個人的な、狭量のひとりごとなので、以下の文お読み流しください。
昨日、夫が会社からパソコンで作ってプリントアウトしたフラッグを持ってかえってきました。家の前につるしている人車につけている人、ピンバッジやタイがその模様の人、さまざまな形で国旗が目に付きます。
私たちはアメリカの仮の住人であり、そういう人たちが国旗を振りかざしてもいいものだろうか、と思い控えていましたので家の中にひっそりと置いています。それは、アメリカが起こすかもしれない次の行動を支持するといった意味ではなく、犠牲になった方々への祈りであり立ち直ろうとする力に対しての支持です。こういうことは非常に難しい問題で、私がとやかく言う立場ではないことは分かっていますが思い付くままに書いています。
旅行前の平和なんて言葉を意識していなかった時から、一変してしまいました。ご主人が軍人のお友達もNavyの方は騒がしく落着かない毎日が続いている、と言っていました。これから送り出される愛する人達がもしかしたら・・・ということもありえます。
まだ何も決まってはいませんが、軍港があり空軍基地もあるサンディエゴか騒然とするのは目に見えています。
そして、先祖がアラビックであっただけのアラブアメリカンの方々も非常に辛い思いをされているようです。ニュースでも度々、アメリカで生まれ育ったアラブアメリカンのインタビューがあり、家や車イスラム教会学校等に銃弾が打ち込まれているそうです。
今日UAEから来ているクラスメイトが気丈にも授業にでていて、彼が「アラビックだからと言って全ての人がテロリストという訳ではない。僕は同じアラビックであるテロリストを恥じ、軽蔑する」と涙ながらに発言していました。
もしも、今回のテロリストが日本人だったら、私ならきっと外に出られないでしょう。想像してみるのも辛いことなのに、現実白い目で見られている彼らはどんなにでしょう。
いろいろな立場の人がいてそれぞれの思いがあって、言葉に尽くせない悲しみを背負ってしまった人々が何万といて。
私は小さな家庭ですが、この中が少しでも温かく暮らせるように努力しましょう。ぽっとも何日間もあのニュースをみていて、幼いながらに何か大変なことが起ったと理解しているようです。暗闇をこわがったり、「モンスターくるの?」と聞いてみたり。でもまだまだ小さくてよかったと思いました。お友達の小学生のお子さんはその日一晩中怖くて寝られなかったそうです。小学校からは子供のカウンセリングについてのお手紙がきていたようです。
これからさらに精神的な強さが必要になるでしょうね。日本でも爆弾騒ぎが起きているそうですが、大きな騒ぎになりませんように。
不安な気持ちを煽ってしまうような文章でごめんなさい。 |