2002-07-20 熱帯夜雑記
2002-07-18 減量の敵・チーズ＆【シャトー・ド・プレサック】
2002-07-18 増量順調
2002-07-17 薔薇色ワインができるまで
2002-07-16 メチャうま♪微発泡ロゼ【ランブルスコ・ロザート】
2002-07-14 法王さまの白ワイン【フラスカーティ・スペリオーレ】
2002-07-14 “パチもん”の意味を知ったのは最近のこと
2002-07-13 うさこちゃん
2002-07-12 今頃W杯応援ワイン【プリマヴェーラ】
2002-07-11 締め切り病

ビデオデッキが壊れてしまった〜。
あんまりＴＶに依存している生活ではないし、別になくても不便はないのだけれど、「使えない」と思うとなんだか不満がつのる。
実際、この数ヵ月、レンタルビデオも借りてないし、ビデオに撮ったＴＶ番組を見返そうとも思わなかった。撮りたい番組もなかったし。
うう、でも今夜は『老人と海』のアニメを録画したかったのになあ……。

なくなってわかるモノのありがたさよ。（ちょっと違）

さて、いよいよわがマンションでも懸案だったＢフレッツ導入が決定しました。
フフフフ、光ファイバーじゃ！　常時接続じゃ！　さらば超過電話料金！！！
コレ、導入すると月々使用料3,500円。たぶんウチのマンションの世帯数なら加入者16件以上になると思うから、そうすれば月3,000円。
それにhomeＰＮＡのレンタル料が700円と、今までと同じプロバイダ接続料金2,000円で、約5,700円（税別）。う〜ん、かなり節約になるわ〜。
初期工事費だけが20,000円とちょっと高いんだけど、ま、長い目で見れば、ね。
光通信は電気会社系の新規参入で、まだこれから値下げ合戦が始まるかもしれないし。ムフフ。(￣ー￣)

しかし工事日が平日だけっていうのが気に入らないわ〜。
土曜日の工事は３割増だし。プラス6,000円？！　バカバカしい。そんなお金余計に出すくらいならワインを２本買うわい。（←そればっかり）
仕事を休まなければならないなあ。。。夏休み取ればいいか。夏でよかったわ。

それにしても、光通信より常時接続より先に、ひょっとしたらマイパソのほうがアブナイかもしれない。
ネットにつないでる時のフリーズ回数が尋常じゃないわ。
万一の時に備えてバックアップをしておかなくては……。
ああ、それに、部屋の片付けをしなくては。どこにＰＮＡを置けばいいの〜。


なんかこの写真、あんまりおいしそうじゃないわねー。暑いので羊乳チーズ（手前）もとろんとろんで、うまうま♪　でもワインとあわせて不味くなるチーズってはじめてよ、私。

先頭 表紙

安室ちゃんとＳＡＭさんが別れていたなんて。。。
ＮＨＫニュースでさえ取り上げるということは、民放のワイドショーはさぞかし大騒ぎなんだろうなあ。私、普段民放見ないからどうでもいいけど。
男女の仲がいつのまにか冷めるのはいたしかたないことかもしれないけれど、これからもいいパパとママではあり続けてほしいな。

　　　　　＊　　＊　　＊

さて、増量ショックにもめげず、今日買ったチーズを味見しながらアタクシはとってもシアワセ。

まずはお目当ての『ミモレット』。
フランス産のオレンジ色の固いチーズ。（100ｇ830円／1,095円）
松屋には24ヵ月熟成の高級品しかなかった。高い〜。でも、ほかの何はなくてもこれが欲しかったから手を打つ。６ヵ月や12ヵ月熟成しか食べたことなかったけど、やっぱり高いことには意味があるのねん♪

ミモレットを手に持ったまま、も少し奮発しようと思っているアタクシを、売り場のおにいさんは見逃しませんでした。おすすめチーズを次々試食〜。む。得した♪　やっぱり初めてのチーズは食べてみなくちゃね。高いし。（←ここ重要）
私、チーズは詳しくないので、「固いチーズ」「やらかめのチーズ」「カビタイプのチーズ」とか、そんな分類しかできないんですが、今日は羊乳のチーズをいくつか試せました。カマンベールみたいな白カビタイプ。名前はもちろん覚えていません。（爆）
３〜４種類食べたかな〜。チーズだけならいいんだけど、薄いクラッカーつきだったから、おなかいっぱいになっちゃったわ。

「しょっぱすぎるわ」「臭いわね〜」、と言いたい放題の末に購入を決めたのは、
フランス産の羊乳チーズ『ペルジェロカスティン』。（100ｇ720円／1,454円）
なめらかで柔らかい味わいがマル♪　ただし、家に帰ってワインと一緒に食べたら臭さが際立った！　不思議〜。
このニオイ、好き好きだと思うけど私はちょっと。。。そのまま食べたほうが断然イイ。

そのコーナーにあったのは、どんなに大きくて高い固まりでも「２つで2,000円」だったので、そんなら当然もう１つ買わなきゃ！　というわけで選んだのが
『ツィーゲンケーゼトルテ』（100ｇ680円　1,387円）。
オーストリア産の山羊乳チーズで、周りにローズマリー・オレガノ・パプリカがまぶしてあるの。
これ、ちょうどおにいさんがお買い上げのお客さんのとこへ行っちゃって試食できなかったんだけれど、見た目が美味しそうだったので買っちゃった。
でも、確かに味は良かったんだけど舌触りがちょっとザラザラ……。やっぱ試食は大事ね。


◆シャトー・ド・プレサック／サンテミリオン・グランクリュ　1997
　
フフフ、ワイン屋の在庫があと２本と知って、アタクシは買い占めてしまいました（たった２本かい！）。そのくらい気に入ったサンテミリオンです。
ボルドー・サンテミリオンの格付けは、プルミエ・グランクリュ・クラッセＡ、Ｂ＞グランクリュ・クラッセ＞グランクリュ＞ただのサンテミリオン、の５段階なんですが、ひまじん引越し第一弾でご紹介したグランクリュ・クラッセの「シャトー・ル・プリューレ」よりも私的には好き〜。
開けたてはちょっと辛いかな？って感じですが、１〜２時間経つとずっとやわらかくなって、ついつい後を引いてしまいます。
少し濃い目の味付けのお肉料理やチーズと一緒に。
（フランス・赤　1997／12.5％・辛口／750ml／2,480円）

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はるばる銀座まで足を伸ばして、健康診断に行ってまいりました。
わが社指定の診療所は銀座にあるのでございます。ハイカラ？（謎）
銀座は目と鼻の先にもかかわらずハンパな距離なので、出不精になった私は最近すっかりご無沙汰。年に一度の健康診断の日は、修業時間中に堂々と銀座でお買い物できる滅多にない機会なのでウキウキです。
ところが。

…………………


ショック！！！(￣□￣|||

去年体重が前年比マイナス４kgも落ち込んでお医者先生に叱られたので、今年は頑張って栄養付けるようにしていたんだけれど、対前年比プラス６kgはヤバイでしょう、マジ。

……医者には叱られるとはいえ、せっかく何もしなくても落ちた体重。せいぜい２kg程度アップして健康状態に響かないようにすればいいやと考えていたのに。。。どこで計算を間違ったのかしら。やっぱり酒？？！

それなのに先生いわく
「ん、体重戻ったね。もう少し太ってもいいからね、頑張りなさいね」。
な、なにを頑張ればいいというのですか、センセイ！！(￣ー￣；；；

ちなみにこのセンセイの推奨する体重は私の身長（156cm）くらいで50kg。そ、それは……。
センセイってば、乙女ゴコロをおわかりにならないのね、うう。（乙女じゃないけど）

アタクシ思いますに、こんなに増減が極端なのはやっぱり家に体重計がないからではないでしょうか。

よし、体重計を買うぞ！！

……と決意して診療所を出たアタクシは、15分後、気がついたらデパ地下で大量のチーズを購入していました。(;￣ー￣Aアセアセ
だってよりどりセールで安かったんだもん〜。
いいワインのために美味しいチーズが欲しかったんだもん〜。
というわけで美味しそうなチーズのご紹介はまた後日。


↓なぜか日光・二荒山神社の境内にあった謎のケロちゃん。「よみがえる」に引っ掛けて健康祈願に奉納（？）されたのか？？由来は不明であった。　健康第一だけど体重がよみがえるのはイヤ〜。

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明日こそは健康診断に行かなければならないので（※わが社の健康診断は決められた期日内に個人個人で時間を作って行けばいいのね）、今夜はビールでガマンしとこう。ああ、でもなんだか飲み足りないわ。私、ひょっとしてアル中？(￣ー￣；
経済上の理由で飲めない日々が続いても、別にガマンできないわけではないのだけれど。
単に喉が乾いていて、何か飲まずにはいられないのよね。アルコールは脱水を促進するから、程ほどにして後はお茶を飲もう。あちあち。

さて、前回つっこみでご質問のありました、ロゼワインの造り方です。

まず赤ワインは、黒ぶどうをつぶして（破砕といいます）果皮や種ごと発酵させます。ある程度発酵して目標の色と渋みになったところで果皮をしぼって（圧搾といいます）取り除き、さらに後発酵させます。

白ワインは、普通はマスカットのような白ぶどうから造りますが、黒ぶどうからも造られます。
ぶどうはまず破砕してから圧搾し、ジュースだけをしぼり取って発酵させます。

さて問題のロゼですが、これは赤と同じ、黒ぶどうから造ります。
が。
実はロゼの製法には４種類ほどあるそうで。
１．黒ぶどうの短期醸造（半かもし）
　　……通常の赤ワインと同じように仕込み、薄い赤色がついたところで圧搾して果皮を取り除いて、あとは白と同様にして発酵させます。これが一番一般的。
２．黒ぶどうの搾汁発酵（液発酵）
　　……色素の濃い黒ぶどうの果汁をしぼって、白と同様にして発酵させます。
３．黒ぶどうと白ぶどうの混合醸造
　　……黒と白のぶどうを混ぜて赤色の発色具合を調整して造るのですね。工程は１と同じ。
４．赤ワインと白ワインをブレンド
　　……なんと、これはシャンパーニュだけに許された製法とのこと。ちょっと詳しい説明が見つからないのですが、ロゼ・シャンパンはブレンドだったのか？！　ちょっと追調査してみたいところです。

ランブルスコの場合、原料のランブルスコ種というぶどうが黒ぶどうなので、白も当然黒ぶどうからできるわけですが、ロゼは上記１の方法で造るそうですから、皮から出る赤い色素はあまり濃くないのかもしれませんね。

あー、書いてたらまた飲みたくなってしまったよ。
やっぱり私、アル中？(￣ー￣；；；


なんとビールもまだＷ杯仕様。どうしてワインは投げ売り状態だったのにビールは投げ売りにならないのー。でも500ml×６本＝1,420円はいつもより少しだけ安いかしら？

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むうぅ〜〜今日は日記を書いてる途中で３回もフリーズ。
しかも１回は完全に中身消えるしー。しくしく。
ブロードバンドが普及してきた最近でも相変わらずテレホタイム突入直後はつながりにくいけど、これ、サーバーの過負荷だけじゃなくてひょっとしてウィルスのせいかしら。

と思うのも、ウィルスメールが来たから。
今までNIMDAもKLEZもBadtransも、うちの家パソアドレスには来たことなかったのにー。むかぷん。
その正体はワーム型ウイルス「Frethem.K（フレゼムK）」。「Re: Your password!」という件名で届きます。

詳しくはこちらで見てね。
↓
トレンドマイクロ
シマンテック

なんかウチに来たメールにはexeファイルがついてなかったみたいなのだし、今のところ異常は見つかってないので大丈夫かとは思うんですが、これもメーラーでプレビューするだけで実行されるとかいうらしいのでドキドキ。あとでちゃんと調べなきゃ。
昨日一昨日あたりに大量発信されたみたいなので、皆さまもお気を付けくださいませ。

さて、台風は去ったけれども湿気の去らない夜には、またしても発泡酒。
いよいよランブルスコ・シリーズの最後の１本、ロゼを開けてみました。

◆キアリ／ランブルスコ・ロザート

イタリア語ではロゼはロザートというのですね。
赤と白の中間のロゼは、たいていどんなワインでも口当たりが良くて美味しいのですが、このランブルスコでも例外ではありませんでした。
ちょっとした軽いカクテルや、例えは悪いですが缶チューハイくらいの口当たりの良さです。パスタなどの軽いお食事にも、ケーキを食べながらのデザートワインにもぴったり。ほんのり甘くてすっきり、アルコール度も低め。しかも色合いがおしゃれ。
ワイン初心者やお酒初心者なお嬢さんなら、わたしゃ迷わずこれをオススメしますね。

そういう私のワインことはじめは、ポルトガルのマテウス・ロゼだったんですが（笑）


サッポロが発売元になっているので大きな酒屋さんにいけばあるかもしれませんが、私はこちらで宅配を頼んでます。⇒　京橋ワイン
ワイン屋の回し者になるつもりはなかったんですが。。。
それに、あんまりみんなに教えると限定ワインが入ったとき競争者が増えるのやだから（爆）教えたくなかったんですが。。。
こちら、結構よそのネット通販店より安いです。でもってハズレ少ないです。

（イタリア　微発泡ロゼ／7.5％・やや甘口／750ml／840円（特価790円））

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というわけで脳みそも溶けそうな夏は、やっぱり冷えた白ワイン。
ちょっと奮発して買い置きしてある赤も楽しみなんだけれど、この喉ごしのさっぱりさには負けるぅ。
夏に白がいいのは、食べるものもあっさり系・魚介類系が中心になるから、というのもあると思う。……けど、魚介類には本当は、ワインより日本酒のほうが一番あうのよね。特に生の魚介類だと、ワインでは磯の香りも生臭さばかり際立っちゃうんだもの。
生魚介とあわせて飲むなら、やっぱり発泡系か、やや甘口の白かなあ。


◆ピエロ・コンスタンティーニ・ヴィッラ・シモーネ／フラスカーティ・スペリオーレ・ヴィッラ・ディ・プレーティ　1999

「フラスカーティ」というのはイタリア・ローマのあるラツィオ州の地元のワイン。フランスでいうボルドーとかブルゴーニュとか、ドイツでいうモーゼルとかラインガウに当たるような名称でしょうか。
なんと歴代のローマ法王がお食事をするときには、このフラスカーティを飲むのがならわしになっているのだとかなんとか。
そんなフラスカーティ、実はイタリアでは安めの日常的ワインらしいのですが（だって私は普通のフラスカーティも知らなかったので（爆））、今回ワイン屋が自信をもってオススメしてきたのはスペリオーレという格上ワイン、しかも、「ヴィッラ・ディ・プレーティ」という単一畑のブドウだけでできた、とても贅沢なフラスカーティでした。バチカンの御用達ワインでもあるそうなんです。

なるほど、こっくりと濃厚な味わい。香りも複雑です。
このくらい濃いと、ドイツワインなどでは甘〜くなってしまうんですが、これはキリリとしていてべたべたしないんですね。これを冷やして飲んだら……思ったとおり、あっという間に１本開いちゃいました。
それにしても、こんな美味しいのを先にいただいちゃったら、普通のフラスカーティがどんなだか、試せなくなっちゃうなあ。

（イタリア・白・1999／12％・やや辛口／750ml／1,780円）

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あちあちあち。
エアコンつければ冷え過ぎるし、消せばすぐ暑くなるし、夏はやですね。
眠れないので、明日にしようかと思った日記をやっぱり書いてみる。

日曜日は風が強かったけれど、とってもいい天気。
どこにもお出かけはしませんでしたが、ボチボチと家事をしてボチボチと書きものをしてボチボチと昼寝してたら１日終わってしまいました。
書きもの系は最近スランプ。現実世界の自分が疲れているので、闇の自分と向き合えないのです。もうちょっとエネルギーをためこまないと。

日記に書くほど特別なことはなにもなかったのですが、ＮＨＫスペシャルを見てちょっと考えこむ。
今日は『変革の世紀』、知的所有権、著作権がテーマでした。

　人の創造物は作者の権利が守られるべきである。

　人間の生み出した知は独占されるべきではない。

どっちもどっち。もっともな主張。
自分が創り出したものを、他人が勝手に我が物顔で発表したり商品化したりしたら誰だって気分悪い。
でも、過去の優れた作品にインスピレーションを得て、さらに優れたものを再創造していくのもまた文化である。

作者が生きている間は、創造物に対する作者の権利が守られるのは当然だと思う。
でもその人が死んだ後、その創造物でほかの特定の誰かが利益を得るって、根本的におかしいんじゃないだろうか。
でもでも、例えば小説や絵や音楽とかなら作者はだれそれと特定しやすいけれど、映画みたいな大勢の共同作品となると「だれの創造物」と特定するのはとっても難しい。それで版権は法人が持つことになるわけだけれど……そうなると権利には「期限切れ」がなくなるのだろうか。

……難しいわ。

うーん、やっぱり今日は頭がウニなので、考えがまとまりません。
この問題自体、答の出ないことではあるのだろうけれど。

ところで“パチもん”って、なんでそういうのかしら。
誰か由来をご存じでしたら教えてくださいませ。
※ご存じない方のためには、「ニセモノ」という意味だそうです。まあ、知らなかったとはいえ、アタクシの名にふさわしいですわ（爆）。

↓日光のアジサイ、最後の１枚。この台風が去れば梅雨明け？

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今夜の「ふしぎ発見」を見た人は多いと思うけれど、『ミッフィー』の絵本って、言われてみるとたった６色しか使ってなかったのね……。日頃見慣れてしまっているものほど小さな驚き。（・×・）

ミッフィーちゃん、通称うさこちゃんは、本国オランダでは「ナインチェ」。
「小さなうさちゃん」という意味を「うさこちゃん」と訳すほうが圧倒的に正しいのに、なんでアメリカ人がつけた「ミッフィー」という愛称がこんなに広まったのか謎。アメリカ迎合主義か、オラ！と苦々しく思うも、やっぱり「ミッフィーちゃん」のが可愛いイメージなのは否めない。
うさこちゃんの本名はナインチェ・プラウス。オランダ語で「ふわふわのうさちゃん」。
まんまやねん、という感想はさておき、「名前」は原語を尊重すべきなのか、それとも「売れ線」な親しみやすさを重視すべきなのか。

どんな名で呼ばれようとも薔薇は「薔薇」で、モノの本質は呼び名に左右されるものではないと思うけれども、「イメージを名にする」ことによる効果は侮れない。名が体を表すこともまた真実だったりするのだ。
もしもマリリン・モンローがノーマ・ジーンのままだったら、松田聖子が蒲池法子のままだったら、あんなに人気が出たろうか。今ならその名でも十分通用するであろうビッグな才能の持ち主だけれども、素顔のまま“だけ”ではない自分を商品化し価値を高めるためには、それに見合う名は、やはり必要なのかもしれない。
うさこちゃんは本国ではナインチェなのだから、これはちょっと論点がずれているかもしれないけれど……。うさこちゃん自身の魅力で子供たち＆その他のハートはゲットできるに違いなくても、日本人大多数にとっては、その名前はやっぱりナインチェより、うさこちゃんより、「ミッフィー」が、より支持されるのだろう。
名前はただの記号だけれど、その記号によって本質の方向性が支配されることは、確かにある。

なんと呼ばれようと本質は変わらないのだから、こだわる必要もないはずだけれど、名前がアイデンティティーを主張するものとして重視されるのもまた現実。
親がくれた名前を好きでない子供は多いかもしれないけれど、名前を間違えられるとちょっと傷つく。ペンネームや芸名や、ハンドルネームで自分に付ける名への愛着はひとしおだろう。

名前のもつこの力はなんだろう。
ケルトの風習に、「真実の名を知られると自分を支配される」というのがあるけれど、あながち迷信とばかりもいえない気が、最近する。


オランダ関連ということで無理矢理なチューリップ写真（笑）。去年ベランダで咲いたもの。球根のラベルによれば「アペルドーン・エリート」だけど、黄色の縁が微妙〜。必ずしも見本写真通りに花は咲かないのだと知った春の日。それにしてもオランダでは、チューリップの切り花、50本・約600円。うらやまぴー。

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ふあっふぁっふぁ！
というわけで昨日は怠惰病のためにへこたれていた私も、締め切りを無事乗り切って今夜はすっきり気分爽快な週末の夜さっ！！
……来週からはまた地獄の１週間なんだけれどね。。。(￣ー￣；

こんなふうに頑張った日とか疲れた夜こそ高くていいワインを開けるべきなんだけど、残業疲れの今夜は夕飯がショボイのでやめとく。3,000円以上のワインをなんの工夫もない冷や奴と枝豆で飲むのはイヤ〜。

こんな日はウケ狙いのために買ったワインを開けてみましょう。

◆プリマヴェーラ・ロッソ

サッカー日本代表チーム・オフィシャル・ワイン（笑）。
スポンサーのキリンビールが企画した、日本代表応援オリジナルラベル商品。ワールドカップの興奮もすっかり収まった今日この頃、スーパーで投げ売り状態に並べられていたのをつい興味本意で買ってみました。どうぞミーハーと笑っておくんなまし。私、こういうの好きなのよ〜。(￣▽￣；

「プリマヴェーラ」は、かのボッティチェルリの絵でも有名ですが、イタリア語で「春」という意味ですな。そう、イタリアワインです。色合いも軽やかなライトボディのワインなので、ちょっぴり冷やしていただきましょう。
開けたてはほんのりお花のような甘い香りがします。そしてスパイシーな味わい（←最近覚えた表現（笑）ぴりっとした辛さがあるのね）。
安かったので実はあんまり期待していなかったんですが、なかなかまろやかでアルコール臭がつんつんしたりしない、ちゃんとしたワインでした。でも、いつも398円ならテーブルワインにしてもいいけど、850円だったら２度目はいいかな……。
（イタリア　赤／11.5％　やや辛口／750ml／通常850円（特価398円））

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昔からそうだったんだけれど、最近なにをするにも直前まで追い詰められないとエンジンがかからない。

仕事の提出期日が２週間後とかいわれると、なまじ余裕があるものだから、最初の１週間はほとんどぼんやりして無駄に過ごしてしまう。１日中ネットの海にただよって遊んでたり。
そのうち締め切りが近づき、ほかのいくつかの仕事が重なったりして、残業・宿題という自業自得の憂き目にあうのだ。

部屋の掃除や洗濯なんかもついついためてしまう。
まあ平日は家にいないから仕方がないと言い訳もできるんだけど、休日も朝の早いうちから始めれば、快適な午後をゆったり過ごせるのだろうに、寝坊の誘惑に勝てない。
そして短い午後に焦りながらあわただしくするものだから、疲れる疲れる。

趣味のことに至っては、「なんで私、こんな真夜中にやってんの？」と思わないときのほうが珍しい。
「早くしないと日が暮れる」じゃなくて、「早くしないと夜が明ける」という焦燥感が、私のやる気をかきたてるのだろうか。
真夜中になればなるほど、あれをやろう、これをしなくちゃと思い立つことが多くて、気がつけばジャムを煮てたりする。

年間でいうと、年末年始から誕生月（２月）にかけてが一番焦る時期だろうか。
心機一転という気分で、年初や春にやる気が爆発することも多いけど、どちらかというと駆け込みムードで焦ってするほうが多いなあ。
30を過ぎてからネットに目覚め、自己表現というものに熱中し出したのも、人生の残り時間が減っていくことへの焦りに追い立てられてのことなのは、もう間違いない。なにか自分の生きてる証しを形にしたくて、それを誰かに知って欲しくて焦っているのだ。……その割には、形になったものはあまりにも少ないんだけれど。

とても不謹慎な考えなんだけれど、ひょっとして不治の病などを宣告されたりしたら、私の人生はもっと充実して密度の濃いものになるかもしれない。

………と、そんな馬鹿なことを考えている間に仕事をすればいいのだよ、私。（−−；
別に追い詰められなくても時間を作る方法なんて、たくさんあるはずなのにねえ。
私、やっぱり「歩かせるツアー」向き人間なのかな。
見張られてないと仕事できないなんて情けないわ。。。


気持ちがダレダレなのでせめて画像は美しく。日光のアジサイ。

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