この一週間は激しかった
本当に敵の会話がケンカ腰で疲れる
やたらマイペースで 急ぐ事も知らず争う事も知らんくせに
一言注意を促すと「百の文句言い怪獣」に変身
そのクセなんでもない時はベタベタと甘えてくるし
鬱陶しいんじゃ〜〜〜!!
4m2cmは何mmでしょう
その答えを 402mmと書いたのはヤツ
ちゃんと見直しをしなさいと言ったのにしなかったのはヤツ
「見直しをしなさい×百万回」ぐらいでブーブー言いながらしたけれど
最初から一生懸命 見直そうとしていないから当然間違いを発見する事はできず
そのまま答案は90点
それでまたブーたれる
「自分が悪いやんか」と言ってほおっておくと
人生に疲れただの
これから先、生きていくのが恐いだの
やる気が出ないだの
体に力が入らないだの
「ママ まりりん。の目の下黒いやろ?コレって疲れとる証拠ねんて」
前の日に夜更かしをしたので目の下にクマができている事を言う
アホ!!アンタが昨夜 寝る時間になってもグズグズ言ってて寝んかったからや
402mmとは何の関係もないわっ!
基本的には何を言っててもほおっておくつもりでいるのだが
グズグズ ダラダラ ブーブー プンプン ベタベタ
いい加減コッチも「いつまで言っとるんじゃ!おりゃ〜〜!!」って気分になる
挙句、宿題 ピアノの練習 お風呂掃除(唯一のお約束のお手伝い)をすべて放棄
「7時までに全部終わらん人は夕飯無いよっ!」と脅す
実は、あまりにも時間を考えて行動ができないので
半年ほど前に新しく我が家にルールが増えていた
ルールを新しく作っても 今までは夕飯抜きはあまりに可愛そうだと
土壇場になればついつい中途半端に甘やかしてきてしまった
「時間過ぎたけど途中からがんばってたから 今日は特別よ」
「ルールはルールなんやから 次は本当に夕飯無しだよ」
なんてね
口ばっかりの脅しでは効き目が無くなってくるのは当たり前
結局は私が悪いんだろう
生まれて初めての夕食抜きの刑を受けた8歳3か月 泣き寝入り
翌日、罪の意識の塊の母は朝から重いかなと感じながらも敵の大好物をテーブルに並べる
チーズ入りハンバーグをほおばりながら敵が言う
「でもさ〜ママやったって カニの母さん横歩きやし」
最初は何を言っているのかわからなかったさ 聞き直しちゃったよ
「だ〜か〜ら〜 イソップ物語に出てくるカニのお母さんおるやろ?」
横歩きする子供にまっすぐに歩きなさいと口うるさく言うカニのお母さんが
まっすぐに歩く見本を見せるとやっぱり横歩きだったと言うあれだ・・・
敵はくり返し言う
「ママやったってテキパキ出来てないんやよね〜 まるでカニの母さん横歩きやし」
おのれ何を言い出すかっ〜〜!!と一瞬思ったような気がするが
イソップ物語を引用するなんて・・・思わぬ反撃にちょっと感心してしまう私(^▽^;)
えっと・・・負けずになんか言わなきゃと私の口から出た言葉は
「な、何を言うか アンタなんて『ブタもおだてりゃ木に登る』やんかっ
おだてて持ち上げてあげないと何事もご機嫌で出来ない今のアンタにはピッタリな言葉や」
我ながらウマいな〜とニンマリする・・・が、
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敵=「それどういう意味?何のお話に出てくるの?」
私=「ヤ、ヤッターマンやっ!! (-_-;)」
敵=「ヤッターマン?・・・ふ〜ん 知らんし (-_-)」
素晴らしきイソップ物語・・・・(-_-;) |