2001-05-26 表現できない世代・・・
2001-05-24 ニュース３本！
2001-05-23 教えないのが当たり前！
2001-05-22 一見カッコイイけど・・・・・
2001-05-20 早寝早起きの達人は父だった。
2001-05-19 風邪は早めに手当て？
2001-05-18 名乗らないという幻想！
2001-05-17 ヨッパライの癖はヌケナイ？
2001-05-16 ルアー釣りが苦手である。
2001-05-15 真か偽か？無の世界！

宴会に出かけて帰られなかった・・・・・

すぐに帰るつもりが、ついつい深夜まで飲んでいた。まったく節操がないので、いつもながらダラダラと飲んでいたわけです。「そろそろ帰る」と言っても「まぁ〜イイじゃないか付き合えよ！」と無理矢理引き摺り回されていたのです。自己意思が弱いので「じゃ〜まぁ〜少しなら・・・」とか言いながら、最後まで飲んでいるというのが、目下の現状である。

以前から私は自分のことを「オヤジ」である。と公言しているわけですが、実際には「オヤジ」はともあれ、「おじさん」というカテゴリーには属さないらしいです。ましてや「お兄さん」ということは出来ないらしい。３０歳代の人間は抜け落ちた世代らしいのだ。下記の報道に注目！

2001年5月26日（土） 15時6分 
＜日本語調査＞おじさん？　お兄さん？　３０代表現する言葉なし（毎日新聞）

　日本語教師養成講座を持つ「日本言語研究所」が受講生らを対象に「年齢の言葉」についてアンケートしたところ、３０歳代を表現する言い方がぽっかり抜け落ちる結果が出た。「お兄さん」でも「おじさん」でも「青年」でも「中年」でもない世代。「生き方や社会的ポジションが多様化した表れではないか」と分析している。
［毎日新聞 5月26日］ 

こんな研究があることも知りませんでした。これを読むとなんて中途半端な世代なんだろうと思う。「おじさん」ではない。しかし「青年」じゃないのだ。当然「お兄さん」ではない。だったらなんなんだ？私は一応３０歳代であるから、この中途半端年代グループに所属するわけです。３０〜３９歳の男は「準おじさん」ということにあるのかなぁ？いや〜こんな宙ぶらりんな位置にある世代とは思ってもいませんでした。なんてこった！人生そのものが中途半端なのに、世間的にも半端者扱いされてしまうのです。

確かに、考えると「青年」でも「中年」でもないですね。ということは私のように自らを「オヤジである」と言っている方が潔いのかもれない。ところで３０歳代の女性はどうなんだろうか？やはり同じように「おねーさん」でもないし、「おばさん」でもない・・・・・やはり、微妙な年頃ってことになるのでしょうか？でも、女性の場合「おねーさんとお呼び！」と強制する場合が多いような気がするのは私の錯覚だろうか・・・・・

３０歳代の女性に対して「おばさん」は実に失礼なお話です。でも、私は「おじさん」と呼ばれても全然気にしません。個人的には「おじさん」で何が悪いのだと思う。

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◎まずは賛美を送りたいニュース！
■登山：１５歳がエベレスト登頂に成功　最年少記録を更新 
ネパールの高校生、テンバ・チェリ君（１５）が２２日午前７時ごろ、世界最高峰のエベレスト山（８８５０メートル）の最年少登頂に成功した。テンバ君が参加した登山隊を組織したシェルパ派遣会社によると、２３日夜、ベースキャンプから、登頂成功の一報が入った。これまでのエベレスト最年少登頂記録は１７歳だった。
やはりシェルパでしたか。エベレストの記録はシェルパが作っていると言っても過言ではない。しかしながら、シェルパを職として誇りをもって生きているこの少年に賛美を贈りたいと思う。最近「エベレスト登山は楽になった」と言われるけど、決してそんなことはないだろう。自然は勝者を選ぶものである。兎に角たいしたもんです。
○コメントするにはあまりに難しい、重いニュース！
■性同一性障害：戸籍の性別訂正を求め家裁に申し立て
　5月24日　20:03 
　生まれついた性に違和感をもち「性同一性障害」の治療として性転換手術を受けた関東、東北地方の６人が、戸籍の性別表記の訂正を東京家裁など４家裁に申し立て、呼びかけ人が２４日に会見した。日本精神神経学会のガイドラインに沿って、３年前に国内で正式に始まった性転換手術の経験者が、戸籍の訂正を求めるのは初。
転換手術まで受けて、性別を変えたいという気持ちは私には計り知れませんが、昨今の趨勢ではそんな申し立ても仕方ないことなのかなぁ〜と思っている。個人的事情が原因なので、批判も賛同もしませんが、どうなるのか興味があります。
▼あ〜残念至極・・・のニュース！
■冒険家：河野兵市さんの遺体発見される　北極圏の氷原で
北極点から故郷の愛媛県瀬戸町を目指す約１万５０００キロの冒険の途中、北極圏の氷原で消息を絶った冒険家、河野兵市さん（４３）は日本時間の２４日午前６時４５分（現地時間２３日午後４時４５分）ごろ、ソリなどが見つかった地点で、遺体で発見された。河野さんの遠征隊事務局（松山市）がチャーター、地元警察官らを乗せた民間機が氷上に着陸、捜索して確認した。　 
なんてこった！これでまた日本が誇る冒険家が一人減ってしまった。最近は「冒険」というジャンルの過激さが増していた。多くの先人が築いた金字塔があまりに大きいので「常人では成し得ない偉業」を目指す空気が冒険界にあるという。その代償はあまりにも大きいのだ。が、しかし、敢えて死と紙一重という世界の厳しさを求める魂は誰かに引き継がれていくものなんだろうと思う。この訃報にあたり、ご冥福をお祈りします。
【河野さんが成した冒険の中で「９０年：単独でリヤカーを引いてサハラ砂漠を横断」と「９７年：日本人で初の北極点単独徒歩到達」があります】

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ウドは美味しいのだ。
山に入って採ってきました。タラの芽はちょっと大き過ぎるので今年は採りませんでした。ウドは、天ぷらと酢味噌あえにして食べました。いつもながら、この時期はこれがないと落ち着きません。大量に採取したので知人等に分けてしまった。残ったのは少しだが、そのほうが有り難味があると思う。

このウドを見ると皆さま一様に「どこにあったの？」と聞いてくる。だが、絶対に教えない。何ヵ所もあるウド群生地は守るべきものだと思っている。だから、毎年一つの群生地から４〜５本しか採らないのだ。そうすると、元株が残っているので、毎年同じだけ生えてくるのです。それを知らない人が根こそぎ持っていくと、数年で絶えてしまう。その時だけ良ければイイとか自分さえ良ければそれでイイと思っているからだろうか？

自然環境に依存して生きている野生種は、根絶されると元も子もない。北海道ではカラマツ畑に生える「きのこ」を採り過ぎて、今ではなかなか採れない状況です。ビニール袋に入れて持ち去るので菌が山に落ちないのです。だから、採るだけ採って、子孫が残せないということになっている。そして、多くの人が歩くので地面が固くなってしまい、生育できないことも要因の一つです。これが毎年続くと「幻のきのこ」と言われるようになるかもしれない。

野生のマイタケを知人からいただきますが、生えている場所は誰にも教えないそうです。一度教えたら数年後に消えていたそうです。滅多にないものは皆さんが欲しがるのですが、いつまでも食べたいのなら、採取場所を明かさないのが賢明な策と言えそうです。

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いや〜昨日は借金取りに追われて、逃げ回ってました・・・

ということは無いのですが、真面目にＰＴＡ活動などというものをしていたのだ。いや〜困ったことです。それなりに役員となっているので欠席を出来ない諸事情などを抱えておりました。後半が酒飲み宴会だったので、いつもの如く酔っ払っていたわけです。もうこの手の役員は願い下げしたいと思っている今日この頃であります。

本日、札幌のお隣にある北広島市という田園都市まで行っておりました。愛車に、トレーラー器具を取り付けに行ったのですが、２日以上必要だと言われてしまった。そこで仕方なく代替車を手配してもらった。そして、その代替車の車種を聞いてびっくりした。「え〜今、空いているのはベンツとキャンピングカーだけですが・・・・」と言うではないか！え〜なんだって？ベンツ？んなもん乗れるかよ！俺はヤクザじゃない！それに左ハンドルは嫌いじゃ！あ〜やだやだ！などと心の中で叫びつつ・・・・・仕方ないキャンピングカーでイイです。ということになってしまった。

ということで、帰りはキャンピングカーに乗ってきました。しかしね〜このクルマ、妙に幅が広い。そして「遅い」のだ。２ＷＤのオ−トマであるが、実に遅い。時速６０ｋｍ程度がボーダーラインです。峠道では時速５０ｋｍがやっとの状態。でも何とか無事に帰宅できました。

帰宅すると息子たちが「お〜これが買ったヤツかぁ〜」（バカ！買えるかよ！新車なら５００万円以上だ）とか「うぉ〜デカイなぁ〜」（キャンピングとしては小さい部類だ！）と感動していた。そして、内部を見ると「すげ〜これですぐにキャンプ行こうぜ」（代替車で行けるかよ！）と嬉々としているのだ。

確かに後部の造りは楽しい＆快適＆ウキウキ状態という感じで、くつろぎの空間満ち溢れるという感じです。が、しかし、トラックを改造して作成しているキャンピングカーなので、運転席は所詮トラック然としているわけです。運転すると映画「トラック野郎！」の気分です。でもねぇ〜これを見ながら「楽しむ家族はイイけど、運転するオヤジさんはツライだろうな〜」と思った。
そして、１週間後に返却するまで壊せないなぁ〜と思った１日でした。

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絶好調でもないけど・・・・

それなりに回復しました。やはり、睡眠は大切です。風邪の初期症状には休息が利きます。ふぅ〜悪化せずにちょっとホッとしております。というわけで今晩からいつものビール飲みオヤジに戻って家族に邪魔にされていることでしょう。

最近、疲れているのかどうかわからないけど、常に眠いですね。春なので眠いのはいつものことなのですが、それにしても眠い。普段居間のソファーなどで寝ることはほとんど無いのですが、昨日も本日もついつい寝てしまった。いくら寝ても眠いので、これは自分でも困ったなぁ〜と思っているわけです。明日は仕事も休みなのでゆっくり寝ていようかと思っていますが、それも難しいですね。寝室が明るくなると目が覚めるし、半端な時間に起きると熟睡できなかったりする。「これはオヤジになってしまった証拠かな？」と思うが寝る時間が遅いのでまだまだ若いと思っている。

私の父は恐ろしく早寝早起きの人で、午後７時には就寝して午前３時頃に起きていた。だから、午後７時半頃に電話を入れると「え？お父さんは寝ましたよ」と言われる。でも、その時「じゃ〜明日の朝、電話をくれと言ってくれ」なんて言ってはマズイのだ。超早朝である午前４時頃に電話が入り「なんだ？まだ寝ているのか？いつまで寝ているんだ？」なんて怒られてしまうのだ。しかしね〜、午前４時から起きているような若者など滅多に居ないでしょう。それを力説しても「朝の時間は無駄にしてはイケナイ」と説教されていた。

しかしながら、いまだに午前４時起きはできない。でも午後７時に寝ることもできない。そもそも、そんな暮らしをしなければならない理由がない。早起きは健康的です。が、しかし、午後７時に眠れますか？最近、異常に眠いとは言え、それは実に難しい・・・・・。

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ちょっと悪寒がする。
風邪気味かもしれない。やはり、風呂あがりに表を歩いたり、うろうろしているからイケナイのだろう。この時期は春と夏の谷間なので、やたらと薄着をするとヤバイのだ。かといって厚着では変に汗をかいてしまい、これもヤバイ。じゃ〜どうりゃいいのだ？
そんなわけで今晩は日記らしい日記にもならず、面白くも無いことを書いてしまった。もう〜早めに寝ようと思います。ではでは・・・・・

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カッコイイと思うが一度も経験がないこと。

誰かが困っている時の助太刀や人命がかかっている時の救助や襲われそうな女性の救出などをあっさり解決して、一切その素性を明かすことなく「名乗るほどのものじゃございません」とかなんとか言ってスバヤク立ち去ってみたいものです。まるでドラマか映画のワンシーンのようで、やや妄想的なことですが、一度やってみたいと思っている。

この場合「あなたのお名前は？」と聞いてもらえないと困ったことになる。無視されたらそれでオシマイです。だから、助けられた人が「せめてお名前だけでも・・・」とか言っていただかないとサマにならないというわけです。だが、現実にはなかなか難しいもの・・・。

そもそも誰が困っているのか分からない。そして、人命にかかわる現場に出くわすことなど滅多にないでしょう。さらに襲われそうな女性などを見る機会もない。これはもう絶望的であり、私の住む田舎は実に呑気で平和な町であることが裏目に出ているわけです。嬉しいけどちょっと期待ハズレ的と思うお馬鹿な私の虚しさもある。

しかし、一度だけ人命救助らしきことをしたことがある。夏の海で溺れているヨッパライオヤジを助けたことがある。友人と二人で助けたのですが、それなりにやったことのある、人工呼吸などで蘇生できました。その気になればなんとかなるものです。その時「お前らスゴイなぁ〜ありがとうよ」と溺れオヤジの仲間に誉められたけど名前は聞かれなかった。この時、もし聞かれていたら「いや〜名乗るほどのものじゃ〜」と言いたかったのだが、お礼のビール１２本の差し入れに気持ちが移ってしまって、名乗るの名乗らないもへったくれもあったもんじゃなくなった。この時、暑いので全部飲んでしまったのだが、今になって思うと崇高な人命救助がビールに化けたみたいでちょっと自己嫌悪に陥た。

やはり、煩悩で生きている軽薄頭脳のアホ人間はこの程度が似合っているのかもしれない。「名乗らない格好良さ」は永遠に憧れで終わりそうである。

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酒は話題の提供をする。しかし、言えない話題もある。

若かりし頃、友人達と飲んだ帰り道はいつもイタズラをやっていた。道路に立っている幟（のぼり）を全然関係無い場所に移動していた。「貯金は○○へ」というものを自転車屋の前にに立てたり、「特選中古車フェアー」というものを新車販売店の前に立てたり、「出玉！爆発！」というものをダイエーの前に立てたり・・・・兎に角いろいろな幟を移動していた。仲間がノリでやっていたことなのでお遊びのつもりだった。でも、ある種の犯罪でもある。

ある時友人宅に行くと「２９日は肉の日」という幟があった。「これは？」と聞くと「先日酔っ払って持って来てしまったらしい」という。これは持ち主に返さないとイケナイぞ！ということになって近場の肉店を探したが、どこの物か分からない。仕方なく近所の肉屋にそ〜〜っと寄付しておいた。その後その肉屋に買い物に行ったら「な〜不思議だろう？その幟は勝手に立ってたんだよ〜」と他のお客と話をしていた。スマナイことです。

それから１ヶ月後。同じ友人宅に行くと、今度は「焼き鳥」と書いた「ドデカイ提灯」がぶら下がっていた。「これはどこの？」と聞くとやはり「酔っていて・・・覚えていないんだよ」という。大体の帰路を聞いても「覚えていない」という。そんなバカデカイ提灯を持って歩くこと自体スゴイと思ったし、自宅に帰ってくることはスゴイと思った。けれどこの提灯が無くなって困っている焼き鳥屋もあることだろう。もしかしたら「開店祝い」に恩師がくれたものかもしれない。その後、友人と探索したがそれらしき焼き鳥屋は見つからなかった。一体どこから持ってきたのか？どうやって外したのか？疑問が残ったまま提灯は彼の押入れに仕舞われた。

このバカ友人の最高記録は「工事現場から一輪車を押し、途中でどこかの家の庭石を積んできた」ことである。その時、「翌日目覚めるとやけに腕が痛かった」そうです。彼にまつわる伝説の中には「ラーメン屋の行灯を持ってきて自宅で点けていた」とか「鯉のぼりを被って寝ていた」とか、「部屋に犬小屋があった」とか・・・・いろいろありますが、真偽は不明である・・・・・

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メインページに掲載してありますが・・・・
『全国アウトドアスポーツフェア
ｉｎ 北海道』の講演会に、椎名氏が講師として参加されます。会場は北海道の倶知安町です。８月４日（土）に開会されます。今から楽しみにしております。

アウトドアレジャーと言えば、北海道はこれからが本番ですね。私など、キャンプグッズの手入れに余念がありません。前年の超強風サバイバルキャンプでテントが破損したのですが、その修理が困難を極めている。一番風力加重がかかる場所の破損なので、ちょっとヤバイのです。生半可な修繕では今季のキャンプには耐えられないような気がする。本来なら新品を買うのですが、今年は、私のワガママで無駄使いが多いので躊躇しております。

子供らは「今年は釣りだもんね！なんたって釣りなんだよ！釣りのできるところで野営しようぜ！」と今から「釣りが出来ないキャンプは行かないのだ」という宣言をしている。最近の釣り事情も変わってしまった。ルアーオンリーで釣るらしい。エサを付ける釣りなんて流行らないようです。私はルアーをろくに使ったことがないので、「釣りたい魚に合わせて選ぶんだよ」と子供に言われてもピンときません。「大体だな！ルアーなんてマガイモノで魚を釣ろうなんて魚に失礼じゃないか！」と言っても「そんなの関係ないよ」と全然取り合ってくれません。

今年の目標は「ルアー釣り」の子供らに「エサ釣り」の私が勝利することです。「本物はいつの世も勝つんだぞ！お前ら俺をナメンナヨ！」と今から威張っている。しかし、ベテラン釣り師の義弟に聞くと「いや〜下手なエサなんかより釣れるよ！え？エサ？それよりルアー使いの腕があればず〜っと多く釣れるよ」ということだった。そうだったのですか？う〜む。私は黙ってビールを飲んでアホ面さらしているのが似合っているようだ。早くも戦線離脱の模様である。

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な〜〜んにも考えない・・・・

ということは実に難しい。無我の境地。無心の境地。色即是空。空即是色。禅の世界のように「無」であることは凡人に出来るものではない。崇高な理念より雑念がほとんどを占める我が軽薄ウスラバカ頭脳は何かを悟るとか、開眼するというカッコイイ心には程遠いレベルである。「禅」のように自己の煩悩に打ち勝つ無我の境地を会得することなど死ぬまであり得えまいと思う。だから、禅修行で「悟った」という偉人が居るとすれば、それは私の想像の外の世界観を持った人間なんだろうと思っている。

「心頭滅却すれば火もまた凉し」という言葉もあるが、これなど恐ろしいほどの無の境地である。何をどうすればそんな境地に達することができるのか？凡人以下の私などが理解できるはずもないというのが真実だろう。]

「お前はな〜んにも考えてないなぁ〜」と言われることが多い人は「無我の境地」になっていることが傍目にも分かるというスゴイ人である。「な〜んも考えてないもんね」と自信を持って「聖人」として生きていってもイイだろうと思う。でも、本当は「な〜んも考えないんだぞ」という難しさを打破したのではなくて「それを考えてなかった」といういうのが正しい事情の場合が多いので「無我」とか「無心」というカッコイイものじゃないことが大半の実情のようです。

実は私。「般若心経」を言えるのだ。しかも、何も見ずに言える。自慢なんだか何なのか分かりませんが、兎に角「般若心経」は簡単に言えるのだ。友人知人は「スゴイなぁ〜」と関心する。確かに普通の人は何も見ないで言えるお経ではないが、言えたからといって大したメリットは無い。「だからどうした」と言われると「はい。そのとおりです」としか言えません。そもそもこれを言えても言葉の意味をな〜んも理解していないのだから、「円周率を１００桁言える」という人と大差ないわけです。いやいや、それ以下である。

私のように「な〜んも考えない」という人は「考える頭が無かっただけ」であり、「本当にな〜んにも考えない人」はスゴイ偉人である。だから「な〜んも考えない」究極の世界は誰にも分からないものかもしれない。今日の日記はな〜〜んにも考えないで書きました。

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