2002-05-15 歯医者に行く�C　　歯磨き指導の巻
2002-05-14 おみやげの心遣い
2002-05-13 デジカメの使い方を教わる
2002-05-13 デンマークの子育て事情　（つづき）
2002-05-13 母の日に思う　　　　〜デンマークの子育て事情〜
2002-05-12 心のときめきは、最高の美容液
2002-05-11 母の日のプレゼント
2002-05-09 電車の中の聖母マドンナ
2002-05-07 裏方さんと表方さん
2002-05-06 星占い

予約の日をすっかり忘れて、すっぽかしちゃったの2回目です。
‐センセ、ごめんなさい。

今日は、歯垢を取ってもらうのと歯磨き指導。
お姉さまの歯科衛生士さんが、ていねいに積年の歯垢を取ってくださる。
歯磨きをしている時は、たいがい考え事しているか、
鏡にむかって百面相なんかしている私は、かんじんの歯磨きが上の空のことが多い。

へーえ、本当はこんなふうにするの。と、まるで小学生みたいに感心している。

歯の裏の磨き方。歯ブラシは立てて使うのがポイントね。
前歯の方は、歯ブラシの根元の方を使って、ていねいに（一本に尽き10回よ！）。
奥歯は、歯ブラシの毛先のほうを使ってやはりていねいに１０回づつ。
表側は歯ブラシを横にして、上下に磨きます。歯のすき間は、歯ブラシを立てて丁寧に。
下を左から順番に、右側まで。それから前のほうをまた左から順番に。
こんなふうに磨くと磨き残しがありませんからねと、彼女はにっこり。

すっかり口の中がさっぱりしちゃいました。
悪の巣窟、憎っくき親知らずも葬り去られ、手下どもも一掃。
あとはスラム街が、たちまち瀟洒な高層住宅に生まれ変わっていくようです。
いま私の口の中はちょっとした開発リゾート気分。

気になっていた、噛みあわせが悪く骨がカクンと鳴ることも、
痛みがないのならまず心配ないでしょうとのこと。
でも、おおぐち開けるのはやっぱりよくないらしい。大いに反省。

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先日、イギリスとオランダを旅した友人からのお土産は紅茶とチーズ。
チーズって珍しいのもあるけど、口に合うかしら。少しずついろんなの食べたいな。
そんなわがままな心の声が届いたものか。

お昼を兼ねたティータイムで、オープンサンドをご馳走してくれました。
さまざまの薄切りパンに、レタスやきゅうり・トマトなんかの生野菜。
とりどりのチーズと薄く切ったハムも添えられて。

くせが無くって美味しいわ。えっ、それどのチーズ？
わいわいと、オシャベリしながら、好きな具をのせてあっという間にぺろり。

真昼間からワインというわけにもいかず、
おなじくお土産の紅茶を好きな銘柄でいただく。
口の中のチーズの油分を、薫り高いストレートティーが洗い流してくれて、
もう一切れについ手が伸びる。すっかり満腹です。

買ってくるだけでも大変だったろうに、
ここまでしてご馳走してくれる人っていませんよね、なかなか。

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高校生の息子に、「もうさあ、マニュアル読んだらいいじゃん。」なんて
チクチクいじめられながら、すいませんすいませんって低姿勢で教わりました。

機種は、ソニーのCyber-shotというの。
（これで、つっこまないでね。全然、他の機種も知らないんですから）

スイッチの入れ方、レンズカバーをあけるとしばらくして画像が出ること。
シャッターの押し方、動画のとり方。
再生、削除、とここまで。

いっぺんに聞いたら、絶対ごちゃごちゃになる。
眺めて感心しているだけでなくって、自分でコワゴワでも、触ってみる。
わきで息子はニヤニヤしているし。やりにくいなあ。

「あっ、スイッチとシャッターが近いから間違えないようにね。」
と経験者ならではのアドバイス。

明日、みんなの前で使って見せる時には、
すっかりベテランみたいな顔で、平気にしてなきゃいけない。
あわてて、落っことさないようにと祈るばかりである。

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社会に多様な選択肢が用意されていて、
子どもを持たないこと、政治に関心を持たないこと（これはブーイングらしい）、
離婚をすることも、個人の生き方としてはちゃんととおる。
ただ、家を買い、子どもを育てながら、働きつづける方が、圧倒的に有利な社会システムになっているに過ぎない。
こんな社会を実現したい、そう願った人々がいるのである。

どう、若い人たち。考えただけで億劫で、頭が痛くなるんじゃない？
そんなふうに育ててしまった大人社会をせいぜい恨むことね。

子どもたちは、幼い頃から、どうしたいかを問われ、子どもたちの希望は
可能な限り大人社会によって準備され実現されるといいます。
だから、自分で決めたことには、きちんと責任を持つように育っていく。
決して「人（大人）が決めたことに、自分（子ども）が従う」という社会ではないのだ。
自分の生き方を自分で決めたいと願うことは、決してわがままではない。
人間が人間らしく生きるために必要なことなのだから。

こんな話をしてくれる男性もいるんだと思った。
今みたいな夢のない世の中でも「夢」を語ることは、可能なのだなあとうっとり。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（講師は栗原雄二さん）

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というお話を聞いてきた。

デンマークは、広島県の５倍ほどの人口の国。
戦後、貧しい国としてスタートしたのは、敗戦国の日本と同様。
混迷を深める経済状況、急激な少子化の中で、先の見えない日本社会と較べ
いまデンマークは、空前のベビーブームだという。

終戦直後は、やはりデンマークも男性優位の社会であったらしい。
いまや、女性が働くのは当たり前。
現在のこの国には「子育ては女性の仕事」という考え方はないそうだ。
子育ては、社会全体の問題であると考えられている。

寄ってたかって、子育ては楽しい！とＰＲし、みんなの意識を変えようとしても、
社会システムが子育てのしやすい制度に変わらなければ、
子どもを産んで育てようと考える人は、少なくなるばかり。

女性が働きつづけることのできる社会的環境（たとえば保育園）を整え、
そのためのコストを負担しても、税を納める労働者が増える方が、
遥かに国は豊かになるのだと聞き、なるほどと思う。
（デンマークでも、長時間労働は法律で禁じられていて、みんなが働いても
　就職口がないということにはならないそうだ。）

「母の日」は、たったの一日。
何をやってるんだろうな、日本は。といささか悄然。

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ヤンママさん達と、化粧水談義。

やっぱり、高級品は違うわよ、
朝起きた時のお肌のプリプリ感が、全然ッ！
いつも綺麗にしている彼女は、心がけが違うねと関心。

でも、恋をするとお肌は、けっこう艶々とキレイになるもんです。
ブランドモンの化粧水より、安上がりだと、思うけどな。

肩こりだって、面白い仕事をもらうと
いつの間にかコリがほぐれて、軽くなっていたりするしね。

げに、女性の身体は神秘的なものです。
（男は、どうなるんだろう？　恋をすると。あんまり、カンガエタクナイケド・・）

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若い頃は、あまり生活に余裕がなくて
母の日のプレゼントを何にしようかと、何日も前から迷ったものです。

近頃は、デパートののぼりで気が付いて、
飛び込んだ店でそそくさと買い、宅急便で送るだけってことが多くなった。
カードだけは入れてもらっているのだけれど。

今日は久しぶりにゆっくりとプレゼントを見てまわることにしました。
プレゼントを決めるまでの間は、あなたのことだけ考えて。
で、今年は叶匠寿庵の和菓子をすこし。（何しろ、二人っきりだし）

人生は、本当に生きるに値するのか、迷った若い頃もちょっと懐かしいけれど。
生んでいただいたおかげで、なかなか楽しい人生をおくらせていただいています。

本音って、書けませんね、カードには。
「お元気で。」なんてありきたりが多い。
伝えなくっちゃ、いつか。お互いが、元気でいるあいだに。

ありがとう、おかあさん。

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眠そうな２歳くらいの男の子を膝に抱いて、背中をトントンしながら
あやしている若いおかあさん。
春の陽気に誘われて、つい自分もウトウト。
手が止まると、目を覚ました男の子がもそもそと動き出す。
ふっと気づいて、また背中をトントン。

淡いブルーのアイシャドウに切れ長の目元がとてもきれい。
まるで娘さんのよう。
男の子にむけるまなざしの優しさが、彼女をとても色っぽく見せています。

思わず、ホゥーッと見とれてしまいました。

春霞の広島の町を、路面電車は
ごっとん、ごっとんと走っていきます。

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今日は、東京芸術座「夏の庭」の公演日。
芝居してる人には、珍しくはないのだろうけれど
滅多にそんな経験をすることのない私なんぞには、晴れのスタッフ体験日です。

まず裏方さんで、搬入のお手伝い。
トラックに寄木細工のように積んである舞台セットをリフトに載せ、ステージのある２階まで運ぶ。トラックからリフト、リフトから舞台へとすべて人手でありますから
まあ、私みたいなとろいヤツでも、いないよりまし。
雪駄履きでキビキビと働くプロの裏方さんに混じって、新人の池山（いちおう仮名）君。
お客さん扱いの私たちと違い、厳しく鍛えられています。
「おい、池山っ、声を出す、声を」
「（舞台道具を）渡す時は、相手がちゃんと持ったのを確認してから手を離すんだ」
「重いものを、黙って渡すヤツがあるか。重いときにはちゃんと重いと言って渡せ」
などと、叱責のされっぱなし。一つ間違えると、事故になりかねない現場です。
いちいちごもっともな、アドバイス。
「ガンバレ！　池山っ」でありました。

表方ではSTUFFカードを胸に、チケットの座席指定の窓口を担当。
人数を確認して、座席シールを貼っていく。知人には目顔で挨拶を交わし
「ごゆっくり、どうぞ」とニッコリ。
開場待ちの列をスムースに流していく、開演までの30分が勝負です。
きれいに埋まった座席表が、わたしのご自慢ね。

そして開演、盛り上がった後半、会場からすすり泣きも聞こえる名舞台。終了です。

そして、いわゆる「客だし」、観終わって帰るお客様に
「ありがとうございました。お気をつけてお帰りください」とご挨拶。
会場出口の定点観測。本日の芝居のお客様の満足度が一目でわかる。

いわく「劇場の表方スタッフは、接客業」、大好きですね、この言葉。

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超現実派の私は、滅多に星占いなんかしません。
目の前の現実を変えることができるのは
あたし自身だと思うから。

でも、最近ちょっと、わかったことがあります。
「星占い」の心境。

だから、星占いをしている人を見かけたら
優しくしてあげようと思うの。

友だちだったら、モチ、カラカッチャイマスケド。

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