2002-07-14 “パチもん”の意味を知ったのは最近のこと
2002-07-13 うさこちゃん
2002-07-12 今頃W杯応援ワイン【プリマヴェーラ】
2002-07-11 締め切り病
2002-07-10 あるかせるつぁー
2002-07-09 微発泡の赤【キアリ・ランブルスコ・ロッソ】
2002-07-07 リンゴのワイン【シードル・アントワネット】
2002-07-06 ニルバーナ　―「涅槃」という名のチーズケーキ―
2002-07-06 日光にいってきました。―その４
2002-07-05 日光にいってきました。―その３

あちあちあち。
エアコンつければ冷え過ぎるし、消せばすぐ暑くなるし、夏はやですね。
眠れないので、明日にしようかと思った日記をやっぱり書いてみる。

日曜日は風が強かったけれど、とってもいい天気。
どこにもお出かけはしませんでしたが、ボチボチと家事をしてボチボチと書きものをしてボチボチと昼寝してたら１日終わってしまいました。
書きもの系は最近スランプ。現実世界の自分が疲れているので、闇の自分と向き合えないのです。もうちょっとエネルギーをためこまないと。

日記に書くほど特別なことはなにもなかったのですが、ＮＨＫスペシャルを見てちょっと考えこむ。
今日は『変革の世紀』、知的所有権、著作権がテーマでした。

　人の創造物は作者の権利が守られるべきである。

　人間の生み出した知は独占されるべきではない。

どっちもどっち。もっともな主張。
自分が創り出したものを、他人が勝手に我が物顔で発表したり商品化したりしたら誰だって気分悪い。
でも、過去の優れた作品にインスピレーションを得て、さらに優れたものを再創造していくのもまた文化である。

作者が生きている間は、創造物に対する作者の権利が守られるのは当然だと思う。
でもその人が死んだ後、その創造物でほかの特定の誰かが利益を得るって、根本的におかしいんじゃないだろうか。
でもでも、例えば小説や絵や音楽とかなら作者はだれそれと特定しやすいけれど、映画みたいな大勢の共同作品となると「だれの創造物」と特定するのはとっても難しい。それで版権は法人が持つことになるわけだけれど……そうなると権利には「期限切れ」がなくなるのだろうか。

……難しいわ。

うーん、やっぱり今日は頭がウニなので、考えがまとまりません。
この問題自体、答の出ないことではあるのだろうけれど。

ところで“パチもん”って、なんでそういうのかしら。
誰か由来をご存じでしたら教えてくださいませ。
※ご存じない方のためには、「ニセモノ」という意味だそうです。まあ、知らなかったとはいえ、アタクシの名にふさわしいですわ（爆）。

↓日光のアジサイ、最後の１枚。この台風が去れば梅雨明け？

先頭 表紙

今夜の「ふしぎ発見」を見た人は多いと思うけれど、『ミッフィー』の絵本って、言われてみるとたった６色しか使ってなかったのね……。日頃見慣れてしまっているものほど小さな驚き。（・×・）

ミッフィーちゃん、通称うさこちゃんは、本国オランダでは「ナインチェ」。
「小さなうさちゃん」という意味を「うさこちゃん」と訳すほうが圧倒的に正しいのに、なんでアメリカ人がつけた「ミッフィー」という愛称がこんなに広まったのか謎。アメリカ迎合主義か、オラ！と苦々しく思うも、やっぱり「ミッフィーちゃん」のが可愛いイメージなのは否めない。
うさこちゃんの本名はナインチェ・プラウス。オランダ語で「ふわふわのうさちゃん」。
まんまやねん、という感想はさておき、「名前」は原語を尊重すべきなのか、それとも「売れ線」な親しみやすさを重視すべきなのか。

どんな名で呼ばれようとも薔薇は「薔薇」で、モノの本質は呼び名に左右されるものではないと思うけれども、「イメージを名にする」ことによる効果は侮れない。名が体を表すこともまた真実だったりするのだ。
もしもマリリン・モンローがノーマ・ジーンのままだったら、松田聖子が蒲池法子のままだったら、あんなに人気が出たろうか。今ならその名でも十分通用するであろうビッグな才能の持ち主だけれども、素顔のまま“だけ”ではない自分を商品化し価値を高めるためには、それに見合う名は、やはり必要なのかもしれない。
うさこちゃんは本国ではナインチェなのだから、これはちょっと論点がずれているかもしれないけれど……。うさこちゃん自身の魅力で子供たち＆その他のハートはゲットできるに違いなくても、日本人大多数にとっては、その名前はやっぱりナインチェより、うさこちゃんより、「ミッフィー」が、より支持されるのだろう。
名前はただの記号だけれど、その記号によって本質の方向性が支配されることは、確かにある。

なんと呼ばれようと本質は変わらないのだから、こだわる必要もないはずだけれど、名前がアイデンティティーを主張するものとして重視されるのもまた現実。
親がくれた名前を好きでない子供は多いかもしれないけれど、名前を間違えられるとちょっと傷つく。ペンネームや芸名や、ハンドルネームで自分に付ける名への愛着はひとしおだろう。

名前のもつこの力はなんだろう。
ケルトの風習に、「真実の名を知られると自分を支配される」というのがあるけれど、あながち迷信とばかりもいえない気が、最近する。


オランダ関連ということで無理矢理なチューリップ写真（笑）。去年ベランダで咲いたもの。球根のラベルによれば「アペルドーン・エリート」だけど、黄色の縁が微妙〜。必ずしも見本写真通りに花は咲かないのだと知った春の日。それにしてもオランダでは、チューリップの切り花、50本・約600円。うらやまぴー。

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ふあっふぁっふぁ！
というわけで昨日は怠惰病のためにへこたれていた私も、締め切りを無事乗り切って今夜はすっきり気分爽快な週末の夜さっ！！
……来週からはまた地獄の１週間なんだけれどね。。。(￣ー￣；

こんなふうに頑張った日とか疲れた夜こそ高くていいワインを開けるべきなんだけど、残業疲れの今夜は夕飯がショボイのでやめとく。3,000円以上のワインをなんの工夫もない冷や奴と枝豆で飲むのはイヤ〜。

こんな日はウケ狙いのために買ったワインを開けてみましょう。

◆プリマヴェーラ・ロッソ

サッカー日本代表チーム・オフィシャル・ワイン（笑）。
スポンサーのキリンビールが企画した、日本代表応援オリジナルラベル商品。ワールドカップの興奮もすっかり収まった今日この頃、スーパーで投げ売り状態に並べられていたのをつい興味本意で買ってみました。どうぞミーハーと笑っておくんなまし。私、こういうの好きなのよ〜。(￣▽￣；

「プリマヴェーラ」は、かのボッティチェルリの絵でも有名ですが、イタリア語で「春」という意味ですな。そう、イタリアワインです。色合いも軽やかなライトボディのワインなので、ちょっぴり冷やしていただきましょう。
開けたてはほんのりお花のような甘い香りがします。そしてスパイシーな味わい（←最近覚えた表現（笑）ぴりっとした辛さがあるのね）。
安かったので実はあんまり期待していなかったんですが、なかなかまろやかでアルコール臭がつんつんしたりしない、ちゃんとしたワインでした。でも、いつも398円ならテーブルワインにしてもいいけど、850円だったら２度目はいいかな……。
（イタリア　赤／11.5％　やや辛口／750ml／通常850円（特価398円））

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昔からそうだったんだけれど、最近なにをするにも直前まで追い詰められないとエンジンがかからない。

仕事の提出期日が２週間後とかいわれると、なまじ余裕があるものだから、最初の１週間はほとんどぼんやりして無駄に過ごしてしまう。１日中ネットの海にただよって遊んでたり。
そのうち締め切りが近づき、ほかのいくつかの仕事が重なったりして、残業・宿題という自業自得の憂き目にあうのだ。

部屋の掃除や洗濯なんかもついついためてしまう。
まあ平日は家にいないから仕方がないと言い訳もできるんだけど、休日も朝の早いうちから始めれば、快適な午後をゆったり過ごせるのだろうに、寝坊の誘惑に勝てない。
そして短い午後に焦りながらあわただしくするものだから、疲れる疲れる。

趣味のことに至っては、「なんで私、こんな真夜中にやってんの？」と思わないときのほうが珍しい。
「早くしないと日が暮れる」じゃなくて、「早くしないと夜が明ける」という焦燥感が、私のやる気をかきたてるのだろうか。
真夜中になればなるほど、あれをやろう、これをしなくちゃと思い立つことが多くて、気がつけばジャムを煮てたりする。

年間でいうと、年末年始から誕生月（２月）にかけてが一番焦る時期だろうか。
心機一転という気分で、年初や春にやる気が爆発することも多いけど、どちらかというと駆け込みムードで焦ってするほうが多いなあ。
30を過ぎてからネットに目覚め、自己表現というものに熱中し出したのも、人生の残り時間が減っていくことへの焦りに追い立てられてのことなのは、もう間違いない。なにか自分の生きてる証しを形にしたくて、それを誰かに知って欲しくて焦っているのだ。……その割には、形になったものはあまりにも少ないんだけれど。

とても不謹慎な考えなんだけれど、ひょっとして不治の病などを宣告されたりしたら、私の人生はもっと充実して密度の濃いものになるかもしれない。

………と、そんな馬鹿なことを考えている間に仕事をすればいいのだよ、私。（−−；
別に追い詰められなくても時間を作る方法なんて、たくさんあるはずなのにねえ。
私、やっぱり「歩かせるツアー」向き人間なのかな。
見張られてないと仕事できないなんて情けないわ。。。


気持ちがダレダレなのでせめて画像は美しく。日光のアジサイ。

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……が気になったので調べてみた。（※前回のつっこみ参照）

低血圧で一見虚弱体質に見えるアタクシ、実は病気知らずの超健康体（将来の心配はボケだけ。うう。）なので、クスリのことって全然知らないの。
ウチにある薬っていったら、バファリン（常備）とドリスタン（冬季限定）とサクロン（しかも２年前で期限が切れている←危ない）だけだもんね。

教えて、ぐーぐる♪

………………

一番最初にひっかかったサイト　⇒ここ

・トイレに２個落として２０分そのままにします。軽くブラシしてからトイレを流すと便器が真っ白になります。

なぬっ？　人間用の薬品じゃなかったの？？？

ほかには
・底がよごれた花瓶にアルカセルツァーを２個入れて水を入れるときれいにステインが落ちます。
・宝石を磨く時にアルカセルツァーをボールの水に２個入れて宝石を２、３分つけておくとみがかずに輝きます。
・魔法瓶の底の汚れは魔法瓶に水をいれてアルカセルツァーを４個入れて、最低１時間そのままにしておきます。必要な場合はもっと長く置いておきます。
・下水が詰まったらシンクをきれいにしてから、アルカセルツァーを３個入れて、酢をカップ一杯分注ぎます。２、３、分したら熱いお湯を注ぐとすっきり詰まりが洗浄されます。

……ご家庭の万能洗剤だったのか。知らなかったわ……(￣ー￣；

ちなみにほかのサイトでちゃんとアルカセルツァーがなんだったのかはわかりました。
レモン味の発泡性薬品で、胃もたれすっきり、二日酔いによく効くのね。
あれ？
ほかの薬品メーカーのサイトでは「解熱・鎮痛剤」になってるよ？？
これってなんにでも効くってこと？？？

謎が深まった。


なんか画像入りに慣れると、なにもないと淋しいカンジ。
ってわけで、最近お掃除のおばさんが日替わりでトイレに飾ってくれるお花。

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ひさびさ残業でくたびれました。
まだ実は宿題を持ち帰って来ているので、日記を書いたりみんなの日記を読んでる場合じゃないのですが、もう飽きてしまいました。（オイ）
集中できないし、今夜はもうこのへんにして寝ようかな。明日がんばって間に合わせればいいかしら。締め切りまでに間に合うかな〜。

寝る前に昨日の残りのワインを少し。
ここんとこ毎日日記書いてましたが、旅行記まとめ書きだったのでちょっと時差が出てます（笑）　昨日は特に事件もなかったし。

◆キアリ／ランブルスコ・ロッソ

先日飲んだキアリ社の微発泡ワイン、ランブルスコの赤（ロッソ）です。最初の泡立ちはビアンコと同じくらいですが、さーっと引いてしまうのでシャッターに間に合いませんでした（笑）。でも口に含むとシュワシュワ〜としたわずかな刺激が心地良いです。
ボトルの色はオリーブグリーン。ビアンコの薄緑のボトルと淡いシャンパンカラーのほうが見た目にも涼しいですが、よく冷えたロッソも飲み口の爽やかさでは負けてません。もっとも、ぬるい炭酸系なんて飲めませんよね。(^^；
なんでシャンパンでもビールでもオロナミンＣでも、炭酸モノは冷えてるほうが美味しいんでしょう。不思議です。

同じ微発泡の赤ということでイル・ポッジョのランブルスコ・グラスパロッサと比べると……うーん、こっちのほうが少し辛めかな？　甘くないブドウジュースって感じですが、やっぱりグラスパロッサのほうが濃厚かも。
（イタリア／微発泡赤／7.5％　やや甘口／750ml／840円（特価790円））

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旅行帰りの日曜日は、筋肉痛にひーこらしながら過ごした軟弱なアタクシ。
寺や神社ってなんでああ石段多いのかしらね。（そりは寺や神社だからなんだが）
しかも暑い〜。
週末が雨だなんて全然ウソね。まあ、このアタクシが旅行に行ってきたんだから当然よね。ちなみに私は台風通過中の旅行でも１粒の雨にも濡れなかった過去を持つオンナである。
とりあえず、せっかく晴れたので朝からお洗濯してお掃除して日記を書いて……

夕飯はまたチーズケーキ。（爆）

いやん、太っちゃう。。。
来週は健康診断があるのに。

そんな、ごはんも食べずにケーキを食べる私にぴったりのお酒があります。
以前たくさん買い込んで、旧日記にも書いたんですが、もう一度ご紹介しましょう。

◆ロングヴィル／シードル・アントワネット

本場ノルマンディーのリンゴのスパークリング・ワイン。それがシードル。
これはその中でも、「アントワネット」という品種のリンゴだけで造られたシードルです。ビール並みのアルコール度で、甘みが少なく果実味たっぷり。ビールみたいに泡立ちますが炭酸はきつくありません。
だから暑い夏には最適で、キンキンに冷やしてガンガン飲むのが快感。
少し苦いかな、と思うくらい甘味が少ないので、こってりチーズケーキを食べながら飲んでもすっきりさっぱり。
（シードル／4.0％　やや甘口／750ml／690円）

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さてさて、思いがけず日光旅行を満喫したアタクシは、最後のとどめに素晴らしいお土産を買って東京へ帰ってまいりました。

それは、日光駅のすぐ隣にあるケーキショップ『明治の館』のレアチーズケーキ。
その名も「日瑠華（ニルバーナ）」。
ニルバーナといやアナタ、故・沖雅也氏の「涅槃で待つ」ですわよ。（わかった人はアタクシと同年代か芸能オタクね（笑））
それはともかく、「悟りと至福の境地」という名のケーキとはいったい何事？

日光山詣でをじっくり３時間ほどかけて終えた私たちは、金谷ホテルで昼食を食べたあと、食後のお茶をするべく駅前まで戻ってきました。
そこで目に留まった小さな……カフェ兼テイクアウトショップ。
地味めの外観に、内装はカントリー調。パウンドケーキやパン、ジャムなどのテイクアウト品が並んだ店内。そしてガラスケースの中には、レアチーズをはじめ、クラシックタイプのチョコケーキにタルトタタン、焼きプリン、と比較的ベーシックなケーキがずらり。
一同「ニルバーナ」のネーミングに圧倒されながらも、しばし悩んだ挙句、それぞれ違うものをオーダーして２階の喫茶室へ。
そしてお約束のようにつっつきっこ。

……………………



美味し〜い♪♪♪

私の頼んだチョコロール（薄いチョコスポンジでたっぷりのクリーム（生＋サワークリームと思われる）をロールしたもの）も超絶美味しかったのですが、ニルバーナときたら……

一同、なにかを悟りました。

そして私は決めました。

今夜の夕飯、これにする！

というわけで、小さいほうのホール（1,500円）をゲットし、奥湯元へと向かう一行に別れを告げて１人先に日光を後にした私は、家に帰る早々ニューサマーオレンジの残りでジャムを煮たのでした。
……本当はみかんシャーベットを作ろうと思っていたんだけど、どうしてもチーズケーキに添えたくなったのよね〜。

む〜。美味を独り占めする至福。

これぞ涅槃。　　……なんか違う？

あ〜、日光行ってよかった。

あとでわかったんですが、『明治の館』は西洋料理やフランス懐石のレストランの系列のカフェでした。本店はレトロな古い洋館を改装した、ムードたっぷりなレストランらしいです。行ってみた〜い。

↓こってり濃厚ながらも甘さ控えめで、１ホールくらいぺろりといけそうなチーズケーキ、ニルバーナ

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日光山観光編。
６日は朝食後解散して自由行動。一般的団体行動が基本的に嫌いなわが社の面々は、ぞろぞろ列をなして観光することは非常にまれ。おじさん軍団からは早々に解放されて、女性グループだけでの観光モードに。
私は当初、東照宮だけ１人でじっくり散策してから帰るつもりだったけど、レンタカーを借りて奥湯元まで足を伸ばしてもう一泊する予定の３人が、東照宮観光の後、駅まで送ってくれるというので、お昼まで同行させてもらうことにした。路線バス、１時間に１本くらいずつしかないんだもの。

東照宮、と一口に言ってしまいがちだけど、日光山は輪王寺というお寺がメインで、徳川公のお社である東照宮や霊廟はいわば後付けのオプション。
古くから関東の一大霊場として栄えていた地には違いないけれど、徳川家康がここに祭られたことによってますます観光名所として人気が出たといえる。

私たちが小学生の頃、関東圏では日光が修学旅行のメッカだった。
今ならディズニーランドなんかへ行ったりするんだろうけれど、昔はそんな、学校の旅行で遊園地へ行くような発想はなかった。今では家庭の行楽でさえ、日光江戸村や猿軍団へは出かけても、子供を連れて東照宮へ行く親は少ないんじゃないだろうか。
ということは、そういう子供たちは、日光のような観光名所を知らないままに大きくなるのかな。
確かに、古い文化財や名所旧跡の良さやありがたみは、大人になってからでなければ真に理解できないとは思う。だけれど、子供たちが興味を持たないから、という理由だけで安易な娯楽優先に走っていいんだろうか。

などと、ちょっと真面目なことも考えつつ、久々に緑いっぱいの中を歩く歩く。
緻密で華麗な装飾の陽明門に、三猿、眠り猫、鳴き竜。
日光の文化財って、シンボルとしてのわかりやすさを備えたものが多い。江戸時代の人々にとって日光山の神社仏閣は、祈りの場であると同時に、単なる物見遊山の対象でもあったのだろう。とするなら、娯楽優先の現代人を嘆かわしくばかり思う必要もないのかな。

↓文章ばかり多かったので、ちょっと重くて申し訳ありませんが、日光山のハイライト・スポットをまとめてどうぞ。

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さて、問題の娯楽編。
温泉に入れない代わりに、今年は別のお楽しみでリラクゼーションを満喫♪　スナックでカラオケはもう卒業じゃ〜。

【第一弾◇フットマッサージ！！】
最近、温泉ホテルにも珍しくなくなってきた足の裏マッサージ。以前には、どこでだか忘れたけど足の裏エステ（角質取ってくれるやつね）を試したことありましたが、今回は料金会社持ちが許されたので、女性陣こぞって挑戦。
10分コース1030円から最長30分コースまで。人数多いので10分ずつで順番に。
足裏マッサージって、身体の悪いところのツボを押されるとすごい痛いものだけど、わが社の女性陣の場合、全員そろって「痛い！」と叫んだのは目のツボ。みんな疲れ目なのね〜。
同じように揉んでもらってるのに、面白いくらい痛みの訴え方が人によってマチマチ。私はあんまり痛くありませんでしたが、なんだか痛くないと「やってもらった〜」って実感が少なくて淋しいカンジ。
施術師さんはまだ若いお姉さん。営業時間オーバーなのに無理言ってすみませんでした。でもネジが外れて壊れた椅子を直してあげたからいいわよね（笑）

【第二弾◇整体マッサージ！！！】
今まで温泉宿のマッサージなんて、なんだかアヤシイイメージを抱いていたけれど、館内に貼られてた案内チラシに書いてあった「整体」の文字に、女性陣こぞって興味シンシン。
料金会社持ちに勇気百倍（謎）で、はじめて試してみることに。お値段はよく覚えてないけど、10分1000円ちょっとくらいからだったはず。４人で20分ずつで予約しましたが、結局５人分やってもらっちゃった。先生、ありがとう♪
みんなが先にやってる間に部屋風呂でシャワーを浴びてさっぱり。さあやるぞ〜と気合いモウレツ。リラックスするんじゃないのか？

なんと、驚いたことに、先生は首と肩に触れただけで、どこが悪いかぴったり当てるのです！
私の場合は、首をちょっと触っただけで「睡眠不足ですね」ときたもんだ。(￣□￣；　すごい！！
ほかのみんなも胃が悪いとか、ホルモンバランスが悪いとか、日頃自覚のある症状をぴたりと言い当てられて驚きまくり。
私は、身体は健康そのものらしいのだけど、寝不足と首の凝りをそのままにしておくと将来ボケる可能性大と言われて大ショック！！！(￣□￣|||
最近、もの忘れ激しいし、難しいこと考えるの面倒になってきたし、思い当たるフシありすぎ。首の凝りで脳への血流が悪くなると、脳細胞がダメージを受けるのだ！
やっぱり寝っ転がった姿勢で毎晩遅くまでパソコンしてるのがいけないのかしら。飲み過ぎで肝臓が悪いと言われるより衝撃だったわ……気をつけなくちゃ。
肝心のマッサージは、ていねいに揉みほぐしてもらって、全員大満足でした♪　クセになりそう〜。
満足度ポイント・一気に50点プラス☆

というわけで生活習慣改善を心に誓ったアタクシ。
宴会の残りの赤ワイン（ボジョレー・ヴィラージュでしたわ）を部屋に持ち帰りしたものを、約コップ３倍分だけいただいて、１時には早々就寝。旅行に来ると規則正しい生活で、かえって健康的になるわよね。（笑）

↓日光のアジサイ。綺麗なもの見て心もリフレッシュ♪

先頭 表紙