくらいのお方なのでしょうか?木曜日の交換セッションではいろんな意見が出て面白そうですね。 / ライラック ( 2003-01-02 00:14 ) McGovern女史の話は大変興味深かったのですが、実際にmanagementに関わっていく人は、常にいろんなチャンスを見逃さず、そこから必要な正しい判断で正しい情報を引き出し、そしてそれを最大限に生かす努力をする人だということがHideyさんの書かれたことからもわかりました。教授もそのことをご存じでいらっしゃるから、すべての学生にも自由な形でそのチャンスを平等に提供しているのかもしれませんね、人数制限もせず、出欠も取らずに(笑)。Managementは管理する側で管理される側では無いですものね(笑)。 / ライラック ( 2003-01-01 23:59 ) 入っていたのですね。ビジネススクールでmanagementを学んだとして、たとえば5000人位の企業でもCEOレベルにまで上りつめる人はほんの一握りのはずです。そのことを考えるとこの授業にある程度きちんと出席していくということは(将来そういう職を希望しないにせよ)何かしらのヒントを得るチャンスを孕んでいるということなのかもしれませんね。。 / ライラック ( 2003-01-01 23:46 ) あまりパッとしない講議も多いのかもしれませんね。でも、深読みのし過ぎなのかもしれませんが、そんな学生さんたちの思惑ももしかしたらある程度ご存じなのかな、なんて思ってしまいました(笑)。だってHideyさんはそれなりに履修した意義があったとおっしゃってる。Hideyさんがそう思われたのは書かれてありますようにこの授業を通してessentials of managementに触れることができたからでしょう?一見楽勝科目でありながら、実際は普段のケーススタディーでは得られない、机上だけでは学び得ないエッセンスがふんだんに / ライラック ( 2003-01-01 23:35 ) Hideyさんがいらしてるビジネス・スクールにも楽勝科目と呼べるものがあるなんて意外に思っていました。そして何処の大学と同じように半数が欠席だなんて。よくありますよね、そういう「一見」人気科目って(笑)。実際、単位は取得しやすいのでしょうか?でもでも、このおいちゃん教授、なかなか徳のあるお方なんでしょうね。企業のCEOレベルの方々を毎週お呼びできる訳ですか?すごいです!こういうポーカーフェイスなおいちゃんていますね(笑)。普段の授業もHideyさんがおっしゃるように、 / ライラック ( 2003-01-01 23:20 ) |
2002-12-24 Pokemon -Japanese Invasion- 4 | |
このように「パッションの創出」、「伝播の促進」、「離脱者の回避」というステップを経て、ポケモンは一時的に大流行りしてすぐに消えたたまごっちのような「fad」に留まらず、より持続性のある「franchise」になることができたのである。 |
|
「ポケモンストーリー」は残念ながら読んだことはありません。日本でぜひ入手して読んでみたいと思います。「千と千尋」は確かに興行のやり方が下手で、ポテンシャルがあったのに充分商売ベースに乗せられなかったと僕も聞きました。ただし身近なところでは確かによくあの絵も見かけましたし、うちの教授も子供にせがまれて映画に連れて行ったそうです。もったいなかったですね。栗鼠さんもひきつづきお勉強頑張ってください。 / Hidey ( 2003-01-20 07:08 ) 栗鼠さん、おっしゃるとおりuniversalityもポケモンヒットの大きな理由だと思います。本文にも書きましたとおり、マーケター側としては従来通りの翻訳作業によってuniversally acceptableなものに仕立て上げた側面も多かったわけですから。ただしそれと同時に計算づくで日本的要素を残し、そして計算以上に「日本性」が受けて側の印象には残ったということのような気がします。上手いミックスだったのではないでしょうか。 / Hidey ( 2003-01-20 07:05 ) ところで、「千と千尋」はアメリカでは興行的に相当失敗だったようです。残念。それでは、長々と大変お邪魔致しました。 / 栗鼠/勉強頑張ってくださいね。 ( 2003-01-19 16:07 ) 個人的にはポケモンのuniversalityがアメリカでのヒットの理由かと思っていました。exoticismという事なら、ポケモンがplatformになれなかったのもその辺に理由があったのかもしれませんね。Hideyさんは日経BP出版の「ポケモンストーリー」をお読みになった事ありますか?ポケモンのビジネス展開の過程の詳細を追ったもので、プロデューサーの一人も共著という形で参加しています。 / 栗鼠/私もリーディングで死んでます。 ( 2003-01-19 16:03 ) 丁寧なお返事、本当にありがとうございました。またまたとても面白かったです。文化のglobalization,homogenization,indegenization,等のモデルとしてアメリカにおける日本文化(特にマンガ等のポップカルチャー周辺)を論文の題材として考えているので、ついつまらない質問をしてしまいました。 / 栗鼠 ( 2003-01-19 15:58 ) P.S. 2週間ほどイタリアに行っていたのと、帰ってすぐに怒涛のリーディングを強いられる授業が続いたので、お返事が遅くなってしまい、大変申し訳ありませんでした。 / Hidey ( 2003-01-18 23:12 ) なお、platformの概念には当然市場規模も含まれています。ある程度のサイズの市場が形成されなければplatformによるリピート需要は成立しないわけですから、市場規模は不可欠な与件となります。今後も鋭いつっこみを楽しみにしています。ありがとうございました。 / Hidey ( 2003-01-18 23:10 ) 一番大切なことは、受け手が「ああ、これは日本という設定なんだね」ということを積極的に受け入れる素地ができたということで、マーケターとしては多分驚きがあったのではないかと思われます。exoticismがそのまま商品の魅力になったということで、考えてみれば日本の子供たちは昔からそんなものはとっくに受け入れていたのです。アメリカという設定ならではのキャラクターの魅力、ストーリーの面白さなど。だからこそ「千と千尋」の純日本的な設定もそのまま受容されやすくなったのではないかと思う次第です。 / Hidey ( 2003-01-18 23:08 ) かつて仕事をしたアメリカ人は小学生の甥にせがまれて日本でしか売っていない日本語のトレーディングカードをお土産に買って帰りました。そして大人たちはもちろんポケモン現象の源が日本であることを社会的ニュースとして知っており、日本のアニメ文化の質の高さもようやく一般の家庭レベルで認識されるようになったのです。それまでは接していてもそれがメイド・イン・ジャパンとは思われていなかったはずです。 / Hidey ( 2003-01-18 23:01 ) それはもちろん子供たちが日本的文化の香りがする作品に対して違和感を覚えることを考慮したからであって、キャラクターの名前や設定などを敢えてアメリカ的にしたり、少なくともニュートラルなものにしたりする努力が常になされてきました。ポケモンでも同様の工夫はされているものの、本文にも書いたように日本的な言葉の響きを「クール」なものとして残す部分も多かったり、現代の日本の情景がどうしても描かれてきたり、なにより子供たち自身がポケモンは日本からやってきたもの、日本こそポケモンのメッカとして認識しているのです。 / Hidey ( 2003-01-18 22:57 ) その前提で書かせていただきますが、ここで書いていることはデータに裏打ちされたものではなく、あくまで僕が見回してきた範囲での判断です。その点を先にお詫びしておきます。アメリカにおける日本のコミックやアニメは、「おたく」的な要素をそのままこちらのニッチでマニアックなマーケットに直輸入したものか、または古くはアストロ・ボーイ(鉄腕アトム)、最近ではドラゴン・ボールといったように、非日常的または非日本的な要素が強いものが多く、その数もヨーロッパと比べればとても少ないものでした。 / Hidey ( 2003-01-18 22:52 ) 栗鼠さん、はじめまして。拙い言葉になってしまいますがご質問にお答えします。まずplatformという言葉は特に専門用語ではないと思います。この教授はわりと独創的なフレームワークを用いる人で、その中で彼女がしっくりくる言葉を使ったのではないかと思われます。ポケモンについては、多分栗鼠さんの入力の変換ミスだとは思いますが、一応確認させていただくと、「コミック文化需要」ではなくて「コミック文化受容」の基礎を作ったという話です。 / Hidey ( 2003-01-18 22:37 ) もうひとつ、質問です。Platformの概念には市場規模も含まれていますか? / 栗鼠@質問ばっかしてすいません。 ( 2003-01-05 15:13 ) 遅いツッコミすいません。私はアメリカの大学院でポップカルチャーを勉強しています。managementの観点からのポケモン現象の分析とても面白く拝見しました。特にplatformという概念が面白かったんですが、これはmanagementの専門用語なんでしょうか? それから、ポケモンの成功が日本コミック文化需要の基礎を作ったという点ですが、コレはどのような根拠からでしょうか?←決して悪意のツッコミ(質問)ではありません!!今ちょうどその点を勉強していたので純粋に知りたいのです。 / 栗鼠@私は8月卒業です。 ( 2003-01-05 14:38 ) スーパーしえろさん、確かにご指摘の通りの部分もあるかとは思いますが、最終的にはいつの世も子供は逞しく、大人の言うなりにはならないように思います。計算され尽くしたつもりのマーケティングでもどこか必ず子供たちの創造性に頼る部分があると思います。 / Hidey ( 2003-01-03 14:20 ) とても興味深く読みました。個人的にはコマーシャルベースではなく、子どもの中から自発的に生まれる子ども自身の文化が今の日本には不可欠なのでは、と考えていますが、それを可能にする時間やゆとりを私たち大人が奪ってしまっているのが現状ですね。ポケモンは、一時151の名前を全部言えたけど(笑)、なるほど、子どものニーズにぴったりだったわけだ。 / スーパーしえろ ( 2002-12-31 18:51 ) トモコさん、ヨーロッパは少し遅れて導入されましたからね。一粒で何度も美味しくていい話ですね。僕もゲームはさっぱり分かりません。知り合いに色々と質問をしてから授業に臨みました。 / Hidey ( 2002-12-31 17:38 ) プルーさん、まだパレードに登場するのですか!たまごっちについてはヨーロッパの知り合いが、当時はヨーロッパでけっこう流行っていたような話をしてくれてました。おもしろい発想だったけど発展性がなかったですね。 / Hidey ( 2002-12-31 17:36 ) azzurriさん、その方面に関わるお仕事をされているのでしょうか?日本のアニメは近年はかなりアメリカもキャッチアップしていますが、もともとはヨーロッパのほうが早く目を向けてきましたよね。他のあらゆる文化においても日本とヨーロッパのほうがアメリカとよりは親和性がありますね。繊細さの問題でしょうか。 / Hidey ( 2002-12-31 17:34 ) Ecruさん、こちらこそありがとうございました。教授が結論を口にしなかったというのはうちの学校のシステムでは授業は生き物なので、完全に計算し尽くした展開にはならなかったからだと思います。僕も聞いてみたかったです。 / Hidey ( 2002-12-31 17:31 ) KATSUMIさんへ、つづき。特にドラえもんについては学年誌という世界的にも類稀なnew entrantsをしっかり捕捉するシステムで、しっかりその年の小学一年生なりを見据えた微妙な「着替え」を毎年繰り返してきた結果、かつて小学生だった親までもが支援するブランドになったのだと思いますが。 / Hidey ( 2002-12-31 17:27 ) KATSIMIさん、それなりに根拠のある話を繋いだとは言え所詮は部外者の素人見識。ぜひ異論反論をお聞きしたいものです。ところで僕はドラえもんとサザエさんについては立派にplatformだと思っています。これらの二つは静的な情況しか与えられずongoingなストーリーがある訳ではないし。時代性を上手く反映しながら常に「着替え」をしているのではないかと思います。 / Hidey ( 2002-12-31 17:25 ) りぃなさん、日本にも寅さんなどのプラットフォームはちゃんとあるんですけれどね。そう言えば寅さんは若干世界を席巻しかけましたっけ。僕は正直なところ日本のマーケティングはどんどん近視眼的になってきていて、プラットフォームはできにくい環境になっているのではないかと見ています。 / Hidey ( 2002-12-31 17:15 ) akemiさん、まだ残り火のように細くは燃えているのですね。貴重なお話をありがとうございます。ゲームだってなんだって捉えようですよね。みな子供は遊びから学ぶわけだから。病的な要素をうまく排除できればね…。 / Hidey ( 2002-12-31 17:13 ) みほさん、長い文章を読んでくれてありがとう。僕は実のところポケモンのことは何ひとつ知りません。教授やそれとは別に任天堂の事情に詳しい人間の話を結んで客観的に筋をつけただけです。オープニングソングってのもそんなわけでさっぱり分からないのでございます。 / Hidey@あしからず ( 2002-12-31 17:11 ) ドイツでは未だに大人気。うちの先生のお子さんも大好きなようで「ポケモンの**ってキャラクター知ってるだろう?」なんて会話にしょっちゅうなるのですが、私が分かるはずもなく・・・。日本人なら知ってて当然と思われるのも心外なんですけどねぇ。 / トモコ ( 2002-12-28 09:59 ) ポケモンって既にこちらでも終わってるって感じがあるのですが、メーシーズの感謝祭パレードなどではまだ活躍してるようですね。一時期ポケモンのカードなどがすごい値段で取り引きされていた時は本当に驚きでしたが。たまごっちは日本人の間と子供たちでちょっと受けた感じでしたね。アメリカ人は大人になってあれをするとは思えませんもの。フェリーに乗っていた時日本人らしき男性がたまごっちをやっていて、、あれはちょっとなあと思ってしまいました。 / イタリア行き、羨ましいです@プルー ( 2002-12-28 03:38 ) 身近なものをテーマにわかりやすく説明していただいて、本当に面白かったです。マーケティングやブランディングについては、とても興味のある分野です。日本のアニメの評価も気になるところですが、ヨーロッパとアメリカではまた感覚が変わってくるのかな? / azzurri ( 2002-12-27 17:47 ) とてもおもしろく読ませていただきました。ありがとうございました。教授が結論を口にしなかったのは、教育的な意味もあったのでしょうけど、これだけの分析の上での結論とその理由もちょっと聞いてみたいと思いました。その意味でも、最後にHideyさんがお考えを示して下さったことがありがたく、すごい方だな〜とあらためて思いました。 / Ecru ( 2002-12-25 21:00 ) 当事者の一員として異論反論は多少ありますが、知らなかったこともありおもしろかったです。ポケモンが進化することでしか発展していないのは事実ですね。ただ日本的なキャラクターやストーリーテリングは、状況設定がはっきりされた中でしか発達していないのです(ドラえもん、アトム、サザエさん・・・)。だからplatformというアメリカ的なシステムに対する挑戦なのだと思っています。ちなみに「Jump」の評価はどうですか? / KATSUMI@プレイヤーモード ( 2002-12-25 02:19 ) んんん、納得。日本発の本物の「platform」は、すぐには現れないでしょうけど、そう遠くもない気がします。段階をどんどん上にあがっているように見えますもん。 / りぃな@未ログイン ( 2002-12-24 20:33 ) うちの子たちも、いまだやってます。GBで対戦したり進化させたり…?カードの類いで盗難や恐喝まがいのことをしたとか、懇談会で話し合ったなあ。どこまで親が介入するか?ってこと。。。親の感覚の差が現れて、面白かった…と言ったらおかしいけど、そういうことを成長の糧にできない親子が多くて疲れました。病んだ空気にやられてたのかな?^^; / akemi@未ログイン ( 2002-12-24 20:11 ) 興味深く読ませていただきました。いえ,ゲームとかマンガって昔大好きだったもので(笑)ポケモン大流行してたのって私が中1の頃です。長続きしてるなぁ。当時は「すぐ終わるんじゃないの〜」と思ってたんですが・・・。・・・そういえばあのオープニングソングってアメリカでも健在なんでしょかぁ(笑) / みほ ( 2002-12-24 18:37 ) |