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復活! マイケルの「小さなことからコツコツ党宣言」

先ずは自分と周囲の人が幸せになるにはどうすればいいかを考えてみる。

基本的にFacebookに書いたものからエントリーを厳選し、実名やらを編集したり、ひまじんの文字数制限を満たす様に削ったりしてます。Facebookの方に興味がある場合は、コメントなどでお知らせください。でも、後で思いついた小ネタをひまじんの方だけに仕込むこともありますよ。

目次 (総目次)   [次の10件を表示]   表紙

2005-09-08 北京の街角で(3)
2005-09-07 北京の街角で(2)
2005-09-06 北京の街角で
2005-01-20 トマティーナ報告〜完結篇の後篇
2005-01-17 トマティーナ報告〜完結篇の前篇
2004-10-16 奇蹟再び! (Joao Girberto 10/11 @ 東京国際フォーラムA)
2004-09-17 トマティーナ報告〜(5) 棒上り大会
2004-09-03 トマティーナ報告〜(4) ウォータープルーフ・ジュードー・マスター
2004-09-02 トマティーナ報告〜(3) 調達したのは...
2004-09-02 トマティーナ報告〜(2) 去年のフェリアの教訓を踏まえ...


2005-09-08 北京の街角で(3)


今度は本物です(笑)。

出張で先週後半から今週頭にかけて北京に行ってきたわけなんですが、自由時間が取れたので市内をうろついていると、丁度その日にオープンしたユニクロ北京店の案内を見かけました。

中国語のコピーって、漢字ばっかりだっていうのもあるんですけど、偉い仰々しいですよね〜 「満足全家人的穿着需求」...要するに家族みんなの欲しい服がありますってことでしょ?

それにしても「男装・女装」ってのは「メンズウェア・レディスウェア」のことなんだけど、日本語的な感覚だとつい笑っちゃいますねぇ。

お店にも立ち寄ってみましたが、日本のお店と雰囲気とか品揃えの感じは一緒でした。ただ値段も日本で買うのとそう変わらない設定でしたが...

先頭 表紙

多分そう。 でもうちの事業部で扱っている機械の場合、生産は中国でも中国国内で売るためには中国専用modelと言うのを起こさないと輸入再販手続きが必要で、関税がっぽり取られると聞いたことがある。洋服の例は知らないけど... / マイケル ( 2005-09-12 14:59 )
やっぱり,Made in Chinaなんでしょ.一度日本に来て送り返す訳ないよね. / 八百八六助 ( 2005-09-10 11:49 )
ちなみにユニクロは中国語で「優衣庫」。発音はヨウイクかな? 元々「ユニーク・クロージング・ウェアハウス」が由来だから、音より意味を優先させたんだねぇ。 / マイケル ( 2005-09-08 18:31 )

2005-09-07 北京の街角で(2)


これも某ファーストフードチェーンを髣髴とさせる看板だこと...

検索エンジンで「永和大王」を入力すると、それを指摘する書き込みに結構ヒットします。

やっぱり皆、同じこと考えるんだなぁ。

先頭 表紙

...かも知れません / マイケル ( 2005-09-07 15:13 )
う〜ん…文化なのか!? / azzurri ( 2005-09-07 13:51 )

2005-09-06 北京の街角で


ローカルのスポーツブランドのショップなんだけど、このコピー(「Anything is possible」)とこのマーク、殆ど反則モノだと思いません?

先頭 表紙

ここ以外にもN○KEモドキみたいなマークをつけたブランドがいくつかありました。 / マイケル ( 2005-09-07 12:34 )
反則スレスレ!? / azzurri ( 2005-09-06 13:16 )

2005-01-20 トマティーナ報告〜完結篇の後篇

大いなる満足感を胸に広場を立ち去ろうとした時、「ヤァーッ!」と一人の男が僕の前に立ちはだかった。パッと見、日本人大学生。フツーにトマトまみれのTシャツ・短パンで、僕とさほど背格好は変わらない小柄な男。

ジュードー・マスターとしては展開上、この挑戦を(いやでも)受けねばならない立場である。しかし、この「ジュードー・マスター」という「キャラ」は私が頭の中で勝手にこしらえた設定である。柔道に関しては高校の体育でやったくらいで、もちろん全くのド素人なのだ。

とはいうものの、僕は自分が作り上げた「日本から来たジュードー・マスター、気は優しくて力持ち。」なキャラに忠実であろうと祭りの間、常に心がけていた。トマト投げが始まる前には、地元の子供を肩車してあげたりもしたのだ。

そんな僕の前に突如現れた刺客が、大外刈りをしかけてくる。相手もズブの素人と見えて、脚をかけて力づくで押してくるだけだ。

でも「柔よく剛を制す」という言葉を僕に当てはめるのは間違っている。相手の力をうまく利用する術を覚えれば、ただの一方的な力に対抗しうる、というだけであって、「柔」の道を学んでない者にとってはそんなのは無意味なお題目である。。

ド素人がかける大外刈りなんてのは、得てしてそのまま返り討ちにあうケースが多いが、僕にはそれを撥ね返す力はなかった。必死に抵抗しつつ、

「お前が投げられろ! 空気読め、バカ!」

という言葉もむなしく、ゆっくりと力なくトマト汁の中に崩れてゆくだけだった。

===

特設の屋外シャワーで体を洗い、柔道着はゴミ箱に捨て、鉄道でヴァレンシアに戻った。

ホテルに預けた荷物をピックアップした後、バルセロナ行きの飛行機に乗った。その夜はカンプ・ノウで、FCバルセロナとACミランの親善試合が行われ、それを観に行ったのだ。

試合は3−0でバルセロナの勝利。ロナウジーニョもプジョルも出ていなかったけど、超攻撃的な展開にはワクワクしっぱなしだったし、地元サポーターの熱狂振りも楽しかった。

スタジアムを後にして歩いている最中、耳が少し痒かったので、人差し指で耳介の襞を触ってみた。するとそこからは乾いたトマトがボロボロ出てきた。頭は一生懸命洗ったけど、耳は意外と盲点だったな...

<以上でトマト日記は完結です>

先頭 表紙

俺は投げられる役を演じきりますよ! / チャンプルー ( 2005-06-10 01:04 )
はじめまして、「トマティーナ」のページ作ってるシトラスです。凄く面白い日記書かれてるじゃないですか!ぜひ私のサイトの「トマティーナ」のページからリンクさせて頂きたいのですが、大丈夫でしょうか? / シトラス ( 2005-01-29 03:56 )
量産体制に入るから手伝って! / マイケル ( 2005-01-24 20:55 )
耳の中でドライトマトでも作っててください. / 八百八六助 ( 2005-01-22 22:19 )

2005-01-17 トマティーナ報告〜完結篇の前篇


こんなに引っ張る程のネタではなかったのだが...

さて、棒上りの喧騒をよそに、僕は広場から続く緩い坂道を上る。
トマト祭りは12時に空砲を合図に始まる。その時、トマトはダンプカーに満載された状態でその坂道の上からやってくるのだ。このサイトでいうところのA地点だ。少しでも早く、そしてたくさんトマトを投げたいのなら坂道を登って待機すべし。

トマト投げが始まってからのことは、あんまり憶えてない。ただ、自分の生涯で最大級の脳内麻薬が分泌されていただろうことは疑う余地もない。そういえば、子供の頃に見たテレビや映画には頻繁にパイ投げをやる場面があって、見ている分には全然面白くなかったんだけど、やってみるとこんな風に面白いのかもしれない。(でも今更、自腹でパイ投げをしようとは思わないけど。)

さて、足の踏み場もないほど混雑するようなB・C地点(先程のリンクを参照のこと)とは異なり、A地点付近では多少なりとも道の真ん中に空間が開くので、つい道を挟んで対峙する相手に向かってトマトを投げてしまうのだが、もちろんこの祭りは敵と味方に分かれて争うわけではない。油断していると横から、後ろからトマトが飛んでくるし、至近距離からもぶつけられる。つまりどこから飛んでくるか分からない。しかもトマトは(一旦手で握りつぶしてから投げるようにお達しが出ているが)結構硬く、当たると相当痛い。でも脳内麻薬のおかげで大笑いしながら投げてしまう。

投げるトマトがなくなっても、道に落ちているトマトのカスを投げたり、それを顔に擦り付けたり、とまだまだ続く。そんなこんなで3〜40分も戦っていると、心地良い疲労感が体を包み、投げる物が無くなった事もあって、すっかり「まったりモード」。

開始から1時間後に、再び空砲が鳴り響き、祭りは終了。僕も坂道を降りて広場の方に向かうと、そこはくるぶし辺りまでトマトジュースに浸った状態。

そして新聞・テレビなどのメディアの記者はここに集っていた。僕もスペインのテレビ局のカメラに向かって何かのお決まりのフレーズ(多分番組のタイトルか何か)を叫ぶ、という役目を仰せつかったが、カミカミでNG連発(というかフレーズが憶えきれない)。多分採用されなかったでしょう。

広場には日本のクルーも来ていました。レポーターが1人と現地人カメラマン1人。僕はその模様をちょっと遠巻きに見てました。というのも、スペインの放送局に「日本から来たバカ」と取り上げられるのは嬉しい。でも日本の局に「こんなところでまた日本人がバカやっている」と扱われるのはヤダ、という屈折した心境からです。まぁ、レポーターの人と目が合ったときも、先方は全然こっちに興味を示さなかったし。おそらく彼らにも事前の撮影プランがあって、僕みたいな「柔道着でトマトまみれ」なんて画は想定外で、できれば映って欲しくなかったに違いないんでしょう(笑)。

彼らはレポートの最後に、ラテン系の兄ちゃんたちにトマトまみれにされるという「お約束の画」を撮ってました。ちょうど「お正月を海外で迎えた方の帰国ラッシュで賑わう成田空港...」とか言うアレと一緒で毎年同じスクリプトのルーチンワーク(別名:季節の風物詩)、なんでしょうな。

【写真】バレンシアで行動をともにした京都の大学生から貰った祭りの様子

先頭 表紙

写真には写っていないけど、結構女性もいましたよ〜 男くさいかどうかはわかりませんが、トマトくさいことは確実... (当たり前か) 僕ももう一回くらい行ってもいいかなぁと思っているので(笑)、みなみさんが行かれるときは声をかけてください。 / マイケル ( 2005-01-22 15:29 )
男くさい祭りと聞いてはいましたが、本当にその通りのようですね。ああ、でもやっぱり行きたいトマティーナ。リポーター氏の嬉しそうなアホヅラが超ナイスです。惚れました。 / みなみ ( 2005-01-20 23:57 )
あっ、完結している!!!(嬉) / みなみ@いまからよみます ( 2005-01-20 23:53 )

2004-10-16 奇蹟再び! (Joao Girberto 10/11 @ 東京国際フォーラムA)

昨年に引き続き来日した、Joao Gilberto。その最終日のコンサートに行ってきました。もう4日も経つのに僕の魂は抜けきったまま。未だ社会復帰が出来てません。

1931年生まれの Joao は、今年73歳。しかし、彼は「円」を稼ぐためにやってくる、その他大勢のアーティストとは違い、演奏する曲こそ何十年も前の古いサンバだとしても、彼以外の誰もなしえない独自のスタイルで提示し、しかも今なお進化を続けている現役のアーティストなのです。

僕は彼のパフォーマンスの最中、奇蹟が、芸術がまさにその場で生み出される瞬間に立ち会っている感動に震えっぱなしでした。

今回も前回の横浜以上にサプライズ満載の忘れられない夜になりました。

まず、開演時間からたった30分遅れでスタートしたこと。僕が開演15分前に東京国際フォーラムに着いた時点では、既に会場入りしていた模様です...ってフツウはそれが当たり前ですね。

恒例?の「フリーズ・タイム」は16曲目の後に約20分。18曲目の後に一旦退席するも、すぐに戻ってきて、エアコンに対する不満を述べつつも「三月の水」「まなざし」など次々と演奏。

「Desafinado」では、一旦コーダまで行ったのに、また冒頭の歌詞に戻って歌いだしました!「あぁ、Joao もまだまだこの場に居たいんだなぁ」と感激。そして、これが34曲目(それまでの来日公演では33曲が最多)。2度目のアンコールで「Corcovado」「Estate」...と次々とお馴染みの曲を披露。

そして38曲目の「Chega de Saudade」の後に嬉しすぎるサプライズが。

ギターをポロンポロン弾きながら「♪Japåo」と即興で歌いだしたのだ!

Japåo, meu coração.
Je vous aime beaucoup
Japåo, meu coração.

Joao が日本のオーディエンスのために捧げたオリジナルの歌だ。2度目の「coração.」で、自分のハートを指差し、そしてその手を広げて我々に向けた。

まるで「この曲をあなたたちに」と言っているようだった。(泣けてきた!)

そして39曲目にいよいよ「イパネマの娘」だ。

「もうこれで悔いは残らない!」と誰もが思ったはず。会場全体が自然にスタンディング・オベーションになった。

ところが立ち上がってお辞儀をした Joao が何とまた座って淡々と演奏を始めたのだ! 

「きっと今夜は持ち歌全部演奏するつもりに違いない」と一瞬思った。「今夜はそのまま会場に泊り込むか...」とも。

しかし、残念なことに?「Aquarela do Brasil」の演奏を最後に、2004年の来日公演は終了した。「最後の締めには、もうこれしかない。」という選曲だったと思う。(ちなみにキリン「淡麗」のCM等でお馴染みの、ある意味、ブラジルの国民歌)

それにしても即興の「♪Japåo」を除いても45曲、固まっていた時間を含めても、3時間45分という充実のステージ!

去年の初来日時に Joao は「捜し求めてたオーディエンスにやっと出会えた。ここでだったら死んでもかまわない」というニュアンスのことを言っていたらしい。会場には5千人に超える観客がいると言うのに、開演前や曲間には本当に物音一つしない沈黙が訪れるのだ(なぜ100人程度の映画館でそれが出来ないのか不思議なんだが)

Joao はそんな日本を気に入って、日本の田舎に住みたいと言っているらしい。僕が総理大臣なら彼に家だけではなく日本国籍を与えてしまうのに。そして人間国宝と国民栄誉賞もダブルで与えてしまうのだが...

先頭 表紙

ricaさん、「Nextstop Wonderland」、再度見てみたらなかなか面白い映画でした。是非一度見てください。そして作中に何度も出て来るパブを発見してもらえませんか? (笑) / マイケル ( 2005-01-18 17:37 )
ウサ子さん、トマトの記事よりも再会の方が先に来てしまいましたが... / マイケル ( 2005-01-18 17:35 )
さにゃえもん! 実際問題、ブラジルよりも日本の方がジョアンの生歌に触れるチャンスは多いみたいです。もし2005年にも来るようでしたら是非! (ってお誘いすればいいんですよね) / マイケル ( 2005-01-18 17:34 )
azzurri さん、大変お待たせしました... / マイケル ( 2005-01-18 17:32 )
六さん、トマトは投げました。社会復帰は未だです(謎)。 / マイケル ( 2005-01-18 17:32 )
頂いたつっこみに返答が出来なくなってしまいました!ところでボストンの水族館が舞台(?)になった映画なんてあるんですね〜。舞台というか役の設定か。バルセロナ行きは楽しく計画中です♪ / rica ( 2004-11-22 06:18 )
昨晩はありがとうございましたー。トマト投げの続きがんばってくださいね☆またお会いできるのを楽しみにしております。 / ウサ子 ( 2004-11-20 21:01 )
やっぱり二年目ともなるとフリーズタイムの観衆の対応も慣れたもの? いいなあ・・・また行きそびれてしまった・・・・。日本国宝与えて呼んできてくだされ。 そうしたらライブに行ける機会が増えるー! / 自分本位さにゃえもん ( 2004-10-21 00:06 )
トマト投げは? / azzurri ( 2004-10-20 23:52 )
早く社会復帰して,トマトを投げなさい! / 八百八六助 ( 2004-10-17 17:17 )

2004-09-17 トマティーナ報告〜(5) 棒上り大会

トマト投げはそもそも1週間かけて行われるブニョルの村祭りの中のホンの一部なのです。
とはいえ、村の外からわざわざ人がやってくるようなイベントは1週間通じての祭りの中でもトマト投げくらいだろうというのもまた事実。

で、トマト投げが始まるのは正午からだけど、11時頃から村の広場では「Palo Jabón」なるイベントも行われている。これは直訳すると「石鹸の木」という意味だけど、一種の上り棒競争で、石鹸が塗ったくられている棒の先端に生ハムが括りつけられているのを取りに行く、というもの。

僕はてっきりこれは、挑戦者が順番に並んで一人ずつ挑戦する、というものだと思っていたのですが、さにあらず。僕の眼に映ったのは、上半身裸の男たちが「ウォォォォォー」という雄叫びを発しながら棒の周りを何重にも取り囲んでいる光景でした。みんなヤバすぎるくらいのハイテンション。

根元の方に2段、3段の人垣が出来ている。更に上を目指す人はその人垣を踏み台にして幹にしがみつき、そして脱いだTシャツやタオルなどで、幹にこびりついた石鹸を削ぎ落としながら徐々に登ってゆかねばならないのだ。

しかし、その辺りはチームプレーではないので、協力し合っているように見えて、実は足を引っ張り合っていたりで、思うほど簡単には登れない。猿のようにスルスルスルッと登る猛者が現れると広場は大合唱に包まれる。

「♪オレ〜オレオレオレ〜」

サッカーの応援でお馴染みのアノ曲なんだけど、こういうシチュエーションで歌うのって正しい?

しかし、頂上までたどり着けないとわかると歌声もフェイド・アウト。そして思い出した頃にまた大合唱の繰り返し。

さて、その時、ジュードー・マスターは来るべきトマト投げに備えて、ベストポジションを模索していた。ホントのところは高所恐怖症なので棒登りに参加したくてもできないのだが、それはナイショなのだった。

先頭 表紙

たかが3回分の回数券でしたが(笑)、お役に立てたようで嬉しいです。今度映画の集いの際にでもお話聞かせてください。 / マイケル ( 2004-09-29 01:48 )
帰ってきましたー! 地下鉄の回数券、大活躍でした。ありがとうございました。クレマ・カタラナを食べそびれてしまいました。残念です。それにしてもブニョルの村祭りははじけてますね……。やはりいつか行かねば。 / みなみ ( 2004-09-28 01:50 )
あややん! 多分、スクロールして読んでもらえば判ると思うけど、誰もリクエストはしていない... / マイケル ( 2004-09-21 18:01 )
azzuちゃんのコメントを見て、映画「野性の証明」のCMを思い出すのは僕だけか...(古っ!) / マイケル@誰かがお父さんを殺しに来るよ〜 ( 2004-09-21 17:59 )
真冬さん、残念ながらこちらでも活躍と言えるほどの活躍は... / マイケル ( 2004-09-21 17:58 )
Jundoさん、トマト投げ楽しいですよ。是非ご家庭でも! (←それは多分ない) / マイケル ( 2004-09-21 17:56 )
asariさま、おこちゃまが大きくなったら是非ご家族で参加してみてください。 / マイケル ( 2004-09-21 17:53 )
PAOさま、そーいえば以前日記でバルセロナの「マハ・キリン」と「考える牛」の写真載せてましたよね? 今回、それを見ることが出来ました! / マイケル ( 2004-09-21 17:52 )
八百八さん、トマトより先に匙を投げてしまいそう... / マイケル ( 2004-09-21 17:46 )
ポカッ / あやや@リクエストにお答えして・・ ( 2004-09-21 10:48 )
はぴばーすでー!早く続きを読ませて〜〜〜!!!あややんが殴りにくるよ〜〜〜!! / azzurri ( 2004-09-21 02:14 )
お誕生日おめでとうございます!(ちょっと遅かったかも)こちらでご活躍だったのね。南極の方楽しみにしてるんですけど・・・・。 / 真冬 ( 2004-09-21 02:12 )
誕生日おめでとうございます。 トマト投げてみたい。。。 / Jundo ( 2004-09-21 00:57 )
お誕生日おめでとうございます! ん〜、なんか楽しそうでいいなぁ。 / asari@未ログイン ( 2004-09-21 00:45 )
お誕生日おめでとうございます。そしてレポート楽しく読ませていただいてます。続きが楽しみ。 / 走る酔人(PAO) ( 2004-09-20 19:33 )
Feliz, Compreanos, Judo Maestro! / 八百八六助 ( 2004-09-20 08:42 )
早くトマトを投げなさい. / 八百八六助 ( 2004-09-19 18:31 )
確かにレポーターとしても(4)で燃え尽きた感はあります。でもお気づきでしょうか?未だトマトを投げていないことに!(笑) / マイケル ( 2004-09-17 15:56 )
(4)で終わりかと思った(笑)!! / azzurri ( 2004-09-17 13:18 )

2004-09-03 トマティーナ報告〜(4) ウォータープルーフ・ジュードー・マスター

まずは残念なお知らせ。

僕が「防水仕様」だと思ってた使い捨てカメラは、実はふつ〜のバージョンで、ケースの中に思いっきり水が入り込んでいて、現像ができませんでした。

だから僕が撮影した祭りの狂乱の様子や他の国の大バカ者との記念写真は無し。申し訳ないですが、祭りの模様は何年か前の写真がアップされている他の方のHPでお楽しみください。

さて、柔道着での参加という企みは一言でいって、大成功。
おそらく祭り一番の人気者ではなかったかと。(←言いすぎ?)

胸はって、意識してガニ股気味に、なで肩で風を切って歩いてみた。
駅からトマト投げ会場の広場までの道中で既に人気者。

「ウリャー」とかいう奇声をかけてくる輩に、「ウリャー」と返すだけでバカ受け。

「オッス!」という掛け声だけでも大爆笑。

子供に「カメハメ波〜!」を送ると、子ザルのように「ウキャキャ、ウキャキャ」と大喜び。(ドラゴンボールは偉大だ!)たまに20歳くらいの兄ちゃんに送っても、「ウキャキャ、ウキャキャ」だったけど。

ブルース・リー風の怪鳥音やタオルでヌンチャクごっこもかなりウケた。(もう柔道だかカンフーだかコンセプトがぼやけている)

唯一、全く受けなかったのが、名前を聞かれたときに「マタドール・ノリ」と名乗ったこと。ちなみに「マタドール」はスペイン語で「殺し屋」とか「闘牛士」の意味。「ノリ」は僕の名前でもある。以前NHKテレビのスペイン語講座で神戸外大の福嶌教隆先生が「マタドール・ノリ」を名乗って、「スペイン語のポイントを一突き!」とやっていたコーナーからの引用でもある。(どーでもいいか...)

しかし、僕を指差して「キモノ!」とか言っている人が結構多かった。かと思えば、「私の息子も柔道やっているの、青帯よ」というおばさんや(ちなみに白→黄→青→紫→緑→茶→黒の順)、「オオソトガリ!」とか言ってくる「通」な若者もいた。

トマト投げ正午開始だが、10時頃の時点で村の広場は既にヒートアップしている。あちこちで勝手に水かけが始まっているのだ。

「目立っている」ということは即ち「ターゲットになりやすい」というにもつながる。僕は水かけの格好の標的だった。しかし「ジュードー・マスター」としては、バケツの水の集中攻撃も、ユーロ2004のオランダ vs チェコ戦でチェコの2点目をアシストしたコラーの胸トラップのように、しっかりと受けとめねばならない。

地元のオヤジが嫌がる若い娘たちの集団に水をかけようとしていたので、「待ちなっ!」みたいな感じで(小林旭風に)、オヤジと娘たちの間に颯爽と割り込んだ。ギャラリーは沸きあがり、「チーノ! チーノ!」の大合唱。

それを一旦制止させる。「ノ・ソイ・チーノ、ソイ・ハポネス(中国人じゃなくて、日本人だから!)」

コールも「ハポネス! ハポネス!」に変わる中、両手を広げて道を塞ぐ。「何人たりともここを通さん!」という意思の表明だ。前方からバケツを持った4人の男が僕を目がけて水をかける。それを一人で受け止め、「今日はこのくらいで勘弁してやる」みたいにクールに相手を睨み付ける。

周りからはやんややんやの拍手喝采。(美味しい、美味し過ぎる!)

「素敵〜!」と助けた女の子たちからチュウの一つや二つくらい貰えるのではないか、と振り返ると、件の娘たちは誰一人そこにはいなかった。ハラホロ ヒレハレ(死語)と腰が砕けそうになった。

漫画のような展開だが、ホントの話なんだからしょうがない。

先頭 表紙

カメラから離れたところにいたから多分映っていないと思います。でも殆どの人がTシャツ・短パンで、柔道着なんて僕だけだから映っていたら絶対に判るはずです。 / マイケル ( 2004-09-15 15:25 )
た、楽しそう・・・。そういえば先日、テレビなんて滅多に見ないのに、たまたまつけたチャンネルで、トマト祭りの模様を放送していました。マイケルさんらしき人はいないかと、思わず探してしまいましたよ・・・ / トモコ@分かるはずないか ( 2004-09-15 09:10 )
むらぱぴぃさん、いや実際、そういう刺客を一本背負いや巴投げ、払い腰で千切っては投げ、千切っては投げ... / マイケル@北の三四郎(嘘) ( 2004-09-06 16:15 )
みなみさん、どうするの? すこし日程をずらせば取れそうな気もするけどそうも行かないか... / マイケル ( 2004-09-06 16:13 )
マッキィ。金メダルも作りたかったけど、5分でボロボロになっただろうから作らなくて正解かも。日の丸のワッペンがあればもっと良かったかな? / マイケル ( 2004-09-06 16:10 )
azzurriさん。うむ、僕も密かにギアナ高地レポを待っているのだが...(来年の旅行の候補地) / マイケル ( 2004-09-06 16:08 )
よちみさん。スキャナが壊れてて、ネガから写真が読み取れなくて...何かいい加減他の方法を考えねば、とは思っているんですが。 / マイケル ( 2004-09-06 16:07 )
いきなり柔道ワザとかヌンチャクの一撃とかがなくて良かったですね。 / むらぱぴぃ ( 2004-09-05 15:04 )
くくく……マイケルさんの勇姿、想像するだに素晴らしい。最高。   こちらのスペイン行きは航空券がなく、かなり危ぶまれております。現地6日間で、交通費20万のチケットなら取れるのですが……微妙。 / みなみ ( 2004-09-03 23:06 )
あややんのつっこみみて、これで止まってしまうのか?と心配しちゃったけど、そんなのは不要だったわねぇ。それにしても、柔道着とは、ちょうどオリンピックだしナイスです! / マッキィ。 ( 2004-09-03 23:00 )
そんなに楽しげなスペイン旅行だったんですか〜! しかし、途中で終わることにかけては、あややんも・・・。 / azzurri ( 2004-09-03 16:14 )
とりあえず、あややんに殴られずに済みそうで良かったです〜。ペンギンの方もよろしくお願いします! / よちみ ( 2004-09-03 14:17 )

2004-09-02 トマティーナ報告〜(3) 調達したのは...

旅行には困らない程度のスペイン語が喋れても、素の自分のままではなかなか現地人に溶け込んでゆくのは難しい。そこで相手にツッコミを入れる隙を用意することにした僕が思いついたのは、

・あまりお金もかけずにできる「コスプレ」であり
・現地人受けが良さそうで
・白だからトマト色に染まりやすく
・現地に捨ててきてもこれっぽっちも惜しくない

...という様々な要求を満たす素晴らしい衣装。

すなわち...

柔道着

なのだった。

ヤフオクって結構柔道着が出品されてるんですよ。ちなみに身長160cmの僕には3号の柔道着がジャストフィット。「子供が使用しました」という柔道着を1,500円で落札しました。用意周到です。

流石にヴァレンシアの宿から柔道着で出てくるのは、宿の人にも失礼と思い、ブニョルに着いてから駅のトイレで着替えました。

あとはウエストポーチの中に防水対策としてジップロックに入れた着替えのTシャツと海パン、そして帰りの切符と必要最低限のお金(20ユーロくらい)。足元はサンダル(本当は下駄にしたかったけど転んだら危なそうなので)、首からは防水仕様の使い捨てカメラ。

前日になって、「金メダル用意するかなぁ?」というアイデアを思いついた(ダンボールを丸く切り抜いて、金紙で包む)が、観光の合間に文房具屋を探す時間が取れなかったのが残念。

だけど、

「金メダルを取るために日本からやってきました」
「厳しい戦いでしたが、勝つことができてとても幸せです」

と、テレビ局にインタビューされた時のためのコメントはしっかりスペイン語で用意。

さて、いざ出陣! なのであった。

先頭 表紙

ここでは、止まらなかった。でも次の展開で筆が止まってる... / マイケル ( 2004-09-06 16:06 )
君の今までの旅行記を見てると、この辺で止まりそうな気が、やばいくらいする・・。今回はここで止まったらたぶん殴ります。Tienes que escribir sobre la tomatina en un segundo! / あやや ( 2004-09-02 12:14 )

2004-09-02 トマティーナ報告〜(2) 去年のフェリアの教訓を踏まえ...

その作戦の話にはまた1年前に遡らねばなるまい。

去年のアンダルシア訪問の目的の一つ、セビリアで「フェリア」という所謂「春祭り」に参加した時のことだ。

「セマナ・サンタ(聖週間)」という復活祭のお祭りが1週間。インターバルの1週間を置いて、更に1週間開催される「フェリア」。

「Feria」ってのは英語の「Fear」と同じで、元はといえば家畜の品評会。会場にテントを張って、そこで寝起きして行っていた品評会が、いつの間にか本来の目的から逸れて行き、会場に張ったテントで一週間飲み食い踊る、というお祭りに変わってしまった本末転倒モノ。いろんな町や村でも行われているけど、アンダルシア地方で一番の大都会、セビリアのものが規模が大きくて有名。

カセータと呼ばれるテントの中には簡易バル(スペイン風居酒屋)があり、生バンドが入っていて、民族衣装(フラメンコの衣装にも似たフリルがこれでもか〜とついたドレス)を美しく着飾った女性たちがセビジャーナスという踊りを踊っていたりする。しかし、カセータのほとんどが個人所有で、入り口にガードマン(!)が立っていて、招待客かどうかをチェックしている。当然コネがない僕は入れない。

まぁ、中には一般客にも公開しているカセータもあることにはあるけど、誰も知り合いがいないと、イマイチ楽しみどころがないお祭りなのは確かだ。

ちなみに僕は滞在中2回、会場に繰り出した。

1回目は取り付く島も与えてもらえず玉砕。

だから2回目は行くかどうか迷ったけど、セビリア滞在最後の夜だったし、サッカー観戦(ベティス vs エスパニョール)後の興奮そのままに会場に足を運んでみた。

すると、

「試合はどうだったんだ!?」

20分の間に10人に質問された(笑)。みんなサッカーの試合は気になるんだけど、ず〜っと会場で飲んでいたから結果などわかるはずがない。そこに現れたベティスのユニフォームを着込んだ東洋人に、俄然みんなが大注目したというわけ。

「ベティスファンならアミーゴだ、まぁ一杯やれ」と酒をおごってくれる人。
「おれはセビリアファンだから、お前に売る酒はない」と売店の親父。
「フリオ・サリナ〜ス!(マリノスでプレーしたことのある元スペイン代表選手)」と叫ぶあんちゃん。

みんな僕がベティスのユニフォームを着ていなければ接点がなかった人たちである。

そこで考え付いた作戦とは、「相手にツッコミを入れさせる隙を残すことが大事」といいうことだった。トマト祭りも、普通にTシャツ・短パンじゃ面白くないのである。

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