今、私は夏休みの宿題の自由研究をしている次女の応援をしています。
もうすぐ、時計の針が夜中の12時を回ります。
早く、お風呂に入りたいし。
早く寝たい…。
でも。
「子供は10時にはお布団に入って欲しい。」とか。
「夜中の12時を過ぎて小学生が起きているなんて非常識。」なんていう私の常識は次女には通じないのでした。
多分、私の思う「普通の人間」ではなかったのです。
土曜日。ケイが北欧の研修旅行から帰って来ました。
ケイが丸一日空いているのは日曜日しかないので、急いで写真を現像。
日曜日。朝8時に起きてきたケイに「今日1日で自由研究の旅日記の部分だけでもやろうね。」と言いました。
6時間くらい机に向かっていたでしょうか?書いたの2行。落書き多数。
月曜日。台風で行事がなくなり、「今日こそは、旅日記部分だけ仕上げようね。」と約束し、やったのが一日目の最初の方だけ。母はちょいちょい様子を見に行っていたんですけどね。
「今、考えているとこ。」って。
決してさぼっているのではないようなんです。どんどん疑問がわいてきて、思考が広がっていく感じ。
そんな時、ハハは一番言いたくないセリフを口にします。
「妥協しなさい。」
「100点満点のものを仕上げるには、もう時間が足りないから。とりあえず、形にしなさい。」と。
火曜日。長女アイが部活の合宿に出かけました。母は覚悟を決めました。ケイだけのために今日一日を捧げると。
塾から帰ってきたケイに伝えました。「旅日記部分が仕上がるまで寝なくてもいいよ。」と。「ママがノリ貼り手伝うから。ずっと前に座っていてあげるからね」と
ケイはエンジンがかかるまで、ある程度の時間が必要なのです。時間を細切れにしてしまうと、せっかくやる気が出たところで時間切れになってしまったことが多々あったので。
9時頃から始めたので、いくらなんでも夜中の12時過ぎまでには終わると思っていました。
途中、「何時目標?」
「3時くらいじゃない?」
「じゃあ、今日中にお風呂は入ってねー。」
なんて会話をしていたのですが。
終わったの、本当に3時過ぎでした。
「あっちの時間ではまだ夜の9時だからー。と。」
確かに朝も昼過ぎまで寝ていたので、ある程度体力は残っていたとは思うのですが。
それに付き合う母はずっと日本時間を生きてますからー。
6時間、監視し続けるの、すごく疲れました。
水曜日は「塾に浸りたい。」と言うので、お弁当を持たせて午前中から塾に送り出しました。さすがに寝不足で早めに帰ってくるかなーと思っていたのに、帰宅が10時過ぎ。
エイリアンですか?
大人のハハでさえも昼寝しましたよ?
木曜日の今日は「今日中に自由研究まとめようね。」と、またもや覚悟を決めて夜8時半から付き添っていますが…。
全然調子がでないみたいで…。iPadを触っている割には調べ物が進んでいなくて。
日付が変わる今頃のってきたみたいです。
大学受験の、受験生ですか?
受験生なのは確かだけど、アナタは小学生。
モンスター?
ハハには理解できないのだけど。
世の中には理解できない人がたくさんいて。
そういう人の存在を否定してはいけないんだなとは思っています。
でも、我が子については、普通でいて欲しいと願い続けていました。
ハハは寝たい。
子供にも早く寝て欲しい。8時間は最低、睡眠をとって欲しい。
そこでぶち当たる壁が。
普通って何?
ケイの素晴らしい個性をつぶしてはいけないとは思いつつ。
どうしても世間の常識を押し付けそうになるハハでした。
※北欧の9時過ぎ。白夜だそうですよー。 |