うちの小学校では「仲良し読書」というものがあります。
親子で同じ本を読んで感想を述べ合うというものですね。
それで、読書づいてしまって…。
なんだかんだ本を読みました。
「鹿の王」上橋菜穂子
上橋さんの世界観、好きです。初めて出会ったのはエリンのシリーズですが、守り人シリーズも全部読みました。
「その女アレックス」ピエール ルメートル
新聞広告を見て、図書館で借りました。
私、これより。同じ作者の
「死のドレスを花婿に」
の方がずっとずっと怖かったです。
私にもあるんです。しまったはずの場所に探し物がなかったのに、その場所から後日出てきたとか…。
ヒッチコック系のサイコスリラーの映画とか好きな人にははお薦めです。
そして昨日、読み終わったのが。
「後妻業」黒沢博行
タイムリーですね。TVで話題になったあの人を思い浮かべてしまいました。
ネタバレになってしまうので、一つ一つについての感想は書きませんが、総じて思った事。
復讐に命をかけるなんてバカバカしい。
です。
大切なのは、何があっても、自分が幸せになること。
他人を憎んだり、恨んだりすることで、自分が不幸せになるなんて、元も子もない。
見返したかったら、なおさら、幸せになることです。
ま。サスペンスとか、ハードボイルド読みながらいう事ではないですけど。
小説の世界ではいいですよ。
う〜ん。良くないかも。
私、どんなにドキドキする展開でも、最後は誰かが幸せになって欲しいと思いながら読んでます。
そういう意味では…。
メインのキャストが、不幸せなまま死んじゃうのも嫌だし。
全員が痛み分けって言う結末もイヤかな。
※サンタさんにジンジャークッキー♪ |