2005-06-08 （ネタバレあります）「キングダム・オブ・ヘブン」と「ミリオンダラー・ベイビー」
2005-06-06 以心伝心
2005-06-05 蛍
2005-06-04 つわぶき
2005-06-03 困った
2005-06-02 スープカレー
2005-06-01 片付けの神様がやって来た
2005-05-31 空室あり
2005-05-29 「炎のメモリアル」と「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」
2005-05-28 パレードサイダー

レディースデーなので今日も映画を観てきました。
今日は「キングダム・オブ・ヘブン」と「ミリオンダラー・ベイビー」の２本。
どちらも劇場で観たかった映画です。

「キングダム・オブ・ヘブン」はリドリー・スコット監督作だけあって迫力ある映像でした。
聖地エルサレムを巡っての争いがこの物語の時代から1000年経った現代も続いているという。特に信仰心のない私には理解しがたい事だけれど、映画の中でエルサレムについて「なにもない。だがそれが全てだ。」という言葉が表しているのだろうか。
それにしても仮面をかぶった王をエドワード・ノートンが演じていたとは。最後まで全然気付かなかったわ〜。映画の後友達に聞いてびっくりしました。

「ミリオンダラー・ベイビー」はやはり、重く、深いストーリーでした。親と子の行き違う愛情とか、人生で挑戦する事の意味だとか、尊厳死だとか様々なテーマが織り込まれ観る人によって色々な感じ方が出来る映画でした。
哀しい結末ではあったけれど、死というものは人生を全うした老人にだけ訪れるものではなく、老若男女・病人・健康体問わずやってくるものである以上、短い期間ではあっても与えられたチャンスを掴み、自分の人生を全うしたマギーの最期は自分の人生に満足できていたのではないかと思いました。
尊厳死を選んだ時のマギーの心情は絶望、現実からの逃避ではなく、最後まで自分の人生の主導権を持ちたいという気持だったように思うし。
最期の時が近づいた時に後悔ばかりが思い浮かぶ事の無いように、人や世間の評価ではなく、自分自身で満足いく毎日を送れたらいいけれどと思ったのでした。

長めの映画を立て続けに２本観たら、お尻や背中が痛くなりました。
私が中・高生の頃って２本立て上映も結構あったけどな〜。まぁ１本１本の映画が短かったんだろうけど。
あの当時は入替もなかったから、友達と好きな俳優さんの映画を朝から夕方まで何度も見続けたりして。。。
映画館を出て背中を伸ばしながらそんな事を思い出したのでした。

先頭 表紙

買い物に出かけて夕食の材料は用意していたものの、何となくキッチンに立つ気分になれない日だった。何か手の込んだ物を食べたいけれど、自分で手の込んだ物を作る気分ではない。
そんな中、７時頃にダンナから帰るコールがあり「何だかさ〜。今日はインド料理が食べたいんだよね。タンドーリチキンとかカレーとか、ナンとか。どっかに食べに行かない？もう食事の支度しちゃった？」と提案があった。
何と！まるで私の心を見透かすような！
阿吽の呼吸、以心伝心とはこの事だわ！！
と飛びつきたい気持だったが、家計を預かる身として一応悩むフリをする私。
「えぇ〜。どうしよう。無駄遣いしちゃっていいのかなぁ〜」
しかし声が上ずっていて嬉しさを隠せてない。ダンナにもバレていた。
「声が笑ってるよ。すっかりその気なんでしょ（笑）家に帰るまでに近くのインド料理屋さん調べといて」

ダンナが帰ってくるまでの間ネットで色々検索したが、家の近所には良さそうなインド料理屋さんが見つからない。結局天神や大名のインド料理店の連絡先をメモして帰ってきたダンナの車に乗り込んだ。
天神までは行きたくないって言い出すかもね〜と一抹の不安を抱えていたが、都心嫌いなダンナもインド料理への欲求に負けたらしく、以前行って美味しかった「サーガル」を目指して大名に行った。
店に着いてみると何と取り壊されていてなくなっていた（T▽T)
２人とも心底ガッカリしたが、インド料理を食べず帰る訳には行かない。メモっておいた天神の「スラージ」を探す事にした。
天神の水鏡神社脇の路地に小さな飲食店が何件かあって「スラージ」もそこにあった。ダンナは「こんな所があったんだねー」と感心している。私もこの路地に入ったのは初めて。
間口の狭い小さな店だったが、お客はそこそこ入っている。
そしてようやく私達は念願のインド料理にありつけたのだった。
タンドリーチキン、シシカバブ、チキンカレー、野菜と海老のカレー、ナン…お腹いっぱいインド料理を堪能しました。
カレーは少し辛口希望で３倍の辛さにしてもらったけど、５倍でも良かったかも。焼きたてのナンもパリパリもっちり。時々スーパーでナンを買って食べるけど、やっぱり味が全然違うわ〜
どのお料理もとても美味しかった(*＾＾*)
飲み物も入れてお会計は5000円少々。お値段もまずまず。
家の近くだったらもっと良いけど。
またインド料理が食べたくなったら来ようね♪と満たされた気持で家路についたのでした。

先頭 表紙

この季節、自宅から車で15分位の小川では蛍が見られます。
そろそろ見られるかね〜と夕食の後でダンナと蛍スポットに出かけてみると、去年と同様に無数の蛍の光を見る事が出来ました。
田んぼと雑木林に囲まれた真っ暗な場所なので、見えるのは青みがかった緑色の蛍の光のみで、聞こえる音はサラサラと流れる小川の音と、鈴虫のような虫の声のみ。ちょっと非現実的で、幻想的な初夏の風物詩を楽しんだのでした。

都会では蛍が生息できるようなキレイな水が流れる小川や草木もないし、蛍の光を楽しめるような暗闇もない。
しばらく暗闇で蛍の光を楽しんだ後、車を止めていた道路に戻ったら自動販売機の明かりがギラギラと目に刺さるように眩しかった。
街中にいると自動販売機の明かりを眩しいなんて思わないもの。
日々の便利さと引き換えにこういうゆったりした気持ちや時間を失くしているんだな〜とガラにも無く思ったのでした。

何とか蛍の写真を撮りたいと思ったけれど、全然映りませんでした。
やっぱりこういうのは心に焼き付けるものなのね(^^;)

先頭 表紙

福岡に来て初めて目にした野菜に「つわぶき」があります。
春頃にスーパーや八百屋さんに出回ります。
小指くらいの太さの15ｃｍ位の緑色の茎が10本位束になって売られています。
最初は「ふき」を方言で「つわぶき」と呼んでいるのかと思っていましたが、会社のおば様に聞いたところ別物なのだそうです。
確かに「ふき」には真ん中に穴があるけど、「つわぶき」には穴は無い。

折角なのでつわぶきを食べてみる事にしました。
ネットで調べたレシピではきんぴらや煮物もありましたが、油との相性も良いらしい。ビールに合いそうなので、今回はベーコンとの炒め物にしてみました。

取れたての「つわぶき」は皮むき、アク抜きが必要だけれど、スーパーに出回っているのはもう下処理は終わっているとの事。
ネットのレシピに従って一旦お湯で湯がいてから、斜め切りにしてベーコンと炒め塩コショウで味付けしました。

出来上がったものを味見してみると、少しだけホロ苦さと蕗のような香りがあって美味しい。シャキシャキした歯ごたえも良い。
ベーコンとも好相性♪
ビールにも合う合う♪♪
ただ、ちょっと外側の部分が筋っぽくて、口の中に繊維が残る感じがする。。。
私が買ってきたつわぶきは本当に下処理済みなモノだったのかと心配になったけれど、あくも出なかったし、きっとこういうものなのね。

私としてはアリな食材で、きんぴらや油揚げとの煮物にしても美味しくいただけそうだと思ったけれど、ダンナはこの味も食感も苦手そう。。。
出張先で美味しい物を食べてるであろうダンナの顔を思い浮かべたのでした。
つわぶき料理はダンナの留守限定かな〜。

先頭 表紙

今日は旦那を送り出し、まず洗濯。
ところが洗濯中に洗濯機がピピピピといつもと違う音を出して止まってしまった。
取説を見ても表示されたエラーメッセージは書かれていないし、電源を入れなおしてリセットしても状況は変わらないので、メーカーの修理相談室に９時になると同時に電話を入れた。
状況を説明すると電気系統のエラーで、部品を交換しないと直らないらしい。
いつ修理に来てもらえるのか、保障期間は過ぎちゃってるけど修理にいくらかかるのか…と心配になったが、修理は今日中夕方までに、費用は今回の故障は無料で対応してくれるとの事。
すぐに対応してもらえて助かった♪

そして夕方。作業しやすいように洗面所のタオルラックを別の部屋に移動し、修理の人を迎える準備をしていると、電話が鳴った。
「今近くまでは来てるんですけど、そちらの場所がちょっと判らなくて」と修理のお兄さんからの電話だった。「今いるのは○○西２丁目なんですよ〜。」
…え〜っと。それ、どこ？？(￣(エ)￣)ゞ
辛うじて自分の住所はわかるけれど、それ以外の住所の位置関係なんてさっぱりわからない。。。
私ったらものすごい方向音痴なのよねぇ。
しかも距離の感覚も無い。100ｍがどれ位の長さかって言えないもの。
恥ずかしい話だが時々「右」と「左」さえ間違える。
東西南北なんてもちろんわからない。
そんな私が電話で道の説明なんて出来るわけが無い。
困った(；-＿-；)

私が困っているのが判ったのか、お兄さんは自力で探すことにしたらしい。マンションの外観の特徴をとりあえず説明したら、10分位で何とかたどり着いてくれた。
洗濯機も修理してもらって、無事復活。
修理のついでに使い方で疑問だった事とかも教えてもらえたし。
よかったよかった。

しかしこういう地理的、方向感覚的な事は本当に困るわ〜。
映画スターの名前や、食べ物屋さんの名前なんかはすぐに覚えられるのに、どうして通りの名前や場所や方向が覚えられないかな。
次に引越す時には、郵便局や警察や学校など目印になる建物の近くがいいのかも。

先頭 表紙

今日は先日の検査の結果を聞きに病院に行きました。
結果は良好。この結果、病気の治療は６月末で終了できる事になりました。
今後も経過観察は必要だけれど、とりあえずひと山越えた事になるのかな。

前回は超長時間待たされたので、今日は文庫本１冊と雑誌１冊を持参しいくらでも待つぞ体制をとっていましたが、今回は結果を聞くだけだったし、混み具合も普通どおり。受付してから病院を出るまで２時間弱で済みました。

１２時ちょっと前に病院を出られたので、お昼ごはんは前から行ってみたかったスープカレー屋さん「フェンネル」でチキン野菜スープカレー780円を食べました。
私はスープカレーを食べるのは初めて。
注文すると小鍋にカレーを入れ、下茹でして縦半分に切った人参と、既に何かで煮込んだらしき鶏肉の塊りを一つ鍋に投入。カレーが煮立ったところで皿に移し、素揚げした茄子とピーマンをトッピングしてました。
スープ皿にカレー、平皿にご飯と別々に盛られてテーブルに並んだのを見て、どう食べようかちょっと困惑していると「スプーンにご飯を乗せ、それをカレーに浸して食べて下さい」と説明してくれました。

お味の方は…サラサラしたスープだけあって普通のカレーライスのような脂っこさは無く、色々なスパイスや（形は無かったけれど）玉葱などの野菜類が溶け合い程よく調和した味でした。
スープカレーというのがそういうものなんだろうけど、具の野菜がカレーで煮込まれていないので味が馴染んでいないのが私には物足りない。
やっぱり私は普通のカレーライスが好きかな〜。
何だかＴｏｐｓのコッテリしたカレーが食べたくなっちゃいました(^^;)
残念ながら福岡には店舗がないのよね。

先頭 表紙

denkoさんの日記に触発されて私にも小さなお片付けの神様がやってきたようです。
大掃除をしなくちゃなーと思いつつどうしても重い腰が上がらなかったのですが、うちにも不用品があったかな？と軽い気持で押入れやクローゼットを覗いてみると、今まで押入れに死蔵していた品物が出て来る出て来る。
不用品を出すと、収納スペースにも余裕が出てきます。

今までは物を処分せずただ整頓しようとするだけだったので、とりあえずパズルのように収納スペースに物を出来るだけ詰め込んでいました。そうすると結局使い勝手が悪くなるのよね。
大掃除をするとすっきり整頓されたように見えても、半月〜１ヶ月でまた雑然としてくる。
それは、物が取り出しにくい・しまいにくい→使った後しまうのが面倒になりその辺に放置する→家の中が雑然とする。
という状態だった事がわかってきました。
今更だけど収納スペースはある程度空間に余裕があった方が使いやすい！と実感しました。

気合を入れて一気に全部を片付けると言うのではなく、今日はここやってみようかというペースでボチボチと進行してます。
家の中の贅肉を落としたら、私の贅肉も落ちないかしら〜♪等と考えつつ不用品を処分する私なのでした。

先頭 表紙

雛誕生を楽しみに待っていたうちのマンションの燕の巣ですが、巣を撤去される事は無かったものの、卵が生まれることも無くいつの間にか引越ししてしまったようです。
もともと、昼間はいつも留守で夜遅くに寝に帰ってくるだけ（のように見えた）燕夫婦。ここ暫くは夜も姿を見かけませんでした。
可愛い雛の姿が見られるのを楽しみにしていたのでとても残念。

ダンナは「奥さんに逃げられたかね（＾ε＾） 」
私は「詮索好きな近所の人（←私達夫婦）に子供はまだ？とせっつかれて嫌気がさしたとか(≧ω≦)ｂ」
と勝手な想像で盛り上がる私達なのでした。

空き家になった燕の巣です。

先頭 表紙

新聞屋さんがシネコンのペア券をくれたので日曜日の午後ダンナと映画に行ってきました。
シネコンで上映されているものだったらどれを観てもＯＫだったので、ダンナの希望で「炎のメモリアル」に決定。
人命救助中に建物の爆発により瓦礫の中に閉じ込められた消防士が、消防士としての人生を回想するなかで、彼の消防士という仕事に対する思いや危険と隣り合わせな仕事をする彼を心配しつつ支える家族、そして互いに助け合う同僚達の姿を描いたお話しでした。
久しぶりに直球ストレートって感じのお話を観た気がしますが、変にドラマチックなエピソードで盛り上げるよりも、心に響く作品になっていました。

ただ、隣の席のご夫婦の喜怒哀楽の表現が激しくて。
可笑しいシーンでは夫婦で膝をたたきながら大声で「わっはっは！」と笑うし、びっくりするシーンでは「あぁぁっ！」と声をあげるし。
クライマックスのシーンでは奥さんはハンカチを当ててずっとすすり泣いているし(￣Д￣;)
ちょっと落ち着きませんでした(^^;)

そして夕食後ダンナがゴルフの練習場に行くというので、私はまた映画館へ。
ポイントが貯まって無料で１回無料で観れるので「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」を観ました。
ジム・キャリーがまさに怪演。原作のお話しは読んだ事は無いけれど、子供の頃良く読んだ物語の世界を思い出し、懐かしい気持で楽しみました。

映画終了に合わせてダンナと合流し、帰りにスーパー銭湯で汗を流して１日を締めくくったのでした。

先頭 表紙

買い物に出かけた途中の小さな和菓子屋さんを覗いたら店先でラムネやコーラと並んでこんなものを売ってました。
福岡市の菊水飲料株式会社製「パレードサイダー」
初めて見て珍しかったし、レトロなデザインが面白くて、１本買ってみました。
味は三ツ矢サイダーより少し炭酸がきつくない感じかな。
１本１１０円でしたが、壜を返しに行くと２０円戻ってくるそうです。
そういえば、私がまだ子供の頃はまだペットボトルのジュースなんて無くて、ジュースは壜か紙パック。壜を返しに行くとお金をもらえたのを思い出しました。
この記憶ってある世代以上なんでしょうけど(^^;)
ジュースを飲みながら子供の頃の事を思い出したのでした。

先頭 表紙