2001-12-03 「原罪」
2001-12-01 「永吉」
2001-11-30 「１２時２０分。名古屋発東京行きのぞみ号」
2001-11-29 「とてもだいじな人だから」
2001-11-28 「PCのエラーメッセージ」
2001-11-28 「ふときがついた」
2001-11-27 「O.J.T」
2001-11-24 「幼少のみぎり」
2001-11-22 「あなたの幸せを祈らせて下さい」
2001-11-12 「うふ。可愛い車〜」

「美味しいね」と顔をほころばせる彼女を見て
ボクはとてもとても幸せな気分。

この人に笑顔を作らせたのは、このボクだ。

そんな満足感でいっぱいでした。

・・・・。

あぁ。

だけど、許してくれ。

そんなふうにほのぼのしているボクの裏側で
そんな彼女を、どうやって押し倒そうかと考えている。

キミに「あんなこと」や「こんなこと」をさせようとしているボクもいる・・・。

先頭 表紙

姉が矢沢永吉ファンサークルで知り合った友達は
ペットとしてイヌを飼っているそうです。

やっぱり名前は「エイキチ」ですか？

すると彼女は

「そ、そんなめっそうもないっ！」

と、すこしおかしな日本語になって答えました。

えー？
ファンだったら、基本なのかと思ったのに。

「だってだって。『こらっ！エイキチ！こんなところにおしっこしちゃダメでしょ！』って言わなきゃいけないのよ！そんなこと・・・」

そんなわけで、名前は「キャロル」なんだそうです。

似たようなモンじゃないのかなぁ・・・。

先頭 表紙

名古屋-東京間のヒマを持て余したらしく
その親子連れは「しりとり」を始めました。

若くて綺麗なお母さんが
「しりとり・・・りす」
退屈そうにしていたボウヤが
「す・・・す・・・すいか！」

まるで教科書に載ってしまいそうなやり取り。

なんとなく、しあわせでまったりとした空気が漂い始めたその時。

ボウヤはどうやら「う」で語彙が尽きた模様。

「う・・・う・・・う・・・」

目を白黒させて一生懸命考えた後、彼は大きな声で

「う○こ！」

と答えました。

あぁ。
途中までは、すごく良いハナシだったのにな・・・（涙）

先頭 表紙

「ボクはね、好きな人のためなら、ボク自身がぼろぼろになったってかまわないんだ」

得々としてそう語る私に、彼女は真剣な顔で注意しました。

「好きな人がぼろぼろになるのを見て、うれしいと思う？」

「自分を犠牲にすることなく、他人に尽くすことのできるヒトになる」
それが私の生涯の命題です。

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「一般保護法違反」というエラー表示が、気にくわないです。

名前の仰々しさもさることながら、そんな表示をしたくせに
再起動をかければ元通りなところがもっと。

最近では「・・・で？」と呟いて
さっさとリセットしています。

もっとさぁ、画面がぐちゃぐちゃになるとか表示と同時に電話が鳴るとかしてくれればいいのに。

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わたしは会いに行っているのに
私に会いに来たヒトっていないんだよね。

そっか。

そういうことかぁ・・・。

先頭 表紙

教習所を出てから、初めて実戦に出た後輩。

「ん〜。ちょい左側が厚いね」

という私の指示に、いきなりがばっと左旋回をしました。

あわてて頭を抑えて地面に伏せる私。

初心者に「ちょっと」とか「もうすこし」とか「やや」なんていう
ニュアンストークは通用しないコトを忘れていました。

「左側が厚いから、スティックを２の目盛りにあわせて、一段ずつ削って」

ホントはそういうふうに言わなくてはいけなかったんですな。

先頭 表紙

生まれてこの方「サンタクロースは実在する」なんて信じていた記憶がありません。

そればかりか、例えば幼稚園でのクリスマスパーティなんかで
「あのサンタの格好をしているのは園長先生である」ということを、正確に把握しているにもかかわらず、
「うわぁ〜ぃ。サンタさんだぁ」なんてはしゃいで見せてしまうようなお子さまでした。

うわ。

自分で書いていて、やなガキだね、まったく。

まぁ、そのツケは現在しっかり払っておりますが。

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すこしにぎやかなところへ行くと、こう声をかけてくる人達。

彼女はその時少し急いでいたそうです。

「いま間に合ってますからっ！」

思わずそう言って断ったんだそうです。

「幸せが間に合っている状態」っていうのは、いったいどういうことなのか
こんど目の前に正座させて、小一時間問いつめてみたいモノです。

先頭 表紙

わたしの車はなんてことないリッターカー。

マジで排気量が一リットルなので、普段やっぱり不満な点もあったわけです。
加速しないとか、峠道ではエアコンを切るとか。
フルサイズワゴンからのダウンサイジングなので、内装もちっと不満だったり・・・。

だけど、敬愛する彼女が一言。

「うふ。可愛い車〜♪」

と言っただけで、私は

「でしょう？（えっへん）」

と、見事に得意顔になりました。

ああそうさ。
「日和見主義」と呼びたきゃ呼べ。
私は彼女に褒めてもらうのが、一番うれしいのだ。

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