2001-04-23 正しい喧嘩で勝負しろ！
2001-04-22 デジカメ遠ざかる
2001-04-21 デジカメで悩んだのだ！
2001-04-20 人間をなめんなよ！
2001-04-19 勧誘電話による実験　その１。
2001-04-18 連休なんて嫌いだ？
2001-04-17 何を言ったところで・・・・
2001-04-15 おバカな分析と思考
2001-04-14 死なないのは運なのか？
2001-04-13 負け越しの読書人生！

けんか：中２男子が十数カ所刺され重体　大阪
【２２日午後１０時４０分ごろ、大阪市此花区春日出南２の安治川右岸道路で、「友人３人がけんかをしている」という少年の１１０番で駆け付けた大阪府警此花署員が、意識不明で倒れている同区の中学２年男子生徒（１３）を見つけた。病院で意識は戻ったが頭や手足を殴られ、全身十数カ所を刺されており重体。現場に凶器らしい金づちとナイフが残っていた。　同署が傷害事件として捜査していたところ、２３日午前４時半ごろ、男子生徒の同級生の少年２人（いずれも１３歳）が、親に付き添われて出頭した。２人は２２日夕方から、被害者の男子生徒と、もう１人の同級生の計４人でサッカーをしているうち、けんかになったと言っているという。】　［毎日新聞４月２３日］
( 2001-04-23-13:05 )
しかしね〜。これを読むと虚しくなる。最近のガキは喧嘩の仕方も知らんのですか？金槌とナイフですぞ。これを使って人を傷つけることを喧嘩とは言わない。そもそも、サッカーをしていたのに、何故、そこにナイフや金槌があるのだ。普段から持ち歩いていたのだろうか？全く馬鹿者です。そして、凶器を使わないと喧嘩の一つも出来ないなんて、日本のガキも地に落ちたものです。こんなことを言ってはなんだが、喧嘩にもルールがある。まず、素手を使うこと。コブシが基本である。そして、相手の戦意が萎えたらすぐに止める。やられた方はヤバイと思ったら敗北を素直に認める。これで充分である。
ここ数年来、ガキの喧嘩が喧嘩ではなく、やくざの抗争並になっている。親にホイホイと育てられて、殴られた事も無いものだから、人に対する痛みの理解度も薄い。それは心の痛みにも通じることです。殴られた人間だけが知る「殴られる痛み」は「殴る時のセーフティーラインになるものです。そして殴った時のコブシの痛みは心の痛みに変わる時もある。一時の感情だけで人を傷つける愚かさも学ぶものです。そんな順番も踏まずにイキナリ慣れない喧嘩なんてしてしまうとこんな事態になることが多い。
こんな事件が起きる度に「軟弱な喧嘩」を憂うワタクシである。

先頭 表紙

う〜ん。自民総裁戦は小泉君が勝つのかな〜

そんなこんなを考えながらテレビを見ていたが、本日は法要だったのだ。私が行かないと始まらない。そんなわけで家族全員で約束の時間までに間に合わせるべく、朝から準備。やがて、出発！クルマに乗り込む。キーを回す。しかし、セルモーターが動かない。なんだなんだ？と思ってもう一度やってみるがやはりウンともスンとも動かない。どうやらバッテリーが原因で動かないようだった。どうしようか？家族＆犬２匹を乗せての出発が出来ないじゃないか！マズイ〜。

しかし、今から整備の人を呼んでも遅い。仕方なくセカンドカーである軽四マシーンのジムニーに、４人が乗りこみ、犬を家に残して出かけた。だが、このジムニー、人間が４人乗るには不向きであり、それなりに荷物があるので、実に狭い。子供達からも苦情続出である。急いで走らせると今度は燃料が無いことに気付いた。焦ってＳＳへ寄って給油。実家についてみると親族が多くやって来ていた。なんてこった。主催者が遅れてどうするんだ。それでもなんとか無事に終了。

帰宅後、馴染みの整備士にＴＥＬを入れる。事情を話すとすぐに見に来るという。バッテリーが原因だろうということだった。３０分後に整備士到着。即座にバッテリーの寿命限界説を展開して、準備良く持ってきたバッテリーとスバヤク交換。これでエンジンは無事に復活した。心配した、ダイナモやオルタネーターの損傷も無くホッとする。お礼を言って彼を見送った。素早い行動と的確な整備手腕を買っているのだが、改めて「さすが！」だな〜と思った。休日の日曜日に電話を入れて、１時間以内に直してしまうのはそう簡単に出来る仕事ではない。エライ！

でも、我家のビッグホーンはバッテリーが２個付いているので交換も２個でした。結構な、お値段です。妻曰く：「良かったね直ってぇ！でもさ〜バッテリー２個分のお金でデジカメ買えたんじゃない？あ〜昨日デジカメ買わなくて良かったね〜あ〜良かった」私：「う〜〜〜む・・・・」

＊また「デジカメ」が遠ざかったようだ。（涙）

先頭 表紙

お買い物のお付き合いで出かけた。

子供の修学旅行用品等の買い物で小樽という町へ行った。それも巨大店舗である。兎に角歩くだけで疲れる。それほどドデカイ店舗である。洋服やらバッグやら、いろいろと買う予定のようだった。そんなことはどうでも良い。私の狙いは「デジタルカメラ」だ。早速、テナントの電気店へ行ってみる。

いや〜あるわあるわ。所狭しと「デジカメ」が並んでいる。初めてマジマジと見るのだが、どれが良いのか全然わからない。知っていることは「良いものは高い」ということだけでした。そして画素数が大きくなると同じく値段も大きくなる。素人で初心者の私に見合うものはどれなんだ？迷ってあちこちを見ていると若い夫婦がやって来て「あ〜これこれ！」と言ってスバヤク買っていた。見ると７万円以上するものだった。ふ〜む！あのくらいのものじゃないとダメなんだろうか？

しかし・・・。安いものは９０００円で買える。高いものは１０万円以上する。となると、日本人らしい中道路線思考を駆使すると７万円台というのは普通かもしれない。それしても高い。ちょっと手が出ない値段である。デジカメコーナーで「う〜む！」と悩む事１時間。当初の勢いも削がれてしまったので、ビデオカメラのコーナーでうろうろしていると妻がやって来た。「デジカメ良いのあった？」「あったが手が出ないのだ」「どうして？」「だって７万円もするんだ」「じゃ〜２万円でイイじゃない」「バカを言っちゃイカン！安物買いで何度も失敗しているから、どうせなら良い物が欲しいのだ」「で？買えるの？」「無理だった」「では、帰りましょう〜」

というわけで、バカな私はスゴスゴと帰ってきてしまった。今考えるとそんなに高いものじゃなくても、充分ではなかったか？という疑問で頭が一杯だ。現在、デジカメを使っている皆さん！一体どのくらいのものが良いのでしょうか？オススメなんてあるのかなぁ？本日の偵察による個人的な判断では、ズームが素晴らしい【オリンパス の - CAMEDIA C-700 Ultra Zoom】かデザインと基本性能が素晴らしい【キヤノン販売株式会社 - IXY DIGITAL 300】がイイかなぁと思ったのだが・・・・。

どちらにしても、予算より高いのでどうにもならないことかもしれない・・・・。

先頭 表紙

世の中、いろいろと便利になっているようだ。

フードプロセッサーなんていうものが我家に存在する。妻が言うには「これは何でも出来る素晴らしいものです」ということだった。そんなにスゴイのか？そこで、ちょっとばかり、このマシーンが気になっていたので、ここ１ヶ月ほど追跡調査を実施した。使用実態とその効用について調べたかったのだ。

まず、このマシーンは「千切り」や「おろし」など一通りの作業をこなすことがわかった。さすがにスゴイ。だが、ちょっとくらいの量なら手で作業したほうが早いように感じた。それに洗うのもなんだか面倒な感じだった。でも、様々な具材を入れて「撹拌」「混ぜる」「きざむ」という作業の「早さ」には、やはり一目を置かなければならないような気がする。とても偉いマシーンである。そんな敬意を表しながら、「なんでもできる」ということについて少々聞いてみたいことがあった。

私：「これはスゴイね！」　
妻：「あなたより役に立つわよ！」（キツイ一言だ！）　
私：「確かに何でもできるんだね！」　
妻：「だから言ってるじゃないの」　
私：「じゃーこれは大根のカツラムキなんて出来るの？」　
妻：「できるわけないでしょ」（ふ〜ん。意外と根性の無いマシーンである）　
私：「じゃーシラガネギは？」　
妻：「で・き・な・い！」　（それほど難しい技じゃないぞ）
私：「だめだな〜」　
妻：「それができるものなんてないわよ」　
私：「じゃー『煮しめ』を作る時の面取りなんかは？」
妻：「できるわけないでしょ」（なんだか怒っているようだ）

大した事はない！まだまだ修行が足りないぜ。フードプロセッサー君！基本的な技は私の方が、はるかに上だ。所詮、機械は機械だぜ！ふふふ。勝ったぜ！と、セコイ勝利感に浸っていた夕暮れ時だった。

（もしかすると、比較する相手を間違っていたかもしれないが・・・・）

先頭 表紙

最近はすっかり疲れ気味！

こんな時は家でくつろぐ時間が貴重である。風呂上りに発泡酒でスッキリしたい。そして、本を少し読んで、ダラダラしている。これで何となく疲れが取れるような気がする。でも、こんな時に限ってツマラナイ電話が入る。

受話器を持って話を始めると、何らかの利殖に関するのお誘いのようだった。要するに勧誘セールスの電話らしい。ドッと疲れが出てしまう。ちょっとムッとして「要するに何かを買えとかいう話ですか？」と言うと「いえ。ご案内なんですが・・」という御返事であった。「ふ〜む！そうか案内ですか！そんな案内も何もイランです。」と言うとシツコク一方的にしゃべっている。まったくシツコイのだ。なんだかもう面倒になったのでお遊び半分でハンズフリー状態にした。スピーカーからはセールスの声が聞こえる。こちらは発泡酒を飲みながら、本を読んでいるので、一応返事は「ほ〜」とか「へ〜」とか「ふ〜ん」とか言っているのだが、向こうの話の間に合致していないようだった。なにせ、本は集中して読む性質なのでこれはちょっと難しい。

気付くと電話の向こうの相手は「もしもし。聞いてますか？」と大きな声で怒鳴っている。マズイ。気付かれたか？と思った。焦って「聞いてますよ。でもちょっと途中から聞こえ難かったので、もう一度初めから説明してくれ」と言うと「本当に聞いているんでしょうか？」と言っていた。仕方ないので「当然です。だから、もう一度初めから話せと言っているのだ！」と言うと、飽きもせず、またまた、話し始めた。どうやら必死のようだ。でも、トイレに行きたくなったので、トイレに行ったり、冷蔵庫に追加の発泡酒を取りに向かったりして、またまたほとんど聞いていなかった。

気付くと、また「すいません。あの〜聞いてますか？」とセールスが怒鳴っている。仕方ないので「スマンスマン。いろいろ忙しくてほとんど聞いてなかったよ。スマンがもう一度初めから説明してくれないかい？」と言うとさすがに「からかっているんですか？」怒気を含んだ感じでお話をしていた。「そんなつもりは無いのだが、なかなか集中して聞いてあげることが出来ないのだよ」と言うと「本当ですか？」と疑っている。「そうだよ。もしかしたらイイ話？それだったら気になるんだよね」「え〜とですね。もう一度説明しますね」と言いながらまたまたセールストークは始まった。彼も頑張っているようだ。私も期待に応えて聞かなければ！と思っていたが・・・・・でも、なんだか、そんな挑戦にも飽きたのでまだ話し中だったが、そ〜〜っと回線を切断しました。セールスさん、ゴメンね！

結局、何に関するセールスだったのかわかりませんでした。

結論として「読書と勧誘セールス電話の両立」は不可能であるということが判った。これだけでも大きな収穫であった。人生、いろいろ試さなければならないことが多いものです。

この次は「ギター演奏と勧誘セールス電話の両立」という課題で挑戦してみたいと思っています。

先頭 表紙

今年もゴールデンウィークが近い！

そこで、家族を相手に「連休はどうするんだ？」という会合を開催した。議長は当然ながら、一家の主人である私だ。お遊びの話なので、議論は白熱するものと予想した。

私：「５月の連休だが、どうする？」
妻：「どうせどこへ行っても混むしね〜〜人が多くてウンザリ・・・」
子供１：「俺は３，４，５，６、と野球の練習なんだよ〜」
私：「なんだなんだ？そんな球遊びなどしなくて良い」
子供２：「俺はおじさん（私の義弟）の船で釣りをする約束しているし、忙しいんだよな〜」
私：「ぬぬぬ？釣り？聞いてないな〜〜」
妻：「それは以前からの約束ですよ。知らなかったの？まったくもう〜」
私：「では、連休はどこへも行かないということでいいのかな？」
皆の衆：「いいで〜〜す」

というわけで、連休中は仕事をしようかなぁと思っている。
それにしても、なんて冷めきった家族なんだろうか！でも夏になると、全てが私のペースで進む「アホバカキャンプ」に強制参加させるので、今回は大人しく妥協しようと思った。振替休日を使って、一人孤独に、温泉にでも行こうと思った夜でした。

でも、ちょっと面白くない！

そこで、「いいか！今年は６月に入ったらすぐキャンプに行くぞ！だからもう土日に予定は入れるんじゃねーぞ。なめんなよ〜〜ダメなら、俺は一人でも行くぞ！わかったか？このヤロー！」と憮然として言い放ったのだが、家族はテレビに夢中で誰も聞いていなかった・・・・・。無視するなよぉ。

先頭 表紙

ｂｙｔｈｅｗａｙ氏　講演　『今、父は子供に何を語るべきか』

というようなイベントはありません。

何せ人前でお話するという行為が苦手であり、そんなことが出来るわけもないし、そんな依頼など死ぬまでありません。この題名と同じ著書も存在しますが感銘を受けるような高尚な内容ではなかった。そもそも「親が語る」なんてことは実に恥ずかしいことです。どうせ子供に疎まれて終わることでしょう。我家の場合、これは無駄な行為だろうなぁ。

何を語っても、行動と言動は表裏一体のものでしょうから、その後の自己の行動に相当、気を付けなければならないのだ。そんな面倒な思いをする「語り」などしない方が無難というものです。大体、私が何かしら語ったところで今更ながら、「尊敬」も「畏怖」も何も無い我家に、何かしら変革を起こせるとも思えないし・・・・。結局のところ、カッコイイことを言おうとすればするほど、自分のアホぶりを曝け出す結果となるでしょう。まことにイカンです。

というわけで格好つけて、偉そうな一行目をぶち上げたのですが、こんな情けない内容で終わってしまいます。まったくもって、これは私の不徳の致すところであります。では皆さん、おやすみなさい。（カッコイイ「親父のセリフ」募集中！）

先頭 表紙

私の場合、物凄く深刻に悩んだことは一度も無い。
全然、無い。全く無い。無いのだから無い。でも、これでは話が終わってしまうので困る。自分で言うのもなんだが・・・・「究極のプラス思考型人間」である。どんな、大きな失敗をしても「歴史に名が残るような重大なものじゃない！」と開き直ってしまうし、どんな困難な場面でも「困難は自分が決める限界だ！」とか言って挑戦してしまう。そのくせ諦めも早い。兎に角「人生は考えようで幸福にもなるし、不幸にもなる」と決め付けて生きているので、多少のマイナス要因は無視できる、実にオメデタイ性格を持っている。人は私のような人間を「ノーテンキ」とか、嫌味を込めて「幸せ者」という。それもまた真なり。

逆にどうでもイイことで悩む人もいる。それなりの事情があるのだろう。でも、悩んでも何がどうなる訳でもない。悩む事によって、事が改善されるのなら悩むという行為も意味がある。しかしながら、悩む時、自分で解決できる範囲のものは深刻なものに発展する方がオカシイと思う。これは悩むというより決断や分析の問題であろう。つまり、「考え中」と自覚すべきものでしょう。その他は自分の力で解決不能な場合が多い。そんな時は悩むのは無駄である。要するに「なるようにしかならない」のだ。なんたって自分ではどうにもならないのだから、無駄に悩むことはしないことです。とは言え、人にはそれぞれ事情があるので、仕方の無いことなんだろう。

そこで（唐突ですが）私が長年にわたって分析を進めた結果、人間の思考型による大雑把な（それも相当な）区分け（無理矢理）に成功した。（というより単なる思いつきだが）　人は「深慮遠謀タイプ」と「浅慮近謀タイプ」に分けることが出来る。この場合、両方の性質を持ちうることもある。そんな人は混在型とでも呼んでもイイでしょう。（ここからしてイイカゲンだ）

「深慮遠謀型」：人生の未来像を持ち、その未来の為に努力を惜しまず、理想に向かって完結すべく人生をおくる人。常に将来という視点で物事を判断して、損得勘定に走る傾向にある。概ね堅実な人生を歩み、老後を万全の態勢で過ごすことも当然の如く考慮されている。ジックリ、シッカリ、チャカリ、細く長く生きて行くのが人生だと思っている。日本人はこのタイプが８割以上居るんじゃないかと思っている。年金制度に不安を抱くのもこのタイプ。

「浅慮近謀型」：人生に未来予想という世界観を持たず、場当たり的思考と行動でデタトコ勝負な人生をおくる人。あるいは、明日の１００万円より今日の１万円を選んでしまうような、目の前のエサに弱い人。あるいは、定期貯金等の積み立てが出来ない、もしくは定期を組むが満期を向かえたことが無い人。あるいは、後先考えずに発作的に大きな買い物をしたり、必要ではないものを購入した経験が異常に多い人。あるいは、テレホンショッピングでついつい買い物をしてしまう人。このように、全然、計画性の無い人生を歩み、それを善と信ずる人。「明日死ぬかもしれないのだから・・」という言い訳を得意とする瞬間快楽追従人間。まだまだあるが、こんなところだろう。

自分で区分けしていて言うのもなんだが・・・・私は完全に後者のタイプです。つね日頃から家族には申し訳無いと思っているが、こればかりは直らない・・・・。


私の最近の悩み：世界の食料難を救う為の科学的アプローチの可能性と実現ついて！（嘘を言ってスイマセン！）


＜お知らせ＞　明日、職場の「飲み会」の為、日記はありません。あしからず。

先頭 表紙

パクリのようで気がひけるが死ぬかと思った時、瞬間は誰でも経験があるものだ。
超有名WebSiteである「Webやぎの目」のメチャ人気コーナー「死ぬかと思った」が大好きである。このコーナーは、本になって世に出ているので、目にした人も多いと思う。投稿形式で皆の「死ぬかと思った」ことを募集している。そして、過去の掲載分も実に面白いです。なるほどな〜と関心するもの、そんなことあるんかいな？とびっくりするもの、それって分かる分かると納得するもの、爆笑してしまうおバカな話など多岐にわたる。
そこで、私の「死ぬかと思った」ＢＥＳＴ３を発表します。
１、一人、愛車でヘアピンカーブへ時速１００kmでつっこんで、７ｍほどの高さから路外転落。空中で３回転半。やがて着地。助手席は潰れて無くなっていた。運転席は側溝にはまって無事だった。フロントガラスから脱出。これでも無傷だった。空中を飛んでいる車内で「空だ。地面だ。空だ。地面だ。」と確認していた。意外と冷静なものです。このクルマは即廃車となった。落ちた場所があと３０ｃｍずれていたなら死んでいた。
２、暴走バカで有名な友人のオートバイの後ろに乗っていた時、彼の「飛ぶぞ！」という絶叫とともにマシーン＆人間は１０ｍ以上飛んだ。着地するまで、生きた心地がしなかった。札幌の郊外にある橋だった。なぜか丁度、飛び易く作られていた。他にもクルマが飛んでいたり、トラックが飛んだりしている場所だった。友人は「オートバイなんだからチョロイチョロイ」なんて言っていたが本気で殴っておいた。アクロバットは専門家に任せるべきである。
３、雨上がりの夜、愛車で、一人ドライブ。ゆるい右カーブを目の前にして左側から誰かが飛び出してきた。焦ってハンドルを右にきった。当然クルマは弧を描いて路外へ出てしまった。もう、慣れているのでこの事態では焦らない。でも、出てきたはずの人が居ないので焦った。確かに人が飛び出したはず・・・・。と思って路外に転落しているクルマの真下を見ると誰かが手向けた花束が薄っすらと見えた。むむむ！と思って良く見ると死亡事故現場だった。どうやらその日が命日だったらしい。ほのかに線香の香りが・・・・。俄かに背筋が寒くなってきた。その現場で、一人寂しく通りすがりのクルマを止めるまで立っていた。ほとんど生きている気がしなかった。
よく考えるとこれらはすべて「交通事故」じゃないか！う〜む！悪運が強いらしい。しかしながら私は「お前はバカだから、そのまま生きて、生き恥をさらしてしなさい」という罰を受けているものと解釈している。

先頭 表紙

これは！と思う本に出会うことが少ない。

興味本位で買ったのはイイけどちょっと失敗・・・・なんてことも多い。推理小説も最近は当たり外れが多い。文学作品と言われるジャンルでも不作である。書店の棚の前で「ふ〜〜」とため息をついて帰ってくることもしばしば。

最近購入した本で一番面白いと思ったのは、新潮社文庫の「宮沢賢治万華鏡」（天沢退二郎編）である。よく知られた宮沢賢治の作品とはまた違った側面を写し出している良著でした。読後「あ〜得したな〜」という気分と「勉強になったなぁ」という感想を持つことが出来た。

もう一冊は小学館「ハンマー・オブ・エデン」ケン・フォレット著　だった。発電所建設を発端として、世間とは隔絶された世界で生きる人間達が「サンフランシスコに大地震を起こす」というストーリー。長編だったが、一気に読めるスピーディーな展開だった。現実離れした事件なのだが、やけに現実的な設定でそこが面白い。地震を引き起こすことが出来るマシーンも実在するようで、フィクションとして読むにはあまりにリアルだった。文章量を感じさせない内容と、軽い娯楽性は満足度が高い。ただ値が高い。１８００円也。

逆に「面白いという評判が多かったので買ってしまった本」の中で、「え？これが面白い？」という疑問符が付く著作もあった。その代表が早川書房「消えた少年たち」（２６００円也スゲー高い本です）オースン・スッコト・カード著　である。確か、書評雑誌の旗手「本の雑誌」では「９０年台のBEST１００！」の第一位だったはず。しかも、椎名氏が強く推薦した本だ。

その期待もあって嬉々として読み出したのだが、内容がどうにもカッタルイのだ。消えた少年がどうしたこうしたは良いが、物語の展開がダイナミックでもないし、ドンデン返し的なものもない。淡々と続く文章にちょっと失望した。「う〜む！これが一位だなんて信じられん！」と落胆しました。これより浅田君の「蒼穹の昴」の方が良い。更に言うと９０年台じゃないけど、ダニエル親父の「アルジャーノンに花束を」の方がスゴイと思う。でも、まぁ、これは感性の問題なんだろうと思う。

多数決で言うとこの「消えた少年たち」だって「面白い」という評価なのかもしれない。ということは私は異端の感性なんだろうか。これもまた「ふ〜む！」と唸って腕組をしてしまうなぁ。この作品は時間を置いてからもう一度読もうと思うので「要再読」マークを付けて書棚に並んでいる。

３月〜現時点までの、新規購入書籍の勝敗成績　５勝７敗３引き分け　引き分けってなんだ？という質問は現在受け付けておりません。　　

先頭 表紙