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須木成の「七転び八起き」

〜むかし成田山の占い師に「あんたは大器晩成」って言われたっけ。あせらずに、一歩一歩〜

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2005-12-04 サンボマスター
2005-11-25 若いってえぇわぁ
2005-11-21 Qちゃんのインタビューに涙腺が・・・
2005-11-18 軽くヤバイ!?A
2005-11-15 軽くヤバイ!?
2005-11-09 攻殻機動隊が現実になる日
2005-11-06 千葉がつおい!
2005-11-02 「ラブソティ」が裸になると・・・
2005-11-01 カインとアベルの『デミアン』
2005-11-01 村山塊多って、知ってます?


2005-12-04 サンボマスター


とうとう師走!

今年もあっという間に最後の月に。

そろそろ年末の忘年会シーズンで、さすがになんか新曲を仕入れたいんだけど。

確か去年か一昨年か、175Rを真剣に仕込んで以来、CDほとんど買ってないし(汗)



いまひそかに時間があれば練習用に聞いているのは、サンボマスター!

それこそ去年の夏頃に深夜放送で初めて観て、琴線に触れたおのこたち。

いいぞ、叫べ若者! 悶えろ、若者! 走れ、若者! 僕もそうだった!



息子もいつ路上やるのか、今年中に次のステージがあるのか連絡ないけど、
できたら一人ででも、路上に立つ日があったらいいなと思う。



来年はサンボマスターのコンサート、息子拉致して行くべかな(爆)

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2005-11-25 若いってえぇわぁ


今日は夕方から久しぶりにお台場に。ユニバーサルデザインのシンポジウムを聞いてきました。

ゆりかもめからレインボーブリッジ越しに見た夕暮れの海は美しく、これまで早朝や深夜、何度も何度もこの橋を90ccのスクーターで渡った自分は、若くって怖いもの知らずだったなぁと、しばし感慨に浸り(笑)


写真は、ビーナスフォート?前から。

シンポの合間に煙草すってると、まわりはお若いカップル(←死語?)だらけで、風景もクリスマスでんねん。

ええね、ええね。恋せよ乙女。

そぅして、男は働け、と(爆)



いうまでもなくおっちゃんはシンポに戻り、先生方と挨拶を交わし、懇親会で出された不◎屋さんのフィレ肉とフォアグラ(なぜかユニバーサルデザイン食なんですぅ)を頬張り、キリンの一番搾りで喉を何度も潤しました(笑)。

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マイケルさん♪ そっか。アベックって言葉、ありましたよね♪ / 須木成 ( 2005-12-09 02:22 )
あるまじろさん♪ ときめきはいつでもあるんですけどねぇ、時たま間違えるし(爆) / 須木成 ( 2005-12-09 02:22 )
フィレも勿論フォアグラも柔らかかったです。って、どこがユニバーサルなのかは不明(笑) / 須木成 ( 2005-12-09 02:21 )
みーさん♪ いやいや、スクーター一つでどこへでも行けたんですよねぇ、あの頃。暖かくなったら、またレインボーブリッジ、チャレンジしてみるかな(笑) / 須木成 ( 2005-12-09 02:20 )
ねんねこ先生♪失って初めて気づくというのが、人間の業というか性なんですかね。だからこそ、がんばれ青年! / 須木成 ( 2005-12-09 02:17 )
死語は「アベック」です。「カップル」はまだ健在(のハズ...)。 / マイケル ( 2005-12-05 13:50 )
おじさんだけどトキメキも欲しいなあ。。。。時には。。。 / あるまじろ ( 2005-12-01 01:29 )
フィレ肉とフォアグラのどこがユニバーサルデザイン食なん?単に柔らかいから?おっさんの歯でも噛めるから? クリスマスかぁ・・もう関係ないし・・・遠い目 / こたろ ( 2005-11-27 02:16 )
レインボーブリッジを90ccのスクーターで!お若い!(若かった?^^;)私も学生の頃は50ccの原付でどこでも走っていったっけ。若かったな〜(^O^)・・・どこ行っちゃったんだろう?若さ?? / みー@初めまして♪ ( 2005-11-26 00:26 )
地位も名声も金も生きていた時間がもたらすもの。けれど、若さだけは二度と取り戻せない。。。。。。しかし、全ての人に平等にあったのが「若いとき」気が付くのが遅すぎるのか?気がつかんままなのか?それは、おのおのの生き方なのかしらね。 / ねんねこ先生 ( 2005-11-25 22:57 )

2005-11-21 Qちゃんのインタビューに涙腺が・・・


先日、事務所のポストに東京国際女子マラソンの交通規制の案内チラシが入ってて、おぉ、この前の道を高橋尚子が走るのねん、新スポンサーのファ◎テンの名前の入ったウェアを着て、自分で立ち上げた「チームQちゃん」の成果と自身の存在の証しを賭けて走るのねん、と思ったら、なんとなく気になっておりました。


彼女の話を聞いていると素直でいい子なんだけど、どこか宇宙人みたいなところがあって、そんなに関心があったわけではなかったのですが、地元の千葉に戻っていながら千葉ロッ◎マリーンズの優勝パレードにはトンと興味がわかず(昼前のパレードの時間は近所のいつも一杯の1,000円床屋さんがガラガラで、思わば入って髪をばっさりと刈上げ風にカットしてもらっちゃいました(笑) 床屋さん曰く、みんなパレードに行ってしまったんじゃないかと・・・)、髪を切って買い物に出かけて、午後からテレビを見ておりました


まず、Qちゃんの走りを見て、足といい腕といい、筋肉がしっかりとついていて、まずそれに驚きました。

しかし、右足肉離れというのは致命的に思えて、誰かが仕掛けるまでは動かないのではと思っていました。

第一京浜の品川あたりからは、前に僕が勤めていた会社のあった札の辻、増上寺を抜けて日比谷公園のあたりはリリースを持ってバイクで走りまわった官庁街、神田の美土代町から神保町、水道橋は学生時代に通った古本屋と塾の町、後楽園前から四谷、国立競技場まではいまの仕事のお得意先ルートと、選手が走り抜ける通りはほとんど見知った場所。

おぉ、なんやもうこんなに来てるのかと驚きながら、Qちゃんがいつ脱落するかとハラハラしながら見てました。


そしたら、、、2年前「時間が止まってしまった」という因縁の場所で、しかも同じように自分から仕掛けていくQちゃんがいました!

負けん気が強いと言ってしまえばそれまでなのかもしれませんが、この時点で僕の涙腺は緩みはじめていました。レース後のインタビューで、「オセロの黒を白にひっくり返すように」と語っていましたが、まさに鬼気迫るような人間の崇高な意思を感じました。いつ症状が暴発してもおかしくない肉離れのほうが、逃げていってしまったのだと思います。


レース後のインタビューでは、言葉を選びながら沿道に詰め掛けたファンの方々やチームQちゃんの面々、そして恩師の小出監督への謝意を口にしていましたが、「暗闇にいると感じている人、悩んでいる人がいたら、1年後でも3年後でもいい、目標を持って毎日を過ごせば、誰にも24時間という平等の時間が神様から与えられているということ、そんな毎日を大切に生きること、勇気を、今日、贈ることができたならうれしい」というような話をして、僕の琴線はプツンと音を立てて切れました。

さっきこの発言の正確な記録を確認したくてスポーツ紙を検索したのですが、ありませんでした。ただ、この2年間、オリンピックに出られなかったことはもちろん、怪我は重ねるは、メインスポンサーは会社更生法を申請するは、陸連からは強化選手としてSからBにまで降格させられるはで、心中、察するに余りあるような事態が続いていたことを知り、なおさらのこと、今日の言葉が胸にしみました。

Qちゃんは、なんかひとまわりもふたまわりも大きくなったみたいです。
僕も負けないようにもっともっと大きくなりたいと思いました。


↑子供の感想文みたいな〆になっちまってすんまっせん(笑)

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ベルさん♪ やっぱ、涙しました? あのコメントは、ホント最高でしたよねぇ〜 僕もファイテンつけてがんばんべ♪ / 須木成 ( 2005-12-06 04:05 )
あぁ、私も涙した一人です・・・コメントが最高でしたね〜北京でも素晴らしい優勝コメントを聞いてみたいですね(^_^)v / ベル ( 2005-11-27 20:10 )
揚水さん♪ いやいや、そーいうこと(笑) / 須木成 ( 2005-11-25 22:52 )
あるまじろさん♪ そそそ、決して強くないのに、自分自身の壁に立ち向かう姿が美しいんだと思いました(まる)笑 / 須木成 ( 2005-11-25 22:49 )
ねんねこ先生♪ そそそ、北京は実際問題ラストチャンスだべ。あんだけの選手、有無を言わさず出してやればいいのにと思うけど、そうはイカの筋肉質なんだろうなぁ・・・ / 須木成 ( 2005-11-25 22:47 )
まーこさん♪ 生はよかったですよぉ(笑) なんかね、試練が人をより強くするというのが、ひしひしと伝わってくるようなレースで感動しました! / 須木成 ( 2005-11-25 22:45 )
今朝(日付は昨日ですが)、東海ラジオ(ローカルですなあ)で、図書館でイチローの事を書いた本を借りようとして貸し出し中で一週間待ってやっと読めて、僕もイチローのようになりたい、と〆た小学三年生の男の子の作文が紹介されていました。なかなかよい作文でした。あれ、俺は何が言いたかったんだろ? / 揚水 ( 2005-11-24 00:07 )
人それ自体はけして強くないのに美しく立ち向かう人だけが多くの人達の心を強くしてくれるのだなあ。 / あるまじろ ( 2005-11-21 23:57 )
あ〜〜 アタシもライブで見たかったよぉ〜 いがったねぇ〜いがったねぇ〜とついホロリ。オリンピックさ、出してやりたいねぇ。 / ねんねこ先生 ( 2005-11-21 16:40 )
ネットで夜中Qちゃんのニュース見て、しまった今日だったか!と後悔・・見たかったよぉーー。私マラソン好きなのよ・・あの駆け引きが。ダ・・は『面白くない』そうだけどね。うっうっぅっ、生で見たかったぁーーーーー / まーこ ( 2005-11-21 10:09 )

2005-11-18 軽くヤバイ!?A


年末が近づき、何かと仕事が忙しくなってきて、EMSでおなかをプルプルさせながら企画書を書いていたらもうこんな時間に(泣)


今年ももうひと月とちょっとで終わってしまうんだよねぇ。

母親が退院して元気になったのはうれしいけれど、最近はいろいろ注文の多い料理屋さんになってて、大変。

って、迷惑かけているのは僕の方なんだけどね。



先週末に、鴻上くんの「トランス」を息子と観てきた。

彼の本は実は大好きで、どうしてこんなしょーもない恋愛ばかり重ねているんだろうとシンパシーを感じつつ、第三舞台のチケットはなかなか手に入らず、生の舞台を観るのは初めてだった。


息子曰く「結構良かったジャン♪」




さぁて、明日はどんな風が吹くのやら。

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あるまじろさん♪ ホントみんな、よくぞ覚えて、よくぞ噛まない、って感じでした。野田さんとかは超絶でしょうが、とにもかくにも、お芝居はいいですね。 / 須木成 ( 2005-11-25 22:44 )
鴻上さんの芝居は何度か演じたこともあります、演劇を始めたばかりの頃に。超絶に難しいセリフの連続でとてもまともに演じられませんでした。それをやっちゃうプロって改めてスゴイっすね。。。 / あるまじろ ( 2005-11-19 00:03 )

2005-11-15 軽くヤバイ!?


◎5歳を越えてからというもの、食事の量がめっきり減った。先日も、お昼の半チャンラーメンを食べてて苦しくなって、愕然とした! 量がとにかく食べられなくなったし、お酒も心なしか弱くなってる。

なのに! 体重は増加傾向に向かうって、どういうこと???


やせてもないけど特別太ってもいない、いわば標準体型を社会人になってからずっと保ってきていたのに、この夏から3kgも体重が増えてしまった。


で、近くのフィットネスクラブも見学してきたのだけれど、昔、六本木のお洒落なクラブに入って見目麗しき女性の方々に混じってエアロビクスの教室に参加して、まるでステップがついていけなかったトラウマがまだ心の奥底にジーンと残っていて、踏ん切りがつかなかった。今度入るときは筋トレ主体のコース、と思っているのだけれど、それはそれで軟弱な私目にははるか遠い世界。


で、買っちまったんよ、楽天で、また、EMSマシーン!


これだとキーボード叩きながらでも腹筋が鍛えられて、チョー楽チン。
しかも今回はジェル不要、安心の日本製ってことで、ここ2週間ぐらい、毎日愛用!

気のせいか、軽い筋肉痛を感じて、普段、街を歩いているときもなんとなくおなかに力が入っているような気が(笑)

先日はこれをしたまま寝入ってしまって、朝起きたらジェル不要のパッドがサロンパスのようにまるまっててチョー焦ったけれど、それ以外は順調!


これは腹筋、二の腕、ふともも、お尻、背中、バストとか、それぞれの筋肉の性質に合わせてモードを切り替えられるのも魅力♪

半年後には、目指せ、高校・大学時代のベスト体重! でがんばるっす!

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ねんねこ先生♪ なんか気持ち、おなかの周りがすっきりしてきたかなと・・・ ただ、食べたあとは一緒なんだよね(爆) / 須木成 ( 2005-11-25 22:42 )
あるまじろさん♪ なかなか戻らないんですよね、食は細ってるのに(泣) / 須木成 ( 2005-11-25 22:41 )
低周波でピッピッとかいうヤツ?・・・・・・・・・なんの根拠もないという医者もいて・・・ −−; / ねんねこ先生 ( 2005-11-20 09:52 )
ベスト体重、目指したいモノですね。 / あるまじろ ( 2005-11-17 23:33 )
ほのぴ〜さん♪ ↓同じく・・・ / 須木成 ( 2005-11-16 23:17 )
太るいっぽうのわたし・・・・ / ほのぴ〜 ( 2005-11-16 20:08 )

2005-11-09 攻殻機動隊が現実になる日


アニメーションの仕事をしている関係から、押井守監督の「攻殻機動隊」は何度も見ていた。

原作は士郎正宗。脳だけを残して他のボディはすべてマシーン、つまりサイボーグ。首の後ろにコネクターがあって、そこからインターネットの世界にもダイブできる。このアニメを見て、なんとか兄弟が「マトリックス」を創ったというのは有名な話。


昨夜見たNHKスペシャルでは、日本の知性を代表する立花隆さんが、身体の一部を機械に置き換え、脳が機械と直接つながったシステム・サイボーグの最前線を取材していた。SFの世界の話だと思われていたサイボーグが、いま、現実のものになろうとしているという。

衝撃だったのは、『今までの「脳が筋肉を動かし道具を使う」という信号の流れを根本から覆す、「脳がコンピュータを動かし道具を使う」という回路を作り出すことに成功しました』というくだりだ。米国のジョン・シェーピン教授が1999年に発見したこと原理は、いまやアメリカの軍事機関DARPAや国防総省によって多額な資金的な援助がなされ、考えるだけで動く兵器を生み出そうとしているといいます。

サイボーグは、あくまでも身体の延長が機械に置き換わるということですが、脳内の電気信号がコンピュータのネットワークを介して世界につながるということは、人間の身体性という制約をダイブするということです。


かの「攻殻機動隊」のラストも、まさに身体性をマシーンという延長に留めることと、脳内世界を電気信号を通じて世界に拡張しようとする誘惑との戦いと融合で終わっています。

私たちは本当にどこへ行こうとしているのか。


ただ、1960年代後半から、ARPA-NET(確かこんな名前)と言う名の分散型の世界をつなぐネットワークシステムに対する研究が米国の国防総省の予算によって進められ、それがわずか20年程度でインターネットという名に代わって世界を席巻したのと同様に、90年代後半に生まれたこのシステムが、10年、20年後に世界的な潮流となって私たちを飲み込む可能性は否定できないと思います。

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揚水さん♪ りっしんべん、基本っすよね♪ / 須木成 ( 2005-11-16 23:15 )
マイケルさん♪ どんでん返し、なかったっす!  / 須木成 ( 2005-11-16 23:15 )
ねんねこ先生♪ TVの買え替え? やっぱり安くて手軽でいいのは楽天かなぁ。それか地元の電気屋さんかの、どちらかでしょうね。 / 須木成 ( 2005-11-16 23:13 )
海月は一昨日43歳になりました。僕は後八日したら35歳になります。それでもまだ青春りっしんべん(←わかります?)真っ盛りでっせ。攻殻機動隊は買わなかったですね。それ以前、かな、アップルシードその他はようけ買いましたが。 / 揚水@熟女好き? ( 2005-11-11 20:57 )
ビデオに録って、まだ途中までしか見ていないんですが、「脳がコンピュータを動かし道具を使う」というくだりがあまりにも荒唐無稽過ぎて、「最後にどんでん返しがあるんじゃなかろか」と思ってます。(笑) / マイケル ( 2005-11-09 19:30 )
こういう情報文化の変化の早さと未だにパソコンはおろかATMを使えない人もいる。というギャップになにか空恐ろしさのようなものを感じる私です。さて、壊れてきたTV買い替えはドレにしたらいいのかしらん? / ねんねこ先生 ( 2005-11-09 17:23 )

2005-11-06 千葉がつおい!


今日は生まれて初めて、サッカーをなまで観戦してきましたですよ。ナビスコカップの決勝戦。先月、○リーグさんのお仕事をさせていただいて、招待券をいただいた。

早速、出不精の息子を無理やり連れて国立競技場へ。おぉ、ここがサッカーの聖地か。


行ってみるとセンタースタンドのほぼ中央、前から10番目ぐらいの良席で、グラウンドの近さにまずびっくり(◎o◎)

そして、左手のスタンドは、とにかく黄色一色のジェフ応援団。右手は、濃いブルーのガンバ応援団がみっしり(←表現悪いけれどそんな感じ)! そのカラフルで大音量の応援合戦だけで、いやがおうにも期待感が高まる。

隣には、一緒に仕事をした二組の夫婦が、それぞれ小さな子供を連れて観戦している。ムスッとしている息子を尻目に、小学校低学年の女の子は、もう大きな声で選手の名前を連呼して、応援団と一体になってるし(笑)


やっぱりなまはえぇわぁ、なんて思いながらゲームを観る。なまのスポーツ観戦は、長州力がいた頃のプロレス以来か?


って、それは何年前の話で、プロレスはスポーツか、なんていう突っ込みはなしで、あっという間の延長、そしてPK戦で、ジェフユナイテッド千葉が勝利♪

なんちゃって千葉県民としては、とてもうれしい。

って、知ってる選手はガンバの宮本と大黒だけだったんだけどね(爆)


今年プロ野球で日本一になった千葉ロッテマリーンズもジェフユナイテッド千葉も、歴史はあっても最近はずっと弱い、観客動員数も低迷、というのを、外国人監督が入ってから変えていったみたいで、そのへんがおもしろい。ジェフの監督は、勝利後のインタビューもユニークな方でした。

同じ千葉県民として、見習わなくちゃね♪

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ほのぴーさん♪ スタンドから向かって左が黄色と緑で、右が青一色でした! 見事な色分けでした。 / 須木成 ( 2005-11-16 23:07 )
すごい!^見事に色分けされてるんね。 / ほのぴ〜 ( 2005-11-06 18:34 )

2005-11-02 「ラブソティ」が裸になると・・・


調子に乗って青春回帰第四弾♪


何の間違いか気の迷いか、ヘッセにかぶれてドイツ文学科に入ると、そこは女性の花園でした(爆)

右を見ても左を見ても、女の子ばかりの教室。確か男子が9人に女の子が50人前後。
幼稚園からずっとこの学校、みたいな女の子も3分の1ぐらいいて、田舎者の、しかも一番肝心な思春期の時期に男子校で婦女子に一切触れずに来てしまった僕は、目が泳ぐというより目の置き所がなくて、ついつい下ばかり見ていた。


まぁ、その夏のクラブの合宿で、ちょっとした青春の思い出はあったのだけど、それはその夏に流行った永ちゃんの「時間よ止まれ」のメロディと一緒に止まってしまって・・・


で、肝心の青春回帰はRCサクセション♪

確か大学に入った前後にこの「ラプソディ」が販売になった。

その頃は「ぴあ」がもうあって、春休みと夏休みは、首都圏の学園祭で開催されるRCのコンサートには、たぶん、ほとんど行っている。いまでいう追っかけのはしりのはしくれかもしれない。

大きな箱でちゃんとやるコンサートは、チケットを取るのが大変なのと料金が高いというネックがあったが、丹念に探せば学園祭は格安で会場の雰囲気も自由だった。

数年前にレインボーの札幌コンサートで女子高生の方がステージ下に殺到した観客に押されて倒れ圧死するという事故があって以来、普通のコンサート会場では立ち上がることも禁止されているような(立ち上がるだけで警備員が座れと駆けつけるような←いまでは想像もできないだろうが)状況で、それに比べるとパイプ椅子だけが並べられた学園祭のコンサートは、立ち上がろうが踊ろうが、そんなに注意されるということはなかった。

とにかく、学園祭のコンサートにはずいぶん行った。いまにして思うとかなりの割合で女子大が多かったのだけど、何にも観ないで立ち寄りもせずに帰ってしまっていた。あの頃にもう少し視野が広ければ、きっといまとは違った人生を送っていたのかもしれない(笑)♪


つい最近、その「ラプソティ」の音源が見つかって、「ラプソティ・ネイキッド」というCDが発売された。まだ買っていないけれど、きっと買うんだろうけれど、きっとあの頃に僕が聞いた音とは違って聞こえるのだろうこともわかっているのだけれど、それはやっぱり聞いてみたい。


いま息子がはまっているラップにしろ東京事変みたいな音源にしろ、いまこの言葉とこの音しかない、みたいな時代とのシンクロニシティ、共時性を共有する機会に邂逅できるということはしあわせなものである。






いま、僕の課題は、いまという時代に、僕自身が、どう、時代と共振するのか、することができるのかということも、わかってはいるんだけどね。

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ほのぴーさん♪ まじでもったいなかったのかも・・・ / 須木成 ( 2005-11-16 23:06 )
しかしまっすぐ脇見をするよゆうがなかったのか若かった頃ちともったいないことを。 / ほのぴ〜 ( 2005-11-05 06:24 )

2005-11-01 カインとアベルの『デミアン』


調子ずいて、青春回帰第三弾♪


交換日記までしてた中原中也好きの女の子に中3の秋に振られて(爆)、
高校時代は男子校ということもあり、図書館が唯一安らげる場所だった(爆々)。

そこで魂を震わせて読んだのが、ヘルマン・ヘッセの『デミアン』だった。

「鳥は卵の中からぬけ出ようと戦う。卵は世界だ。生まれようと欲するものは、一つの世界を破壊しなければならない。鳥は神に向かって飛ぶ。神の名はアプラクサスという」


ここで、エミール・シンクレールという主人公の純朴な青年(この本が発売された当初はヘルマン・ヘッセという名前を出さずに、このエミール・シンクレールという名前で出版された問題作であった)は、聖書に記された「カインとアベル」の物語の新解釈を謎の青年、デミアンから聞く。わかりやすく言えば、善と悪の解釈を置き換えるということか。アブラクサスとは、善と悪を統合する神のこと。

僕はその後、ニーチェとかにもかぶれて、気がつけばドイツ文学科などという就職には百害あって一利なしの学科に行くことになってしまうのだが、そのことは置いといて、、、


早い話が、純朴で紅顔な青年(私)は、失恋の痛手に加えて、ようやく世界が一様ではないことを10代後半になって知ることになる(笑)


松岡正剛氏が、「千夜千冊」という途方もないサイトで、こんな話を紹介していた。

田口ランディが「やっぱりデミアン読んでいたら、そういうことになりますよ」と言った。そういうことというのは、"others"とか"there"に関心をもつということをいう。

「そりゃあデミアンを読んでいた少年少女ならパソコンに夢中になりますよ」、そう、田口ランディは断言したのだった。


これはつまり、「他者」とか、「ここより他の場所」という意味だろう。確かに僕は、そんな何かを探しながらいまもここにいるのかもしれない。いまだにブルース・スプリングスティーンの「ボーン・トゥ・ラン」は英語もどきで歌えるし、じきにビート・ジェネレーションの文学にもはまったし(笑)


しかし、この本のタイトルを聞くと、いまでもあの高校の図書館の、二階まで吹き抜けのようになっている室内のたたずまいと、窓から差し込む木漏れ日の陰影を思い出す。

先頭 表紙

さらりしゃん♪そそそ、デミアンははまりますよね! この文庫の水色を見るとヘッセを思い出してしまいます。 / 須木成 ( 2005-11-16 23:05 )
デミアン・・・そうだった。おまけに パソコンに夢中になってもおかしくないとは / さらり ( 2005-11-03 07:53 )

2005-11-01 村山塊多って、知ってます?


青春回帰、第二段♪


実は僕は色弱で、加えてデッサン力もなにもあったもんじゃないのですが、
高校から大学にかけて、結構、絵を描いていました(笑)

ほとんどが好きな写真家のモノクロ映像を木炭で模写した裸婦像(爆)でしたが、
その後にパステルや水彩で色を重ね、色彩だけは強烈で、朱色とオレンジと紫と黄色で輪郭を描いていました。

そんな僕が、一番強烈にシンパシーを感じた画家が、村山塊多という人で、詩人でもありました。


ためらふな、恥ぢるな
まつすぐにゆけ
汝のガランスのチユーブをとつて
汝のパレツトに直角に突き出し
まつすぐにしぼれ
そのガランスをまつすぐに塗れ
生のみに活々と塗れ
一本のガランスをつくせよ
空もガランスに塗れ
木もガランスに描け
草もガランスにかけ
魔羅をもガランスにて描き奉れ
神をもガランスにて描き奉れ
ためらふな、恥ぢるな
まっすぐにゆけ
汝の貧乏を
一本のガランスにて塗りかくせ。
            (村山槐多「一本のガランス」) 


週末、久しぶりに塊多の全集(詩や手紙など)や画集を眺めてすごしました。


ちなみに、信州上田の無言館の近くのデッサン館で彼の絵がまだ見れるみたいです。

先頭 表紙

揚水さん♪ おっ! ご存知でしたかっ! して、揚水さんはどんな絵を? 海月さんも絵を描いたりされるのかな? / 須木成 ( 2005-11-03 00:09 )
こたろさん♪ おっしゃるとおり! そのための回帰です(←怪奇だったりして・爆) 年度後半はそのための助走っすね。 / 須木成 ( 2005-11-03 00:07 )
知ってます。知ってますが、苦手でした。嫌い、というのとはまた違って、「自分にはこういう風には絶対に描けないな」という苦手意識ですね。とかく強烈鮮烈な画面、というイメージがあります。 / 揚水 ( 2005-11-01 18:22 )
名前は知らないけどこの絵は見たことがあるよな。。。「大切なのは変わってくこと、変わらずにいること」とある歌のフレーズにありますが、回帰も結構じゃが今の須木成さんが描く絵の方が私は見たいです。絵筆を持って描く絵でなくね。 / こたろ ( 2005-11-01 09:22 )

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