ガーデニングを楽しむなんて、私には一生、縁のない事だと思っていました。
幼稚園から貰った、朝顔の種をまいたり。
ムスメ達が小学校で育てていたチューリップの球根にも水遣りしたり。
それ位の事はしていましたが。
なんといっても、虫が苦手。
土いじりして、みみずや、コガネムシの赤ちゃんに出会うなんて、想像したくもないし。
葉っぱにしゃくとり系の赤ちゃんがいたりしたら、悲鳴をあげちゃうくらい、キライ。
それでも、次女がチューリップの球根を植えたい!
と、去年言った時には、球根セットを買ってあげました。
すべて自分で世話をするという約束で。
その花が咲いた時は、それはそれは綺麗で、ご近所さんにも褒められました。
今年はグラジオラスを育てたいというので、5月に球根を一袋買って次女が埋めました。
ぐんぐん葉っぱが伸びて、でも、なんとなくレーシーになってきているなと、よく見てみると、ちょうちょの赤ちゃんと、ばっちり目があってしまい。
きゃー。きゃー。きゃー。
「どうぞ、明日になったら消えてくれていますように。」と願いながらも、ネットで土に置く除中薬をポチッ。幸い、使わずに済みましたが。
ガーデニング=虫との戦いですよね。
今、我が家では、11月に区のお祭りでもらったパンジーの苗が満開。
同じく、区のお祭りのアンケートに答えてもらった百日草の種が、芽を出し、今は花が色とりどりに咲き始めました。そしてそこには可愛いちっちゃなカマキリの赤ちゃん。この子には「居ついてね。」と頼みましたが、うっかり夕方、蚊取り線香を焚いてしまったりして。大丈夫だったかしら?
手探りながらも、すっかり、なんちゃってガーデニング状態。
そして、昨日は庭に穴まで掘っちゃいました。ご近所さんから大きなシャベルまで借りて。
お隣の奥様が亡くなって、人にその家を貸すことになって、庭の植木を全て処分するから、「テッセンを貰ってほしい」と頼まれて。
テッセン、とても好きな花なのでいつも借景で楽しんでいました。
でも、ちゃんと育てられる自信はない…。
けど、みすみす処分されてしまうのも寂しく。
頑張ってみましたよ。
うまく根付きますようにと。
長靴履いて、大きなシャベルを持って土を掘る自分。
こんな姿、想像もしてませんでした。人は頑張れば意外となんでもできるんですね。
※去年の11月に植えた時のパンジー。 |